めかぶ亭 2022/12/04 22:53

最近気になってること


 サークルの活動とは関係ない話なんですけど...

 無類のブーツフェチである私が、最近ちょっと気にしてる話です。


 私、プライベートではアダルトビデオちょいちょい観るんですよね。


 別に同人作家だからってオカズも専ら二次元ばかりってわけじゃなくて、はぁー、今日はちょっと外食しようかなー、くらいのノリでAVのお世話になることもあるわけです。


 めかぶ亭のクリエイターが観るAVつったらやっぱ凌○モンなんだろうなぁ!って思われそうですが、もちろんジャンルとして凌○モノは好きなものの、それよりも女の子がブーツ履いてる姿のほうが好きなんで、優先度的には女優さんがブーツを履いたまま行為に至ってるか、の方を重視してる感じです。
(凌○モノでブーツも履いてたら最高です)


 この性癖界隈にそこまで興味無い人には「ちょっと何言ってるかわかんないですねぇ...」ってなりそうなんですけど、AVって必ずしも女の子が素っ裸になったり、あるいはえっちな下着や水着を着てるわけじゃなくて、ブレザーやコスプレを着用してるのと似たような感じで、ブーツを着用して行為してる作品が存在するわけです。


 説明聞いてもよくわからんなってなるかもしれないんですけど、これが刺さる人にはとても刺さるんですよね。裸よりもエロい!!って感じで。私みたいな人間に。


 ところで皆さん、プレステージってAVメーカーをご存知ですかね?


 それなりにAV見てるって人はまあ知ってるだろうなってくらい、それこそSODの次くらいに知名度のあるんじゃないかって感じのAVメーカーで、FANZA(旧DMM)の配信手数料高すぎなんだよクソが!!ってなったかは定かでないのですが、数年前にFANZAでの動画配信から完全に撤退して、現在はMGS動画という動画配信サイトまで手掛けて結構成功してたりします。


 こんな豆知識を持ってるくらいですから、私は結構観るんですよね、プレステージ産のAVを。


 理由はもちろん、プレステージ産のAVに「女の子がブーツ履いたまま行為してる」作品が多いからです。
 まあ、多いと言っても作品の総数から見ればあくまで一部なんですけど、そもそもの話、ブーツ履いたまま行為してるAVって数が少ないんですよね。
 そういう供給の細いジャンルにおいてプレステージの作品は、質の高い女優と優秀なカメラアングルを兼ね備えていて、この性癖界隈においては砂漠のオアシスみたいな感じになってるわけです。


 で、当然と言えば当然なんですけど、ブーツを着用した作品が増えるのって、大体11月くらいからなんですよ。季節性の強いファッションアイテムですからね。

 世の女性方は10月くらいから衣替えを始めると思うんですけど、AVの場合は収録して編集して公開するまで一ヶ月くらいタイムラグがあるんで、季節感に若干のズレがあるわけです。


 そんな豆知識はともかく、寒さも厳しくなっていよいよ12月に入り、AVメーカーにも待望のブーツシーズンが到来...


 してない...!!!


 贔屓にしてるプレステージさんが配信サイトで公開する新着動画、未だに「これ明らかに夏場に収録したやつだろ!!」みたいな季節感なんですよね。
 なんならナイトプールで水着着てロケしてる作品とかこの時期に出てきてるんですけど、大丈夫なんですかね...!?


 何年もこのメーカーの作品観てるので断言できますが、ここまでの季節感のズレって明らかに異常なんですよね。過去に例を見ないレベルです。


 そもそもこの『温暖化現象』以前に、2~3ヶ月前くらいから、同メーカーの新着動画数は半数以下に激減しています。

 通常、このメーカーは「プレステージプレミアム」という配信専用のレーベルから毎月22~24本程度の新着動画を配信してるんですけど、10月11月はその数が12本程度まで激減し、更にその激減したうちの4本程度が過去に配信した映像を再編集し統合したもの、つまり総集編で、純粋な新規作品は僅か8本程度と、普段の1/3程度まで激減してるわけです。

 コロナ禍の緊急事態宣言で屋外ロケまともにできなくなった時期でさえ、ここまでの激減にはならなかったと記憶してるんですよね。


 では一体何が、緊急事態宣言を超える程の異常事態をAVメーカーに引き起こしてるのかと言えば...


 まあ、十中八九、AV新法でしょうなぁ...


 ご存知の方も多いと思いますけど、最近になって施行された通称「AV新法」と呼ばれる法律の規制によって、撮影した映像は4ヵ月が経過してからでないと公表できないと規定されました。


 つまり、1月に撮影すれば4月、4月に撮影すれば8月、8月に撮影すれば12月まで、その映像を販売できないということです。


 法律の問題点については、本来の救済対象であったはずのAV女優さんや、一部の政治家さんが提起して動いてるようなので、ここではあまり深堀しませんが...


「ブーツ履いてる女の子が好き」という私の性癖の観点から、ちょっとした懸念があるわけですね。


 端的に言うと、AV業界の季節感が完全に崩壊したことで、AVメーカーは夏場の『水着商戦』への適応を最優先し、結果的にブーツを履いた女の子が行為する作品は、激減するのではないかという話です。


 AVに限らずポルノコンテンツは基本的に、女の子がブーツを履いてるより、全裸だったり水着を着てたりする方が、圧倒的に需要があります。
 秋冬の露出の少ない服装よりは、露出の多いエロい服装の方が好まれます。


 この原理に従うと、AVメーカーとしても露出や水着が増える夏場というのは、女優さんの肌露出も増やせるし消費者も一段と水着を見たくなるしで、稼ぎ時なのではと思います。

 しかし今後はAV新法の規定により、まだ日によっては肌寒さの残る4月頃に撮影した映像を、8月頃に販売しなければなりません。
 なんなら日本の気候は6月後半から蒸し暑さが始まり、7月には本格的な夏の到来を肌で感じるくらいの感じになりますが、そんな時期に新着AVで女の子が厚着したりブーツ履いたりしてたら、正直暑苦しいでしょう。

 もちろん私は大歓迎ですけどね。一般論で見ると恐らく歓迎はされません。

 そうなるとメーカーとしては、多少の肌寒さが残る時期でも無理を押して薄着での撮影に臨んだり、屋内プール施設を使ったりで、なんとか8月頃には水着の作品を出せるように計画する場合もあるのでは?と個人的には考えています。


 逆に、12月に配信されるAVで女優さんが薄着や水着でも、観てて肌寒いなと感じるかもしれませんが、そこまで気にする人はいないでしょう。
 これは、私は真夏にAV女優さんが厚着だったりブーツだったりしても気にしないと思うのと同じ理屈です。


 要約すると、AVメーカー側の対応としては夏場に向けて少しでも早く夏っぽい映像の撮影を始めたい一方で、冬に備えて早めに女の子に厚着させる、といった対応は必要なくて薄着や水着で撮影できるギリギリのシーズンまでそれを続けますから、この理屈に沿って順当に考察すると、今後AV業界における『夏』は早ければ2月下旬くらいから始まって、9月下旬くらいまで続く感じになるのではと推察しています。


 私は今、消費者としての観点でこの話をしてるんですけど、推察がもし現実となれば、季節感の狂った現場で4ヵ月後の季節を念頭において撮影に臨むAV女優さんにとっても、大きな負担になるかもしれませんね。
 そもそもの話、AV新法施行直後から業界内が大混乱して、女優さんの中には収入を完全に断たれた方もいるようですが...


 AV出演の強要問題があったからっていうのはわかるし、それに対して対策が必要なのは理解するけど、業界も女優さんも消費者もまとめて不利益を被ってる現状はちょっとなぁ...


 考えてるコトを全部書くと取り留めのない話になるので、この辺でやめておきます。


 同じ性癖を持つ同士と悲しみを共有したかったのと、消費者の観点でもわかるくらいAV業界がヤバくなってるのを知っておいて欲しかったのと...あとはまあ、このまま行くと二次元のポルノ産業もいずれは致命的な規制受けたりするのかなーとか懸念しながらなんとなく書きました。


 なのでまあ、こんなこと起こってるんだなーって、記憶の端っこくらいにちょこんと置いといてもらえれば...



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