封魔メイドハンター氷華/第4室「温室/樹鬼」

第4室「温室/樹鬼」

通風口を出た先は、
彼女も見覚えのある空間だった。
熱帯地帯の様なジメっとした高温に、
鬱蒼と茂った植物の数々…。
そう、ここは館主であるアレイの温室。
今朝も氷華が訪れていた場所であったのだ。

しかし、その室内の様相は、
朝とは激変している。
秩序良く陳列されていた筈の植物たちは、
今では氷華の行く手を阻むかのように、
無秩序に根を張り、
そのツタを伸ばしまくっていたのだ。
あのアレイが育てていた植物が、
普通のモノである訳が無い。
コレも化け物の一種と考えた方が良いだろう。

【氷華】
「…植物を模した障鬼…樹鬼ですわね…」

今までの流れからしても、
コレが障鬼の類いである事は、
間違いなかった。

衣服の乱れこそ直したものの、
氷華のメイド服は鬼の体液と精液で汚れ、
その顔や髪にも精液が付着している。
明らかに健全とは言い難い状況…。
しかし、彼女にはこの植物の合間を抜けるしか、
道は残されていないのだ。

【氷華】
「…いっ…行きますわよっ…」

意を決して、その一歩を踏み出す氷華。
慎重に歩くと見せかけ、唐突に駆け出せば、
樹鬼たちを出し抜けるかもしれない。
そんな淡い希望に、
一縷の望みを託した氷華であったが、
植物たちの回廊に足を踏み入れた瞬間、
大量のツタが襲い掛かって来たのだ。

【氷華】
「やはり、来ましたわね…」

2本…4本…6本と、
次々に襲来してくるツタを回避し、
植物たちの合間を駆け抜けていく氷華。

華麗なほどに俊敏なその動きは、
流石はエクソシスターといった感じであったが、
そんな見事な回避行動も長くは続かない。
圧倒的なまでの物量で樹鬼たちは、
氷華を追い詰めていったのだ。

【氷華】
「くっ…なんて量なんですのっ!?」

避けても避けても迫り来るツタに、
遂に絡め取られてしまった氷華。
彼女の両手両足は瞬く間に拘束され、
氷華は樹鬼たちの巨大な根の上に、
拘束されてしまったのである。

【氷華】
「ううっ…こんなツタごとき…
強化スーツさえ着ていれば…
難なく振りほどけますのにっ…」

悔しげな表情を滲ませた氷華であったが、
実際、異形の塊である樹鬼のツタを、
人間の筋力程度でどうにか出来る訳も無いのだ。

無駄とは分かっていても、
氷華は精一杯、両腕に力を込め、
ツタを振りほどこうとする。
…が、しかし、
その氷華の抵抗を挫くかの如く、
樹鬼たちは次なる行動を開始していく。

細長いツタが胸元に入ったかと思うと、
器用にも一つずつボタンを外し、
氷華のブラウスを脱がしていったのだ。

当然の様に彼女の、
ロングスカートも捲り上げられ、
樹鬼たちの根の上に跨がらされていた、
氷華の股間も丸見えになってしまう。
彼女はまたも鬼たちの眼前に、
その魅惑的な肉体を、
晒されてしまったのである。

【氷華】
「まっ…また…ワタクシを辱めると言うのですか…?」

気品と清楚さを兼ね備えていた、
氷華の純白のブラジャーと純白のパンティも、
今では鬼たちの体液で汚れ、
うっすらと透け始めていた。
本来なら彼女が隠しておきたかったであろう、
乳輪と陰毛も、下着の上から陰影として、
視認できるほどであったのだ。

【氷華】
「おっ…おやめなさいっ…
その様な所業っ…許されませんわよっ!」

彼女の性感帯の前で、
まるで焦らすかのように、
ツタをしならせていた樹鬼たち。
氷華はそんな鬼たちの行動に、
不快感と共に苛立ちを覚え始める。

【氷華】
(…種類が変わっても鬼の考える事は一緒ですわ…
どうせワタクシを辱めるというのに…
どうして…こんなに勿体振っておりますのっ!?)

ウネウネ…ウネウネ…と、
いつまでもしなり続けるツタの前で、
氷華の魅惑的な肉体だけが、
荒い呼吸に合わせて上下していた。
ランジェリーを露出され、
ただでさえ恥ずかしいというのに、
コレでは放置プレイの様なモノである。

【氷華】
「…なっ…何をしておりますのっ…?
…何もする気が無いのなら…
今すぐにワタクシを解放するのですっ!」

いつまでも触ってこないツタに痺れを切らし、
思わず氷華がそう叫ぶ。
しかし、これではまるで触られるのを、
自分が渇望している様な気がして、
彼女は急いで頭を横に振った。

【氷華】
「ちっ…違いますわっ!
断じてワタクシは…触って欲しいという訳では…!」

慌てて言葉を言い変えようとも、
氷華の肉体は明らかにソレを、
欲しているかのような状態である。
ジットリと汗ばんだ肌は赤みを帯び、
まだ何もされていないと言うのに、
彼女の乳頭は硬くなりつつあったのだ。

【氷華】
(…ああっ…ワタクシったら…どうしてしまったと言うの?
こんな触手に捕まっただけで…身体が熱くなっていく…
どんどんとっ…変な気持ちになってしまいますのぉっ!!)

氷華の肉体が異様な興奮状態にあったのは、
温室内に充満していた、
匂いのせいだったのかもしれない。
樹鬼たちが放つ樹液の匂いと言えば、
聞こえは良いが、その実ソレは、
ザーメン臭そのモノだったのである。

これまで三度に渡る辱めで、
その肉体にたっぷりとザーメンを、
塗りたくられていた氷華。
発情しきったオスの象徴であるソレは、
彼女のメスの本能を激しく刺激し、
急激な排卵活動を促していたのだ。

【氷華】
(ううっ…いけませんわっ…
ワタクシは高潔なエクソシスターですのよっ…
こんな鬼たちの身体に…欲情だなんてっ!)

そう頭では理解していても、
肉悦は氷華の思考回路を、
どんどんと狂わせていく。

精液…欲しい…濃厚なアレが…欲しい…。

人間の精液よりも遙かに濃厚で、
催淫効果もあった鬼たちの精液。
それが蒸し暑い温室の中で蒸気となって、
氷華の肉体を確実に蝕んでいたのだ。
彼女が感じてしまうのも、
無理からぬ話だったのである。

【氷華】
「ひっ…ひゃあぁぁぁぁっ…もうムリなんですのぉ…
ああぁぁっ…ワタクシっ…おかしくなってしまうっ…
…この匂いっ…臭すぎてぇっ…わっ…ワタクシぃぃぃっ…
ふあぁぁぁぁっ…欲しいっ…欲しいんですのぉっ!」

身体をブルブルと震わせて、そう叫ぶ氷華。
ソレは遂に彼女の理性が、
悦楽に屈服した瞬間であった。

まるで、その言葉を待っていたかの様に、
一斉に動き始めた樹鬼たちのツタ。
大小様々なツタが氷華の肉体に絡まり付き、
乳房や股間を揉みしだいていったのだ。

【氷華】
「ひうぅぅぅぅぅっ…ああっ…あふぅぅぅっ!?
ダメぇぇぇっ…いけませんっ…いけませんわぁぁぁっ!
ああぁぁぁんっ…触手っ…樹鬼たちの触手がっ…
…ワタクシの大事な処にぃぃぃぃっ!!!」

ブラの上から乳房へと巻き付いたツタは、
そのまま彼女の乳首へと絡み付き、
グイグイとソレを引っ張り上げていく。

これが強化スーツであったなら、
乳首への刺激も大分軽減されていたかも知れないが、
いま氷華が身に着けているモノは、
普通のランジェリーなのである。
いくら退魔術が施されていると言っても、
元々が薄いレース生地でしかないソレは、
既に限界が迫りつつあった。

【氷華】
(ああっ…そんなっ…ブラの反応がおかしいのぉっ!
た…退魔術の耐久度が…明らかに減少しておりますわ…
このままでは…結界が崩壊してしまいますのぉっ!!)

退魔術による結界の崩壊。
ソレは名実ともに氷華の下着が、
ただの布切れになるという意味であった。

【氷華】
「いやぁぁぁぁぁっ…いけませんわっ!
離れてぇっ…んんんっ…乳房っ…ダメなのぉっ…
…あああぁぁっ…そんな処に巻き付いたらっ…
わっ…ワタクシぃぃぃぃっ…ひうぅぅぅぅっ!」

何とかして結界の崩壊だけは、
防がなくてはならない氷華。
だが、活性化した樹鬼たちの動きは、
あまりにも激しかったのである。

乳首の責めだけでも尋常では無いと言うのに、
股間では無数のヒダを持った植物が、
氷華のヴァギナへと食い込もうとしていたのだ。

【氷華】
「いっ…いけませんわっ…ソコだけはっ…ダメっ…
ダメなんですのぉぉっ!…ああっ…ひあぁぁぁっ…
植物のヒダがっ…ワタクシのアソコに当たってぇぇっ!」

ビクビクッと身体を小刻みに震わせて、
氷華が苦悶の表情を浮かべていく。
ヒダ全体に樹液を滴らせ、
滑り気を帯びていたソレが、
氷華の股間に擦れる度に、ジュワっと液染みが、
パンティ全体へと広がっていくのである。

これが白色でなければ、
もう少し誤魔化せたのかも知れないが、
純白の彼女のパンティでは、
秘部を隠し通す事は出来ない。
うっすらと透けみを帯びた、
そのランジェリーの下には、
穢れを知らない氷華の陰唇が、
強烈な性感によって怯えきっていたのだ。

【氷華】
「いやぁぁぁぁっ…ソレっ…ダメっ…ううっ…
ソレっ…ダメなのぉぉぉぉっ…あひぃぃぃぃっ!
当てないで下さいましっ…ううっ…そのビラビラっ…
ソコに当てられたたらっ…わっ…ワタクシぃぃぃっ!」

パンティ越しにグイグイと、
押し込まれていく植物のヒダ。
退魔術が施されていたパンティが、
その程度の愛撫で破れる事は無かったが、
ブラジャーと同じく、彼女のパンティも、
耐久度自体は限界を迎えつつあった。

現に下着を通して侵入してくる、
樹鬼たちの体液の量が、
加速度的に増大していたのである。

【氷華】
(ひっ…ひゃあぁぁぁっ…いけませんわっ…ううっ…
樹液がっ…どんどんと中に入ってきていて…ああっ…んふぅ…
ワタクシの大事な処にっ…染みこんでしまいますのぉっ…
ひあぁぁぁぁっ…ダメっ…そんなのダメなのぉぉぉっ!)

歯を食いしばりながら、
何とかして性感を我慢しようとする氷華。
だが、そんな彼女の頑張りも、
鬼たちの前では無駄な努力と言えた。

【氷華】
「…んんんっ…んふっ…んくぅぅぅぅぅんっ!?
ふあぁぁぁっ…ひょくしゅっがっ…らかにぃぃぃっ…
…ううっ…んふぅぅぅぅぅっ…らめれふわっ…あむっ…
んちゅっ…くちゅっ…れろれろっ…ちゅぱ…れろぉ…」

彼女の忍耐を挫くかの様に、
口の中にも挿入されていく樹鬼たちの触手。
ソレは股間に押し当てられているヒダと同じ様に、
大量の樹液を滴らせた触手だったのである。

口の中に入れられた瞬間から、
氷華はその樹液の味を否応なく、
堪能させられる事となったのだ。

【氷華】
「ちゅぱっ…れろれろれろっ…くちゅっ…ちゅるるっ…
んんっ…んふっ…れろっ…ちゅぱぱぱぱっ…くちゅちゅっ…
…あふっ…ああぁぁぁっ…らめぇぇぇっ…んくぅぅぅっ…
ひゅえきっ…ひゅごいのぉぉぉっ…あふぅぅぅぅんっ!」

樹液を舌の上に満遍なく塗りたくられて、
その匂いだけでイッてしまいそうになる氷華。
今、彼女の鼻腔にはむせ返るような、
ザーメン臭が充満していたのである。

【氷華】
(ああっ…すごく酷い匂いですのにっ…ダメなんですのっ…
ワタクシっ…この匂いを嗅がされただけでっ…ううっ…
身体がっ…勝手に…火照ってしまいますのぉぉっ…ああぁん…
いけませんわっ…コレは…鬼たちの精液だと言うのにぃっ!)

【氷華】
(我慢しなくてはっ…ダメですわっ…ううっ…んくぅ!
…わっ…ワタクシはっ…エクソシスターなのですよっ…
こっ…こんな…化け物の精液なんかに…負けてはダメっ…
…ぜっ…絶対にっ…屈服なんてっ…致しませんのぉっ!)

必死に理性でもって、
自分を鼓舞しようとする氷華であったが、
そんな彼女を嘲笑うかのように、
樹鬼たちの責めは激しさを増していく。

ブラの上では相変わらずツタが、
乳首へと巻き付いており、
股間に押し当てられていたヒダには、
グングンと圧が加えられていたのである。
一本一本が大人の指くらいの、
大きさをしていたヒダが、
ゆっくりと上下運動をする度に、
氷華の股間を順々に撫でまくっていく。

その様は正に愛撫その物と言えた。
氷華はまるで鬼たちの手で、
股間を弄られているかの様な錯覚に陥り、
激しく感情を昂ぶらせてしまう。

【氷華】
(ふあぁぁぁぁっ…ダメなのっ…ソレっ…ダメぇぇぇぇっ!
ソコっ…弱い場所だからっ…触らないでぇ…ああぁぁぁっ…
…いけませんっ…それ以上っ…グリグリされたらっ…
ワタクシっ…ひっ…ひうぅぅぅぅっ…あひぃぃぃぃっ!)

【氷華】
(…ダメよっ…こん…な…ことで…感じては…ダメなのに…
んっ…んんんんっ…んくぅぅぅぅっ…あはぁぁぁぁんっ!
植物のヒダぁっ…粘液まみれのヒダがっ…ワタクシの股間に…
擦れる度にっ…ワタクシっ…おかしくなってしまいますのぉ!)

【氷華】
(ああぁぁぁっ…止まってっ…止まって下さいましぃぃぃっ!
こんなことっ…異常ですのにぃぃぃっ…ふあぁぁぁぁっ…
ワタクシっ…樹鬼なんかに…アソコ擦られてっ…感じてるっ…
パ…パンティの上からっ…おまんこ擦られて…イッ…イクぅ!)

どぷっ、どぷぷぷぷぷっ、じゅぴゅう!!

ビクビクッと激しく腰を震わせて、
氷華が苦悶の表情を浮かべた。

既に樹鬼たちの体液で、
濡れそぼっていたパンティ生地に、
内側から液汁が滲んでいく…。
ソレは言うまでも無く、
氷華がイッてしまった証。
淫猥極まりない愛液だったのである。

【氷華】
「んんんんんっ…んふっ…んくぅぅぅぅぅんっ!!
あああぁぁっ…あひゃっ…あむっ…んちゅうぅぅぅっ…
ちゅぱっ…れろれろれろっ…くちゅっ…ちゅるるるっ…
ちゅっ…んちゅんちゅっ…れろれろれろぉぉぉぉっ…」

口の中に挿入されていた触手を、
舐めさせられながら、
オーガズムの余韻に浸っていく氷華。

鬼たちの触手に奉仕しながら、
絶頂を迎えてしまうなど、エクソシスターには、
あってはならない醜態と言える。
だが、そんな自分の姿を悔いる間もなく、
樹鬼たちの責めがエキサイトしていったのだ。

どぴゅぴゅぴゅっ、どぴゅっ、じゅぴゅっ!!

まるで氷華のオーガズムを待っていたかの様に、
一斉に樹液を放出し始めた樹鬼たち。
ソレは氷華の全身へと浴びせ掛けられ、
露わになっていた彼女のランジェリーは、
一気に白濁色へと染め上げられてしまったのである。

全身を樹液まみれにされ、
そのむせ返るようなザーメン臭に、
イキ狂いそうになってしまう氷華。
彼女は必死の思いでソレを踏みとどまろうとするが、
口の中にもたっぷりと射精していた触手が、
今もまだ彼女の舌に向けて、
樹液を浴びせまくっていたのである。

【氷華】
「あっ…あひゃあぁぁぁぁぁっ…ダメっ…ダメぇぇぇっ!
…ソレっ…もう掛けないでくださいましっ…ふぁぁぁぁっ…
身体の中もっ…外もっ…もう…アナタたちの体液でっ…
いっぱいですのにぃぃぃっ…んんっ…んくぅぅぅぅんっ!」

【氷華】
「止まらないっ…樹鬼たちの射精がっ…止まりませんのぉ!
ひああぁぁぁぁっ…もうお許しになってぇぇぇっ…ううっ…
ワタクシっ…この匂いに弱いからぁぁぁっ…あふっ…ふぅん…
ザーメンの匂いっ…ダメなんですっ…ひうぅぅぅぅっ!!」

【氷華】
「こっ…この匂いだけでっ…ワタクシっ…変になるぅっ…
ああぁぁぁっ…こんなにクサイのにぃぃぃっ…あふぅんっ…
ワタクシの身体っ…熱くなり過ぎてぇぇぇっ…ダメなのぉ…
ひゃあぁぁぁっ…おかしくなるぅぅぅっ…あひぃぃぃっ!!」

ガクガクガクっと全身を痙攣させて、
突き上げてくるオーガズムを、
我慢しようとする氷華であったが、
そんな抵抗は何の意味も持たない。

彼女が我慢しようとすればするほど、
樹鬼たちの責めは激しくなり、
その射精量も増大していたからである。

どぴゅっ、どぴゅぴゅぴゅっ、どぴゅうっ!!

氷華の陰唇に食い込んでいたヒダからも、
大量の樹液が放出され、パンティ越しに、
彼女のヴァギナを濡らしていった。
異常なほどに強力な媚薬効果を持つ体液が、
氷華の陰唇に触れた瞬間、
彼女は飛び跳ねるかの様な反応を見せてしまう。

【氷華】
「ひっ…ひいぃぃぃぃぃぃっ!?
あああぁぁぁっ…熱いのっ…すごく熱いぃぃぃぃっ!
んあぁぁぁぁっ…いけませんわっ…本当にダメぇぇぇっ…
それ以上はっ…射精しないで下さいましっ…ひあぁぁぁっ…」

【氷華】
「ザーメンっ…鬼たちのザーメンがっ…ワタクシのっ…
大事な処っ…おっ…おまんこにっ…掛かってるぅぅぅぅっ…
…ひゃあぁぁぁぁぁっ…ダメっ…ダメぇぇぇぇっ…
ソコは本当にダメなんですっ…わっ…ワタクシぃぃぃっ…」

【氷華】
「おまんこに直接っ…ザーメン塗りたくられたらっ…
もっ…もう…我慢なんて出来ないんですっ…ひうぅぅぅっ…
お許しになってぇぇぇぇっ…あああぁぁぁっ…らめぇっ…
おっ…鬼たちのザーメンっ…いっぱいでぇぇぇぇっ!」

【氷華】
「こっ…こんなのっ…もう耐えられませんのぉぉぉっ!
ああぁぁぁっ…あふっ…んんんんっ…あひぃぃぃぃぃっ!
…ワタクシっ…鬼たちのザーメンだけでっ…イッちゃうっ…
おまんこっ…ザーメンっ…マーキングされただけでぇぇぇ…
イクイクっ…イクぅぅぅぅっ…イッちゃうのぉぉぉぉっ!!」

どぷぷぷぷぷぷっ、どぷっ、じゅぷぷぷぅ!!

パンティ越しの射精だけでも、
狂わんばかりにイッてしまった氷華。
彼女の蜜壺からは大量の愛液が噴出し、
触手のヒダに押されていた膣口からも、
ダラダラと零れ落ちていたのである。

もはや失神寸前の氷華であったが、
樹鬼たちがそれ以上の愛撫をする事は無かった。

彼らはこれまでの鬼たちと同様に、
氷華が絶頂するのを見届けると拘束を解除し、
その場に彼女を放棄したのである。
やろうと思えば、そのまま拘束し続け、
触手ヒダで連続絶頂地獄を、
氷華に味わわせる事も出来たのに、
ソレを行おうとはしなかった樹鬼たち。
当然その選択には何かしらの意図が、
込められていたのである。

【氷華】
「…はぁはぁ…はぁ…完全に…
ワタクシを…弄んでおりますわね…」

悔しげな表情で着衣の乱れを直し、
力なく立ち上がると、
氷華は温室の奥にある扉へと向かった。

【氷華】
(障鬼たちがワタクシを捕捉してる以上、
この館からの脱出は不可能ですわ…
…となると考えられる最良の手立ては、
館の主人である人鬼を倒すこと…)

【氷華】
(おそらくアレイに扮している鬼の正体こそ、
人鬼なのでしょうけど…一体どの鬼が…
待ち受けていると言うのかしら…)

一言に人鬼と言っても、その種類によって、
知能や耐久力、腕力などは様々であった。
一般的に赤鬼と呼称される人鬼は、
正式には紅鬼と言い、腕力に優れた鬼である。

いわゆるパワータイプの鬼であり、
強化スーツを身に着けていない、
今の氷華にとっては最も相性が悪い鬼と言えた。

一方、世間的には青鬼と呼ばれる鬼は、
正式には蒼鬼と言い、知能が高い代わりに、
腕力と耐久力に劣る鬼だったのである。

現在の状況を考えれば、
アレイの正体は蒼鬼である事が望ましい。

緊張した面持ちで扉のノブに手を掛ける氷華。
彼女の命運がこの扉の先にあった。

………………………

………………

………

第5室「庭園/人鬼」へと続く…

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