【連載】略奪された寝室～快楽に墜ちる妻の美肌＃05

以下、本稿よりピックアップです。
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「ん……んフン……んッ、ん……ん」

　唇を割って、舌が入り込んできた。

　——あぁ……ごめんなさい。敬太郎……あたし、翔一の妻になります。でも……今夜だけ。夫婦ごっこをするのは、今夜だけですから……どうか、淫らな菜都美を許して……。

　おずおずと唇を開いたものの、舌を動かさないでいると、翔一はゆっくりと、舌を触れさせてきた。
　つい先程まで、暴君のように、菜都美の口のなかを蹂躙していたのと、まったく異なる態度。
　告白をして、初デートの帰り道、はじめて交わしているかのような、相手の反応を窺いながらするキスに、菜都美はしかし、かつてないほどの昂ぶりを覚えていた。
　色香を目元に滲ませ、翔一と視線を合わせてしまう。

　口を吸われ、舌を引き出され、翔一は唇で挟みつけてきた。柔らかな唇肉で擦り、菜都美の
唾液で濡れると、翔一はそれを舌で舐めとった。
「んフ……ん、ん……」
　無音のリビングに、ぴちゃぴちゃという水音と鼻息、くぐもった互いの吐息のみが響いた。
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第5部分ですが、セックスシーンになる、断言できると書いたのですが……すいません！　嘘をついてしまいました<(_ _)>　色々あって、キスの描写のみになってしまいました。夫婦ごっこの部分は完全に思いつきなんですけど、自分としては興奮する展開になった、と自負しております。これ以降に夫視点のパートがあるので、そこで生かさせられればな、と思っております。
何だか、まったく計画的に書いていないのがバレバレなのですが、こんな私の書いている小説でも気に入られましたら支援、お願いします。<m(__)m>

それでは！　(^_^)ﾉ""""