色のつけ方を考える
画材を変えることで色のグラデーションをかなり細かくつけられるようになりました。
そうなると彩色についていろいろ試してみたくなります。
前回投稿したこちらの絵(↓)ですが、
輪郭の黒線に近いほど肌色が濃くなるように塗っています。
立体感がベタで仕上がりも「こってり」した感じでしょうか。
この絵を下描きからトレースして色を塗り直したのが
今回のこちら(↓)です。
似たポーズのSM写真をさがし彩色の参考にしました。
輪郭線はカゲになる所のみ黒くペン入れしています。
並べるとこんな感じ。
左の白ハチマキが前回、右の緑ハチマキが今回。
両腕が背中に落とす影や逆光ぎみのお尻の光沢など、
より複雑な陰影を用いてリアルな表現になったかと思います。
ただ、今のところ「見本」になる写真がないとできないのが課題ですが、時々はこうして実物を取り入れておくのは大事なことだなと感じました。
また、今までのベタな「こってり彩色」も嫌いではないので、上手に使い分けたり組み合わせたりできるようになりたいです。