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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/11/30 08:00

話に中身があるかないか

話に中身があるかないか

僕ははっきり言えば、陰気でオタク気質な理屈派なので、元気で明るくなれる
YouTuberさんのノリやSNSでの中身がない数行の文などの毎日がハッピーになるコンテンツが苦手なんです。

動画編集などをチラッとでも経験がある人ならゲーム実況を本気で真剣にやるより、
「ドヒャアアアアw」とアホみたいなリアクションをした方が再生が桁違いなのはわかると思います。

僕は興味がありませんが例題として世間で宗教を否定する人が大半ですが、
僕は考えすぎて宗教に入る人の方がまだ幾分かマシではないかと考えます。

人生の意味を考えないまま笑って薄っぺらい人生を浪費して死ぬのか、
妄言だとしても自分の産まれた意味について向き合うのか。
もちろん「神さまが言ってたから」というカルト宗教ではないのが1番です。

"宗教"と言っても1人で山奥で滝に打たれて黙想するのも立派な宗教ですし確実に無害ですよね。大袈裟な例ですが。

最近はAIがどうだと世間では言われていますが、思想がないAI以上にもっと思想がない人が多いんなら負けて当然なのではないかと思ってしまうわけです。

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/11/27 09:00

創作にとっての幼児性と客観力

創作にとっての幼児性と客観力

簡単に言えば大人力と子ども力です。
18禁であっても僕は創作者にとっては必要不可能なものだと思うんですね。

あの大人っぽいと思われそうな「デスノート」も良い意味で十分に幼稚な内容だと僕は思うんですよ。
「人が死ぬノート」「二重底の引き出し」「エロ本でごまかす」
単語だけ並べれば、デスノートを知らない人からすればギャグ漫画とも言えそうな中学生感です。

それを本気の表情で描いてるからこそ笑えないのに、面白いという"うま味"を引き出しているわけです。

2000年前後以前の漫画アニメだとよくあったのですが、
「勇者シリーズ」「モンスターファーム」などでは子ども作品でシリアスな内容を、
「ゲッターロボ」「カウボーイビバップ」などでは大人が子ども心を忘れない内容を描いています。(ほんの一例です)

現実的に考えても、大人っぽい話ってカッコいいかも知れませんが"面白くない"ですよね。
経済の話やメンタルや健康の話なんかより、馬鹿っぽい話の方が面白いに決まっています。

ただ、配分を考えなければ"面白い"から"世間知らずの馬鹿"にもなってしまいます。

純粋な気持ちで初代のポケモン、トーマス、ドラえもんの魅力を語るだけで一般の人は話も聞かずに幼稚認定してしまうものなんですよね…。

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/11/24 12:00

大嫌いな物が大好きな物

大嫌いな物が大好きな物

好きと嫌いは表裏一体とは聞きますが、
大嫌いなものほど実は無意識に大好きを凌駕しているんです。

自分の好きなアニメやハマっている事の説明を誰かに上手く伝えれる人がどれほどいるでしょう?

しかし、自分が"大嫌い"で2度と見たくないものほど実はよく観察していたりするんです。

であれば、実は自分が実は大嫌いな物の中にこそ本当の魅力が隠されているのかも知れないという事になるのでしょうか?

この記事を考えている理由が、
pixivサイトで投稿したイラストで視聴データを確認できるのですが単純なエロよりも、エロのないヤンデレの方が平均的に評価される傾向にあったんですね。

これは単に自分のエロの魅せ方がなってないのか、ヤンデレが評価されやすい時代なのか、
はたまたヤンデレを描く才能があったのかが本気でわかってないんです。

僕自身がヤンデレ特有の"他者依存"で"粘着質な人"が実は大嫌いなはずなんですが、
描きながら「気持ち悪い」と思いつつも愛らしいと感じてしまってペンが進むので凄く複雑な心境です。

創作って自分自身の嫌いな汚物と向き合わなければいけない険しい道のりですよね。
だけどそれが面白かったりです。

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/11/21 08:00

一周回った爆発力

一周回った爆発力

お笑い、ホラー、アダルト系なんでも大抵の創作物または行為に共通する事だと思うんですが、
複雑難解な理屈をこねくり回した大技よりも"すごくどうでもいい現象"こそが最高の作品だと思うんです。

僕は理屈派ですがいわゆる"脳筋"という人やキャラクターをリスペクトしているんですね。

個人差があるかも知れませんが、
理屈派みたいなよく考えるタイプの人は複数同時にパターンを想像してしまったり考えすぎてしまうんです。
よく聞くのは三手先を読むとかそういう事なんでしょう。
読んだとしても何十通りもパターンは妄想していたりするんですね。

ただ、それに対して純粋無垢に無邪気な行動をされた場合に僕は笑ってしまうんです。

本当に何も考える頭脳がない訳ではなく、
純粋な気持ちで最適解を返されると色々と余計な邪念を考えていた自分が馬鹿らしくなってしまうんですよ。

創作で例えるのはホラーがわかりやすいですが、映画などでそろそろ来る効果音ってわかりますよね。
視聴者はその瞬間に色々と妄想をしてしまうんです。幽霊が出てくるパターンを何通りかです。

そこで何が1番怖いかは、
「きっとこのパターンは怖くはないだろう」と脳内で切り落としたパターンが1番怖かったりする筈なんです。

裏の裏は表、表の裏のさらに裏も表。
だったら表を最初から選ぶのは最適解なんですが、誰しも深読みしすぎて当たり前の事って実は難しいんですよね。

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2022/11/18 08:00

お笑いと共通の説明について

お笑いと共通の説明について

バラエティか何かで知ったんですが、
売れない漫才師が1番恥ずかしい瞬間が"自分のネタを解説される"だそうです。

「このネタのボケはこの言葉に掛けていてここが笑えるシーンなんです」
と客に伝わっていないボケを親が解説するのを芸人は非常に恥ずかしいと感じるみたいなんです。

なぜこの話をして芸人志望でもない僕が今だに覚えているかと言うと、この話って創作活動そのものだと感じるんですよね。


絵描きでなくても誰だって自分のイラストを解説されるのは嫌ですし、
馬を描いて犬だと言われるのは嫌です。
かと言って、馬の絵にわざわざ「お馬さん」と書くのは小学生でも恥ずかしいでしょう。

売れない芸人の1番の典型例が、
ネタが面白くない以上に伝わっていない事が原因なんです。
すぐに消える一発芸人が新ネタとして唐突に変顔をするのを見た事がないでしょうか。

創作でもなんでも見た人が情報を受信できるかどうか、そして見た人自身が想像できる余白があるかどうかの塩梅が創作物の面白さですよね。

「幸せいっぱい新婚生活」というタイトルで寝取られモノだったらクレームもので…あれ、普通に面白そう……?

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