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蒼穹のヴァルキリーの記事 (27)

ぶるがり屋 2012/06/02 12:13

先月の蒼穹のヴァルキリー感想! Role&Roll92

遅くなってすみません。月を越えての感想です。

Role&Roll誌連載ソードワールドリプレイ新章、衝撃の第2話。
前章最終巻は好評発売中です!

聖戦士物語(3) ソード・ワールド2.0リプレイ (富士見ドラゴンブック)
著者:北沢 慶
販売元:富士見書房
(2012-04-20)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

あらすじ

蛮族軍の秘密を携えたレーシィを追い、現れた八武衆・メルソレルダ。
既にロイ王子やヘザーたちにとって難敵と言える程の相手では無い筈であったが、
八武衆が無敵の能力を得ていた事を失念・聖剣の能力確認に失敗した事から苦戦。
そして更に不運に不運が重なり…!

感想

ぐわー!
…これどうするんだ。そしてパーティ分割かー。
ぐぬぬぬ…

歴代リプレイメンバーで、一番死んではいけないロイ王子が死んじゃいました
USAのアンセルムの穢れ値から死んではいけないキャラですが、まだ1回ならギリギリいける筈。
しかし王家の、しかも神聖王国の王家で、聖戦士のロイだけは死んだらマズいキャラでしたし、しかも今回のキーアイテムが「プリースト技能、穢れ値0」を求める聖剣のようなのに…
まぁ、これが不確実性ドラマを楽しむTRPGらしいものですし、穢れを知った王子が、人族と蛮族の無用な大戦を続ける現状を変える!というのも面白いでしょう。

…まぁその原因がピンゾロいっぱい振ったから、というのもロイらしいと云うか、これこそTRPGと云うか…(笑
アッサリ蘇生な王子もちょっとどうかと思いました(笑
穢れ自体は魔法で除去できますが、穢れによる身体変化って元に戻らなかった気がするんですが、どうでしたっけ。
角の生えた王子、ビジュアル的には格好良いとは思うんですが。

王子死亡の原因は、まず前述の知識系判定の失敗×2、それに細々とした戦術ミス、ヘザーとレーシィの回復魔法ピンゾロ×2、フィオ王女の恋の焦りによる睡眠不足、ロイ王子本人の連続ピンゾロ。
…これはもー仕方無いんじゃないかな(笑
もちろん最終的にはロイ王子の死亡判定ピンゾロなんですが。
大事な場面で『運命変転』出来なかったヘザーと、自分の浅はかなミスから睡眠不足を犯したフィオ王女が、この痛みを引きずる可能性もありそうですね。

キャラの掛け合いはよくなって来ました。
やっぱりポンコツなレーシィが素晴らしい(笑
やっとレーシィのプロフィールが出ましたが… これ、初の公式『前衛コンジャラー』誕生かも!?
皆の心の中心なのにやっぱり弱々しいロイ、範囲魔法で敵を引きずり込むフィオ、無双女イングリッド、ポンコツレーシィ、有能で真面目なお嬢様なヘザー、豪快なフォロー役アジュール。
キャラが固まってきました、

そして今回の2番目の目玉、
パーティ分割。
前衛過多はこれが理由でしたか(笑
こうなるとオルネラとレギンのPC復帰はかなり高確率で有りそうですね。
その他、企画から有名NPCの参戦も有り得るかも?
ヘザーパーティ側のこのギミックは、やり方次第ですが夢が膨らむ面白い企画だと思います。

イラスト

今号もイングリッドのちゃんとしたイラストは出来ませんでしたか…
2枚とも格好良くていいですね。
ただキャラを描くのではなく、敵の格好良さと一番のシーンの緊張感が好きです。
メルソレルダのデザインは一回で終わらすには惜しい程の格好良さ。髪型まで蠍ですよ!

しかしどうするかなー。
この作品はもちろん好きですが、私が毎月感想を書く程好きな理由は
『フィオ王女萌え』なんですよねー(笑

しばらくは続けますが、もしかしたら連載の感想は止めるかもしれません。
ご了承くださいませ。

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ぶるがり屋 2012/04/29 23:55

ソード・ワールド2.0リプレイ 聖戦士物語(3) 感想

聖戦士物語(3) ソード・ワールド2.0リプレイ (富士見ドラゴンブック)
著者:北沢 慶
販売元:富士見書房
(2012-04-20)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

緩いマスタリングと個性的なキャラで送る大河リプレイ第3弾
Role&Roll連載の聖戦士物語、最終巻発売です!

あらすじ

禁断のオーブを携え、ついに王子の故郷・セフィリア神聖王国首都アーレに辿り着いたロイ王子一行。
だがオーブを法王庁大神殿で封印する筈が、王族の勢力争いの為か、オーブが持ち出されてしまう。
オーブを追うロイ王子たちは、セフィリア、そしてダグニアの光と闇に立ち向かっていく…!

物語の感想は連載時のものをご覧下さい(笑
下の「聖戦士」タグからどうぞー。 Role&Roll 79~86号分です。

気付いた雑誌掲載時と違う箇所

  • カラーイラストが追加。表紙とピンナップ3枚。
    全てにフィオ王女、2枚にレーシィとWヒロイン押しです(笑
  • モノクロイラストはそのまま、新規は無いよう。
    これも前巻と同じく、ロゴやら説明文章が消えて小さかったものが1ページいっぱいに広がっています。
    今回ページ数が厳しかったらしく、良い所に入れられなかったイラストも巻末に無理矢理入れてます(笑
  • プロローグとエピローグが追加。作中ではよく分からなかった、グラスノ(とダラガン)の無事がはっきりして一安心。
    エピローグではオルネッラとレギンの別れが描かれ、新章でのスルーっぷりからこちらも安心しました(笑
    バルナッドに居るようなので、いきなり再会かも?
  • アイテムデータ2個。「聖別されし神の護符」「穢れ隠しの指輪」、ヤンペーンラストに相応しい面白いアイテム情報ですね。
  • 細かい会話がちょこちょこカット。ヨランナさん淫乱説やグラスノ大使館など、フィオ姫の過激さを中心に、ストーリーに直接関係ない所が結構カットされています。
    まぁ、これぐらいじゃフィオ姫の魅力は色褪せませんけどね!

他にもありましたら、こちらも教えて頂ければありがたいです。


キャラ紹介

ロイ王子

のほほん草食王子。
武者修行の先での冒険譚の筈が祖国に戻り、お家騒動の様相になってしまいより主人公っぽくなりました。
何とか作中でレベルアップし、名ばかりレベルから名実共に聖戦士となっタファイター/プリースト。
相変わらず戦闘ではへっぽこですが、その肝の座った戦術眼はまさにパーティリーダー。
「カッコよさって必要ですか?」「十二時間ほど待っていただけますか?」は名セリフですね(笑

フィオ王女

K.Tの一押しヒロイン!
攘夷過激派の上に妄想暴走のお姫様ソーサラー。
今巻では祖国の問題がそれなりに解決した為、王子の心を掴む為だけに全力を注いでいます。
そして他の恋敵にもうヒドいヒドい(笑
巨乳の全方位ラブラブ神官ヨランナ様に敗北する姿も愛らしいです。

イングリッド

ロイ王子のお付きのスカウト/ファイター。パーティの苦労人部門。
尖った4人に囲まれ、今巻では更に娘LOVEの父が追加し一人心労を重ねます(笑
既にこれからの人生のレールをしっかり引かれてしまっている感もあり、苦労は一生続きそうです。
戦闘では無双女と呼ばれる程の圧倒的な活躍ですが、そのハッチャケぶりが普段のストレスからの反動にも見えてしまいます(笑

オルネッラ

ダメ人間道を突き進むマギテック。
ついにフィオ王女をあきらめました(笑
まぁ… うん、無理ですよねー。
今巻ではセフィリアの傲慢さにヒネた見解を見せる程度で、下衆さは大人し目です。
更に上がった魔法戦闘力でパーティのメインダメージソースなのは相変わらず。
いやー、GMを悲しませるくらいフラッシュボムは強力ですね!(これ以降弱体化修正されたぐらいです(笑)

レギン

美少女の身体にオッサンの魂が入ったちょっと変態なコンジャラー。
コツコツ入れるツッコミが小気味良いです。
スキル的にはイングリッド以上にパーティのサポートに注力。
人が困ったり宿主に絡まれたりする様を楽しむ自分本位のキャラですが、フィオ王女だけは怖がる姿が微笑ましいです(笑


ロイ王子たちの冒険譚はこれで一段落。
今月号のRole&Rollから新章「蒼穹のヴァルキリー」も始まりました。
これからもフィオ王女の暴走可愛さに期待です!

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ぶるがり屋 2012/04/16 21:31

今月の蒼穹のヴァルキリー雑感☆ Role&Roll91

感想その2+ちょこちょことー。
前章最終巻は近日発売です!

聖戦士物語(3) ソード・ワールド2.0リプレイ (富士見ドラゴンブック)
著者:北沢 慶
販売元:富士見書房
(2012-04-20)
販売元:Amazon.co.jp
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キャラ感想

ロイ王子

草食王子。でも大物!?
相変わらずのほほんぽややんした聖戦士の王子様。
戦闘では基本へっぽこですが、戦術や大局的な見方では切れ者らしさも。
理想は高く、でも自己評価が適度に低いのが好感度が高いです。

へなちょこ大物、大好きです。
2年たってスルー力と言いますか、ライトノベル主人公力が上がった気がします(笑

フィオ王女

好戦派の肉食妄想爆走王女。でも恥ずかしがり屋で奥手だぞ!
人族の敵・蛮族には魔法で滅殺!恋するロイ王子には妄想爆発で迫る肉食王女!
…でも実行動は取れず、本当は純情な所も。
今回もロイ王子ののほほんパワーでアタックが総スルーされてましたが、今回だけで2年の恋の攻防の全容が分かりますね(笑
「そこだけは分かっちゃダメですぅっ!」が最高でした(笑

続々の恋のライバルにどう立ち向かうのか。でも戸惑う王女が一番可愛いと思うので、このまま困り続けて欲しかったりします(笑
問題としては、他のヨゴレ2人が居なくなった分、変態性が際立ちそうで心配だったり(笑

イングリッド

ロイ王子を守る苦労人従者。戦闘では大活躍の無双女!
他のメンバーが雑務や後処理に向かないので一人面倒な仕事をこなす女戦士。
そのストレスを戦闘で発散しているような気も(笑
今回はまだ状況把握程度だったので出番は少なかったですが、いつも苦労させられる分、フィオ王女の窮地を楽しんでいた感じがありました。
うん、まぁ気持ちは分かります(笑

レーシィ

騎士道精神溢れる「剣の無いドレイク」。
ロイ王子に恋をしている?

前の大戦でロイ王子らに敗北し、魔力の根源である魔剣を封じられて「剣の無いドレイク」になった気高い女ドレイク。

NPCからPCになりました。
巨乳から爆乳になりました(2回目)
顔もクールな美しさが無くなり悲しいものが有りますが、今回は状況が状況なだけかもしれません。
追加メンバーの中で唯一の後衛メンバー。高レベルコンジャラーは初めてな気がします。
どんなプレイをするのか期待!

ヘザー

大富豪の息女でおしかけ許婚!
新章の目玉キャラ・新ヒロイン! 真面目な女聖戦士で純真、ちょっと天然と実にツボを付いたキャラ。
そして生まれの秘密(実はナイトメア)も持っているという、完全な萌えヒロインですね(笑
いやー、適度なレベルでアホ可愛い。
本当にフィオのアレっぷりが際立ちそうで心配です(笑

アジュール

ヘザーの親衛隊的な飛空船の船長。こっちも苦労性!?
豪放磊落なリルドラケンの船長兼、ヘザーLOVEな従者。
今回出番は少な目でしたが、爽快感ある性格は貴重です。
蛮族との因縁をスルーさせられた姿が涙を誘いました(笑

パーティ能力的には全体攻撃能力が下がり、その代わりか4人ものファイターを揃えた今パーティ。
レンジャーが来たものの、スカウトが一人になったのも心配です。
マギシューが居ないのも珍しいですが、まず後衛がこんなに少ないのが初めてですね(笑


公表されたプレイヤー

今回珍しい事に、今までのプレイヤーのキャラクター暦が公表されました。今までは匂わせる程度で済ませていたので、SNEメンバーとしては珍しいことだと思います(ソードワールド以外も全て読んでいる訳ではないので、違う例もあるかもしれません)。
ロイ王子=へっぽこのバス、フィオ王女=Waltzのブランシェ、イングリッド=マージナルのナハト、ヘザー=バブリーズのフィリス、アジュール=Sweetsのギルロック。
他に今まで公表されているのでは、バトエルデン=ぞんざいの誰か=へっぽこのヒースクリフぐらいでしょうか。

噂ではSweetsのギルロック=ベーテGM(ドワーフの髭関連)、私のちょっと感じたレベルではUSAのアンセルム=北澤GM(範囲攻撃魔法に慣れるぜ!)、ミケ=USA4コマ漫画家の双葉ますみさんなのかも? というものが。
ここら辺、色々妄想するのはちょっと面白いです。

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ぶるがり屋 2012/04/15 22:50

今月の蒼穹のヴァルキリー感想! Role&Roll91

Role&Roll誌連載ソードワールドリプレイ、新章スタート!
前章最終巻は近日発売です!

聖戦士物語(3) ソード・ワールド2.0リプレイ (富士見ドラゴンブック)
著者:北沢 慶
販売元:富士見書房
(2012-04-20)
販売元:Amazon.co.jp
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肉食王女と草食王子の英雄物語が帰って来ました!
今回はかなり増量ページなんですが、導入だけで終わっちゃいましたね(笑

あらすじ

ダグニアを襲ったあの大襲撃から2年、世情は蛮族の領域への再侵攻に傾きつつあった。
周囲の蛮族を蹴散らし、グラスノ王国でゆったりとした時間を過ごしていたフィオ王女、ロイ王子、イングリッドだったが、蛮族侵攻への召集状がロイ王子に届く。
それを覆そうと、豪商の娘・自称ロイ王子の許婚ヘザー、そのお付き兼飛空船船長アジュールが訪れ、ロイ王子を巡ってフィオVSヘザーの争いに。
そんな中、グラスノの近辺に蛮族発見の報が。
情報のあった廃城へ向かう一行。そこには前の戦いでロイたちに破れ、剣の無いドレイクとなったレーシィ・アローネの姿が。
蛮族内でも人族進行の陰謀が進み、その暴走を止めるべく、レーシィは穢れなき戦士を求めロイの元に苦労の末やって来たのだ。
そこに、レーシィを狙う追っ手がやって来た…!

感想

オルネッラとレギンは除外かー。
まーメンバー入れ替えになったらこの形しか無いんですけどね。
でも誰も二人の事を話さないのはどうかと思います。
分からないでもないけど(笑
…個人的に「フィオ似のエルフの姫騎士」をヒロインにオルネッラ、クリフ、エキューで変態パーティリプレイを読んでみたいです。
変態に世界が違うとかどーでも良いんですよ!

新メンバーはキャラ的には面白くバラエティ豊かで期待大。
ヘザーはフィオのライバルとして、ほどよい天然真面目アホっ娘で素晴らしい。
レーシィもロイ王子争奪戦に参加するでしょうから、三つ巴ですね!
今回は恋の強敵登場にオタオタするフィオ王女が最高に面白かったのですが、今シリーズはこれがずっと楽しめそうです(笑

 何よりレーシィ追加で、最初から汎用蛮族語が通じる事が、読者なのに本当にほっとします。
良かったねGM!(笑

イラストレーター交代

萌え絵方向なのは変わりませんが、もっと柔らかい可愛い絵になりました。
キャラクターデザインとしては前の方のカッチリさが好きだったのですが、絵全体の雰囲気や素材感、全体的な上手さは新しい方の方が上でしょうか。
フィオ王女の変態性、レーシィのスポーティな格好良さはちょっと失われてしまいましたが(笑
特にレーシィは巨乳から爆乳になりました(笑
ぞんざいの姉妹幹部、USAの元姫騎士、レーシィと、リプレイ登場の女ドレイクは皆胸がおっきいですね。
悪の女幹部が巨乳…
うん、正しいですね!

穢れと聖、人族と蛮族、このテーマに向き合う英雄物語となるのか。
また毎月が楽しみです。

キャラ感想などは次の記事で!

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ぶるがり屋 2011/11/28 01:09

今月の聖戦士物語 最終回 R&R86

Role&Roll誌連載ソードワールドリプレイ、ついに最終回!
第二巻も発売中ですよー

ソード・ワールド2.0リプレイ 聖戦士物語(2) (富士見ドラゴン・ブック)
著者:北沢 慶
販売元:富士見書房
(2011-10-20)
販売元:Amazon.co.jp
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あらすじ

最後の敵、悲劇の王子ザカートを追うロイ王子たち一行。
決戦の地、地下大神殿への門への鍵を探し、ロイの父から鍵のなるメダルとセフィリア神聖王国の成り立ち、その王家の由来を知る。ザカートのいる決戦の地に、死の邪神ザールギアスが眠る事も…
門を開け、ザカートについにまみえるロイたち一行。ザカートの憎しみ、怒り、狂気を知り、それを止める為にロイは剣を抜く。遂に決戦だ!
いつもの手法もなかなか効かず、傷付きながらも1話から登場の宿敵ダークトロール・ゼルドラスと次々召喚されるモンスターを倒し、ザカートに肉薄するロイたち。
ザカートの脅威の回復力に後が無くなるが、ロイは最後の賭け、イングリッドの一撃に全ての力を注ぎ、それに賭けたのだ。

そしてその刃は、クリティカルを積み重ね(恐らくソードワールドリプレイ史上最高の)大ダメージを叩き出し、ザカートを打ち倒す。ロイの賭け、パーティ皆の力が勝ったのだ。

残敵も鎮圧され、ダグニア地方を壊滅しかけた戦いは終わった。
ロイたちの活躍は秘せられたが、いつか戦乱の無い国にするその日の為に、また修行の旅に出る…

感想

いやー、ついに最終回でした!
門番問題に最終決戦、エピローグを一回でどうするのかと思ったら、決戦以外はちょっとだけでした。
必要な分はきっちり描かれていましたが、エピローグはもうちょっと欲しかったな!好きなんだエピローグ!
でも続編が出そうなので、エピローグはこんなもので良いのでしょう。
単行本ではもうちょっと増えるでしょうし。
(続編?については最後で)

裏設定とも言うべきセフィリアの成り立ちと、ザカートの気持ち、そしてザカートの気持ちに応えるロイのセリフがしっかり述べられ、良かったです。
大物感は弱いですが、もう戦うしかない、そしてまた人族・蛮族の問題の現状と色々な考え方を示唆するに面白い内容だったと思います。
ザールギアスのはた迷惑さも(笑 from USAでもホント手がつけられない相手でしたからねぇ。
ボスの語りは、秋田みやびさんを代表とする他のリプレイでは悲しい事になりがちですので、ちょっと中二患者としては嬉しいです。
フロリダスなんてまともな台詞どころかイラストも付かなかったしなぁ…(笑

戦闘もなかなか。読み応えアリ。
パーティ全員の力が組み合わさった見事な勝利でした。
ゼルドラスが最後まで格好良かったり、PCたちの瞬間攻撃力を削ぐには物量!というのは勉強になります。
2.0は先制と攻撃力が大き過ぎるからなー。
ウィザーズ・トゥームでフラッシュ・ボムが弱体化したのは納得しました。
GMがオルネッラを憎むのも(笑

イングリッドの最後の一撃は燃えますね!
from USAでのアンセルムの2倍ダメージとどちらが上か分かりませんが、リプレイ史上1、2位のダメージでしょう。
ロイの賭け、渋いです。
作戦はゲーマーさが出てる気がします。
大ダメージ以外では勝利は難しく、最も大ダメージの確率が高い案を採用したのでしょうね。
ロイとオルネッラは戦術系ゲーマーだと思っています。
派手な所はイングリッドとオルネッラですが、大事な所は見事にロイ王子が締める、まさに英雄譚でした。
フィオ王女は過激可愛いしな!
今回は本音と本心の下りや意地悪で自分の爪を割っちゃう所など、萌え所がいっぱい有って最高でした。
愕然としちゃいますよね!

不思議に思った点で、ナイトメアが【ヴァイス・シールド】を使って来ました。
「ダークナイトならヴァイス系になる」という事なのでしょうが、それは何で決まるのでしょう。
例えば気持ちの定まっていない元ダークナイトのセレネでは何になるのかなー、とか考えてしまいます。
人族に仇なす気持ちの強さなどに…なるのかな?

大団円のイラストは可愛いですねー。皆仲良さそうでニンマリ。
特に意地の悪い笑みしかして来なかったレギンが、本当に嬉しそうな無邪気な笑顔で新鮮でした。

今シリーズの問題であったオルネッラの反省も大事ですね。
リプレイは嫌悪感が少ないのが2番目に大事だと考えます。
GMの言い方については、独り言みたいな文章だから嫌悪感が出ますが、これはただのツッコミみたいなものだと解釈しました。
「もう、そのままだと●●やないか!」みたいな。

今号のクスリと来たネタ

・男らしいフィオの「……ほう。」
・「……12時間ほど待っていただけますか?」こらー!!
・レギン「お、お背中で……」 怖いよねー(笑
・「馴染む、馴染むよこの武器!」武器関係にはハジケるなー(笑

その後の物語

物語は一区切りつきましたが、来年4月売り号からまた連載が始まり、どうやら話が続きそうです。
エピローグや外伝的な短いものや、キャラを入れ替えてのものなのかも不明ですが、話として繋がっているような表記ですね。
ぞんざい勇者団みたいにメンバー一部入れ替えが一番ありえそうですが、抜くとしたらオルネッラとレギンだけど…今ならレギンはイングリッドに付いて行きそうだなぁ(笑
女ドレイク・レーシィとヴァンパイア騎士クロイツの冒険、というのも面白そうですが(笑


大団円の最終回、お疲れ様でした!
単行本に続編、お待ちしておりますよー!!

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