ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/01/23 08:00

「シン・エヴァンゲリオン」感想

「シン・エヴァンゲリオン」感想

ネタバレはありますが、あってもあんまり関係ない作品です。

小学のセールついでにAmazonプライムに初めて加入し、そこで劇場版シン・エヴァンゲリオンを視聴しました。

コロナ明けというのもあってか劇場入場者数が凄かったくらいには知っていたんですが観てみた感想は、
なんというか、何も無かったです。


映像はさすが綺麗で画面は良かったと思います。

内容はというと、
今回は最後のエヴァというタイトルなんですが、シンジとアスカのラブコメが大半な気がするんです。
いや、何でも恋愛に絡めるのは僕も好きじゃないんですが、

ラブとはいえ愛情、友情、母性とかなんですが、
地球の運命が〜とか因縁が〜よりもアスカとの絡みがなければこの映画の印象がすごく薄かった気がするんです。


後半に「父親のゲンドウが実はカヲル君でした」と考察入門編のようにあざとく伏線が出るんですが、
"ゲンドウが今までシンジに冷たく接して来た理由"にしては後付け感がすごいです。


逆にそうしないと本当に"不器用で人見知りだったから"って理由で最後までゲンドウという人間が終わってしまうんです。

「ATフィールドは心の壁だ」と最終話テレビ版の台詞にあるんですが、
使徒の攻撃を防御するのは人見知りだったから?とよくわからない理屈だったんですが、

今回の映画でゲンドウは息子のシンジと接し方がわからない"これが私のATフィールドか"とやっと有効(?)活用されるんです。


僕としてエヴァが最後まで好きになれない理由として"なぜそれが起きて理由はこうです"と教えないんです。

いわゆる小難しい話をして、謎ばかり(使徒の正体やゲンドウの行動理由)を沢山謎を出したと思ったら盛大な卒業式が始まってた気分です。


僕は内容がよく似てると思う"まどかマギカ"では1クールでキャラ同士の距離感の理由、敵の正体、映画版での深掘りがされていて、

比べるのもアレですが、今回のシンエヴァンゲリオンは良くも悪くも無難な作品だなと。

まどかマギカのように理屈を並べるとたぶん女性ファンが離れるんでしょうが、
それにしてもゲンドウのあざといカヲル説とか、綾波とシンジ母を最後に含ませるべきだったとか…。

悪口っぽくなりますが、
映像は凄かったんですが、本当にそれしか感じない作品という印象でした。

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