「猿の惑星創世記」の創りこみ
「猿の惑星創世記」の創りこみ
創世記は3部作で構成されています。
僕はこの作品はそもそも1作目で終わる筈だった映画だと見ています。
"ウイルスが発症してからこの先の人類は…"
という思わせぶりな終わり方をする海外映画の典型例だからです。
第2作目も同様ですね。
日本でいう所の「俺たちの戦いはこれからだ」の完璧な終わり方だったと1.2を見て思いましたが3で完全に完結しました。
猿の惑星というシリーズはそもそも猿=日本人という、アジア系がイエローモンキーと差別的に呼ばれるように少し侮辱が入った映画でした。
創世記の主人公である猿のシーザーの元ネタは、僕が思うに織田信長だと勝手に思っています。
1作目の転換点で有名な「1本の矢より3本の矢」のオマージュが出て来ます。
2.3作目ではあきらかな"武士道"を見せるシーンは本当に外国映画かと思うような感動があります。完全に時代劇なんですよね。
外国から来た米系の観光客などは、神社巡りや丁寧な作法を日本人以上に意識している事がありますが、
海外だからこその日本の武士道を正しく描いたいろいろなメッセージ性のある良い作品です。
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