ひろいんそふと 2021/08/13 22:00

今作の反省や次回作などについて

みなさんこんにちは。
新作『負け騎士アクション -町の不思議なオフィス-』が無事販売開始となってひとまずホッとしております。

遊んでくださった方、ありがとうございます。
まだ購入されていない方、ぜひプレイしてみてください。
(※大変お手数ですが体験版で正常に動作することを確認されてからご購入ください!)




今回の制作の振り返りと反省

せずにはいられない、今回の制作の振り返りと反省をしたいと思います。
反省せずに済むようにしたいというのが真っ先に来る反省ですねw
多少前作の話も混じります。

作り手が作品の進捗報告とか以外でグダグダ語るのはあまり良くないとは思いますが、何とか新作をリリースすることができましたし、ここ最近の記事がずっと簡潔なものばかりだったので、今回は長ったらしく語っていきたいと思います。

ちなみにですが、当サークルは個人で運営しています。
この前提があった方がこれからの話が違和感なく聞けると思ったので一応。

ゲーム中で使うSEやボイス、背景イラストなどはフリーないし有料の素材を購入していて、キャラクターイラストやスチル、プログラムなどは全て私一人でやっています。


予定より販売開始が遅れたこと

そのままですね。
申し訳ありませんでした……

結構迷走していました。
どの部分に力を入れるか(妥協するか)や絵柄など、「これでいいのか?」と迷う部分が多々あって、思うように作業が進みませんでした。

今作は1つの作品としてシンプルにまとめ上げ、これはこれで良かったと思う反面、妥協した部分、力を入れることのできなかった部分に対して常に「これで良かったのか……?」という後悔じみたものがあったのが正直なところです。


キャラの掘り下げがない

前作は元々は「登場キャラは少なめにして1キャラごとの内容を濃くする」するつもりでした。
しかし、それ以外の作業……主にプログラミングと戦闘中のモーションイラストの作成に追われ、結局1キャラ1キャラを深く掘り下げることはできずじまいでした。

キャラにもメイン級、サブみたいなのはあって、全キャラを深く掘り下げて描写しようとしていたわけではなかったのですが、それにしても、という感じです。

今作は深く掘り下げるようなことをするつもりはなかったのですが、それはつまり
 「2作品連続でキャラにあまり触れられていない」
ということであり、これはとても良くないことだなと感じています。

ストーリーも当然、本格的なものができておらず……

流石にそろそろちゃんとしたストーリーを描いて、その中でキャラクターを動かしたいという気持ちが強いです。


戦闘中のモーションイラストについて

こういった絵のことですね。

戦闘中のモーションイラストを作っていて明確に「これは良くない」と思うマイナスポイントが3つ、浮かんできました。
そしてこの3つがどれも1つ1つちゃんと重たかったです。

  • 非常に体力を消耗する
  • 絵が大して上手くなるわけではない
  • モーションイラストを描くことがそんなに楽しいと感じられなかった

前作が完成した時にも「この作業が今回の制作で一番パワーを使ったかもしれません」と言っていましたが、今回も相変わらずでした。

私自身は絵師でも何でもないので、他のモーションイラストとの整合性(大きさなど)を取りながら絵を描いていくのは非常にパワーが要ります。

疲れるだけならまだいいと思います。
作業ですからそれは仕方ないことかもしれません。


しかし、途中で「絵が大して上手くならない」ことに気づいてしまいました。これが本当にまずい……


なぜ絵が上手くならないのか。

モーションイラストは必要になる枚数が多いため、一つのモーションイラストに対して立ち絵やスチルのように時間をかけるわけにはいきません。

端的に言ってしまえば、綺麗に描くことを妥協しているわけですね。

全く上達しないとは思いませんが、やはり綺麗に描くことを妥協している分、絵が上達しづらいです。
妥協していても枚数は多いので、時間と体力は間違いなく消費します。


モーションイラストを描くことがそんなに楽しいと感じられなかったのも大きな問題でしょう。
楽しければ「体力を消耗する」こともそんなになかったのかもしれません……


今後モーションイラストを作る場合、自作するのではなく依頼するのが正しい選択かなと思います。

とは言え、通常のイラストの依頼とはわけが違うので、うまく依頼先が見つかるのかという問題もありますね。それと当然、予算の問題もあります。


とまあ、反省はこんな感じになります。

モーションイラスト作成の、絵を描いているのに絵の上達が見込めないことを解りながらする作業がとにかく苦しかったですね。

ネガティブなことばかりで申し訳ありません。
ですが卑屈になっているわけではないのでご安心を!
単に次に繋げるためのただの振り返り反省です。




次の作品と有料プランについて

唐突ではありますが、次回作はRPGツクールを使用してのRPGを作りたいと考えています。
また、アクションではなくなってしまうため有料プランである「アクション制作応援プラン」を今月限りで終了したいと思います。

ここまで「アクション制作応援プラン」で応援してくださった方には大変感謝しております。
また、唐突に終了となってしまうこと、申し訳なく思います。完全に私の力不足です。

ですがやはり、自分の中でこのままアクション制作を続けるのはサークルの活動として問題がある、切り替えるのなら早い方がいいというのが結論としてあります。


アクション制作をやめる理由ですが、アクション制作に対するモチベーションが大きく下がっていて、この状態で制作してもいい作品はできないだろうと思っています。

アクション制作が思った以上に負荷が大きく、ストーリーやキャラクターの掘り下げ、サブイベント、武器を集めたり探索したりといったRPGでは当たり前の要素を満足に実装することが困難になっていることが大きいです。

もちろんRPGツクールだから簡単!と高を括っているつもりはないのですが、流石に今のアクション制作よりはそこら辺が改善されるとは思っています。

今はこれまでに産み出したキャラクターをRPGの世界で登場させ、その世界で主人公を自由に冒険させたい、またそれをみなさんに体験してもらいたいという思いが強くあります。
なので思い切って舵を切り、アクションではない王道のRPG制作をしたい、そんな次第です。


SRPG Studio使って、それからアクション作ったのに結局RPGツクールに戻ってくるのかよ、という感じではありますが、初めにRPGツクールを選んでいたら逆に他のが恋しくなっていたと思うので、広く触れることで公平な目で見れるようになったと思います。

やはり実際にそのツールを使ってみないと分からないことはあるので、いい経験だったことは間違いないです。

もちろん今後、またアクションに戻ったり別のツールを使ったりすることはあります。
コロコロ変わるのが当サークルの特徴かもしれません。


次回作の概要

次回作の大まかな話の流れはすでにできています。

世界観は「負けちゃう騎士団」で主人公は「負けちゃう王国男性騎士団1・2」の主人公であるルカになります。

つまり続編。「負けちゃう王国男性騎士団3」ですね。
(「負けちゃう王国男性騎士団RPG」にするかも)

タイトルには騎士団とありますが、実際には主人公であるルカと副隊長の2人の計3人で行動していきます。あるいは、ルカ1人だけにするかもしれません。

冒険といってもいきなりだだっ広い世界を作るのはちょっと無理があると思うので、基本的には(自国であるトロイアではなくアンナたちのいる国である)ティラナ王国の町を拠点とし、町や近くのダンジョンを舞台にルカ(たち)が活動していくことになります。

まだ明確には決めていないのですが、色仕掛けとかよりは割と普通に戦って負ける感じのがメインになるかもしれません。
スチルの数は控えめになるかもしれないです(ここに力を割きすぎてゲーム性が蔑ろになるのを避けたいため)。
エロゲではないゲームでも女性に負けて喜べる方は特に満足できる、そんな感じのゲームになりそうです。

あとは、1・2で回収できていなかったことをこの3で回収できるようにしたいですね。


まだRPGツクールを購入すらしていないので、兎にも角にもそこからですね。
もうすでに購入して、サンプルプロジェクトを見て勉強しているところです。
この負けちゃう騎士団3は迷走して作業が進まないなんてことはないようにしたいと思います。

一応、発売日は11月下旬を予定しています。




大事な話は以上になります。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

以降は余談なので閉じてもらって問題ないです!








余談

この余談にオチというか終着点はないですが……




最近は「絵を上達させたい」という思いが強くあります。
先ほど話したモーションイラストを描くのが辛いというのも、絵が上手くなりたいという思いがあるからですかね。

私の描く絵は自分臭さがあって、これは正直相当昇華させない限りは悪いものだと思ってます。
そんなわけで、(絵柄は作品の雰囲気に合っているかどうかというのも大きいとは思いますが)少しでも、ちょっとでも今風の絵柄に近づけるように前作あたりから意識して絵を描いてきました。

ただ中々うまくいくものではなく、絵柄や塗り方に統一感がなく結構バラバラになっていたと思います。
そもそも「このペンでいいのか?」とか「ペンの設定、太さはこれでいいのか?」とか、そういう初歩的なレベルで悩んでいますね。

結局どうすればいいのかは未だに分からず、ずっと迷いながら描いている感じです。これが決まっていれば絵を描く作業もだいぶ楽になるとは思うのですが……





1年以上前に描いたやつ。ゲーム中では使ってないです。


前に作っていたシリーズのやつはエロゲーではなくギャルゲーの方が向いていそうです。
ただ、純粋なゲームとしての面白さありきだと思っていて、それを実装するのはかなりの時間が必要そうなのでずっと手を着けていない状態です。

ジャンルは現代ファンタジー……なはず。
現代が舞台なのは間違いないです。

考えているゲームシステムはカードゲーム的なものです。
単に「カードゲーム面白そう!」というノリだけで決めたわけではなく、考えうる現実的な問題も考慮した上でカードゲームがいいだろうというふうに落ち着きました。

まあこれだといつまで経ってもこのシリーズは何もできなさそうなので、一度RPGツクールで普通のコマンド形式で作るのもありかなとも思ったりしてます。
負けちゃう騎士団もずっと続けていられるわけではないですしね。

……アンナのことを好きでいてくれる人がいて、もし負けちゃう騎士団が終わって会えなくなってしまうことを悲しんでくれる人がいたら安心して欲しいです!
こっちの世界ではアンナは「学校の先生」として登場することが私の脳内で確定しているので。他のキャラも私の妄想内では動いてます。
(エレナと少女剣士は元々こっちのキャラをベースにしてます)

負けちゃう騎士団は(現代ではない)ファンタジーなため、それに合う衣装でしか描いてこなかったわけですが、そろそろ現代の、普通の格好のアンナも描いてみたいという思いが強いです。
だからこそ尚更絵が上手くなりたいとも思いますね。





これもかなり前に描いたやつです。試行錯誤のために描いたやつで、まだ塗りが終わっていない部分があったりします。紋章とかもないですね。
左の方が塗り込んでいますが、左の方が先に描いたやつで、右は後から左のをスッキリさせてみたものです。


全身。左足はちょっと描き直し。


当サークルの作品の内容は徐々に、少しですがハードになっていると思います。
と言っても他の多くのサークルさんと比べたら比較的ソフトな方だとは思いますが……

で、じゃあこれからもどんどんハード寄りになっていくかと言われたら、多分そんなことはないと思います。
こっちのシリーズをやるとしたらR15程度のものになるでしょうし。

とは言え教師としてのアンナの絵を描くなりプロトタイプを公開するなりしないと応援しようがないわけで、なので1日のタスクが終わって余力があったら何かしら取り掛かるくらいはしていったほうが良さそうですかね。

その余力が中々確保できないんですけどね……!




余談は以上です。
余談まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
それではまた!

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