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2022年 07月の記事 (10)

ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/07/30 08:00

バットマンという教科書

バットマンという教科書

米国映画でもアイアンマンやスパイダーマンの様な勧善懲悪っぽい作品はあります。
それらの作品は日本のヒーローモノよりは正義と悪がわかりにくい部分は多いです。

しかし、バットマンは悪党が笑って正義が常に苦しんでいる作品なんですよね。


どれだけ酷い人殺しでもその人間を処刑してしまったら同類になってしまう。と常にバットマンは人を殺しません。
それは人を殺すのが悪いからという単純な理由ではなく、悪い人間と同列になるのを恐れているからです。

バットマンがヒーローになる前に1番怖い物が"コウモリ"だったからこそ自分が1番怖い存在になるという単純にして革新的なシンボルなんです。
鋼の戦士だからアイアンマン。蜘蛛に刺されたからスパイダーマン。そんなヒーローとは意味合いが違います。

自分の最大の弱点を最大の武器にする。
これって創作者にも言える事だと思っていて、人間不信な人って人の心の闇をよく理解しているし、
血が苦手な人は、人の痛みや恐怖心などの心情がよく理解できる人なんじゃないでしょうか。

普通の人が考えるホラーと、毎晩誰かに追い掛けられる悪夢を見る人の考えたホラーはどちらが怖いか考えるまでもないです。


もう何回観たかわからないバットマンですが観るたびに考えさせられる映画です。

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/07/27 08:00

銃撃事件から見る奉仕精神

銃撃事件から見る奉仕精神

全然ニュースとか政治には興味がなく最近になって知った安倍氏の銃撃事件について思うことなんですが、
とても残念な事なんですが人間の心理ってやはりそうなんだろうと思わせられてしまいますね。

少し前の京アニ放火事件もそうなんですが、
海賊、極道なんでもいいですが「理性ある悪党」より「ネジがはずれた一般市民」の方が何倍も恐ろしいんです。


「こんなに私が尽くしてあげたのに」
虐○された人が大好きな言葉です。

頼まれてもないのにご丁寧に奉仕して優しさを返して貰えなかったら
「裏切られた許さない」
ごめんなさい馬鹿なんでしょうか。


別にアイドルでもアニメ会社、総理大臣なんでも勝手に崇めるのは自由ですが、
勝手に奉仕して気付いて貰えなかった、気に食わない所を見つけた許さないはおかしいですよね。

例えば、道を歩いてたらブサイクに
「あなたの顔が好きなので今すぐ奉仕するから子種を下さい。断ればあなたを呪います」
と言われるのと同じことだと思うんですよね。
両者が認め合わないと奉仕とは言わないです。一方的なオナニーです。


確かに宗教依存はどうかと思います。
ですが当事者も安倍氏に依存していたんでしょう。
神様は何もしてくれなくても殺せませんが、安倍氏は殺せてしまえます。京アニ放火も同様ですね。
ある意味宗教に依存するよりタチが悪いです。

有能な人を殺害するならいっそ宗教でお手手繋いで盲目していてくれた方が…と考える僕はひどい奴です。

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/07/24 08:00

突き詰めたホラーは性

突き詰めたホラーは性

夏という事…、ではないですが、
ホラー映画をよく見ているので僕のオススメにホラーばかりが出てきて少し嫌気がさしている今日この頃です。


そこで少し気がついたんですが、
ホラーってズレていくと18禁になってからエロに到達するんですよね。

これが少しおかしい事だと思って、
サスペンスとホラーは繋がります。
これはわかります。
サスペンスとエロも繋がります。
殺人が性癖だって変人はいますから。

ホラーとエロはどこで繋がるんでしょう?

国内外のホラー問わず、基本的にはホラーとは幽霊なりが取り憑いて追いかけ回すのが王道ですよね。
それってつまりはストーカーであって"歪んだ愛情"な訳です。


ホラーのラストに幽霊に引きずり込まれる、殺される、精神を抜かれる。
それってレ○プされてるのと結末としては大差ないですよね。
つまりは認めたくない気持ちが悪い"自分を求めてくる"存在に何かを奪われてしまうわけですから。

幽霊に幻覚を見せられて精神が病んで常に誰かに見られてる気がする。
これって薬物中毒者と同じですよね。


ゾクリと来て
「なるほど」と言わせて
堕落させる
これが僕が理想としてる作品だったりするんですが、エロの裏側にあるホラー…。

うーん、創作って深いですね。

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/07/21 08:00

映画「クレーマー」

映画「クレーマー」

ちょこちょことAmazonプライムビデオを観たりしているので久しぶりに感動した映画レビューです。case 1です。

日本では珍しいサイコ映画ですね。
ホラーっぽい雰囲気ですが1時間半ある世にも奇妙な物語みたいな内容で有名俳優は出てきません。

とてもB級映画感がする作品ですが僕は度肝を抜かれてしまいました。
文芸作品っぽい内容なので人によっては駄作に見えてしまうのかなとも思います。
ネタバレは最初にされてもいい内容ですかね。


物語の内容は、
クレーム対応センターの男性が変な客に目を付けられて次第に気が狂っていく内容なんですが、
途中から主人公は気が狂っていきだんだん異常な行動を取り始めて最終的には人殺しまでしてしまうという内容です。

主人公の趣味は物語序盤から"パズル"とシーンで映るんですがそれは神経質の象徴で、
神経質で完璧主義な人ほど"サイコパスの適性が高い"なんですけど
「その記号って映画を観てる人には伝わってないだろう…」と思って僕は観てました。


それから映画最後、
結局、クレーム対応時の録音で主人公が1人で喋ってる異常なテープが再生されて"主人公は最初から異常者で今までの異常は主人公の妄想自作だった"という結末。

…かと思いきやラスト数分でクレーマーは本当に存在していた。
というオチなんですが、

確かに電話を主人公が妄想で1人語りしていたとしても電話は"鳴る"のは物理的におかしいんです。
「さすがB級だと詰めが甘いのか」と僕は思っていたらそれ自体がすでに最後の伏線という難しい話ですね。

つまりは、
「自分は被害者だ」と言い続ける精神異常者が本当にただの被害者だった。


しかも、それをあまりセリフで説明してくれないから一般の人は、
異常者のサイコパスが気持ち悪い行動をして最後はよくわからない終わり方をした?と受け取るんではないかと思うんです。

ホラー要素の邪魔にならないエロもあって、
妹がバスローブで風呂場から逃げるシーン、彼女が襲われて胸を舐めるように映しつつ最後に口から水を「ゴフッ」っとするシーンは監督の性癖も感じれて感動しました。

めちゃくちゃ複雑な事を低予算で創り上げた複雑で素晴らしい作品でした。

あと、気になったので映画レビューを適当に見たら全く内容を理解されてなくて低評価だらけだったので文芸作品は難しいですね…。

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/07/18 08:00

簡単にできる言葉の重み

簡単にできる言葉の重み

何度か記事内で書いたりはしていますが僕は凄くペラペラな会話が苦手です。

間違っていても、不器用な言葉使いでも何でもいいんですがペラペラで内容も何も無くカッコいい言葉の羅列が嫌いなんですね。


とは言え、自分自身では出来ているかはわかりませんし"重い言葉"って響く人以外には嫌われたりするので一概にいいとは言えません。
配信者やテレアポなど喋る仕事ならペラペラ喋るのが上手い方がいいでしょう。


言葉の深みについて"練習方"は難しいですが簡単な逆練習方…
つまり、どう考えてもどんどん内容がペラペラな内容になってしまう習慣はあると思います。


それは"歩きスマホ"です。

当てはまる人はごめんなさい。

歩きながらスマホをして、
室内でもスマホをして、
一体いつ自分の思考を整理しているのでしょうか。


ゲームの期間イベントや旧友との懐かしいトークで瞬間的に忙しい等ならわかりますが、
「いつでもスマホを離さないおばさん」とか道端ですれ違うと世も末だと思ってしまうんです。

道端の風景すら見れない心に余裕がない人って間違いなく言葉に重みがなくなっていくと思うんですよね。

「花見に、旅行に行くべきだ」とまでは言いませんが、ボーっと壁を見つめる、日常風景を眺めるだけの時間が少しくらいあってもいいんじゃないでしょうか。


歩きスマホをし、映画を倍速で観て、動画は切り抜きが好きな現代人。
これで深い言葉、深い思考なんて生まれてくるでしょうか…。

ずっとボーッとしてれば馬鹿になりますが、ボーッとする時間を取らないと中身の無い人間になる。僕はそう思います。
難しい所ですけどね。

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