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ゴブリンスレイヤーの記事 (13)

ぶるがり屋 2019/01/03 03:15

先週のアニメ感想 土曜分 20181229

ゴブリンスレイヤー 12話最終回
の感想ですよー。


ゴブリンスレイヤー 1 (初回生産限定) [Blu-ray] [Blu-ray]
梅原裕一郎
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2019-02-20

ゴブリンスレイヤー

 ゴブリンロード、前回はゴブスレさんに完封されるだけのカマセ役でしたが、その進化スピード、人間にとっての絶対悪存在だと彩られた、見事なラスボスでした。
チャンピオンより白兵能力は低いそうですが、それでもゴブスレさんより強いですし。

 しっかりゴブリンの巣を潰して女性たちを救うとか、ゴブスレさんが死にかけたチャンピオン相手に快勝だった槍使いとか重戦士&女聖騎士とか、ゴブリン相手に初めて勝てた若い剣士とかの対比もまた複層的で面白いなぁ。
 村々を地道に救い守ってきたゴブスレさんの偉業が、近しい仲間たちだけでなく、世界を救う勇者にとっても大きな意味を持ってることも。
 アマゾンさんももっと出して欲しかったけど、今回は「今夜の私は金貨5枚の女よ!」だけぽかったですね(笑

 防御魔法を捕縛&攻撃に使うゴブスレさんの知恵を色々な意味で上回る神官ちゃんの明日が期待出来るも怖いですよ(笑
一番の理由は、いつも無茶するゴブスレさんの回復の為だと思いますが。

 故郷も家族も夢も何もかも失った少年が、復讐にもがいて苦しんで大人になって、それでも積み上げてきた日々が彼を救って、家も仲間も、そして夢をもう一度手に入れたのですね。
最後の、心からの、ひそやかな笑顔が最高でした。
 ただ、「信頼していた」だの一枚だけの金貨渡すだの、この天然女殺しなのはどうかと思うよ!(笑

 依頼書を取ってのエピローグ最後は「ゴブリンだ」で締めて欲しかった(笑
「ゴブリンか」「ゴブリンだ」「ゴブリンじゃない」の三段活用に惚れたので、是非これで締めて欲しかった…!
主人公含め良いキャラばかりで、TRPG要素も地味で古式ゆかしいファンタジー世界かんも実に私好みでした。
幸せ。
 「will return」がホラー特有の言い回しか(笑、本当に企画が動いているか不明ですが、
2期期待してますよ〜!

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ぶるがり屋 2018/12/26 03:21

先週のアニメ感想 土曜分 20181222

ソードアートオンライン アリシゼーション 12話、SSSS.GRIDMAN 12話、ゴブリンスレイヤー 11話
の感想ですよー。
SSSS.GRIDMANが最終回!


【Amazon.co.jp限定】SSSS.GRIDMAN 第1巻
(全巻購入特典:「描き下ろしLPサイズディスク収納ケース」引換デジタルシリアルコード付) Blu-ray

広瀬裕也
ポニーキャニオン
2018-12-19

ソードアートオンライン アリシゼーション

 Σ整合騎士全員記憶捜操作されてるとは!
そりゃアリスも昔の記憶まるでない筈ですわ。
 ただそれよりもユージオが、高名な騎士、くらいの存在の親の名前まで知ってることに引きました(笑
紋章官なら名家の系図の記憶はするのでしょうけど、それでも怖いよユージオ?

 ついにこの世界の内側の真実に近づくキリト。
菊岡さんが素晴らしいと褒めていた倫理の法の確立が、支配欲に取りつかれた者の創作だというのがなんとも空しいですよ。
だからバカ貴族たちみたいな悪行は問題無いとされ、レベルアップしてしまうような殺人・狩猟などが禁じられていたのですね。
納得。
 こんな真実を唯一知っているカーディナルと会えたのは運が良過ぎますが、カーディナルの方がずっとキリトのような存在を待ち望んでいたのでしょうね。

 ただ、それでもこんな歪みを外側から全く認知されていないのは有り得ない気がするのですよねー。
ただのゲームならともかく、こんな倫理や社会性、法などの成長を一番注目するテストな筈ですし。
そうなると、「支配欲」「所有欲」を与えた最初のラースメンバーが隠匿している、なのじゃないかな?
それが前回アスナが何か感じた相手だと。
 ふと考えるとアスナは、茅場晶彦=ヒースクリフと須郷伸之=オベイロンと長時間一緒に居た数少ない人物なのですよね。
この悪意の祖先は、とくに須郷伸之=オベイロンに似たタイプなような気がします。
アスナにはさぞ嫌な臭いがしたのじゃないかな(笑

SSSS.GRIDMAN

 堂々たる最終回!
円谷プロの現実を踏まえたうえでの混ざり気の無い希望、TRIGGERの溢れる勇気と絆!
が見事に混ざり合って最後まで一気に魅せてくれました。
 多少の不満、ここをもっと見せてとかちゃんと教えてとかが無いでは有りませんが、多分全ての演出が特撮版グリッドマンのファンに向けて収束していたように感じました。
私は特撮版を見てないので、『ウルトラマンネクサス』~『ウルトラマンガイア』『ウルトラマンコスモス』あたりの匂いを強く感じました。
 一番期待していた内海くんの活躍は…
コード"GRIDMAN"をすぐ言えたこと、かな?
それとももっと単純に、この世界の住人として、グリッドマンたちと裕太を後ろから応援して欲しかった、ということだったり。

 グリッドマンたちと裕太・六花・内海は、神だからではなく、大事な人だと思うから、友人だからアカネを救い。
アンチは彼らの想いと自分の想いに突き動かされて。

 そして救われたアカネは、世界を自分の為のものでなく、そこに住まう人のものとして。
自分を救ってくれた友人達のために、彼らと友人であるために、自分の生きるべき場所に戻った。
 最後の実写世界の目覚めは、幾重もの意味と想いが重なっているのでしょう。

 アカネちゃんの実体、テーマ的にはガリガリやデブの格好悪い男でも正しいと思いますが、雑味が強すぎるので、ちゃんと美少女っぽくて良かったです(笑
細々とは理想の自分の姿に変えたとは思うけど、その方が健全でしょう。
自分が作った世界に引きこもるのに、自分の容姿に完璧な自信持ってるなんて逆に怖いですし(笑
 六花の姿がアカネの本当の姿、というのも有り得そうで、また想像が掻き立てられますね。
自分ではない自分の六花に好かれて認められたことが救いだったとか、
どっちがアカネの本当になりたい存在なのかな、とか。

 もっともっと見たい、特にこの後の裕太と六花のラブコメとかはっすの素顔とか見たくて仕方ありませんが、素晴らしい最終回でした。
ありがとう円谷プロ!
ありがとうTRIGGER!!

ゴブリンスレイヤー

 絶望したゴブスレさんが選んだ道は。
これ、牛飼いちゃんが残って一緒に死ぬ(さらにもっと酷い目に遭う)と言わなければ、幼い頃の絶望のまま戦って、一人死んでいくつもりでしたね…
それを否定したのが牛飼いちゃん、そして村を救い共にゴブリンたちを倒し、牛飼いちゃんと共に絶望を超えさせたのは、ただただ憎しみで戦っていた、その筈の日々の中で紡いできたゴブスレさんの真摯な心と優しさだったのだと思います。

 ただ、やっぱりゴブスレさんはゴブスレさんで、他人がなぜ戦っているのか、何を求めているのか全く考えてこなかったのがダメでしたね(笑
冒険者は金とノリと武勇の見せ所で戦うからね!
一応君も生業としては冒険者だからね!

 その上に、ゴブスレさんが実は皆を助けてきた事実もあって。
皆が一人ずつ、ちょっとした理由をあげて戦いに参加する様に胸が踊りました。
アドベンチャラーに任せとけ!
ぴぃたぁそると先生を久しぶりに検索しちゃいました(笑

 戦術的にはゴブスレさんの面目躍如、お陰様の楽勝でしたが、真正面の戦いだとレベル差が(笑
高レベル冒険者×いっぱいと戦うゴブリンは流石に可哀想でした(笑
ゴブリンチャンピオンを圧倒する槍使いたちを見るに、やっぱりゴブスレさんは英雄には遠いのですね。

 そして逃げるゴブリンロードに迫るはー
ゴブリンから生まれた絶望が、ゴブリンの絶望となる!
登場シーン、あまりにあまりで笑ってしまいました。
完全にホラーのモンスター側の登場ですよ!(笑

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ぶるがり屋 2018/12/21 01:05

先週のアニメ感想 土曜分 20181215

ソードアートオンライン アリシゼーション 11話、SSSS.GRIDMAN 11話、ゴブリンスレイヤー 特別編
の感想ですよー。


【Amazon.co.jp限定】SSSS.GRIDMAN 第1巻
(全巻購入特典:「描き下ろしLPサイズディスク収納ケース」引換デジタルシリアルコード付) Blu-ray

広瀬裕也
ポニーキャニオン
2018-12-19

ソードアートオンライン アリシゼーション

 アリスの記憶喪失は予想通りでしたがまさか師匠と呼ばれるほどの上位になっていたとは。
また今までの他のキャラと比べたら高レベルなキリトやユージオの武器を軽々と扱うのも意外でした。
性格が子供の頃と同じかどうか判断できませんが…
今までの世界描写から、犯罪者も脱獄者もほぼ有り得ない筈。
キリトたちが脱獄すると読んだのは、その叡智か、キリトたちとの記憶か、どっちかなー。

 レベルの高い鎖の解決法と利用が早い&上手過ぎる(笑
キリトくん、データとか解析好きだからなー(笑
この点、ゲスじゃなかったら上級貴族コンビとも仲良くなれたよーな気もします。

 ティーゼとロニエに罰が無く、今もまだキリトたちを慕っていてほっとしました。
禁忌を破っても、その根底に正義を感じる心が有れば、信じられるのですね。
ユージオとティーゼの約束を果たすことは不可能に近くなってしまいましたが…

 そしてまた、ユージオの望む「アリスと一緒に村に帰る」は果たして可能なのか。
整合騎士とは、なったならば何か変わってしまうのか。
ああもう早くこの世界の謎を教えてー!

 リアル世界も久々な感じがします。
キリトたちの窮状や違反者の増加を知るのはいつぐらいなのだろう?
流石にキリト中心にチェックしてると思うのですが…
 自動ロボットとの遭遇、夢がありますね…!
オートマータ!
いきなりだったら私もアスナと同じ反応しそうですが(笑
神代さんが考えたのは、アスナがフラクトライト化して、2エモンに入って操作してみる、とか?
 SF考察は燃えますが、一番気になるのはすれ違った人物ですね。
今までの問題人物はもう死んだか逮捕されてると思いましたが…?

SSSS.GRIDMAN

 衝撃のカッターナイフシーンから一週間、ドキドキのスタート。
電話できないわ病院も行けなさそうで心配しましたが、裕太の命は別状無さそうでほっとしました。
 アカネが裕太たちに人間性を感じていたり、それでもこんな凶行しか出来なかったことが痛々しく、
またそれでもアカネに憎み切れない六花と内海に安心したり、それとも感情が縛られてるのかと心配したり。
やっぱり、自分を痛めつけ苦しめるばかりのアカネを、他でもない3人に救って欲しいです。

 リセットされない、当たり前のことが違和感になるって面白いなぁ。
その中でも普通に生活するはっすとなみこに安心させられます。
特にはっすは器が大きくて救われますよ~。
ボイスドラマではあんなに怖かったのに(笑

 再生怪獣祭り!
怪獣たちが所狭しと集い戦う絵面は最高ですね…!
ロボ化前と後の怪獣が出てましたが、ここだけは実際の特撮ではまず有り得ない演出ですね。
ぬいぐるみ自体が改造されて元のが無くなっちゃうので(笑
 これは怪獣がやられても、アカネちゃんが作った模型はそのままだったのか、アレクシスが一回怪獣化すると、アーカイブ化=元データが保存される、という所かな。

 世界や状況が変わり、分かり、各々の立ち位置と関係が深まって。
皆が話し合って意見を言い合うだけで面白いですよ。
アンチは義理堅く社会を知ってきてもやっぱり異邦存在で、六花は絶対にアカネの親友で、内海は一般人で、
裕太はグリッドマン…だと…!?
アカネが怪獣だとー!!??

 アレクシスの本当の目的は。
グリッドマンと裕太の本当の心は。
六花とアカネは救われるのか。
六花ママもグリッドマンと同じ黄色の瞳だけど、その正体は。
 謎が謎を呼ぶ見たくて仕方なくて当然の最終回!
ですが、もちろん安心してますし、誰よりも内海に期待しています。
超人でもなく、創造神アカネが望んだ人間でもなく、誰にとっても普通の人間だからこそ、出来る事があると。

ゴブリンスレイヤー

 総集編的な牛飼いちゃんから見た特別編。
最終編に向けたおさらい、ゴブリンスレイヤーさんの寄って立つところの再確認、という編集でした。

 牛飼いちゃんにとってゴブスレさんが苦しんでいることがどれだけ辛いことか、ゴブスレさんに「一区切り」は有り得るのか。

 家族と故郷を失った2人の、牧場がどれだけ大事な存在か、お互いがどれだけ大事で救いになっているか。
ゴブスレさんにとって、ラストカットがどれだけ衝撃か。
丁寧に切々と描かれたように感じました。

 きっとこれがクライマックスへ向けての振り返りなのだろうなぁ、そう思うと。
再び「故郷」が襲われるゴブスレさんは、復讐と償いとして、「一区切り」つけられるのか。
牛飼いちゃんは、真正面から「ごめんね」を伝えられるのか。
次回から最終回に向けて、楽しみです。

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ぶるがり屋 2018/12/10 04:05

先週のアニメ感想 土曜分 20181208

ソードアートオンライン アリシゼーション 10話、SSSS.GRIDMAN 10話、ゴブリンスレイヤー 10話
の感想ですよー。


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広瀬裕也
ポニーキャニオン
2018-12-19

ソードアートオンライン アリシゼーション

 うわぁ、ゲスクズどころか鬼畜だった!
綺麗に丁寧に緊縛してから待ってたり、ルパンダイブとかで笑わせる方向かと思ったらまぁ酷い。
 しかし、一度超えられないと経験してトラウマになって、それでもと人生捧げて乗り越えようとして、その上で目を潰し、これほどの屈辱と憎しみと怒りが無いと超えられないとか…
ちょっと禁忌目録の壁、強過ぎない?
 鬼畜金髪貴族さんが死んだのも禁忌目録と自意識とのバグっぽいですし。

 しかしまぁ、人一人死んで周りが一大事と騒ぐ中、殺人慣れしてるなぁキリトさん(笑
これでユージオも禁忌違反者。
ティーゼとの結婚は絶望的なのでは… うーん、残念。

 そして再会するユージオ、キリト、アリスの3人。
ここまでが起承転結の「起」、ここからが物語の本番ですね!

SSSS.GRIDMAN

 次々暴かれていく世界の真実、ほどけていくアカネの支配、「本当の人間は眠らない」、徒歩1分の隣のラスボス宅、怪獣への愛と幼い心が詰まったような最後の怪獣、レギュラン星人のようなアカネの中の人、創造主と決別しなお理解し自分自身を作り替えたアンチ、そして刺殺。
もう情報量が多過ぎて感情を整理できないよ!

 まずは特撮ファンとして。
最後の怪獣自体は着ぐるみ怪獣のお約束を完全に守りつつも、今までの格好良くとか強くとか、そこら辺のプラス思考が全くないのですよね。
泣くような鳴き声に、子供が作ったような不安定で不規則で、それでも怪獣への愛は異常なまでに残っていて。
 そして中の人のアクションも作画も気持ち悪いほど素晴らしい!
造形はアカネの大好きなレギュラン星人、動きと強さは『ウルトラマンX』のラスボス・グリーザを思い出しました。

 アンチの少年漫画的仲間入り&変身は燃えますね!
造られたモノが自我を得て自分だけの答えを手にして。
そして、創造主アカネを理解し、主人公3人と同じ、アカネを助ける者になるヒーローにまで成長して。

 アレクシスはアカネの心を読んで誘導しているかと思いきや、全く理解も斟酌もしてないですね。
優しい口調と甘い言葉はかけるけど、それで本当に誘導できるかどうかさえどうでも良さそうで、悪魔というよりは異次元人のような怖さです。

 この世界を覆う霧が剥ぎ取られ、何もかも無くしていくアカネ。
欲しいモノ全て取り零して心を壊していく様が、痛くて切なくて。

 この物語は、障害と解決は特撮バトルですが、テーマと根幹は若者たちの甘く拙い日々、なのですよね。
それが追い詰められて、ついにルールさえ取り零してしまった。

 アカネは神なのか人なのか怪獣なのか、裕太たちは?
そしてアカネを救うということは。
ああもう惹きつけられるぜ!

ゴブリンスレイヤー

 あれ、ゴブスレさん兜被ってないのは天然?
かと思ったら兜修理中でなかったのですね。
牛飼いちゃん牧場のおじさんはもちろん素顔知ってて、冒険者仲間は知らない。
魔女さんは言動で気付いて、受付嬢さんは知らない感じで、神官ちゃんはおぼろげに見てる、という所でしょうか。

 今回は静かで小さい幸せに満ちた、日常回でした。
まさか冒険者の新人死にすぎ問題と、老後問題を扱うとは。
 ゴブスレさんが冒険者を夢見ていたのも、最後に姉と食べた料理の味も忘れたのも。
いつも無茶を押し通して死にそうですし、生き残ってもゴブリンを殺せなくなってしまったら、その後の生を送ってくれるのか。
余りにも重い罪と怒りを背負ってしまっていて。
 仲間も増えて少しづつ取り戻しているものの、多くの人間性を捨てたままに彼の幸せを願うには、まだまだ遠い道の途上ですよ。
 「そうか」だけで察したりと、牛飼いちゃんが多分、一番ゴブスレさんを理解していて許して寄り添っているけど、同時に罪の意識も強く持っていて、彼女から強くゴブスレさんを揺らせない、救えない気がします。
例えば恋愛的な意味で襲ったり(笑

 と思ったら最後怖っ!
平穏な日常を削り落とす、ゴブリン達のあまりに多い足跡が。
…って、次回題名が総集編みたいなのもまた怖いよ!(笑

 冒険者問題の他にも、炎の精霊な時候の挨拶とか、水で体を拭くお風呂とか、丁寧な中世ファンタジー描写が嬉しいです♪

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ぶるがり屋 2018/12/05 05:55

先週のアニメ感想 土曜分 20181201

ソードアートオンライン アリシゼーション 9話、SSSS.GRIDMAN 9話、ゴブリンスレイヤー 9話
の感想ですよー。


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広瀬裕也
ポニーキャニオン
2018-12-19

ソードアートオンライン アリシゼーション

 ダメ貴族コンビ、血統だけでなく強かったんだ!
ちょっと服の色はケチャップ&マスタードっぽいですが(笑

 貴族の義務がテーマでしたが、この2人は禁忌目録に引っかからずに悪事をするのが得意そうだなぁ。
下着マッサージで留めたのも、善意や貴族のプライドではなく、禁忌に違反しないようにそこまでで我慢した気がします。

 キリトが見つけた心の強さを力にする世界の法則。
それをまだ身にしていなくともキリトの次の成績なのだから、ユージオも相当の才能が有りそうですね。
強くなる目標への、アリスや世界のルールを超えることへの想いは、この世界の中でも指折りの強さでしょうし。
 そしてまた、強くなるための想い、約束を背負うユージオ。
格好良いのも確かですが、優しくて甘くて強くてでも脆そうで、
こりゃユージオモテるだろうなぁとえらく納得してしまいました(笑

SSSS.GRIDMAN

 何でも叶う夢の世界で、2人きり永遠に幸せで。
それは甘美だけど薄っぺらくて、どうしても許せない世界で。
 ウルトラマンなどでも夢ネタは定番ですが、やっぱり幸せな浮遊感ともの寂しさが同居する、不思議な魅力で満ちていますね。

 3人とも夢の世界と決別しますが、裕太は優しさと正義感、六花はアカネに対する本当の友情で。
でも、勝だけマイナスの感情が大きく思えました。
 オタクの自分なんか、そしてきっと何度も何度も恋するアカネとの甘い時間を夢見て、「こんなこと有る訳ないだろ」と何度も何度も自嘲したから、夢から逃げるように、こぼれ落ちるように目を覚ましたと感じました。
 辛いよ、勝。

 今回でよりグリッドマン同盟がアカネを、この世界を救う決心を深めたように感じますし、
同時にアカネが今でも救われていないこと、今のままでは本当の望みは決して叶わないことが示されたように感じます。
 今までちょっと気になる相手、グリッドマンのおまけ程度だった3人に恋い焦がれ、でも叶わず。
問川たちのことを、墓に気づかず店を素通りし無為に生き返った世界を見せる、そんなアカネには、遠いのだろうなぁ。
 だけど、それでも。
グリッドマン同盟の3人は、何より六花は、たとえこの想いが作られたものでも、アカネを目覚めさせると決めたのだ。

 アカネの孤独と同時に、アレクシスが心底「本当のアカネの気持ち」や救いには全く興味がないのが伝わってきて憎しみが湧いてきましたよー。
でもこの世界を作る力もアレクシスがあげたものなら、アカネはアレクシスから逃げられるかな…
嫌いな世界から逃げ出して自分好みの世界を作れて、大好きな怪獣も想い通りに作れて。
そんな世界の力から。

 キャリバーさんとアンチがもう理解し合ってて吹きました(笑
動物的で勘が良くって純粋で、似た者同士なのかな。

ゴブリンスレイヤー

 今回もまた仲間を大事に思い言葉にするゴブリンスレイヤーと、彼の性格の難に慣れ、また行き汚なさも受け入れる仲間たちにホワホワしてました。
まぁやってることはゴブリン皆殺しなのですが(笑
 蹴り落としたエルフさんは悪いことした気もないし、ゴブスレさんも根には持つけど特に怒らないんだろうなぁ(笑

 地下ゴブリン大発生の真実と、剣の乙女の関与。
「ゴブリンだ」「ゴブリンではないからな」
徹頭徹尾ゴブリン駆除しか頭にないゴブスレさんが強い(笑

 見捨てた自分には、本当にはお前の気持ちは分からない。助けられない。
同時に、必ずお前の恐怖を分かち合い、排除する。
多分本人は気づいていないけど、この真摯さと優しさがゴブスレさんの芯の性格なのでしょう。
誰にも頼れなかった、信じてもらえなかった剣の乙女も、救われて、好いてしまいますよね。

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