skeb依頼 『アークナイツ』ウィスラッシュ ゾフィアのマッサージ
「ゾフィア様。当店ではオイルを使用したマッサージを行いますので、こちらの水着にお着替えください」
「わかったわ」
(ふうん……かなり本格的なのね)
店員に更衣室へ案内された後、ゾフィア……ウィスラッシュ(鞭刃騎士)のコードネームでロドスの活動に参加している金髪の美女は、店内の様子を観察してそう思った。
彼女は新しく開店したというマッサージ店へ来ているのだが、チェーン店でもない新規店舗というわりには内装が凝っている。
店員はどこか素人雰囲気が漂っているが、しかしこれほどの内装を用意する店なら技術も相応だろう。
(こういう所は安心できるわね)
僅かに甘い香りがするのは、店内でアロマが炊かれているからだろう。
気持ちが落ち着いているのを自覚しながら、ゾフィアは言われるまま更衣室で自身の服を脱いでいく。
今日は一日オフだったが、性格柄ついついきっちりと着込んでいたボディアーマーを脱げば、その下から現れたのはグレーのブラウスと黒のホットパンツ。
汗を吸ったブラウスが張り付く胸は見事な曲線を描き、うっすらとブラの線まで浮き上がってしまっている。
誰にも見られていないという安心感からゾフィアは特に気にすることなくボタンを外せば、日焼け一つしていない真っ白な肌と、それとは対照的な黒の煽情的な意匠が印象的な下着が露出した。
ブラに支えられた豊満な胸は深い谷間を描き、カップは柔らかな乳肉に食い込んでしまっている。
サイズが合っていないのは、戦闘の際に胸が揺れないよう押さえつけるためだ。
実際、ブラウスを脱ぎ終わったゾフィアが背に手を回してホックを外せば、豊満な乳房が解放を喜ぶように揺れながらまろび出た。
「ふう」
無意識に胸の解放に合わせて息を吐けば、男の手に収まるちょうどいい大きさの胸がプルンと揺れる。
先端には可憐な桜色の乳首と乳輪があり、その美しさからおそらく本人もあまり触ったことが無いのだろうということが伺えた。
そのままホットパンツを脱げばブラと同じ意匠の――ホットパンツに下着の線が浮かび上がらないよう考慮したのか、布面積の少ないTバックショーツが現れた。
周囲には誰もいないので、ショーツもあっさりと下ろされる。
きちんと整えられた頭髪と同じ金色の陰毛が露出しても恥ずかしがらず、ゾフィアはそのまま手渡されたマイクロサイズのビキニを履いていった。
(随分と小さいわね……これ、み、見えちゃわないわよね?)
水着を履いたゾフィアは陰毛や乳輪が露出していないかを確かめた後、更衣室にあったバスタオルを身体に巻いて部屋を後にした。
……これまでの一部始終を、天井や床の隙間に設置された隠しカメラに撮影されていることに気付かず。
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ゾフィアが街中を歩いている時に声を掛けられたのは、偶然だった。
「先日オープンしたばかりのお店なのですが、まだお客様が少なくて……お安くしておきますから、どうですか?」
「うーん……」
「口コミで紹介していただくだけで結構です。お代はこれくらいで……」
そう言って提示されたのは、普通のマッサージ店なら半額以下という格安の値段だった。
(ちょうど今日は一日オフだし、偶にはマッサージと言うのもいいわね)
それに、手渡されたパンフレットには美容や健康にいいとも書いてあって、ゾフィアはそちらの方にも興味を示す。
カジミエーシュ騎士競技の元騎士で、『鞭刃騎士』としてその名を馳せた存在ではあるが、しかしゾフィアも年頃の女性だ。
そういうものには興味があるし、自分を綺麗に見せたいというのは女性全員の共通価値観だろう。
「いいわよ。本当にこの値段なのね?」
「はいっ! ありがとうございます」
ゾフィアは特に気にした様子もなく、ただただ『暇つぶし』程度の感覚で美容エステに案内されたのだった……。
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「ゾフィア様、それではタオルを脱いで、こちらのベッドへ横になってください」
「ええ」
言われるまま、ゾフィアは肌を隠していたバスタオルを外すと、施術用のベッドへ横になった。
今の彼女が纏っているのは、いつもの厚手の服やボディアーマーではなく、布面積が極端に少ないマイクロビキニただ一枚だけだ。
色は白で、布面積は辛うじて乳輪や陰毛が隠れている程度。
もしゾフィアが激しく動けば、胸の揺れや身動ぎだけで恥ずかしい部分が見えてしまうかもしれない――それほどまでに危うい布面積だ。
「オイルを使っていきますが、不快に感じたらおっしゃってください」
「わかったわ」
ゾフィアは特に気にした様子もなく、施術師の言葉に返事をしながら全身の力を抜いた。
気付かれないように深呼吸を数回したのは、やはり愛黒ビキニただ一枚という今の自分の姿が少し恥ずかしいからだろう。
歴戦の『鞭刃騎士』でも、たとえ相手が同性でも、肌を見せるのは少し恥ずかしい……。
(変なところは無いわよね?)
胸の大きさ、腰の括れ、引き締まったお尻と脚。
戦いによって鍛えられたゾフィアの肢体は、まるで著名な絵師が描いたかのように美しい。
無駄な贅肉などほとんど無く、引き締まった肉体はクランタ種族特有の獣然とした健康的な魅力で溢れている。
仰向けになっても崩れない豊満な胸、うっすらと筋肉が浮かんだ腹部、スラリと伸びた美脚。
どの部分もそれだけで男を魅了するような美肢体は、しかし、今はただ一人の女施術師の目の前で無防備に晒されていた。
「では、オイルを使いますね」
「……ええ」
少しだけ声が硬くなりながら返事をすると、言われたように、すぐにゾフィアの肌にオイルが垂らされた。
人肌に温められたオイルは不快感が少なく、それがまずお腹を濡らしていく。
「ふぅ……」
女施術師のしなやかな手が、腹部を起点としてオイルを塗り広げていく。
感覚から、施術師が手にゴム製の手袋をつけていることが分かった。
人の肌とは違う固い感覚に違和感を覚えたが、「オイルを使っているのだからそんなものなのかも」とゾフィアはそれほど気にしなかった。
(ん……)
「くすぐったかったですか?」
「あ、いえ。大丈夫よ」
不意に、施術師の手がへその下から鳩尾のあたりまで一気に擦り上げると、ゾワッとした感覚に全身が総毛立った。
くすぐったさや嫌悪感とは違う、奇妙な感じ。
同時に、オイルを塗られた箇所が熱くなり、それは一気に身体の芯まで火照るような感覚となってゾフィアの身体を炙り始める。
「ふぅ、はぁ……ふぅ……」
ゾフィアは天井を見つめたまま、徐々に息が乱れてしまう自分の反応を不思議に思った。
ただのマッサージ、オイルを塗られているだけだ。
なのにこんなにも全身が熱くなるものなのだろうか?
まだお腹周りを塗られているだけなのに、気が付けばゾフィアは額にうっすらと汗を掻いてしまっていた。
「なんだか、暑いわね……」
「はい。代謝を良くするために室温を上げています。脱水症状にならないようスチームを焚いて湿度も上げていますから大丈夫ですよ」
「そう……」
「喉が乾いたら言ってください。特製のジュースも冷やしてありますから」
「じゃあ、そのジュースを頂こうかしら」
「わかりました」
施術師はオイルを塗る手をいったん止めると、横になっているゾフィアでも飲めるようにストローを指したジュースを持ってきた。
汗を掻くほど体温が上がっているゾフィアはジュースを飲み、その冷たさに一息つく。
「凄いのね。こんなに汗を掻いたのは、仕事の時以外は初めてかもしれないわ」
「そうなのですね。ですが、汗を掻くことはいい事です。代謝が上がって、体内の不純物が排出されている証拠ですから」
「よく聞くわね、その話」
ゾフィアはそう呟きながら、またベッドへ横になる。
汗を掻けば身体に良いというのは、誰もが口にする健康論だ。
実際にそうなので、ゾフィアも警戒しない――それが、罠だとも知らずに。
「ふぅ、はぁ……ふぅぅ……はぁぁ……」
「では、デリケートな場所にもオイルを塗っていきますね」
まだお腹や腕、足にオイルを塗り広げられただけなのに――ゾフィアは深い呼吸を繰り返すようになっていた。
(身体が、暑い……凄い効果ね……)
けれどそれがマッサージによる代謝の促進だと思っているゾフィアは、驚きながらも疑問には思っていなかった。
しかし、すでに施術が開始されて十分。
店内に入った時から嗅いでいた甘い匂いや、施術室で使用されているスチームやオイル、それに先ほど飲んだジュース。
そのどれもに女性の興奮を促進させる『媚薬』が使われているなど、彼女は想像もしていない。
無警戒にそれらを吸い込み、肌に塗られてしまえば、いかに歴戦の『鞭刃騎士』だとしても抵抗のしようが無かった。
しかもそれをマッサージの効果だと信じているのだから、彼女は媚薬という『毒』を盛られながらも、それを受け入れている状態なのだ。
「失礼しますね」
極度の興奮でぼーっとしているゾフィア――極小のマイクロビキニ1枚に守られているだけの無防備な胸に、ゴム手袋を嵌めた女施術師の手が触れた。
「は――――……ッ……?」
ゴム手袋に包まれた硬い手が胸に触れただけなのに、咄嗟に口から出た甘い声……それに驚いたのは、ゾフィア本人だ。
(私、何て声を……!?)
「どうかしましたか?」
「い、いいえっ。なんでもないわ」
慌てて何でもない風を装うが、しかし『こういう事』に慣れている女施術師からすれば、予定内の反応だ。
ようやく媚薬が身体を回ったのだと理解すると、彼女は気付かないフリをしながら施術を続ける。
つまり、真面目にマッサージをする雰囲気でゾフィアのビキニ1枚しか纏っていない無防備な胸をギュッと掴んだのだ。
「~~~~ッッ!?」
ただそれだけなのにゾフィアは目を見開き、歯を食いしばり、痙攣しそうになる身体を力任せに押しとどめる。
けれどそこまで頑張っても美女の肢体はピンッと緊張で硬くなり、しなやかな美脚は足の指まで丸めて強張ってしまっている。
一目で『感じている』と分かる反応だが、施術師はこれも気付かないフリをして施術を続けた。
「では、次は胸にオイルを塗っていきますね~」
「へ? え? あ――」
胸からの快感に動揺しているゾフィアが制止の声を口にする暇もなく、女施術師は彼女の胸にもオイルを垂らした。
トロリと粘り気のある液体が胸に落ちれば、当然、それは彼女の肌を唯一護る水着にも染み込んでしまう。
極小の白いマイクロビキニはあっという間にオイル塗れになり、それどころか液体を吸って重くなるとぴったりとゾフィアの胸に密着した。
隙間なく吸い付くような密着具合に乳首が晒されると、ただオイルを垂らされただけなのにゾフィアは肌が粟立ち、背筋にゾワッとした悪寒が走る感覚がして全身を強張らせてしまう。
警戒の色が強くなると、しかし施術師は気にせず彼女に声を掛けた。
「それでは、目にタオルを掛けますね? 見えない方が、身体の代謝は良くなるんですよ」
「え、あの……あ……」
また、ゾフィアが抵抗する前に施術師の手が彼女の顔にタオルを置いてしまった。
目元が隠されると視界からの情報が遮断され、ゾフィアは自分の身体が芯からジンジンと疼いていることに気付く。
(うそ、私……っ)
自分がここまで興奮していると自覚していなかったことに気付いたゾフィアは恥ずかしくなったが、しかし――。
「では、施術を再開しますね」
「あ、まっ――ンッッ!?」
いったん制止してもらおうと声をあげるよりも早く、施術師の手がゾフィアの胸に触れた。
腹部と同じように、垂らしたオイルを塗り広げるためだ。
しかし。
「はウッ!?」
胸の上を手が滑る。
ただそれだけなのにゾフィアは息が乱れ、全身が強張り、けれどふとした瞬間に弛緩してビクンッと分かりやすい痙攣を披露した。
施術師の手を掴んで制止するなり、声を上げるなり。
やれることは沢山あるのに、しかしゾフィアは少しも抵抗しない。
いや、痙攣を抑えるために両手はベッドに敷かれたシーツを力強く掴み、両脚は太ももを強く閉じたまま下半身を硬直させている。
そうしないと恥ずかしい痙攣を、今日会ったばかりの施術師に晒してしまうと自覚しているのだ。
声も聞かれたくないから歯を食いしばったことで、生死の言葉すら紡げない。
その余裕が無いほど、ゾフィアはただオイルを塗られている胸からの刺激に翻弄されていた。
――当然、そのオイルだって強力な媚薬だ。
肌に塗られるほどに感度が上がり、素手では絶対に触ってはいけないような強力な効果がある。
だからこそ施術師は最初からゴム手袋で自分の手を防護しているのだが、その厚手の手袋の感触すら今のゾフィアには気持ちいい。
人の肌とは違う固い感触に肌を撫でられると、肌が擦られる僅かな痛みが気持ち良すぎて全身が痺れてしまうほどの快感に襲われた。
「フゥゥッ、はフゥゥウゥぅっ!」
気が付くと呼吸は乱れ、深く長い吐息へと変わり、胸が激しく上下していた。
噴出した汗は流れるほどの量となり、美しい金髪がシャワーでも浴びたみたいに濡れて重くなってしまっている。
そして何より顕著な変化は、オイルを塗られている胸の先端だ。
目隠しをされていてゾフィア本人は気付いていないが、マイクロビキニでただ一点だけ隠されている乳首は白い布地の下で硬く勃起し、その薄布を持ち上げてしまっている。
白いビキニはその下にある桜色の突起をうっすらと透けさせ、それだけでも魅力的な色香を放っているが――。
「少し冷たいかもしれませんが、我慢してくださいね~」
「ハッ、ひっ……?」
返事をする余裕もない暗い呼吸を乱しているゾフィアの声を聞かず、女施術師が乳首へ直接、追加のオイルを垂らした。
「ふ、あ……」
(なに、され――ちくび、とけ……)
目隠しをされているゾフィアはなにをされたのか理解できないまま、更に乳首が熱くなって『溶けた』と感じた。
敏感になり過ぎて感覚が無くなり、けれどそこには確かに乳首がある。
密着するマイクロビキニの布が、流れる空気の振動が、空間を満たす熱気が、それだけで乳首を刺激し、ゾワゾワとした感覚が胎の奥に溜まっていく。
「では、オイルを塗っていきますからね」
「まっへ――ハ、お゛っ!?」
直後に女施術師の手がゾフィアの乳首を掻いた。
厚手のゴム手袋の包まれた手が、マイクロビキニの上から硬く勃起して桜色が透けてしまっている乳首をカリッと優しく掻いた。
瞬間、ゾフィアはタオルで覆われている視界の中で火花が散り、全身がガクガクと痙攣し始める。
あまりの気持ち良さは自分に何が起こっているのか理解できないまま、強い快感に意識が流された。
「はーい。暴れないでくださーい」
「はっ、はうぅうっ!? 待ってっ、ヤッ、なにこれ……っ!?」
(なに、され!? わたし、なにをされて――っ!?)
ゾフィアが痙攣していても女施術師は手を止めず、本能的に逃げようとする彼女の身体を先回りして乳首をカリカリ、カリカリ、カリカリカリカリとずっと掻く。
一定のリズムで。
時には少しだけ力を強くして。
何度も何度も、何度も何度も何度も何度も。
「ふぅううっ、ふぐぅうぅぅぅぅうっ!?」
ゾフィアはすぐに制止の声すら出せなくなって、全身を悶えさせた。
ベッドの上で身体を暴れさせても、逃げられない。
動きを先回りされてベッドから落ちることもできず、ただ、乳首を掻く指から懸命に逃げ惑うだけ。
あっという間にベッドに敷かれていたシーツは乱れに乱れ、その酷さがゾフィアが感じている快楽の強さなのだと物語る。
「まっへ――まってっ、これ、こんなのまっさーじじゃ……っ」
「マッサージですよ~。うふふ」
暴れたことでゾフィアの顔からタオルが落ちると、そこには今までと同じように柔和な笑みを浮かべた女施術師の姿があった。
視線を落とせば、彼女の両手が自分の乳首を狙っているのが見えてしまう……。
「だ、だめ……」
ゾフィアが呟くのを待っていたかのように、直後、施術師の指がマイクロビキニ越しに乳首を強く摘まんだ。
ビキニの布地に皺が出来るほど強く摘まみ、小指の第一関節くらいまで乱暴に引っ張れば、白い布地越しに桜色の乳首がしっかりと透けて見える。
「は、あ゛あ゛アァアアアッ!?」
直後にゾフィアは鍛えられた全身の筋肉を総動員して、腰を突き上げた。
何もされていない股間からはマイクロビキニの布地を貫通する勢いで潮を吹き、それは1メートルほどを飛んで施術室の床まで濡らしてしまう。
それだけでは終わらず、潮噴きが終われば突き上げた腰がヘコヘコと情けなく上下に痙攣し、十数秒の後にガクッと全身が脱力する。
「叫んで喉が痛いでしょう? はい、ジュースを飲んでください」
施術師はわざとらしくそう言うと、これも強力な媚薬入りのジュースを追加で勧めた。
大量の汗を掻き、興奮し、叫んで喉が渇いたゾフィアはそれが何なのかを考える暇もなく、身体が本能から水分を求めてしまう。
ごくごくと喉を鳴らしてジュースを飲めば、息を乱しながら天井を見つめた。
「はあ、はあ……も、いい……ここで、おわりに……」
「だめです。まだ施術は半分以上残っていますから」
冷たいジュースを飲んで落ち着いたゾフィアが呟くと、しかし施術師は笑顔で断った。
媚薬に侵され、絶頂し、脱力したゾフィアはもう脅威ではない。
事実、彼女はベッドへ横になったまま起き上がる気力もなく、その言葉を聞いて驚き――そしてただの一般人でしかないマッサージ師に恐怖の視線を向けたのだから。
「続けますね?」
「まって、もうダメっ! ――はう゛ぅぅっ!?」
停止の声は乳首を乱暴に掴んだだけでかき消され、ゾフィアはたったそれだけでまた情けなく腰を痙攣させた。
しなやかな美脚をピンッと足先まで伸ばし、その快感がどれほど強いか全身で示してしまう。
そのままオイルを塗りこむように乳首をクニクニと揉みまくれば、そのたびにゾフィアの腰が、足が、両手が、全身が痙攣した。
「はう゛ッ! やめっ、やめて……っ。こんなの、マッサージじゃなぃ……!」
「ただのマッサージですよ。みんなやってる事です」
「うそ、ちが、っ――んふ゛ぅぅウゥッ!?」
反論するゾフィアを黙らせるように乳首を責めれば、鍛えられた肢体が痙攣し、腰がガクガクと震えてまともな言葉も紡げなくなってしまう。
その反応が面白くて、楽しくて、施術師は味を占めたようにゾフィアの乳首を責め続けた。
乳首を摘まむ。
乳首を捏ねる。
乳首を掻く。
乳首を引っ張る。
乳首を引っ張る。
「やめ゛っ、やだっ!? これいじょうされたらっ!?」
様々な角度から様々力加減と方法で二つの突起を責めれば、そのたびに金髪美女の肢体が踊るようにデッドの上で痙攣するのだ。
ゾフィアは恐怖から施術師の両手を掴んだが、けれど力が入らない。
凛々しい表情で鞭刃を振るう女傑が、涙を流し、鼻水を垂らし、叫びながら一般人の手首を掴むけど、施術師の手は止まらない。
「やめてっ、や゛め゛て゛ぇぇぇえええッッッ!!」
面白くてたまらないとばかりに多様な責めを披露すれば、気が付けば十数分が経っていた――。
「あ……あぁ……」
あまりにも激しい長時間の責めで乳首の先端は感覚が無くなり、何もされていないのに余韻だけでもゾフィアは軽い絶頂に至ってしまう。
呆然とした表情が気絶寸前なのか覇気がなく、どこか虚ろ。
(あ、やり過ぎちゃった……)
あまりにもゾフィアが魅力的でいい反応を示すから、ついついやり過ぎたことを後悔。
けれどまだ、マッサージの時間は余っているのだ。
女施術師はゾフィアへさらに追加のジュースを飲ませて気付けをすると、彼女の身体をベッドへ横たえた。
「続けますね?」
「ヒッ!?」
その言葉だけで恐怖を覚え、ゾフィアがベッドから逃げようとする。
(身体、動かない……!?)
十数分間、連続して絶頂させられた身体が言う事を聞いてくれない。
胸なんて、少し動いてマイクロビキニの小さな布に擦れるだけで電撃でも流されたような刺激が走り、それだけで頭が真っ白になってしまうほどだ。
表情だけを恐怖に歪めながらゾフィアが女施術師を見ると、彼女はゾフィアの目元にタオルを乗せた。
視界がまた封じられる。
そうすると自分の身体の状況を嫌でも強く意識させられた。
ジンジンと疼く乳首。燃えるように火照っている全身。重く下腹部――子宮。
(わたし、こんなに……)
自分の身体の変化を嫌でも意識していると、施術師の気配が遠ざかる。
いや……下半身側に回り、今度はまだ触られていない陰部へと手を伸ばす。
「あっ」
「大丈夫、怖くありませんよ~」
ゾフィアは無意識に太ももを締めたが、媚薬オイルに濡れた手袋が鼠径部や内腿を擦ると簡単に脱力してしまう。
それどころか
(やだ、気持ち良い……っ)
自分でもあまり触らない敏感な鼠径部を撫でられると、それだけで気持ち良くなってきてしまった。
目隠しをされているゾフィアには見えないが、すでに潮吹きによってマイクロビキニのショーツは濡れて透け、その下にある綺麗なサーモンピンクの陰部まで施術師には見えていた。
そのショーツ越しに新しい愛液がトロリと流れ出れば、それを潤滑油に施術師の指が下から上へ、カリッと優しくゾフィアの淫肉を搔いた。
「は、ンッ」
カリッ、カリッ。
「あうぅ、はあ、あ……くッ」
(やだ、なんで……っ)
施術師の指は単に上下に動くだけだ。
熱いゴム手袋を嵌めた指がショーツ越しに陰部を撫でるだけで、バチッと強い電流が流れたみたいに体が震えてしまう。
――けれど、それだけなのだ。
「は、は、は……うぅ……」
(も、もっとつよく……どうしてぇ……)
まるで焦らすように軽く掻くだけの刺激は、乳首で暴力的なまでの連続絶頂を与えてくれたのと同一人物とは思えない。
弱々しくて、けれど継続してくる。
目隠しをされたゾフィアの腰が本能に従ってヘコヘコと上下に動いても、施術師の指は逃げるようにして一定以上の刺激を与えてくれない。
それが数分も続けば、ゾフィアは自分の指を甘噛みしながらさらに激しく腰を振った。
なのに。
「ふぅっ、フゥゥウゥぅぅっ!!」
(くや、しい……っ。くやしい、悔しいっ!)
そのまま何度も腰をヘコヘコと上下に動かせば、偶然、施術師の指がショーツの上から陰核に触れてしまった。
まだ包皮に包まれているクリトリスなのに、たったそれだけの淡い刺激で強い電流を流したような刺激を脳に送ってくる。
背筋が灼け、腰が蕩け、脳ミソが焼き尽くされるような快感は一瞬で――なのにゾフィアの腰はその僅か一瞬の刺激だけでも腰をビクビクと痙攣させ、全身を脱力させた。
焦らされ過ぎて我慢できなくなった空絶頂。
ひ弱な刺激での絶頂では、身体も頭も全然満足できない。
「ふぅぅう、ふぅぅうぅっ!」
部屋中に設置された隠しカメラで撮影されているなんて夢にも思わず、ゾフィアは彼女を知る誰もが信じられないような情けない腰振りを披露して、陰部を刺激してもらおうとする。
だから。
「動かないでください。施術が出来ないじゃないですか」
その一言に、ゾフィアは言葉を失った。
まだ施術と言い張るその胆力もだが、こんなの誰が見てもマッサージなんかじゃない……はずなのに。
「なっ――こ、こんなの……」
「いいですか? ……気持ち良くしてあげますから、動かないで」
「…………っ」
普段のゾフィアなら、そんな甘言など無視してこの場から立ち去るはずだ。
もしくは、自分を辱めた相手を叩きのめすかもしれない。
なのに……
「…………」
彼女は全身から力を抜くと、それ以上の抵抗を止めてしまう。
ただ、腰だけはもっと気持ち良くなりたいと訴えるように小さな痙攣を繰り返し、膣穴からはこれからの事を予感して新しい愛液がトクトクと漏れ出ていた。
「ふふ――」
媚薬を嗅がされ、媚薬を飲まされ、媚薬を全身に塗りたくられたのだ。
体内、体外から発情させられた肢体はもう完全にゾフィアの言う事を聞いてくれず、ただ気持ち良くなりたいと頭の中で訴え続けている。
その通り、施術師の言葉に従えば――彼女の指が、クリトリスを摘まんだ。
「はオッ!?」
瞬間、ゾフィアの上半身が跳ねた。
目元を隠すタオルこそ落ちなかったが、上半身が浮き上がるほどの衝撃に合わせて豊満な胸が揺れ、オイルに濡れた白ビキニが乳首を擦る。
それだけでも絶頂してしまいそうな快感を覚えながら――女施術師の手が陰核を揉み、もう片方の手が陰部へと挿入された。
「ヒグッッ!? ア、アオォッ、オッ、おぉオォォっ!?」
「酷い声」
一般人に嘲笑われても、ゾフィアは声を止められなかった。
(くっ、クリっ!? クリ潰れっ!? おホッ!? アソコもっ!? 擦れてえっ!?)
女施術師の力加減は極上だった。
陰核は痛くならない直前の絶妙な力加減で揉み潰され、膣内はあっという間に弱点を見付けられてその箇所だけを集中して攻められる。
「ふぁあああアアアッ!」
待ち望んだ絶頂はたった十数秒で訪れ、ゾフィアはまた激しく潮を吹いた。
なのに。
「あっ、アアアッ、ああアアアッ!? まって、まっへ!? もイった――イったからぁあああっ!?」
女施術師はゾフィアが絶頂しても手を止めず、クリトリスとGスポットを責め続けた。
股間からは激しい水音が響くようになり、数秒おきに勢いよく潮を吹き、愛液が掻き出される。
あっという間の女施術師は手首までびしょ濡れになったが、それでもまだ手を止めない。
「あがぁアアアッ!? あっ、アアアアッ、どめっ、ふあぁアアアあああ!?」
ゾフィアが両手でベッドを掴んで、上半身を起き上がらせた。
体制を変えて少しでも快楽を逃そうとしたけれど、最弱の下半身が言う事を聞いてくれなければ無意味だ。
むしろ身体を起き上がらせて力んだことにより、より強く膣肉が指を締め付けて激しい前後運動の衝撃を鮮明に感じてしまう。
気持ち良すぎて数秒おきに絶頂しているような、もしくは絶頂せず堪えているのか、本人でもイっているのかイっていないのか分からない状態になる。
本能から、ゾフィアはそのまま女施術師の手を掴んだ。
全力で。
万全の状態なら、それだけで鍛えていない女の細腕など骨が折れてしまうだろう――それほどまで、本気で。
なのに。
「止まって、とまってぇエエええっ!!」
絶頂に絶頂を重ねたゾフィアの握力では女施術師を止められず、それどころか、抵抗した罰とばかりにさらに激しく膣穴を擦られ、クリトリスを揉み潰された。
「ヒあィィいいいぃっ!? イくっ、イぐぅぅううぅぅっ!!!!」
身体を起こしたかと思えばそのまま丸め、必死に衝動を耐えようとするゾフィア。
けれど肝心の女施術師の手は止まらず、身体を丸めても膣肉と陰核を乱暴に刺激され続ける。
丸めた身体がビクンビクンと痙攣しても手の動きは止まらず、そのまま潮を吹けば飛沫の一部がゾフィア本人の顔を濡らした。
「ぅううぅうぅぅっ、ううううぅうぅぅぅぅぅぅぅううぅううぅうううっ!!!!」
(たえ、たえっ、たえぇえええええっ!!)
歯を食い縛る。目を見開く。手に力を籠める。
なのに、
「イぐぅうぅうぅぅぅうぅぅぅぅぅっ!!!!」
我慢できず、ゾフィアはまた絶頂した。
簡単に。あっさりと。
絶頂して数秒だけ呼吸を整え、けれどすぐにまた絶頂。
女施術師の手は止まらず、それが数分も続けば下半身の感覚が薄れ――。
「あ、あああああっ!」
もう二十歳を過ぎたいい大人が――お漏らしをした。
ショワァァァという水音と共に下半身が生暖かい液体に濡れ、快感と開放感に脳がグズグズに蕩けてしまいそう。
あまりの情けなさに涙まで流すが、しかし施術師の手はまだ止まらなかった。
「ああぁああああっ!? もうどめでぇええっ!? これ以上されたらぁアアアッ!?」
ゾフィアはおっこを漏らしながら絶頂した。
泣き叫び、涙を流しながら、身体だけは強○的に与えられる快楽によって痙攣を繰り返す。
腰の下に敷いていたシーツでは吸収できなかった大量の小水が床に落ちるのも構わず――トドメとばかりにラストスパート。
今日一番の手の動きで、ゾフィアのGスポットが攻められる。
同時に反対の手で下腹部――子宮を外側から押し込めば、ゾフィアは体内の弱点全部を同時に刺激された衝撃で白目を剥いた。
「あ゛、お……」
あまりにも強すぎる快楽で意識が吹き飛び、ベッドへ仰向けに倒れるゾフィア。
美しい金髪がベッドの上に広がれば、そのまま両手を広げて喋らなくなる。
けれど、身体だけは絶頂の余韻に興奮して痙攣を続けている。
白目を剥いたままビクンビクンと痙攣する美女――それを見下ろす施術師も、さすがに息切れをしていた。
「それでは、次の施術に移りますね」
しかし……ゾフィアが利用したマッサージのサービス時間は、まだ二十分以上も残っていた。
施術師が合図をすると店の奥から屈強な体格の男が二人、現れて気絶しているゾフィアを抱え上げる。
そのまま店の奥へ移動すれば、そこには無数の道具が用意された部屋があった。
おかれているのはバイブやローター、マッサージの際に利用したオイルよりさらに高価で凶悪な媚薬、頑丈そうなゴムベルト。などなど。
男たちは気絶しているゾフィアの身体をゴムベルトで拘束すると、エナメル性の全頭マスクをかぶせて口以外の穴を塞いでしまう。
鼻呼吸まで封じられて苦しめば、意識を取り戻したのかゾフィアが慌てて身体を暴れさせようとした。
「な、なにっ!? え、ちょっと!?」
(私、どうしてこんな事に!?)
気絶から目を覚ましたら何も見えず、何も聞こえず、手足も動かせない状態だ。
ゾフィアほどの女性でも大声を上げて叫ぶが、しかしその間にも男たちは準備を整えていく。
用意されていたバイブに媚薬オイルを垂らし、ローターを乳首に嵌めていく。
「冷たっ!? 誰か居るのね!? 離しなさいっ!! 触らないでっ!!」
ゾフィアは叫ぶが、彼女には周囲に何人いるのか、なにをされているのか、ここがどこなのかも分からない状況だ。
声には明確な恐怖が宿っていて、必死に声を張り上げてその恐怖心を消そうとしているのが分かる。
――が。
「ひっ!?」
男たちが媚薬オイルに濡れたバイブを、ゴムベルトで拘束されて動けないゾフィアの膣穴へ押し込んだ。
女施術師の指とは比べ物にならない圧迫感に、ゾフィアが声を詰まらせる。
「ぐっうぅうっ! こんな事をしてっ、犯罪よ! 絶対に許さな――むぐうぅぅっ!?」
次に、くだらない事を繰り返して喋る口にボールギャグを噛ませた。
これにもジュースへ混ぜていた物よりはるかに強力な媚薬が塗られていて、ゾフィアは嫌でも呼吸の度にそれを飲むしかなくなってしまう。
鼻まで塞がれているのだ。
唯一酸素を取り込める口を塞がれたら、そこに得体のしれない液体が詰まっていても生きるためにのみながら呼吸するしかない。
「ふごぉオォォっ、もごおぉぉおぉぉぉぉオオッ!?!?」
次に、男たちはこちらも同じく媚薬オイルを塗ったアナルパールをゾフィアのお尻に入れた。
キツネを連想させるクランタの尻尾がピンッと伸び、敵対心が高まったことを知らせている。
けれど、何もできない。
ゾフィアは気絶から覚醒、そして拘束まで……たった数分で全身の自由を奪われて穴と言う穴を塞がれると、完全に抵抗できなくなってしまう。
「むぐうぅうっ、むぅうううウウゥ!」
(何っ、なにをされて――ヒッ……中に入ってるのが、動いてっ!?)
口を塞がれてもなおゾフィアが声を荒げれば、黙らせるように男たちが手にした機械のスイッチを入れた。
直後に、拘束されているゾフィアの身体がビクッと震える。
乳首に付けられたローターが、膣内のバイブが、尻穴の中のアナルパールが、動き出したのだ。
「ほごぉオオオォォォぉオォッ!?」
(嘘っ、これっ!? あっ、アぅウゥッ!?)
ローターやバイブは男たちの手によって強弱の動きを変え、常に異なる刺激を与えてくる。
ゾフィアの鍛えられた肢体が床の上で転がれば、その豊満な乳房が、大きなお尻が、引き締まったお腹が、しなやかな美脚が、男たちの目の前で暴れ回った。
(抵抗っ、出来ないっ!? ほオッ!? これじゃ、なにもできないっ! ヒグッ!?)
床を転がりながら時折、潮を吹いた。
口からは媚薬交じりの涎を垂らし、全頭マスクの合わせ目からは大量の汗と涙を流しながらゾフィアが床の上を転がり悶える。
「ふぐぉぉオォォオオオッ!!」
うめき声のような嬌声を上げれば絶頂の痙攣を披露し、しばらく弛緩した後、また悶え始めた。
今のゾフィアを責めているのは、機械なのだ。
スイッチを切らなければ止まらず、そのスイッチは彼女を見下ろしている男たちの手の中。
絶頂しても終わらない責めにゾフィアは悶え、その姿を見た男たちは興奮に股間を硬くしていた。
隠しカメラに映らない角度でゾフィアの艶姿を楽しみながら、そのまま15分が経過。
給水も行われず、機械による無機質で一方的な責めを受け続けた『鞭刃騎士』はバイブたちが止まった事にも気付かず床に横たわったまま動かない。
男たちはそんなゾフィアに手を伸ばすと、拘束具を外していった。
最初にローターやバイブ、アナルパールを外す。
「オ゛ほっ」
次にボールギャグを外し、全身を縛っているゴムベルトを解いていく。
発情した女の汗の匂いが部屋中に満ちたように錯覚するほど大量の汗を掻いたゾフィアの肢体が解放されると、最後に全頭マスクが外された。
「あ゛え……」
その下から現れたのは、快楽と絶頂と酸欠で意識をトばした美しい金髪の美女、ゾフィアの慣れの果てだった。
白目を剥いて涎を垂らし、舌を収める気力も無くて唇から垂らしているだらしない姿。
これがカジミエーシュ騎士競技の元騎士で、『鞭刃騎士』としてその名を馳せた存在だとはだれもとは誰も想像もできないだろう。
「よし、いい感じだな」
「ああ」
男たちはゾフィアを解放すると、その肢体を床に置いた。
乱暴にズボンを脱げば、先ほどまでゾフィアの膣内にあったバイブにも劣らない男性器が露出する。
彼女の艶姿を見て興奮したソレは最初から完全に勃起していて、媚薬で蕩けたゾフィアの身体は簡単にそれを受け入れた。
「お゛ほ゛ぉぉ……」
双乳と同時に口から獣のような嬌声を上げ、ゾフィアが絶頂する。
気絶しているとは思えないほどの締め付けに男がうめき声をあげると、彼女を抱え上げた。
「へへ――こっちもユルユルだな」
もう一人の男は抱え上げたゾフィアの背後に回ると、その豊満な尻肉を掴み、左右へ引っ張って肛門を露出させる。
アナルパールと媚薬オイルで緩んだ尻穴へ男性器の先端を添え――意識の無いゾフィアは、初めてのアナルセックスを経験した。
「――オ゛んっ!? お、ほっ!?」
ゾフィアはその衝撃で薄眼を開けたが、しかしそれだけた。
抵抗せず成すがまま。
男たちの腰の動きに合わせて、屈強な男に挟まれたまま身体を揺らす。
脱力した手足は糸が切れた人形のように垂れ下がり、口からは獣のうめき声のような嬌声を漏らし続ける。
「すげ、鍛えてるな……っ」
「こっちもだっ。すぐにイきそうだっ」
戦場で鍛えられたゾフィアの胎内は、男たちがこれまで経験した誰よりも締まりが良かった。
あっという間に絶頂感が押し寄せてきて、気絶しているゾフィアが絶頂すれば締め付けが増す。
「クッ!?」
「あ、だめだ……っ」
筋肉に挟まれたゾフィアの身体が痙攣するのに合わせて、男たちも絶頂した。
極上の締め付けの後には性を搾り取るような蠢動が待ち受け、男たちはたった一回の絶頂で腰が抜けそうな快感を覚えてしまう。
気が付くと、そのまま魂まで抜け落ちてしまいそうな快感――同時に、蠢動による刺激によって男性器が瞬く間に回復する。
元より一回で萎えるような体力と精力ではない。
「すげ――」
「マジで大当たりだな……」
男たちはゾフィアを抱えたまま、彼女の顔が隠しカメラでアップで映る位置に移動した。
気に入ったのだ。
だから、この映像で彼女を脅すために。またこの女を抱くために。
ゾフィアはその事に気付かないまま二穴を同時に犯され、その美貌を撮影され、身分証のコピーまで晒された映像を後日、郵送で送られてくるのだった……。