第2回「雫とうたかたの部屋」シナリオができるまで -自分らしくいきたいぜ 編-

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■03/11 らしくいきたいぜ


最近新たに見つけた
『人があんまり来ないカフェ』で内容を考える。

いや全然来るんですけど、
朝からやってくる人は稀有であろう立地なので
朝から行って内容を考えました。


この時はまだ、京都の言葉を題材にするなら、
『和風』『はんなり』『舞台は日本家屋』
『時代物っぽい雰囲気』にすべきである。
という、テンプレートなイメージに
囚われていました。

その時に考えたのがこちら。


【第1案】
・いつもの年の差百合
・ゆるい和風ファンタジー
・舞台はいい感じの日本家屋。室内のみでストーリーが進行する
・ヒロインは、ウィスパーボイスのダウナー系
・ヒロインは、病弱で愛が重いお姉さん(20代後半~30代前半くらい)
・ヒロインは、主人公のことが昔からずっと好き。強く執着してる
・だが、それを表には出さない
(以下、リサイクルできるかもしれないので割愛)


あれっ。意外と完成形に近いですね。
決定案を作った時はまったく気付きませんでしたが、
書きたいものは割と一貫していたようです。


しかしこの時は、短編にしようと考えていたあまり
あまりストーリー性はなく、
このような設定のお姉さんと一緒に過ごすだけという、
ささやき・耳かき・雑談がメインの作品になる予定でした。


もちろんそれらは素晴らしいジャンルです。
えっ、でも。

ボイスをじっくり堪能してもらう事と、
ゆっくりと時間を過ごしてもらう事を
優先するあまり、
肝心のストーリー性が弱くなってしまってもいいの?

それってあんまり、プルシアン ブルーらしくない……。
せっかくの機会なのに、自分らしさを出せない作品でいいのかな……?


……と、悩むあまり、この日の制作は
ここでストップしてしまったのでした。

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