「雌ガチャⅡ」が素晴らしすぎた話

　さて、フォロワーさんの中には「雌ガチャ」という同人誌をご存じの方も多いのではないかと思います。

　強気で美人で小洒落た女帝がガチャで召喚され、力を無力化されて徹底的に『理解らせ』られちゃう作品です。

　女帝（ヒロイン）のキャラクターデザインといい、美人を美人に描く技量といい、調教の描写といい絶頂や快楽に溺れる描写といい、下半身に容赦なくダイレクトアタックを浴びせてくる大変官能的な秀作なので、もし知らない人がいたらこの記事で知って貰えると嬉しいです。

　ちなみに、私がこうして殊更にオススメするくらいですから、バッチリ着衣エロです。

　一作目では服こそ着崩れてしたものの、手袋、ブーツ、ファー付きのマントもしっかり残した状態の女帝が鼻血を垂らすほどのイキ狂いを強要されるなど、かなり興奮度の高い逸品に仕上がっていました。

　さて、この「雌ガチャ」がリリースされたのが2020年の10月なのですが、一年余りの時を経て、この雌ガチャの続編が先程リリースされました。

https://twitter.com/sian_sasaland/status/1483093675874058243?s=20

　一作目で抜きまくった人は間違いなく買いです。一作目の良さをしっかり引き継いだ上で、確実にグレードアップしてきてます。

　一般的な調教モノに有りがちな流れだと、後半以降は裸に剥かれたり、お前にはこれがお似合いだ！って変態的な水着を着させられるパターンが多いと思うのですが、本作は本当に、必要以上には脱がせようとしません。

　確かに、調教において雌の立場であるヒロインに変態的なコスプレをさせるのは有効な手法だと思うし、効果的に使えばそれにより引き出されるエロさもあるんですよね。

　ただ、やっぱりヒロインに一番似合うのは、ヒロインに似合うようにデザインされた衣装だと思うんです。衣装も含めてヒロインみたいなところがあって、全裸や変態コスプレが似合うのってヒロインそのものというよりも『雌』の烙印に似合ってるみたいな感じなんですよね。

　その点、あくまで私の個人的な憶測ですけど、この作者さんはヒロインの女帝ちゃんをめっちゃ大事に扱ってるなと感じます。
　女帝っていう立場はもちろん、強気な性格やプライド、それに身に纏ってる衣装も含めて、女帝ちゃんを女帝として大事にしてるなって印象が強いです。

　そうじゃないと、長手袋やブーツにあしらわれた細かい装飾デザインとか、首元のふかふかファーとか、作画コストやたら高いのにチマチマと描いてられないと思うんですよね。マジで。

　普通だったら元着てた衣装なんて一通り犯されて脱がされたらもう二度と着ることが無いくらいでもおかしくないのに、本作はシチュエーションによって部分的に全裸になったり、はしたないランジェリーを着させられてたりしても、そのあとまた女帝の衣装をちゃんと着させられてるんですよね。だからこそ、女帝が女帝として攻略されていく様を濃厚にたのしむことができます。

　衣装と同じで、女帝としてのプライドも最後まで決して脱がしきることはしません。どんな醜態を晒し、自他ともに認めるほどの完全敗北を喫しても、それでもなお心は奴○ではなく『女帝』であり続ける。これもまた本作の素晴らしいところです。

　強気でプライドの高い気高き女帝を攻略するための飴と鞭を使い分けた絶妙な駆け引きと、執拗かつネチネチした快楽調教も本作の見所ですね。

　あと、後編のほうは変態的かつえげつない拘束シチュが幾つか入ってて、女帝が無様に緊縛されている姿もかなりの破壊力がありました。女帝という属性を大事に扱っているからこそ、この緊縛シチュにも深みが増すってものです。

　そんなわけでこの雌ガチャ2作品、ホントに非の打ちどころがないくらい素晴らしい作品なので、めかぶ亭の作品を愛する皆さんでしたらきっと気に入ってもらえるはずです。自信を持ってオススメ致します。
　

　これを超える作品には当分出会えなさそうだなぁ。オカズ探しに難儀しそう......なんて不安を抱きながら、女帝ちゃんでもう一発ヌいてお休みしようと思います。

　雌ガチャに負けないくらい素晴らしい作品、つくれるように頑張らないとな......zzz