封魔メイドハンター氷華/第5室「庭園/人鬼」

第5室「庭園/人鬼」

温室の扉の先にあったのは、
館と正門の間に広がっていた、
広大な庭園であった。

おそらくこの庭園を抜けさえすれば、
館からの脱出も可能であろう。

が、しかし、その出口を前にして、
最強最悪の障鬼が待ち構えていたのである。

館の主人であるレナード・アレイに擬態し、
数々の失踪事件を実行していたと思われる鬼。
ソレが人のカタチをした障鬼…人鬼であったのだ。

氷華がいる温室前から正門までの間には、
丁度、西洋風の東屋であるガゼボが建っていた。
そのガゼボから禍々しい気が流れてくるのが分かる。

【氷華】
「…おそらく…あのガゼボに…アレイが…」

当然のことだが、あのガゼボを避けて、
正門まで一気に駆け抜ける。
…などという選択肢は無い。

ここまで下級障鬼を使い、
徹底的に氷華を嬲り続けていたアレイが、
そんな分かりやすい逃げ道を、
見逃している筈も無かったのだ。

庭園の至る所から感じられる障鬼の気配。
ガゼボから放たれていた気に比べれば、
ソレは微弱と言えたが、間違いなく、
鬼たちが潜んでいるのだろう。

既にここまでの道程でイカされ続け、
精液まみれにされていた氷華にとって、
その伏兵を回避して脱出するほどの気力は、
もう残されてはいなかった。

この最悪な状況を打開する唯一の方法は、
諸悪の根源たるアレイの抹殺しか無いのである。

【氷華】
「…はぁはぁはぁ…ううっ…んっ…んくぅ!」

ただ歩いているだけでも、
身体の奥底から突き上げてくる快楽。

封魔師として訓練されていた氷華だからこそ、
かろうじて理性を保っていられたが、
これが普通の女性であったなら、歩くことは疎か、
立っている事さえ不可能だったろう。

それほどまでに強烈な性感が、
彼女の全身を駆け巡っていたのである。

【氷華】
(…ああっ…すごい熱いっ…身体中が熱くてっ…
わっ…ワタクシっ…もう…どうにかなりそうなんですっ…
こっ…こんな…障鬼の体液を塗りたくられただけでっ…
ワタクシったら…なんてブザマなんですのぉぉぉっ!!)

氷華は一寸立ち止まると、
膝をガクガクと震わせて、歯を食いしばった。

ソレはまるで強烈な便意を、
我慢している様でもある。

気を緩めてしまえば、
すべてが楽になると言うのに、
それだけは人として絶対に、
越えてはならない一線なのだ。

【氷華】
(ううっ…ダメよっ…氷華…流されてはダメっ…
ワタクシは…こっ…高潔な…エクソシスターなのですから…
こんな邪な感情に…押し流されてはいけませんのぉっ…
…我慢よっ…がっ…我慢っ…我慢しなくてはぁぁぁっ…)

乳首がブラジャーに擦れる度に、
氷華のクリトリスがキュンキュンと疼く。

鬼たちの大量のザーメンで、
ドロドロにされていたパンティには、
もはや下着としての役目など期待できない。

白濁まみれのソレが、秘部に密着する度に、
氷華は異常なほどの性感を、
感じ続けていたのである。

こんな生殺しの様な状態が続くならば、
いっそのこと下着なんて、
着けていなかった方が良かったかも知れない。

自分の純潔を護る為のモノが、
自分を苦しめていく…。

氷華はそんなジレンマに苦しみ、
自らの手でパンティを脱ぎ捨てたいという、
自暴自棄な衝動に、
何度も掻き立てられていたのだ。

【氷華】
(あぁぁぁんっ…もっ…もう…嫌なんですのっ…
ワタクシのブラも…ぱっ…パンティもぉぉぉぉっ…
どんどんと吸い付いて来ていてっ…ひっ…ひぅぅぅぅっ!
鬼たちの体液がっ…ワタクシの大切な処にぃぃぃっ!!)

【氷華】
(あっ…ああぁぁぁっ…ムリですわっ…ほっ…本当にっ…
もうムリなんですのぉぉっ…ううっ…んっ…んくぅぅぅっ…
ぬっ…脱ぎたいんですっ…ワタクシっ…パンティもブラもっ…
脱ぎ捨てたくてぇっ…堪らないんですぅぅぅぅっ!!)

まさに発作的に、氷華はイキそうになってしまう。
彼女は咄嗟にエプロンの裾をギュッと握りしめると、
そのマグマの様な劣情を抑え込んだのである。

【氷華】
「いっ…いけませんわっ…これ以上時間を掛けては…
本当にワタクシっ…どうにかなってしまいますっ…
はっ…早く…アレイを倒さなくてはっ…ハァハァ…ハァ…」

やっとの思いでガゼボへと辿り着いた氷華。
そんな満身創痍の彼女を待ち受けていた光景は、
あまりにも淫惨な光景であったのだ。

あの規律や服装の乱れに人一倍厳しかった、
メイド長であるメディナが、
何とも卑猥な衣装を身に纏い、
喘ぎまくっていたのである。

決して露出面積が大きい訳では無い、
テディタイプのランジェリーが、
こんなにも淫らであった理由…。
それは言うまでも無く、その生地にあった。

信じられない事に、
メディナが身に着けていた下着は、
そのほとんどがシースルー生地で出来ており、
全くと言っていい程、恥部を隠していなかったのだ。

あまりにも淫らなその姿に、
氷華は思わず、自分の事の様に赤面してしまう。

【氷華】
「メディナ様…何というお姿をっ…!?」

ガゼボの前で呆然と立ち尽くす氷華に気付き、
潤んだ瞳で彼女の事を見つめるメディナ。

いまメディナは大柄な鬼の膝の上に座らされ、
周囲を首の無い人鬼たちに取り囲まれていた。

おそらく周囲の人鬼たちは、
中央に座る大柄な鬼が生み出した、
分身体の様なモノだろう。

分身体は耐久力は皆無に等しいが、
本体の鬼を倒さぬ限り、
永遠に生み出される厄介な相手でもある。

しかし、その能力を持つ人鬼の種類は、
極端に少ないと記録されていたのだ。

【氷華】
(分身体を操る能力と…あの青い肌は…)

メディナの背後に鎮座する、
大柄な鬼の体皮は青色…。

無論、青色=蒼鬼という訳では無かったが、
これに分身体を操る能力や擬態能力を加味すると、
ほぼほぼアレイの正体が絞られてくるのである。

【氷華】
(間違いありません…アレは蒼鬼!!
…良かった…これは僥倖と言えますわっ!)

今の氷華の装備では紅鬼や、
それ以上の個体である酷鬼を相手にする事は、
非常に厳しいと言えたのだが、
蒼鬼が相手ならば、まだ勝機はあると言えるのだ。

【氷華】
(蒼鬼の耐久力は人鬼の中でも最弱の部類…
弱点さえ突ければ、ワタクシのニードルでも、
充分に誅する事が出来るはずですわっ!)

蒼鬼に気付かれない様に、
カチューシャの中に潜ませていた、
退魔ニードルを袖の中へと忍ばせる氷華。

蒼鬼はメディナを辱める事で頭がいっぱいの様で、
既に満身創痍の氷華の事など、
眼中に無いと言った感じであったのだ。

【氷華】
(…今はメディナ様が楯になっているから、
手を出すことは出来ませんわ…
何とかして蒼鬼を彼女から引き離さないと…)

どうする事も出来ずに立ち尽くす、
氷華を嘲笑うかのように、
蒼鬼がメディナの胸を揉みしだいていく。

さすがは欧米人だけあって、
その乳房は氷華以上に豊満であった。

普段のメイド服からは想像できない程の巨乳を、
ギュッと握りしめられると、
チリンと甲高い音が木霊していく。

【メディナ】
「あっ…ああっ…おやめ下さいませっ…」

その音の正体はメディナの乳頭に付けられていた、
ピアス状のベルからのモノであった。

ピアスと言うと肌を貫通する物が一般的であったが、
メディナが付けられていたソレは、
デリケートな部分に付ける事を考慮してか、
小さな留め具で挟み込む形状をしていたのだ。

そして、よく見ればそのピアスは、
彼女の恥部にある小豆状の小突起…、
クリトリスにも付けられていたのである。

【氷華】
(…なっ…なんて惨いことを…許せませんわ!)

メディナに対する玩具の様な扱いに、
怒りが込み上げてくる氷華。

だが蒼鬼の腕の中に捕らわれている、
彼女がいる以上、迂闊には手を出せない。

氷華は唇を噛み締めると、
キッと蒼鬼の顔を睨み付けた。

【蒼鬼】
「こそこそと嗅ぎ回る鼠の気配がしたが、
やはりオマエだったか…ミス・カラスマ」

メディナのうなじに舌を這わせながら、
蒼鬼がほくそ笑んでいく。

【蒼鬼】
「この女にオマエの監視を命令しといて、
正解だったようだな…知っているぞ…
今のオマエが無力だという事はな…ククク」

【蒼鬼】
「たしか…エクソシスターとか言ったか?
我らに楯突く小生意気な女どもだが、
あのいやらしいボディスーツが無ければ、
どうする事も出来ないのだろう…?」

【蒼鬼】
「ここまでの道中でオマエの身体は、
隅々まで調べさせて貰ったが、
まだ小癪な方法で貞操を守っている様だな。
…まったく往生際が悪い女だ」

潜入初日から行われていた下着チェックは、
やはり蒼鬼の企ての一つだった様だ。

メディナが申し訳なさそうな表情で、
氷華の事を見つめている。

氷華はてっきり彼女が障鬼たちの、
仲間になっているのかと思っていたが、
どうやらそういう訳では無いようだ。

彼女も他の失踪者たちと同様、
被害者の一人なのだろう。

【メディナ】
「…ご…ごめんなさい…氷華さん…」

【蒼鬼】
「おいっ、誰の許しを得て喋っている!
メディナ…オマエにはお仕置きが足りない様だなぁ」

【メディナ】
「あっ…ああっ…おやめください…旦那様っ…
ひっ…ひうぅぅぅぅっ…ダメぇっ…ふあぁぁぁっ…
そんなっ…こんな人前でっ…お仕置きだなんてっ…
ふあっ…んんんんっ…んくぅぅぅぅぅぅんっ!!」

両手でもってメディナの乳房を揉みしだくと、
蒼鬼は乳首に付けられていたベルピアスを、
グイグイと引っ張っていった。

ガッチリと乳頭に食い込んでいたピアスは、
そのまま彼女の乳房を乳首ごと持ち上げていく。

あんなにも激しく引っ張り上げられたら、
その痛みは相当なモノだろう。

だが、今のメディナは氷華と同じ様に、
鬼たちの体液によって、
身体の感覚を狂わされていたのである。

本来ならば痛みを感じるような刺激も、
彼女にとっては性感に他ならなかったのだ。

【メディナ】
「ひっ…ひあぁぁぁっ…いけませんわっ…ああっ…
そんなに強く引っ張らないでくださいましっ…ううっ…
ちっ…乳首ぃぃぃっ…グイグイされたらっ…ワタクシっ…
感じてしまうんですっ…ひっ…ひいぃぃぃぃぃっ!」

【メディナ】
「おっ…お願い致しますからっ…もうそれ以上はっ…
んんんんっ…んくっ…ひうぅぅぅぅんっ!!
やめてって…お願いしておりますのにっ…ああぁぁぁっ…
旦那様の手がっ…ワタクシの乳首をぉぉぉぉっ!?」

限界まで乳頭を引っ張り上げた所で、
蒼鬼が一気に手を放す。

するとその重量感のある乳房は、
一気に重力に引き寄せられ、
ブルンブルンと淫らに揺れ動いていったのだ。

チリンチリンチリン…

メディナの乳首に付けられたベルピアスが、
乳房の揺れに合わせて小刻みに、
卑猥なメロディを奏でていく。

【蒼鬼】
「そぉら、いつもの様に躾てやろう…」

そう言うと、メディナの股間の下から、
ダランと垂れ下がっていた肉塊が、
ググンッと一気に直立した。

未だ男性経験の無い氷華であっても、
ソレが鬼たちの生殖器である事は一目で分かる。

形状自体は人間の男性のモノと同じだが、
その表面には何かゴツゴツとした、
イボの様なモノが大量に浮き出ており、
いかにも醜悪な見た目をしていたのだ。

そんな禍々しいフォルムをした蒼鬼の生殖器が、
勢いよくメディナの膣口へと挿入されていく。

【メディナ】
「ひっ…ひぎぃぃぃぃぃぃっ!!?
あああぁぁぁっ…ダメぇぇぇっ…それダメぇぇっ!
旦那様っ…お許しをっ…ううっ…んくぅぅぅぅっ…
硬いのがっ…ワタクシの膣内にっ…グリグリってぇぇぇっ!」

肉棒が膣内に挿入されるや、
歯を剥き出しにして、絶叫するメディナ。

人間の男性器と比べると、鬼たちの生殖器は、
一回りも二回りも大きかったのである。
メディナが悶絶してしまうのも無理は無い。

【メディナ】
「ああっ…ひっ…ひうぅぅぅぅんっ…旦那様ぁ…
無理ですわっ…コレっ…無理なのぉぉぉぉっ!
こんな大きいのっ…ワタクシっ…耐えられませんっ…
本当に無理なんですぅぅぅっ…お…お許しをぉぉぉっ!」

背後に鎮座する蒼鬼に視線を投げ掛けようと、
必死に顔を曲げようとするメディナだったが、
激しいピストン運動に阻まれ、思うようにはいかない。

そうこうしている内に、
膣肉を擦り上げる肉棒からは、
大量の体液が滲み出し、メディナの膣道を、
グッチョリと染め上げていったのである。

ソレは人間で言うところの、
カウパー線液にも似ていたが、
どちらかと言えば潤滑油よりも、
媚薬効果の方が強かったかも知れない。

彼らが射精する精液よりかは、
その効果は弱かったが、
直接ヴァギナの肉襞に付けられる分、
実際は質が悪いのである。

【メディナ】
「…ああぁぁぁんっ…また…おかしくなるぅぅぅっ…
ふあぁぁぁっ…旦那様の…コレっ…入れられるとっ…
ワタクシのアソコっ…おかしくなってしまうんですっ…
ひゃあぁぁぁぁっ…ダメっ…ダメぇぇぇぇぇっ!」

【メディナ】
「どうしてっ…どうしてなのぉぉぉっ…ううっ…
ワタクシっ…こんなエッチな身体じゃない筈なのにぃっ…
…んんんっ…止まらないっ…旦那様の…お…おちんぽ…
入れられるとっ…エッチな感覚が止まらないんですぅぅっ」

【メディナ】
「ゆっ…許してぇぇぇっ…はっ…はひぃぃぃぃっ!
ワタクシの膣内でっ…ゴツゴツしたのが…擦れてますっ…
ふあぁぁぁっ…旦那様のっ…エッチなおちんぽがっ…
ワタクシのアソコっ…突きまくってますのぉぉぉぉっ!」

事実、メディナは異常とも思えるほどに、
そのペニスに感じまくっていた。

ベルピアスを付けられていた彼女のクリトリスは、
これ以上無いくらいにプックリと膨らみ、
メディナの性感の昂ぶりを、
淫らに主張しまくっていたのである。

【メディナ】
「だ…旦那様ぁぁぁっ…本当に…もう…無理ぃぃぃっ…
…あっ…ああっ…ひゃあぁぁぁぁぁんっ…お許しをっ…
そっ…粗相をした…愚かなメイドのメディナを…ううっ…
許してくださいませぇぇぇっ…ひうぅぅぅぅぅんっ!!」

【蒼鬼】
「ダメだなメディナ…分かっているだろう?
ワシに許しを請う時の作法を…カラスマにも見せてやれ」

【メディナ】
「はっ…ハイぃぃぃぃっ…承知致しましたぁぁぁぁっ…
…ひょっ…氷華さんもっ…観ていてくださいませっ…
あああっ…ワタクシの淫らな瞬間をっ…ううっ…
んくぅぅぅんっ…ひっ…あひぃぃぃぃぃぃぃっ!!」

どぴゅっ、どぴゅとびゅっ、じゅぷぷぷぅ!!

ビクビクッと全身を小刻みに痙攣し始めると、
メディナは唐突に膣口から、
大量の液汁を放出し始めたのだ。

一見すると尿の様にも見えるその液体は、
実際にはすべて彼女の愛液なのである。

信じられないほど大量の愛液を放ち、
その圧倒的なまでの性感に、
全身を震わせていくメディナ。

どうやら彼女は蒼鬼によって、
そうなるように躾られていたようだ。

氷華が潜入調査をしている裏で、
おそらくメディナは毎日、
アレイに化けた蒼鬼によって、
その肉体を調教され続けていたのだろう。

今の彼女は蒼鬼が命じればその場で、
排尿する事も厭わなかったかも知れない。

それほどまでに鬼たちの調教は、
陰湿で執拗だったのである。

【蒼鬼】
「よしよし、イイ子だ…ご褒美をくれてやろう」

そう言うと、更に力強く、
腰を突き出し始める蒼鬼。

勃起しきった特大の男根によって、
蒼鬼と繋がっていたメディナの肉体は、
飛び跳ねるかの如く律動していく。

【メディナ】
「ひっ…ひゃあぁぁぁぁぁぁっ…あひぃぃぃぃっ!
すごいのっ…すごいぃぃぃっ…んんんっ…んくぅぅぅっ…
だっ…旦那様のぉ…勃起おちんぽっ…凄すぎてぇぇぇっ…
ワタクシっ…壊れちゃうっ…壊れてしまいますぅぅぅ!」

【メディナ】
「おっ…お願いですからっ…もう許しになってぇっ!
…ひあっ…はむっ…はひぃぃぃぃっ…奥にまで来てるっ…
旦那様のおちんぽっ…ワタクシの奥に当たってぇぇぇっ…
んんっ…んくっ…んひゃあぁぁぁぁぁぁんっ!!」

【メディナ】
「こんなのっ…いつもと違うんですっ…ああぁぁぁっ…
いつもはもっとゆっくりなのにぃぃぃっ…ひいぃぃぃっ…
今日の旦那様はっ…激しすぎてぇぇぇぇっ…ふあぁぁっ…
ダメぇっ…もうっ…本当にぃぃぃっ…ダメなのぉぉぉっ!」

一体どれだけの情事が、
繰り返されていたかは分からないが、
メディナの発言から察するに相当長い期間、
彼女は辱められていたようだ。

しかも、今の彼女は未だに、
自分を犯している存在が、
アレイだと思っている節がある。

氷華の視点からはアレイは、
擬態を解いた鬼その物の姿なのだが、
メディナには彼がアレイに見えるらしい。

【氷華】
(未だメディナ様は幻惑の中に…)

幻惑とは鬼たちが人を化かす術であり、
古くからおとぎ話などでも語られていた、
一種の催○術の様なモノであった。

この幻惑に取り込まれた人間は、
自らが欲している情景に包み込まれ、
その甘美な幻想世界から、
抜け出せなくなってしまうのである。

【メディナ】
「ああっ…おっ…お客様のおちんぽもっ…
こんなに大きくなっておりますっ…んんっ…んくっ…
ワタクシの淫らな姿でっ…こんなに勃起なさって…
あっ…あふっ…はっ…はい…分かっておりますっ…」

【メディナ】
「ワタクシは…旦那様のメイドですからっ…
旦那様のお客様にも…しっかりとご奉仕させて頂きます…
…んんっ…んくっ…すごいっ…皆様のおちんぽっ…
旦那様と同じくらいにっ…硬くて立派なのぉぉぉっ!」

【メディナ】
「はむっ…んちゅっ…くちゅっ…れろれろっ…れろっ…
んんんんっ…ちゅぱっ…ちゅるるるるるっ…んちゅっ…
…れろれろっ…ちゅるっ…ちゅる…ちゅぱぱぱぱっ…
あふっ…んちゅっ…じゅるっ…れろれろれろぉぉぉっ…」

蒼鬼が操る首なし人鬼たちの生殖器にも、
ゆっくりと舌を這わせていくメディナ。

どうやら幻惑の中では人鬼たちは、
アレイの大事なお客様という設定らしい。

首の無いグロテスクな化け物のペニスなど、
触ることさえおぞましいので、
ある意味、メディナが幻惑の中にいた事は、
幸せだったかも知れない。

【メディナ】
「ああぁぁんっ…すごいのぉっ…お客様のおちんぽっ…
どんどんと大きくなっていきますぅっ…ううっ…んくぅ…
だっ…旦那様のっ…おちんぽもっ…凄すぎてぇぇぇっ…
ワタクシっ…ちゃんとご奉仕できないのぉぉぉぉっ…」

【メディナ】
「ワタクシっ…メイド長ですのにっ…こんな粗相をぉぉっ…
ふあぁぁぁぁっ…はひっ…あひゃあぁぁぁぁぁんっ!?
旦那様のおちんぽっ…また激しくなってるっ…ううっ…
もっ…申し訳御座いませんっ…ああぁぁぁっ…ダメぇっ!」

【メディナ】
「わっ…ワタクシがちゃんとご奉仕していないからっ…
旦那様が怒っていらっしゃるんですっ…ああっ…あひぃぃっ…
でっ…でも…こんなに激しいのっ…無理なんですぅぅぅっ…
ワタクシっ…おちんぽのピストンでっ…ダメなのぉぉぉっ!」

【メディナ】
「ひゃあぁぁぁぁっ…お許しをっ…んんっ…んくぅぅぅっ…
メディナは旦那様のっ…勃起おちんぽでっ…もうトロトロぉ…
エッチなおまんこっ…旦那様のおちんぽに吸い付いてぇぇっ…
もうイッちゃうっ…あああっ…イッてしまいますのぉぉぉっ!」

【蒼鬼】
「ククク…仕方が無い女だ…
駄目メイドのオマエには、いっぱい罰を与えてやろう」

【メディナ】
「ああぁぁぁんっ…罰きちゃうっ…旦那様の罰くるぅぅっ!
…あふっ…ふあぁぁぁぁぁっ…なっ…膣内にぃぃぃぃっ…
旦那様の濃厚なアレがっ…入って来ちゃうのぉぉぉぉっ…
ひゃああぁぁぁぁぁっ…あひっ…あふぁぁぁぁぁんっ!!」

どぷぷぷぷぷぷっ、どくっ、どくんどくんっ!

膣奥深くに挿入されていた蒼鬼の男根から、
まるで噴水の如く、噴き上がって来る白濁液。

その濃厚極まりない無いザーメンは、
メディナの膣内へと放たれたると、
瞬く間に子宮全体を満たしていったのだ。

【メディナ】
「あっ…ああっ…出てますっ…んんっ…出ておりますぅ…
だっ…旦那様の精液…濃厚なザーメンがっ…いっぱいっ…
ドクドクってぇ…ワタクシの膣内に出ておりますのぉぉぉっ…
ふあぁぁぁっ…すごいっ…いっぱいぃぃぃぃっ!!」

【メディナ】
「こっ…こんなのっ…我慢できないのぉぉぉっ…ああっ…
いつも以上に多くてぇぇぇっ…射精っ…止まらないんですっ…
ううっ…旦那様のおちんぽがっ…ビクンビクンする度にぃ…
ワタクシの膣内にっ…ザーメン出まくっているんですっ…」

【メディナ】
「ひゃあぁぁぁぁっ…こっ…こんなにいっぱいっ…
射精されたらっ…わっ…ワタクシっ…また孕んじゃうっ…
んんんっ…旦那様の赤ちゃんっ…妊娠してしまいますぅ!
…そっ…そんなっ…また赤ちゃんだなんてぇぇぇぇっ!!」

蒼鬼の腕の中で身体をしならせ、
何とかしてその射精から、
逃れようとするメディナ。

しかし、彼女の身体は蒼鬼の両手で、
ガッチリとホールドされており、
射精はおろか、ペニスを引き抜く事さえ、
不可能だったのである。

【メディナ】
「いっ…いけませんわっ…旦那様っ!!
ワタクシはメイドですのにっ…こんなっ…ひっ!?
ひあぁぁぁっ…ダメぇぇぇっ…旦那様のおちんぽがっ…
また奥に入ってきてっ…ぴっ…ピストンをぉぉぉっ!」

【蒼鬼】
「どれだけ暴れようとも無駄だぞ…メディナ。
オマエはワシの種付けメイドなんだからなっ…
さっさとその腹に…ワシの子を孕むがよいっ!!」

【メディナ】
「あああぁぁぁんっ…そんなっ…ひうぅぅぅぅっ!
孕めだなんてっ…ワタクシっ…もう旦那様の赤ちゃん…
産んでおりますのにっ…まっ…また孕めと仰いますのぉ…
ひゃあぁぁぁぁっ…ダメっ…ダメぇぇぇぇぇっ!!」

【蒼鬼】
「そうだ…オマエは他のメイドと同じ…
ワシ専用の種付けメイドなんだからなっ…
何度でも何度でも…孕ませてやろうっ!」

【メディナ】
「いやぁぁぁぁぁっ…許してっ…許して下さいませっ…
…あっ…ああぁぁぁっ…また来てしまうのぉぉぉっ…
旦那様のおちんぽっ…凄い勢いで突いてきてぇぇぇっ…
ワタクシっ…旦那様のおちんぽでっ…おかしくなるぅぅぅ!」

どぷぷぷぷぷっ、どくっ、どくくっ!!

大量の白濁液を膣口から溢れさせ、
メディナが全身を、
ガクガクガクっと痙攣させていく。

蒼鬼に鷲掴みにされていた乳房の先端からは、
おそらく彼女の母乳と思われる、
乳白色の液体も噴き出し、
何とも言えぬ匂いが立ちこめて来ていた。

【氷華】
(…ううっ…何て酷い匂いなんですのっ…)

母乳と愛液と精液が入り混じった匂い。
ソレは一言で言えば異臭に他ならなかったが、
今の氷華にとっては、
媚薬香の様にも思えてしまう…。

度重なる下級障鬼たちからの精液責め。
その鼻を摘まみたくなるほどの精液臭は、
氷華の子宮を激しく刺激し、
強○的に排卵を促しつつあったのだ。

自分の身体が普通では無い事を自覚しながらも、
何とかソレを精神力で抑え付けていた氷華。

だが、彼女のその強い忍耐力も、
目の前で繰り広げられる乱交によって、
既に限界間近であったのだ。

【メディナ】
「ああっ…ひゃあぁぁぁぁぁんっ…母乳出ちゃうっ…
ワタクシっ…こんなっ…セックスされながらっ…んんっ…
母乳噴き出しちゃうだなんてぇぇぇっ…ああぁぁぁっ…
ダメっ…ダメぇぇぇっ…乳首っ…ダメなのぉぉぉぉっ!」

【メディナ】
「いやぁぁぁぁっ…旦那様の指がっ…ワタクシの乳首ぃっ…
クリクリしておりますのぉっ…ああぁぁっ…そんなっ…
母乳出ておりますのにっ…そんなに強く捻ったらっ…
もっと出ちゃうっ…ワタクシの母乳がっ…いっぱいぃぃぃ!」

【メディナ】
「ひあぁぁぁぁっ…止まらないっ…止まらないんですっ!
…ワタクシったらっ…母乳っ…旦那様に搾られながらっ…
アソコもっ…おまんこからもっ…エッチなお汁出ちゃうの…
どぴゅどぴゅってっ…いっぱい…出ちゃうぅぅぅぅぅっ!!」

どぴゅぴゅぴゅっ、どぴゅっ、じゅぴゅっ!!

【メディナ】
「あっ…ああぁぁぁっ…いっぱいぃぃぃぃぃっ!!
お客様のおちんぽからもっ…ザーメンっ…いっぱいなのぉ…
…ううっ…んっ…んくぅぅぅぅっ…すごいのぉぉぉっ…
ワタクシの膣内も…外も…ザーメンでいっぱいぃぃぃっ…」

朦朧とした表情で、
その凄まじいザーメンシャワーを、
全身で体感していくメディナ。

蒼鬼の極太のペニスを、
根元までズッポリと咥え込んでいた、
彼女の膣口からは、絶え間なく、
精液と愛液が溢れ続けていたのだ。

【メディナ】
「ああぁぁん…まだ出てるのぉぉぉっ…んくぅぅぅっ…
旦那様のぉ…エッチな濃厚ザーメンがぁぁぁっ…
ワタクシのっ…おまんこの中でっ…ドクンドクンってぇぇぇっ…
ああっ…出てるぅぅぅっ…出まくっているのぉぉぉぉっ!!」

【メディナ】
「ああっ…赤ちゃん出来ちゃうよぉぉぉっ…んっ…んふっ…
また旦那様の赤ちゃん…メディナは…孕んじゃうんですっ…
ひゃああぁぁぁっ…だっ…旦那様のお客様たちもっ…
たくさんのザーメンでっ…お祝いしてくれてますのぉぉっ!」

【メディナ】
「ああぁぁぁぁぁっ…止まらないっ…止まらないのぉ!
メディナっ…旦那様のっ…勃起おちんぽでっ…何度も…
何度もっ…お仕置きされてっ…もうおちんぽ無しでは…
生きられないっ…淫乱ドスケベメイドなんですぅぅぅっ…」

【メディナ】
「ですからっ…もっと…もっとぉぉぉぉっ!!
なっ…膣内にぃっ…ワタクシの子宮の奥にぃぃぃぃっ!!
ザーメンっ…注ぎまくって下さいませぇっ…ああぁぁっ…
旦那様のっ…赤ちゃんっ…身籠もらせてぇぇぇぇっ!!!」

どくくくくっ、どくっ、どぷんっ!!

一体どれだけ射精すれば満足すると言うのか…?

何度も何度もメディナの膣内に射精しても尚、
蒼鬼のペニスは隆々と勃起しまくっていたのだ。

彼はイキまくり失神してしまった、
メディナのヴァギナから、
そのこん棒の様な肉棒を引き抜くと、
無造作に彼女を押し退けたのである。

【氷華】
(…あっ…あんなにも大量に射精されてしまったら…
ぜっ…絶対に…妊娠してしまいますわ…)

圧倒的なまでの種付けセックスを見せ付けられ、
氷華は全身の震えが止まらないでいた。

心臓は激しく動悸し、身体全体が熱を帯びていく。
あまりにも熱い感覚…特に顕著だったのが下腹部の奥…、
彼女の子宮がある場所だったのである。

【氷華】
(だっ…ダメぇっ…意識してはいけませんのにぃぃぃっ…)

蒼鬼の膝の上で犯されていたメディナと、
自分の姿が重なり、
頭をブンブンと横に振る氷華。

考えてはいけないと思いつつも、
発情しきった彼女の子宮は、
猛々しいオスの精子を求めていたのである。

【蒼鬼】
「さてと…次はオマエの番だ…ミス・カラスマ。
ワシの好みでは無いが…たまには黒髪も良いだろう…」

未だに射精し続けていた、
肉棒を見せ付けるかの様に、
仁王立ちになる蒼鬼。

その筋肉質な肉体は、
まるでギリシャ彫刻かの様に、
男性的な魅力に満ち溢れていたのだ。

【氷華】
(ああっ…何て均整がとれた身体なんですの…?
こんな…鬼の身体なんかに…ワタクシったら…どうして…)

屈強な鬼の肉体を見れば見るほど、
疼きまくっていく氷華の下腹部。

彼女のヴァギナはヒクヒクと微痙攣を起こし、
そのクリトリスも異常なほどに、
勃起しまくっていたのである。

【氷華】
(ダメよっ…ダメですわっ…止まって下さいましっ!)

戦闘態勢も取れずに、
呆然と立ち尽くしていた氷華の元に、
蒼鬼が悠然と近づいていく。

【蒼鬼】
「オマエに抵抗する術が無いのは承知済みだ。
おとなしく主人であるワシに忠誠を誓えっ!」

そう言うと蒼鬼はいきり立った男根を、
氷華の眼前へと突き付けたのだ。

その瞬間、ムワッと立ち上がるザーメン臭。
氷華はその匂いを嗅いだだけで、
軽くイキそうになってしまっていた。

【氷華】
(ひっ…ひゃうぅぅぅぅぅっ!!
ダメなのっ…ああっ…そんな…匂いだけですのに…
ワタクシったら…どうしてっ…んくぅぅぅぅっ!)

内股を絞りながら、
何とかして絶頂を我慢しようとするが、
次々と彼女の全身を性感が駆け巡っていく。

【氷華】
(…あっ…あっ…ダメぇぇぇぇっ…いけませんわっ…
ワタクシはエクソシスターですのにっ…ううっ…んくっ…
こんな鬼たちの…醜悪なペニスにっ…忠誠だなんてっ…
ぜっ…絶対にダメなのっ…ゆっ…許されませんわぁぁぁっ!)

そうは言っても、もう氷華の視線は、
蒼鬼の男根に釘付けになっていた。

ドクンドクンっと今も濃厚な白濁液を、
その亀頭部から溢れさせていく、
蒼鬼の勃起ペニス。

氷華はソレを舐め上げたい欲求で、
もがき苦しんでいたのである。

【氷華】
(ううっ…こっ…コレを…舐めてしまえば…楽にっ…
ああっ…ダメよっ…何て事を考えておりますのっ!?
…んんんっ…でっ…でもっ…やっぱり…ワタクシっ…
楽になりたいっ…もうっ…解放されたいんですのぉっ!)

抵抗か屈服か…。

背反する欲求に、迫り来る決断の刻。
氷華が下した決断とは…、

………………………

………………

………

エクソシスターとしての使命であった。

【氷華】
「…あっ…ああぁぁっ…」

わざと弱々しい喘ぎ声を出し、
蒼鬼に屈服したかの様に振る舞う氷華。

彼女はくずおれる様に膝を突くと、
滾りまくっていた蒼鬼のペニスへと、
その顔を近付けていったのである。

【蒼鬼】
「そうだ…ソレに舌を這わせ、忠誠を誓え!」

ペニスを舐め上げろという蒼鬼の命令。
これが普通の女性であったなら、
拒絶する事は不可能だったかも知れない。

しかし、氷華はエクソシスターなのである。

いま正に彼女の舌が男根に触れようとした瞬間、
ブラウスの袖から一本の針が、
スルスルッと滑り落ちて来ていた。

【氷華】
「残念ながら…そのご命令には従えませんわ、旦那様っ!」

言うが早いか、
氷華は袖から落ちた針を握りしめると、
力一杯、ソレを、
蒼鬼のペニスへと突き刺したのである。

丁度、精巣の中心部から、
真上に向けて突き入れられた退魔ニードルは、
蒼鬼の前立腺をズタズタにしながら、
退魔素子を放出していく。

【蒼鬼】
「グッ…キサマっ!!」

さすがの蒼鬼であっても、
急所に突き立てられたこの一撃には、
痛みを隠しきれない様だ。

彼は反射的に後退り、
針が刺し込まれた急所の回復を行おうとしたが、
障鬼の驚異的な回復能力よりも速く、
氷華の退魔素子は体内へと拡散されていく。

【氷華】
「そんなことをしても無駄ですわ…もう観念なさいまし」

亀頭部からボロボロと崩れ落ちていく、
蒼鬼のペニス…。
その崩壊は本当に一瞬だったのである。

氷華が短く瞬きする間にも、
蒼鬼の肉体は塵屑となり、
消え失せていたのだ。

当然、彼が生み出していた、
首なしの人鬼たちももういない。

今、ガゼボに存在していたのは、
失神状態のメディナと、
氷華の二人だけだったのである。

【氷華】
「ふぅ…どうやら…任務達成の様ですわね…」

空間をねじ曲げていた蒼鬼が消え去り、
正常の状態へと復帰していたアレイ邸。

氷華はメディナを抱き上げると、
確かな達成感と共に、
邸宅を後にしたのである。

………………………

………………

………

帰還後、正気を取り戻したメディナの証言により、
アレイ邸の地下から行方不明になっていた、
女性たちが発見された。

彼女たちはリトルアメリカに住む米国高官の娘や、
アレイに雇用されていたメイドたちである。

どうやらアレイに擬態していた蒼鬼は、
金髪の女性たちに異常なほどの執着を抱いており、
ブロンドヘアーが美しい娘を見つけると、
拉致して、弄んでいたようである。

通常、鬼たちに拐かされた者は、
異界に連れ去られて、そこで彼らの、
孕み袋にされるのがセオリーだったのだが、
不幸中の幸いと言うべきか、独占欲の強い蒼鬼は、
女性たちを自分の手元に置いていた様だ。

全員救出という一報に、
ホッと胸を撫で下ろした烏丸氷華。

しかし、安堵している暇など彼女には無い。
障鬼が関与していると思われる事件は、
まだまだ存在していたからである。

次なる任務は、
宿泊客が行方不明になるという、
高級ホテルへの潜入。

氷華はメイドとして、ホテルに潜入し、
消失事件の全容を調査するのである。

封魔メイドハンター、
氷華の戦いはまだまだ続く!!

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