風俗説教おじさん

~ガラル地方・オリーヴ女学院~

壮年
「まったく、けしからん! 近頃の若い者ときたら――」

マリィ
「…………」

出たよ、風俗説教おじ。

語るに落ちてんだって。

壮年
「親からもらった身体を、なんだと思っているんだ!」

マリィ
「自分のモノや、思っとーよ」

壮年
「なにぃ!?」

机の上に、足を開き腰掛け――挑発的な眼で、見上げて魅せる。

マリィ
「親なんて、カンケーなかよ。こんカラダは、あたしのもんばい」

壮年
「ふざけるな!! ちょっと稼げるからって、いい気になるなよ!? その歳まで育ててくれたのは、何処の誰だ? え? 言ってみろ!」

マリィ
「アニキ」

壮年
「!」

マリィ
「うち、親とかおらんし。アニキと力ば合わせて、生きてきたんよ」

壮年
「~~~だったら、尚更だ! そのお兄さんに、申し訳ないとは思わないのか!?」

マリィ
「ぁはは……だーかーらッ、知らんとやろ? こん地方の、今、どがんなっとーか」

壮年
「……。どういうことだね」

マリィ
「前払い、10万」

壮年
「っ! い、いいだろう」

マリィ
「クスッ……ありがとー」

チラチラ太もも見てんの、バレバレだし。エロオヤジ。

壮年
「もしも、納得できない内容ならば、学院を告訴するぞ」

マリィ
「あっそ」

あんたの肉声で決済してんだから、こっちに非はないし。

壮年
「まったく、どういう教育を受けてきたら、こんな不躾な娘に育つのだ」

マリィ
「やけん、こーゆー教育やん?」

壮年
「ぐっ……実に不愉快だ!」

スーツの股間、こんもりさせといて――

マヌケすぎる。

マリィ
「ゲーフリ団……知っとー?」

壮年
「いや」

マリィ
「そいつら、いきなりやってきよって。武力で、ガラルば乗っ取って。バトルに使うてよかポケモンと技、身勝手に減らしてしまいよった」

壮年
「それは……刀狩りかね」

マリィ
「そいだけやなか。男は、みんなみんな、連れてかれた。そいつらのリーダーの、野獣先輩とかいうヤツんトコ」

壮年
「まさか、お兄さんも……」

マリィ
「……」

壮年
「他に、頼れる“あて”は、居ないのかね?」

マリィ
「話はまだ、終わっとらん」

壮年
「っ」

マリィ
「……そいで、こいが代わりや言うて……わけの分からん、ポケモンのニセモン、ばら撒きよった」

壮年
「……偽物だと? ポケモン以外の生物は――とうにすべて、絶滅したはずだが」

マリィ
「キメラ」

壮年
「!?」

マリィ
「面白半分に……ポケモンの身体、ぶった切って……くっ付けたり。死骸を、ゾンビみたく、動かしたり……許されん」

壮年
「……!」

マリィ
「やけん、今のガラルに、本当にポケモンの好いとー人間は、おらん。みんな、他の地方に、移り住んだと」

壮年
「もしや君は……お兄さんを、取り戻すために……」

マリィ
「うん」

壮年
「……済まなかった」

マリィ
「…………ぷッ」

ん な わ け あ る か い。

ゲーフリ団? なんだそれ。

野獣先輩? ……どちら様?

アニキは、ホウエンで修行中だし。

この地方の人間、元々、バトルに興味ないから。

(ジムチャレンジとかいうスポーツ(笑)も、ソッコーで飽きられた)

だからこそ。

こーゆー、ガッコーがあるんだし。

(てか普通に、男も街中、歩いてんだけど――)

あんたが、女の子しか、見えてないだけでしょ!

壮年
「君の決意も、なにも知らず……どうか、償いをさせてくれ」

マリィ
「は?」

壮年
「私が一生、君を養おう。だから今すぐ、退学するのだ」

マリィ
「・・・」

コイツ、本物のバカだな。

ちょっと調べれば分かることを、知ろうとせず、前時代の物差しだけで測ろうとする――

老害の典型。

そもそも、なんであたしが“わざと”ナマイキぶってるか、理解できてないだろうし。

壮年
「さぁ、早く」

マリィ
「触んないで」

掴まれた手首を、全力で振りほどく。

壮年
「!? ……??」

マリィ
「なにその、意外そうな顔。あんたについてく道理が、何処にもないんだけど」

壮年
「わ、私は、嘘は言っていない。本当に、それだけの財力が――」

マリィ
「いや、だから、ソレ……最低条件じゃん? ココに通うためのさ」

壮年
「!!」

マリィ
「あー、もちろん。10万の分は。きっちり、ヌいたげるし……でも、それだけ」

――ジィイイイッ

壮年
「っ!」

ファスナーを下ろしてやり、萎えかけたサッチムシを、まさぐり出す。

マリィ
「あんたみたいなの、見飽きてんだよね。言うコトも、大して変わんない」

壮年
「くっ」

マリィ
「払った分は、奉仕しろだの……いーよ、全部シてアゲるし。一発、10万で」

壮年
「うああっ」

雑に手コキしつつ、口内で唾液を練り上げ、亀頭へと繰り返し垂らす。

マリィ
「くちゅくちゅくちゅ……れ、ぇろぉ……どう? これ、キモチイイっしょ?」

壮年
「ハァ、ハァ、ハァ……!」

もう、息も絶え絶え(苦笑)

でも確かに。

金を払って、マグロだったら――そりゃあ、金返せだ。

けど。

そんなヘタクソ、このガッコにいないから。

(はした金で抱けるような年増と、一緒にすんなっての!)

マリィ
「手コキだけで、イキかけとか……普段、どんな女と、ヤってんだっつー」

無論のこと。

冷凍マグロみたく、寝てるだけの――ザコに、決まってんだけどさ。

壮年
「ふぉおっ!」

――ピュッ、ピュッ、ピュッ、ピュッ、ピュッ

マリィ
「……少なッ」

手のひらで受け止めた射精は、あまりにも弱々しく。

こぼれるような心配もない液溜まりに、舌を這わす。

マリィ
「れろッ……れるッ……ぺろッ、えろッ……」

壮年
「ぜぇっ、ひゅーっ……ぜぇっ、ひゅーっ……ぐううっ!?」

床に降りて膝立ちになり、お掃除フェラを喰らわせる。

マリィ
「ずゅるるるるるるるッ♪ ちゅうぅうぅうぅうッ♪」

壮年
「……ぐっ! はぁあぁあ~……ひゃめ、たまへぇ……」

マリィ
「ぷぁッ……えっ、ウソ。一発で? インテレオンみたいな、ヒョロガリチ〇ポ」

壮年
「わ、私は……ハァハァ……充分、満足した……」

マリィ
「ダッサ」

壮年
「……」

マリィ
「あたしを飼いたいなら――まず絶倫が、サイテージョーケンだし」

壮年
「私が悪かった……許してくれ」

マリィ
「いや別に、なんも悪くないし。だから許さない」

壮年
「~~~~」

アーボックに睨まれた、ニョロトノみたいな顔しちゃって。

マリィ
「ヒトの仕事の貴賤を問うとか、『ボクは強いんだぞ! スゴいんだぞ!』だし……どんだけ、褒めてもらえてないんだよ、日常」

壮年
「…………」

マリィ
「言ってあげよーか? 『はい! あたしが悪かったです! これからは真面目に働きます! だから、お仕置きしてください!』」

壮年
「……………………」

マリィ
「結局、『なんて悪い子なんだ』を、言いたいだけじゃん? ガチで辞められたら、そんな茶番も、できなくなるワケで……うっざッ」

壮年
「いい買い物だったよ」

マリィ
「トーゼン☆ 人間、トシを取ったら……誰もセッキョー、シてくれなくなるし♪」

壮年
「また、来てもいいかな?」

マリィ
「二度と来んな★」



マリィ
「――って、カンジかなー」

セレナ
「ふーん」

夜。学生寮の部屋。ルームメイトと向かい合い――

自前のベッドに、それぞれ座って、一日を振り返る。

セレナ
「でも、増――野獣先輩とか。その辺のウソ、いる?」

マリィ
「あんまりうるさかったから。閉口させてでも、黙らせないと。先に、進めらんないじゃん?」

セレナ
「なるほど」

マリィ
「それより、14位。おめでと」

セレナ
「ふふッ、ありがとう。まだ、マリィには一度も、追いつけてないけど」

マリィ
「とか言って……順位が落ちたコトも、一度もないクセに」

セレナ
「あはッ、まぁね~♪」

マリィ
「やっぱ、JCに相応なバスト、あるとないとじゃなぁ」

セレナ
「マリィは、だいぶしぼんだよね~。初めて会ったときと、同じぐらい」

マリィ
「それは大袈裟」

セレナ
「いや、そもそも、1年生のときも、そんなに大して……」

マリィ
「あはははは、小そうて悪うございましたねぇえ! そりゃッ」

セレナ
「きゃッ!?」

――ギシッ

目の前のベッドにセレナを押し倒し、ご自慢のCカップを、パジャマごと揉みしだく。

マリィ
「……なるほど。服越しでも、これはなかなか……」

セレナ
「ンッ♪」

マリィ
「!」

セレナ
「……どうしたの?」

頬を赤らめつつ真顔で問うた友人に、胸が高鳴る。

マリィ
「別に……」

悟らせまいと、視線を逸らす。

セレナ
「続き、していいよ……? いつもみたく」

マリィ
「で、でも……早く寝ないと」

セレナ
「大丈夫だよ。一回ぐらい」

マリィ
「~~~~ッ――ちゅッ」

セレナ
「ッ……!」

マリィ
「やだ//// 二回がいい」

To be continued

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