ペンタスラスト 2024/04/04 17:00

経験値システムを作ったり【マグワル通信 24/04/04号】

みなさま、ごきげんよう。
みかん三十郎でございます。

今週もマグワル通信の時間がやってまいりました。マグワル通信とは、サークルペンタスラストが製作中の成人向けスローライフRPG『プロジェクトリーン(仮タイトル)』の製作状況をお伝えするシリーズ記事です。


こちらはプロジェクトリーンの世界のPCについてのラクガキ。
ファンタジーな世界ではありますが、情報通信技術が発達した現代風の時代を舞台とするため、パソコンやスマホのようなものが登場します。

  • 情報伝達を行う植物を媒体に情報処理を行う技術が発展し、その機械を「トレント」と呼んでいる。マシンは媒介液に浸されていて、外観は水槽のように見える。
  • 植物を生きたまま使う生体型は管理が難しいがスペックが高い。
  • スマホ、タブレットサイズのものは「ドライアド」と呼ぶ。媒介液を使用しないので小型軽量。
  • データは特殊な加工をされた木材の年輪に刻む。この記録媒体を「メモリーロッド」と呼ぶ。
  • 植物で繋がっている場所ならば情報通信が行える。これを「アイビーネット」と呼んでいる。アイビーネットによる有線通信が発達したため、無線技術はあまり発展していない。

さて、これらの設定がどうゲームに関係してくるのかというと、例えば機械を修理するときの材料は森で採集してくる形になります。
マシンの見た目もユニークな物になるんじゃないかなと思います。


さて、ここからは今週作ったシステムなどを紹介。
仕組みそのものを作る作業なので見た目が地味なものが多かったです。

●各種スキルと経験値システム


主人公の成長要素については、詰めきれていなかった細かい部分を決めていきました。
色々考えた結果、農耕や釣りなど遊びのジャンルごとに経験値があって、個別のスキルを成長させていくシステムにしました。
スキルがあがると、パッシブアビリティを覚えたり、新しく出来ることが増えたりします。

●畑システムのブラッシュアップ


畑システムの基礎はすでに作っていたのですが、そこをさらにブラッシュアップさせて経験値の取得や、スキルによって収穫量が増えるなどの判定が行われるように組み込んでいきます。畑の作業をすることで経過する時間も、バフで早く終わらせる仕組みもあります。
そしてそれらの結果が分かりやすく自動的に表示されるようにしました。

●畑に害虫システム
こういった農業ゲームだと毎日水を撒くのがセオリーなのですが、正直、現実で畑に毎日水を撒いてるところってみたことないですよね…。露地栽培だと乾燥地帯やよっぽどの干ばつでない限り水は撒きません。マグワルは水が豊かな土地なのでほっといても大丈夫なようにしました。
その代わりにランダムで害虫がわきます。いま想定している仕様は、害虫がわくと作物の成長が止まるというもので枯れたりはしません。

●バフシステム


作物の収穫量が増えたり、作業効率があがって短時間で出来たりするバフの仕組みを作りました。
最初はツクールデフォルトに備わっているステートで処理する予定でしたが、マップ画面で確認しづらいのでコモンイベントで自作しました。上の方に浮かんでいるアイコンがそれです。これは主に食事を食べることで発揮されるのを想定しています。

ところで私はRPGなどで経験値アップのスキル・アクセサリーなどがあるとそれをずっと付けてしまいます。(ゲームによってはAPとかお金のこともあります)
他に色んな効果があるモノがあって、いろいろ付け替えたほうがゲームとしては面白いハズなのですが、結局不足しがちな経験値やお金を稼げるバフを優先してしまう…。そしてそのほうがスキルや装備が充実して強くなれる、というパターンも多いです。
せっかくゲーム側で豊富な選択肢を用意しても使われないのはもったいないなと思うので、『プロジェクトリーン』では経験値アップ系のバフは無い予定です。(その代わり経験値テーブルは適切にする…ハズです)

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