十六夜のキキ 2024/08/27 06:00

足りない

夏も残暑に入り、夜も涼しくなり始めました。今年は年始から色々大変でしたが夏にも同じようなことが起き、そのために雑務が増え、てんやわんやして心配事も増えました。
個人的には春から夏までやることが多く忙しい上に懐も寂しくなり、その上でのことでしたので精神的にはだいぶまいりました。
終わってみれば悩むほどのことでもなかったと感じますが。

自分としては出来ることはしたので後悔はないのですが、まぁ足りない。時間もお金も。
何かすればこの二つが減る。必要だからとして頑張っても減るものだから、この決断は正しいのかと悩み、心身共に疲れる。
正解だからといって上手くいかないのが人生で、正しいことではあるが現実では机上の空論であることも多い。
健康的な食事をしようと頑張ってもお金と時間がかかりすぎて、実際に実行に移すには難があるみたいに、やってみると上手くいかないことが多い。
つまるところそれでわかるのは根本的な問題があり、それが金と時間であることが大半だということ。

本来であれば人とは金も時間も余っていて、趣味なり遊行費を削ってこちらに回せば良いというのが偉い人の考えなのだろう。つまり、そもそも想定されている平均的収入に達していないとそれは実現できないことであるわけで。
勉強してもまずするべきことはお金を稼ぐことなわけですね。投資の勉強をしても貯金が3桁万円後半ぐらいないとスタートラインに立てないような感じ。

時間に限っては平等に与えられているわけでそこで頑張るしかないというのが最近の自分の結論です。そこで仕事のスケジュール管理をして、仕事に必要な時間を測定し、1日の働く時間を決めていく。この数ヶ月はそれをしていました。
幸いなことに時間を有効に使うやり方は昨今のビジネスの流行りらしく、勉強には困りませんでした。とくにアプリには無料なものもあり、無料から初めてサブスクや買い切りに変更するのもあるので助かりました。
悲しいことに時間と金を増やすには、金と時間が必要なのですね。そこをがんばってやりくりするしかないわけで、本当に大変でした。
幸いなことに去年は睡眠時間を削りながら頑張っても達成できなかった時間を目標として達成することが出来ました。
睡眠時間もとりながら、わずかばかりですか休憩する時間もあり、それでいて仕事と直接関係のない雑務をこなしながらも去年の目標を達成できたことには感心するばかりでした。
現在もAudibleを仕事中に聞いたり、普通に読書する時間を設けて少ない時間ですが勉強もしています。
もう神も仏も人も頼れないとなると、悪い事をするか勉強するかの2択になっちゃうんですね。


*1

残念なことに仕事の時間は増えましたが、漫画のほうとなると全く早くなりませんでした。
そもそも全体の時間を正確に把握出来ていないという問題がわかりまして、それを現在進行形でデータ収集にいそしんでいます。
1ページあたりにどれだけの時間がかかり、何をどれくらいしているかは分かりました。なのでそれらのスケジュールを組んで、仕事ができるようにはなりました。
一番の問題は絵によってかかる時間がまちまちで難しい絵だと描き直しや、そもそも描けないなどの問題が発生するのでそれらを時間で計れるようにするのが大変でした。
どのように解決したかというと、ひたすら丁寧に資料収集をして、真横から描いたドラフト図を用いて全体の構造を把握して問題がないかを確認するという感じにコツコツと真面目にしました。
そのおかげで時間は比較的安定したものの、そのためにタスクが増えて時間も増えることになりました。しかし描き直しや合間合間に起きる、細かい作業が減り集中しやすくなったのでそれでコストが帳消しになった感じです。
結局仕事にかかる時間を減らすには必要でない作業をどれだけ減らせるかということに焦点を置くことになりました。

絵のほうはというと、早く描いても雑な部分を誤魔化すのに頭を使い苦労するタイプなので特に何もしなかったので良くなりました。
これはもう結局早く描くにはひたすら勉強、知識、技術の向上しかないので勝手に上手くなるのですね。
なにせ早く描くには間違いもせずに一筆で描くのが理想なわけですから。集めてきた資料を見ながら、分からないところは3Dの人体模型の標本で骨格や筋肉を勉強するわけで。
デジタルのツールを使うとなると、数字で把握しているのが便利だとわかり、できるだけ単純化して数字で角度を把握できるようにしました。
となるとデジタルのツールで背景が正確に描けていて、人体も大まかには正確に描けているわけですから、その二つと角度が数字として正確に把握していれば、ほとんどのものは位置も大きさも角度も正確に描けるわけということです。
こうなると楽して正しい絵が描けるわけですからこれをベースに描くわけですよ。描き直しする必要も少なくなり、間違えていても修正は簡単なので。
そうなってくると補助輪ついた自転車のように、電動アシスト自転車のように楽できるわけですね。
といっても情報として正しく描けていても絵として魅力的なのかは別の話なのですがね。

画角はだいぶ慣れてきて、広角からできるだけ狭くしていき、酔いづらくなりました。
この絵はこれぐらいの大きさがないと良さが出ない、というのも分かったのでこれから安定してくると考えています。
大きくないと良さが出ないならわざわざ広角で撮る必要もないので。結構描くのも大変ですので。
照明は3点方式でネットで得た映画の知識でがんばっています。本を買う金もないので中々捗りませんが何でもかんでも使えば良いというものではないと分かりました。
フォントは出来るだけ見やすいように工夫しています。しかし見やすくすると絵が汚れて、絵をキレイに見せようとすると文字が見づらくなるという問題があり、いまいちパッとしません。
汁やエフェクトは足そうにも時間がないのですね。引き算が出来ているので足し算するには問題がないのですが時間がねぇ。


*2

現在の状況ですが、あまり良くはないですね。時間と金が足りていないですね。1ヶ月一本出せれば問題は解決するのですが。だからそれを現在の目標にしています。
年始にある程度余裕が出来ていたのですがこの半年で使い切ってしまった感じですね。ただ色々改善するために頑張ったためなので状況は良くなっているのですが。
時間があれば良くなりますが、この世の中には黒字破産という言葉もありますし、余剰のリソースがないだけで駄目になるんですね。
去年がガチでお金がないなら、今年は色んな支払いを考えると赤字になって払えないという感じです。
問題は時間を稼ぐためのお金がないということです。収入が低いので収入を増やさないとどうにもならない問題ですね。1万円でも黒字になればそれでしまいになる感じです。
年末年始まで持てば何とかなるのでそこまで頑張れるかですね…。

人間は弱るとオカルトに嵌まりがちですが、自分は渋沢栄一に嵌まってしまったわけですね。
打首獄門同好会の『カモン栄一』を聞いているうちに気になってAudibleで聞いてしまった次第です。
ナレーター大橋俊夫さんなのですが聞きやすくてオススメです。
別に何か良くなったわけではないのですが、不思議と『渋沢先生』と呼びたくなるような気持ちにさせてくれます。どうしようもないときに縋り付きたくなる気持ちが初めてわかりましたよ。
単純に幕末の動乱から明治維新にかけての話、徳川慶喜との関係、身分制度があった時代の農民から官職になったりと興味を引くことが多いので普通に面白いです。
言葉遣いも良く、ユーモアもあり人間味もあり、それでいて誠実な人なので人としても親しみが持ちやすいです。
渋沢栄一のことを知ってから音楽を聴き直すととても失礼な気がして妙におかしな気持ちになりました。

まだまだ行く先は暗く、いつまでも暗中模索しているのが続いています。
この先どれだけ上手く行こうと苦しみがなくならないものだと悟りましたが。少なくとも去年よりは楽な筈なのにそうと感じられないのがその一例でしょ。
AIの発展著しく、去年は四苦八苦して使い方を学んでいましたが、気付けば至るもので細かい所でAIの活用がされその恩恵を受けるようになっています。
自分はもしAIの発展がなければ今頃どうなっていただろうか。少なくともChatGPTが出ていなければ時間がかかりすぎて挫折していたことも多かったでしょう。
そのうちブラウザの翻訳もAIで良くなると考えると海外の便利な記事、サイト、アプリ、ソフトなどを利用する機会が増えそうです。

今年はエアコンで楽が出来ました。おかげで仕事の時間も安定しました。それでも掃除などはさぼりがちになったのは反省点です。大きな掃除は春秋にだいたい終わらせるべきですね。
残暑とはいえまだ熱帯夜が続きそうです。台風も来ますし涼しくなり、エアコンが必要なくなるのはまだまだ先になりそうです。
今月は大変なことになりそうでしたが何もなくて何よりです。
夜の温度が26度以上になると熱帯夜になるので、寝るときのエアコンの温度は26度がいいとか。私は寒いので温度は27.5度で扇風機を付けて寝ています。起きる1時間前ぐらいには切ってしまうので、エアコンの掃除機能で熱くなるから扇風機がないと寝られないのです。
いまだにエアコンをかけているのに罪悪感があります。猛暑日をエアコンなしで生きてきたからなのでしょうが、普通の人からすれば逆にエアコンをかけていない方がおかしいのでしょうが。

お体には気をつけて
 サイナラサ~~ン‼


1 IR#11 5ページ4コマ目のドラフト図
2 IR#11 6ページ3コマ目のドラフト図

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