やさにき 2024/03/05 22:58

『エルフと暮せば』Steam版に関する大切なお知らせ

こんにちは、やさにきです。緊急でお知らせしたいことがございまして、記事を書かせていただきました。現在ローカライズを進めていただいている『エルフと暮せば』についてです。


本作のローカライズについて、良いお知らせと悪いお知らせがございます。どうか最後までお読みください。


悪いお知らせ

先に悪いお知らせから参ります。結論から申しますと、『エルフと暮せば』Steam版のリリースはできなくなりました。Steamにおけるパブリッシャーのコミュニティに告知記事が出ております。


▼記事本文
https://steamcommunity.com/groups/MangoParty/announcements/detail/4118049834338377968


2月に入ってからSteamのストアページから『エルフと暮せば』の情報が消えてしまっていたことにお気づきの方もいらっしゃると思います。私も拙作をウィッシュリストに入れて、情報に変化がないかたまに眺めているのですが、あるときウィッシュリストから情報がまるっと消えていることに気づきました。


パブリッシャーに削除された理由を尋ねたところ、先方からも事情がわからず困惑しているという回答が。ちょうど旧正月のタイミングでしたが、先方も休暇返上で対応に当たってくれたようです。


理由は極めて単純明快でした。本作のヒロイン、ルシアが未成年に見えるためにBANされたとSteam公式側から回答があったそうです。実年齢300歳超のルシアですが、当然そんな理屈は通用しません。


本作は3月を目標にリリース準備を進めており、私のほうでもリリース記念のイラストを描いていまして、期待が高まっていました。しかしBANに関する回答以降、現在も公式からの反応はありません。


一度BANされてしまった作品が復活する見込みが薄いことは私も周りの方の体験などを耳にして知っていたので、Steam版リリースは諦めざるを得ないということで、私とパブリッシャーの見解が一致しました。


Steam版に期待してくださっていた海外ユーザーの皆様におかれましては、ご期待に応えることができず、誠に申し訳ありません。


パブリッシャーはルシアの外見なら問題なく審査を通過するだろうと見込んでいたそうですが、Steam側の審査が以前より厳しくなっていることや、先方曰くだいぶ面倒な審査員に当たってしまったことなど、不運が重なったことでこのような事態に発展してしまったようです。重ねてお詫び申し上げます。



▲掲載予定だった記念イラスト

良いお知らせ

『エルフと暮せば』のローカライズ版販売の見込みが完全に断たれたかといいますと、そういうわけではございません。ここからは良いお知らせをさせていただきます。


本来、ローカライズ版を販売する権利はパブリッシャーが握っており、オリジナルの日本語版と違って、私個人が自由に売っていいわけではありません。


しかし今回、パブリッシャーからのご厚意でローカライズ版の販売権を譲渡していただくことができました。先方からいただく英語版、中国語版を後日DLsiteでリリースする方向で話を進めています。


Steamでより広く世界中の方にお届けする道は断たれてしまいましたが、DLsiteを利用している海外ユーザーの方々には、翻訳された『エルフと暮せば』をお届けすることができそうです。


ただ、私はローカライズにほとんど噛んでいないので、翻訳に際して発生したバグなどに一切対応できません。そのため、修正対応にかなり不安を感じてはいるのですが……そこについてはどうか目をつぶっていただきたく思います。お蔵入りしなかっただけでも奇跡という状況なので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。


DLsiteでリリースするタイミングはまだ決まっていません。先方からローカライズ版を共有していただいた後、X(Twitter)で一番早くお知らせしますので、続報をお待ちいただければ幸いです。


お知らせは以上です。ここからは妄想のようなお話なので、話半分にお聞きください。

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