思いつきネタ(雑談)
「ふふっ、あははっ、まさか私に勝ったつもりなのかしら?」
普段の姿からはかけ離れた嗜虐的な笑みを浮かべた彼女は、俺にそう言った。
「この状況で強がりを言っても無駄だ。お前の負け――」
「『跪きなさい』」
俺は言われるままに、その場に膝をついた。
「そうよ。あなたは、そんなふうにしているのがお似合いだわ」
「お前は、もう催○術を使えない。それなのに……」
「ええ。一時は本当に催○術を使えなくなっていたわ。それほどまでに私のことを追い詰めたのは、あなたが初めてよ。褒めてあげるわ」
言葉とは裏腹に、俺へ向けられている視線には怒りが滲んでいた。
「でも、これでわかったでしょう? あなたが私に負けたということが」
「俺はまだ負けていない!」
「滑稽ね。だったら、負けてないことを証明してみせなさいよ」
「『人形になれ!』」
「あはははっ、そんなキーワードがいつまでも私に有効だと思っているの?」
催○状態に一瞬で落ちるはずの彼女は、まったく影響を受けることなく、笑っている。
「だいたい、手間のかかる導入や誘導を何度もくり返して深化させていくとか、そんなことをしなければならない時点で、瞬間的に催○にかけることのできる私に勝てるわけないじゃない」
「そんなことは――」
「『黙っていう事を聞きなさい』」
俺は彼女にそう命じられて、口を閉じた。
「これから、私が与えられた屈辱を十倍にして返してあげる。そうね、まずはあなたの尻穴がふやけるほど、舐め回してあげる。あははっ、男にとってこれ以上ないくらいに屈辱的な行為でしょう?」
彼女は俺のかけた催○にかかったまま、自分が勝利したと思いこんでいる。
これでやっと一人か。敵は三人。後は二人、誰が催○術を使っているんだ?
見ていただき、ありがとうございます、HAREです。なんとなく思いつきをちょっとだけ書いてみました。
こうして思いついたネタを書い残しておいて、いつか実際に制作してもいいですね。
まあ、催○術を使えるキャラが何人もいて、色々とやるとなると、フラグ管理が大変そうですが。
……defineでは、作るのは難しそうですね。
とはいえ、主人公以外の相手が催○術を使える話、というのも、書いたら楽しいそうではあります。
まあ、ウチのサークルをよく手伝ってくれる、E=MC2のざくそん氏がおくとぱす氏と一緒に制作した「操心術」という作品がすでにありますけれど。
同じようなものにしないため、少し変更をするとしたら「北風と太陽」のような感じにしてもいいかもしれません。
旅人=ヒロインに、異なるアプローチで、どちらが先に○○という催○をかけられるか競うとかでしょうか。
もちろん、ヒロインは催○に非常にかかりにくとか、かからない理由がなければすぐに終わってしまいそうですが。
こちらも、すでにやっている作品がありそうですが。
あとは少し前からやりたいのだけれど、作業量的にできずにいるのは、全編ヒロイン視点ですね。
通常のゲームとして開始。ボタンを押すと、いつでもヒロイン視点に切り替えができる。
というのをやりたいのですが、純粋にテキストが1.5倍以上になるので、これがなかなか大変です。
そのうち、いつか、などと言っていると延々と作れないのはわかっているのですが。
……ということで、次の更新予定だった「催○創作話。感情・感覚変化」の短編がまだできてないので、繋ぎとしての雑談でした。
次の更新こそ、短編の予定です。