喫茶綴 2020/08/23 15:15

わりとがっつり(?)珈琲のお話。

新作発売から、はや1ヶ月以上が経過しました。

ご無沙汰しております。喫茶綴のおにさくらです。
新作がリリースされてから、はや1ヶ月以上経過していました。
たくさんの方にお手にとっていただけた上に、レビューや一言コメントなどもたくさんいただいています。誠にありがとうございます!
ご好評をいただけているようで、ただただ嬉しいです。

さて、本作のリリースは当初のリリース予定から遅延しています。
その間、実は書きかけていた記事がありました。
ただ、遅延しておきながらリリースする前にその記事を投稿するのがものすごく憚られたため、今回改めて表題のような記事を投稿する次第。

余談として、○○する次第、って書き方、好きでよく使います。
あとは、今書いた「余談として」とか「個人的に」って前置きも好きなのでよく使います。
特に、個人的に、の汎用性の高さは素晴らしいですね。
私個人の考えです、ってことを強調できるのが好みです。
人それぞれいろんな考えがあるので、あくまで私はこう思うよって強調の仕方が好きです。
この辺り、多分文章の書き方の癖でもあるんだろうなぁ。
そして前置きが長くなりどんどん冗長になるのも癖であり、もはや仕様です。

脱線していた話を戻すと、今回の記事は、新作をリリースするまでは投稿をやめておこうと書きかけになっていた記事です。
ついでにいうと、音声作品関係なく、珈琲について好き勝手な事を書いた記事です。

気になる方だけ、読んでいただければ幸い!

ついでに言っておくと、今回好き勝手に珈琲について書いているので、特に閲覧制限していません。そのため、無料プランに入っていなくても読める記事です。
読む必要がある記事かというと……。
ま、まあ、無駄を楽しむって最高の贅沢だと思いますから!
無駄足を踏みたい方々に見てもらえれば幸いです。

以下、書きかけていた記事になります。


以前書いた記事が長くなりすぎたがための分割更新。

五月末に、こんな記事を書いていました。
https://ci-en.dlsite.com/creator/6015/article/290593

本当はこの記事に入る内容の予定だったのですが、自分が思っていた以上に文章が冗長だった為、今回の更新に持ち越しになった雑記です。
厳密には、以下に書いた文章はもともと予定していたくらいの文章量だったようにも思えるのですが、そこにたどり着くまでに「The margin is too narrow to contain.」になってしまった次第。なんでカッコ内が英語か? 気分です。

個人的には、英語ができないのに仕事で英語を使わなければいけないことがままあると、英語への抵抗感がだんだんなくなっていく気がしています。
おかげで、私はGoogle翻訳さんとの付き合い方が上手になりました(^ω^)

自力による英会話や英作文が上手になる気配は一切ありませんが。HAHAHA。
ついでに、上に書いた文法が正しいのかも、もちろんよくわかってません、あしからず。

特に英会話についてはひどいもので、なんとなく相手が言っているように感じる事を「ねえ? 貴方が言っている事、これで合ってる? ねえ? 合ってる?」って繰り返し聞き返しながら、かろうじて会話します。
ちょっと文章にしてみるとメンヘラっぽささえ感じますね。ヤンデレ音声作品、作ろうかな。
私の仕事、ある意味専門職なので、専門用語が出てくれると非常に会話がスムーズになることもあって、面白いですけどね。
なんだかんだ物事を楽しめると、人生は豊かになるんじゃないかなぁと現実逃避しながら、英会話したり、英語で文章を書いて仕事してます。
いろんな国の方とやり取りする気がするんですけど、なんで英語圏じゃない方も英語話せるんでしょうね。反対に、なんで私は英語話せないし書けないのに、英語でやりとりする立場になっているんでしょうね。
謎が謎を呼ぶなぁ、ははは。


そうそう、また話が変わりますが、上にリンクした五月末の記事に書いた文章の読み違いの件、最近、「ブランコ」という文字を見ると「ブラコン」に読み間違える事にも気づきました。
私別に、ブラコンじゃ無いとは思うんですけど。


そんな感じに、いつも通りの長い長い前置きを挟み、以下、珈琲のお話です。
あ、その前に一言。

次回作の制作に取り掛かってはいるんですが、進捗はあれな感じです。察して!!


珈琲ミルのお話。

私は珈琲の器具の中でも、とりわけ珈琲ミルが好きです。
家庭用というカテゴライズの中では上位機種のものは多分それなりに持っている気がしないでもないです。
そしてなぜか、普段は業務用の電動の珈琲ミルを使っています。
ただ、個人的にはこの、「家庭用」と「業務用」の境が非常に曖昧で、例えば、カリタさんのナイスカットミル(終売)や富士珈機さんのみるっこは、家庭用の上位機種と思うのですが、業務用にも耐えうる性能を持っていると思います。というか、業務用ミルを小型にしたようなミルかなと。


【参考画像】
富士珈機さんのみるっこ(R-220)

私が持っているのは黒色。
良いミルです。

カリタ(Kalita)さんのナイスカットミル (終売)


私が持っているのは赤色。
高いですが他に比べればまだお手頃な価格で、良いミルでもあっただけに、終売なのが惜しい……。後継機は随分と価格帯が上がってしまったので(倍くらいの価格)。

代替機の候補はボンマック(BONMAC)さんのBM-250Nあたりが候補になる気がします。



実際に、これらの珈琲ミルを使用して珈琲を提供する珈琲屋さんも結構な数、ありますからね。
ナイスカットミルについては、後継機扱いのナイスカットGがありますね。
(終売したと思っていたんですが、今調べ直したところ色違いのものが販売されているようです)
たぶん、ぎりぎり家庭用ミルのカテゴリ。上位機種のNEXT Gが業務用扱いだと思ってます。
ただ、個人的には、このあたりの家庭用の上位機種と業務用のミルの境目は曖昧に感じます。


【参考画像】
カリタさんのナイスカットG


実は、実物を見たことがないです。
価格帯が随分と上がっているだけに、機能性がとても気になるところ。

カリタさんのネクストG


こちらも実物を見たことがないです。
ただ、静電気除去機能がものすごく気になる。
微粉がどういう状態になっているのか、めちゃくちゃ気になる。
というわけで、いずれ手に入れたい(あるいは使用しているお店に色々訊きたい)ミルのひとつです。

みるっこも、もう店を閉じられてしまって、その後全国の珈琲イベントを行脚している某珈琲屋さんが出張珈琲の際に使用していたりします。お店では富士珈機さんのR-440を使っていた記憶。
余談ですが、そこのお店の珈琲がとても好きでした。
どこの珈琲屋さんかわかる方は、この記事を読む方の中にはいないだろうと思いますけれど……
(注:だって、音声サークルのブログですし……。珈琲店に詳しい方は稀少かと。それに、私の書き方だと対象範囲が広すぎる


【参考画像】
富士珈機さんのR-440。


みるっこの業務用版みたいな感じかと。
個人的には、このミルも好きですが、家庭用ならみるっこで必要十分だなぁと。

更に余談として、石油王だったら買っているだろうミルにリードミルというミルがあります。
これ、いいミルなのは間違い無いです。
使っているお店で珈琲を飲んだり、挽いた豆を見せてもらったりすると、その性能に驚きます。でも、高い。
どのくらい高いかというと、KU100(※)が2台買えるレベルで高いです。
買うの、どう考えても、無理。
※バイノーラルマイクのKU100です。珈琲ミルの名前ではありません。念の為。
 音声サークルなのに、珈琲ミルじゃなくてバイノーラルマイクの方に注記を入れるってどうなんだろう……?


もしも私が珈琲屋としてお店を出すことになったら、買うかもしれませんね。……いや、やっぱり買わない気がする。

この辺り面白いのですが、このミルは、こと粉砕性能に関してかなり理想的なミルですが、その条件が私が淹れたい珈琲に対して理想的かというと、なんとも複雑な感じです。
リードミルは珈琲豆を粉砕する際に、微粉が(ほぼ?)出ないミルと言われているんですけど、その微粉は何に影響するかといえば、もちろん、珈琲の味に影響します。

一般的(?)には、微粉は雑味を生じさせやすいものと捕らえられているかなと。
で、その雑味が問題で、リードミルで挽いた珈琲豆で珈琲を入れると、物凄くクリーンな(雑味の少ない)珈琲が淹れやすいです。
その影響で、味わいがすっきりしすぎることもあり。

これは好みの問題で、この部分をどう考えるかで、リードミルの有用性が変わってきますね。
私としては、少し雑味も味わいの構成に使いたいので、そこが微妙なところ。もちろん、クリーンに淹れたい珈琲もあるので、使い分けられればそれがベストなんですけどね。もちろん、そんな余裕も無いので、導入しないだろうなと。

個人的には、某珈琲屋さんが出していた、Grid millというミルが、ある意味で私の用途にはあっていただろうなと思っています。
このミルと普段使うミルで使い分ける感じ。
家庭用のミルという位置付けでしたが、見せてもらった中では、家庭用の中では抜群に微粉の出にくいコーヒーミルだったと思います。それこそ、業務用として使用に耐えうるレベル。欠点はネルドリップ専用という位置付けとコストカットの為に、引き目が粗挽きで固定という点かなぁと。個人的にはその挽き目だけでも十二分に使えるミルだなと思います。
価格は60,000円(税別)くらいだった記憶。
価格としては高いですが、リードミルと比較してしまえば、めちゃくちゃ安いですね。
もう生産していないので、買おうと思うと中古品を購入するしか手立てが無いのが残念です。

余談ですが、珈琲ミルの名前を出しているので、どこの珈琲屋さんかは調べればすぐにわかります。
ただ、あまり具体的に珈琲屋さんの名前を出すのはどうなんだろうということで、伏せてます。
前述のもう閉店されている珈琲屋さんについても、同じような考え方です、はい。


【参考画像】
リードミル


凄く良いミルです。
個人的には、最高峰の性能のミルだと思います。
でも、KU100が2台は買えます。めっちゃ高価!!!

喫茶綴の珈琲のお作法。

特にこだわりはないです。
結果として珈琲が美味しければそれが良いです。
その考え方が、こだわりといえばこだわり。
でもこだわりたくないので、こだわりとは考えてません。
ニュアンス、伝わるのかな、これ。

参考に、私のサークルの音声作品「珈琲店 喫茶綴」での珈琲の淹れ方は以下。

このかが粗挽きの珈琲豆20gで100ccをネルドリップで点滴抽出する感じ。注湯開始時の湯の温度78度〜82度くらい。
雪菜が粗挽きの珈琲豆15g〜25gで50cc〜100ccをネルドリップで点滴抽出する感じ。同じく、湯の温度は80度〜85度くらい。

そんな感じです。厳密には淹れたい珈琲によって変わるものなので、よく使う条件がこれというだけ。二人とも点滴抽出と書いていますが、点滴の仕方は違います。
その上で、雪菜の方がちょっとひきだしが多い感じ。だって、お姉ちゃんだからね。ちっちゃいけど。


私は色んな淹れ方をしたいので、結構ばらけてます。
この記事を書く前に淹れたスマトラマンデリンは、35.9gを注湯開始時84度のお湯で蒸らしなしの点滴よりやや早めくらいの注湯量で200ml抽出しました。

出来上がった感じ、想像よりも苦味が強く出てしまったので、もうちょっと湯温を下げつつさらりと注湯(抽出)してしまっても良かった感じ。

ついでに仕込んだアイス珈琲の抽出は、ヤンニハラールモカの深煎りの珈琲豆を80.0g、注湯開始時82度のお湯で松屋式(そういう名前の抽出方法です)っぽい感じの抽出で600ml抽出しました。
(松屋式風なので、厳密には300ml抽出した後でお湯で割って600mlにしました)
珈琲の成分は最初に美味しい部分の成分が出て、後になるほど雑味が出てくると言われています(真偽は試してみてください)。
アイス珈琲は雑味が少なくスッキリ濃厚にしたかったので、今回はこんな感じで入れました。


私はプロではないので、こんな感じでゆるーく珈琲と向き合っています。
いろんな淹れ方を試行錯誤しながら、珈琲を楽しみたいですね。


最終定理の原文が気になって。

先日書いた「余白が足りない」云々の話、なんの話かわかってもらえていたのかわかりませんが、「フェルマーの最終定理(フェルマー予想)」の事をさしていました。
なんか厨二ごころをくすぐりますよね、フェルマーの最終定理。

まあ私、数学大の苦手なので、ちんぷんかんぷんですけどね。
定理の内容を引用すると――

「3 以上の自然数 n について、xn + yn = zn となる自然数の組 (x, y, z) は存在しない」

だそうです。
わあ、なんだかこれだけ見ると簡単そう……と思えさえしないくらい、数学は大の苦手です。
XYZとか、三次元的な意味合いでは日常的に使う仕事してますけどね。
……そう考えると、英語は必要だったり、やや理系(?)な要素が必要だったり、なんでそんな苦手分野で仕事してるんだろ、私?


ちなみに、この定理、証明がなされるまでに約300年かかっているそうなので、「ツワモノどもが夢の跡」のお話、結構あるんだろうなぁと思いを馳せる次第。

で、強引に話を戻しますが、余白が足りないわけです。


原文(ラテン語)
Cubum autem in duos cubos, aut quadratoquadratum in duos quadratoquadratos, et generaliter nullam in infinitum ultra quadratum potestatem in duos eiusdem nominis fas est dividere cuius rei demonstrationem mirabilem sane detexi. Hanc marginis exiguitas non caperet.

英訳
It is impossible to separate a cube into two cubes, or a fourth power into two fourth powers, or in general, any power higher than the second, into two like powers. I have discovered a truly marvellous proof of this, which this margin is too narrow to contain.

日本語訳
立方数を2つの立方数の和に分けることはできない。4乗数を2つの4乗数の和に分けることはできない。一般に、冪(べき)が2より大きいとき、その冪乗数を2つの冪乗数の和に分けることはできない。この定理に関して、私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。



曰く、定義で述べられている事自体は、中学生で習うレベルの知識でわかるものらしいです。
だがしかし、私の数学力だと、日本語でさえ何が書かれているかわからないという問題が起こりかねない。

ははは、笑うしか無い。


ところで、この記事の更新を忘れていました。

書いたきりで、実は下書きのところに入れっぱなしでした。
しばらく、Ci-enさんのページ開いてませんでしたしね……


そんな訳で、以前の記事と分割したはずなのに長すぎる記事でした。
これ、全部読んでくれる方、いるのだろうか……??


次に書く記事は、もう少しスリムな記事にしたいところですね、ええ。
それでは今回はこのあたりで。


喫茶綴 おにさくら

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