【小説】夢の世界でおっぱいに溶かされてしまう潜入ヒーロー
バク・レディに魅了された人達が囚われている夢世界。
そこから囚われた人々を解放するため、一人のヒーローが潜入を開始する。
そんな彼の前に、一人の少女、リイムが姿を現す。彼女もまた夢世界に囚われた少女のようだが…。
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本編
見渡す限り真っ白な砂が広がっている。そして空も真っ白。全てが白く色のない世界。
どうやら本部が開発したシステム『ドリームダイブ』の力でうまく入り込めたようだ。
ここは夢の砂丘と呼ばれる場所。怪人バク・レディが創り出した世界『夢の世界』のごく浅い部分だ。
バク・レディに眠りにつかされている人がいるのは夢の世界のもっと深い部分だ。そこに行ってしまったら帰ってこられる保証はない。かなり危険な場所である。
しかし、眠りにつかされた人達を救うためにはそこに向かうしか方法はない。ここまで来て引き返すなどという選択肢はないだろう。
それに危険なのは承知の上だ。僕は覚悟を決めて夢の深層を目指す。
夢の深層の場所はわからないが、ここからはるか北の方角にいくつかのエネルギー反応がある。僕はまずそこを調べてみることにした。
恐らく敵も僕の侵入に気づいているはず。刺客が差し向けられる可能性もある。急がなければ。
僕は歩みを早める。
真っ直ぐ歩くこと約1時間。エネルギー反応がある場所に到達した。相変わらず真っ白な砂浜が続いている。
ここまで全く妨害がなかった。不気味なくらい静かだ。
「!?」
不意にあたりの景色が変わった。真っ白な建物が次々と現れる。どうやら街のようだが…。
街の中には何人か人がいるが、皆無気力に座っていて歩いている人間はいない。彼らはぼんやりとした顔で空を眺めている。どうやら彼らが夢の世界に囚われてしまった住民のようだ。
「ん?」
建物の影で何かが動いているのが見えた。
(あれは人影?誰かいるのか?)
僕は警戒しながら人影の方へ近づく。そこにいたのは一人の可愛らしい少女だった。制服を着ているから恐らくは学園生だろう。それにしても…。
(大きいな…)
彼女のおっぱいはかなり大きかった。制服がはち切れそうなほどの大きさだ。爆乳と呼んでもいいくらい…。
(いや、こんな時に僕は何を考えているんだ…)
少女は僕を見ると怯えた様子で震える。
恐らく彼女もこの世界に閉じ込められてしまった人間だろう。他の人間と違い正気を保っているようだが。
「あ、あなたは?」
少女は恐る恐る僕に尋ねる。
「僕はヒーロー協会の人間だ。ここに捉えられている人達を助けに来たんだ」
「助けに…」
小さく呟く少女。
「そうだよ。君もこの世界に囚われてしまったのかい?」
「は、はい。知らないうちにここにいて…。ここにいる人達、みんな様子がおかしいし、いつかは、ボク…私もこんなになっちゃうんじゃないかって、不安だったんです」
震えながらも自分の置かれた状況を少女は話す。
彼女の名はリイムというらしい。学園から帰る途中にいつの間にかこの世界に迷い込んでしまったそうだ。
(ちょっと怪しいな…)
こういう状況で一人だけ無事なのは非常に怪しい。一般人を装った悪の組織の関係者の可能性もある。警戒しておくに越したことはないだろう。
「お願いします。私のことを助けてください」
潤んだ目で僕に懇願する少女。また、彼女の大きなおっぱいが目に入ってしまう。
(か、考え過ぎか)
とにかくまずは彼女を安全な場所へ連れていくのが最優先だ。このままここにいたら彼女もこの街の人達のようにいずれ夢に取り込まれてしまうだろう。
ドリームダイブで空間に穴を開ければ脱出経路を確保できる。まずはそれで彼女を外へ送り出そう。
僕はバッグから黒い銃型の機器を取り出す。ドリームダイブ。夢空間に穴を開けて現実空間にバイパスをつくり出すことができる秘密道具。開発されたばかりでまだ試作品のこれ一つしかない。
早速これで空間に打ち込んで彼女を脱出させよう。
「さあ、僕がこれで空間に穴を開けるからそこから外に出て…」
僕がドリームダイブの引き金を引こうとした瞬間、僕の手からドリームダイブが消えた。
「あれ?」
「ふーん、こんなおもちゃでお姉ちゃんの空間に穴が開けられるんだ」
いつの間にかドリームダイブはリイムの手の中にあった。彼女はドリームダイブを掲げて観察している。
「何をする!?それがないと君は帰れないんだ!」
「別にー、ボク帰りたいなんて言ったっけ?」
先ほどまでのびくついた様子は一切なくなり、イタズラっぽい笑みを浮かべるリイム。まさか彼女は…。
「改めて自己紹介。ボクはリイム、悪の組織の怪人…見習いってとこかな?」
彼女の服が光に包まれる。そして胸の大きく開いた白のドレスに変わった。
「怪人、見習い…」
いずれにせよ敵であることは間違いないようだ。どうやら僕のドリームダイブを奪うために演技をしていたらしい。
ドリームダイブを取り返さないとこの世界から脱出することは不可能だ。変身して彼女から取り返さないと。僕はすぐに変身の準備に入るが…。
「ねえねえ、どうせ帰れないんだしボクと遊んでよ。このおっぱいでいっぱい遊んであげるから♥」
彼女は前屈みになっておっぱいを揺らしてくる。
「うう…」
僕の目はまたおっぱいに行ってしまった。集中力が途切れて変身が中断される。
「くす♪最初からボクのおっぱい気になってたんでしょ?ほらほら、お顔を挟んであげるから、おいでよ。それとも、おちんちんを挟んで欲しい?」
彼女のおっぱいから目を離すことができない。さらにそれだけではなく足が勝手に動いて彼女の元へ向かってしまう。
恐らくこれは彼女の術。おっぱいで魅了した相手を操る術だ。
「お兄さんには聞きたいこといっぱいあるんだ。おっぱいでいっぱい遊んであげるから、ボクに色々教えて♥」
(て、抵抗できない…)
「つーかまえた♥」
結局何の抵抗もできないまま、彼女に捕まってしまった。彼女の爆乳に僕の顔が埋没していく。
(す、すごい気持ちいい…)
彼女のおっぱいの柔らかさに一瞬で僕の頭の中はとろとろになる。何も考えられず、おっぱいに顔を委ねることしかできない。
「ボクのおっぱいすごいでしょ?こうやって挟んであげるとみんなすぐに腑抜けになっちゃうの」
リイムは僕の顔をおっぱいから解放する。
「あはは♪ちょっと挟んであげただけなのにもうお顔がだらけちゃってるね♥そんなにボクのおっぱい気持ちよかった?」
僕はすっかり彼女のおっぱいに心を奪われていた。おっぱいから解放されたのに体が動かず抵抗することができない。
「ほらあ、今度はこのおっぱいをおちんちんに押し付けて♥」
彼女の大きなおっぱいが股間に押し付けられる。ズボン越しなのに心地よい感触が伝わり、ペニスが一気に膨れ上がる。
「むにむにむに♥」
「す、すごい、ズボン越しなのに、ああ…♥」
おっぱいの感触に脱力していた僕は、そのままリイムに押し倒されてしまう。さらにリイムはずっしりと重いおっぱいで僕のペニスを押しつぶす。
「ほらほら、ボクのおっぱいをおちんちんの敏感なところに擦り付けてあげる♥」
大きなおっぱいが前後に動かし、僕の亀頭を集中的に責める。
「さあ、お兄さん、出しちゃいなさい♥快楽に屈して、夢の中に溶けちゃおう♥」
「あへへへへ♥こんなの我慢できないいい♥」
何度もおっぱいによって擦られた結果僕のペニスは限界を迎える。
どぴゅっ。
快楽に屈して射精してしまった。僕のズボンが湿っていく。
「あはは♪お漏らししちゃったね?気持ちよかった?気持ちよかったよね?じゃあ、そろそろ色々聞かせてもらおうかな」
リイムは僕を抱き上げるとまたおっぱいの間に挟み込む。
「さあて、ヒーロー協会のこと、全部喋ってもらおうか。まずはこれについて、教えてもらおうかな?」
彼女が取り出したのは先ほど僕から奪ったドリームダイブだ。ドリームダイブはバク・レディを倒すために重要なアイテム。その秘密を知られてしまったらバク・レディを倒す計画に大きな支障をきたすだろう。
「ねえねえこれについて教えて?いっぱいあるの?」
答えてはいけない。わかっているのに。彼女の逆らってはいけない。そんな気分になっていく。
「今は、そ、それ一つだけ」
「ふーん、『今は』はこれ一つなんだ。じゃあ、どっかで新しいの作ってるの?」
(これ以上喋ってはだめだ!これ以上喋ってはだめだ!)
頭の中で何度も自分に言い聞かす。
「ねえ、教えて♥」
そう言いながらリイムは僕の顔をぱふぱふする。柔らかい感触によって僕の頭は一瞬でとろけた。
「地下の工場で、生産中…場所は…」
結局誘惑に負けてドリームダイブの生産場所や仕組みを洗いざらい喋ってしまった。
「OK。ありがとう♪組織の人に抑えてもらうね」
リイムは僕に聞いた内容をタブレットに打ち込む。
「送信っと」
「ああ…」
どうやら情報を組織に送られてしまったようだ。これでドリームダイブの計画は台無しになるだろう。工場は破壊されてしまうだろうし、仕組みも話してしまったから、バイパスをつくれないよう対策を対策をされてしまうかもしれない。
「あっ」
不意にリイムの僕を放り出す。
「お姉ちゃん!」
空間が裂けてそこから一人の女性が現れる。黒のドレスを着た女怪人バク・レディ。この世界の主だ。
「リイムちゃん、うまくできましたか?」
「うん、ボク、ちゃんとお姉ちゃんの言う通りできたよ♪」
嬉しそうにバク・レディに駆け寄るリイム。そのままバク・レディに抱きついた。自分にあまえるリイムをバク・レディは優しく撫でる。
「リイムちゃん一人に任せるのはちょっと不安だったんですけど、杞憂だったみたいですね」
「もう、お姉ちゃん信じてくれないなんてひどいなあ。ボクだって実力ならもう他の怪人に劣らないんだから」
「ふふふ。これくらいで調子に乗ってはいけません」
「うう、お姉ちゃん、笑顔なのに相変わらず厳しい…」
笑顔から一点頬を膨らませるリイム。
「で、この人どうするの?」
リイムはすっかりメロメロになった僕を指さす。
「そうですね。このまま放っておけばいずれ夢の世界に住人になると思いますが…」
バク・レディは少し考え込んだ後、くすっと笑う。
「リイムちゃんが倒したんですから、リイムちゃんの好きにしていいですよ。すっかりリイムちゃんの虜になっちゃったみたいですし」
「え?いいの?」
「はい。今回頑張ったご褒美です♥」
「やったー!」
ぴょんぴょんと跳ねて喜ぶリイム。
「どうしようかなー、えっちなことの練習台、それともペット、そうだ!元の世界に戻してスパイになってもらうのもいいかもね、くすくす♪」
こうして僕はリイムに心を完全に支配されてしまった。
元の世界に戻ることはできたものの、組織に流すスパイとして協会を裏切り続けることとなってしまったのである。
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