Quietude. 2022/03/12 14:09

反省会「"可能であるか?"がクリアできるのはいいんだが"必要であるか"をまず先に考える」


先日の例のあれの一人反省会である。

リリースの前から燃え尽きたのか他罰的な考えが頭に浮かんだり、割と売れているにもかかわらず、嬉しいはずにも関わらず、あんまり喜んでないのはなんでだろうみたいなことを考えておりましたんですが、医者から色々貰ってきてある程度は解決。
っていうか、このキャッチなんだろうな?20年くらい前に思うんだが。

さて、本リリースで得られたこと。

「"可能であるか?"がクリアできるのはいいんだが"必要であるか?"をまず先に考える」

最近流行りのサスティナビリティというやつだ。
しかし一儲けを企むとか末永く活動するには必要ではあるものの、そんなことを多少思ったくらいで人間が変われたのであれば情報商材系YouTuberの配信を見ただけで大金持ちである。
そしてさっそくいつも通り新たな小ネタをどのように台本に組み込むかとかそんなことしか考えてない。明日というものは今日の延長上にあるゆえ一本出したごときではそうたやすくかわれるはずもない。
そして自らの信念とコンフリクトする箇所も多いために妥協点を今後は探していく。

セールスは数字の上では平々凡々といったところだが、実は自分の思惑の3倍位売れておりテーマや設定や内容がああいう感じなので1ヶ月で200くらい売れりゃ上出来であるだろうみたいな目論見でやっていたのだけれども、とりあえずもうすでに制作費はトントンくらいまで売れてしまった。これについては皆様ありがとうございます。というほかなく、いやあ、本当にありがとうございます。
買い食いや無駄遣いに投資したいと思います。

まあ今後は例えば個人的に好きなサークルのにこみどりさんとか、ああいういわゆる天井桟敷の人々系のサークルになれるように頑張ってゆく所存。

あと、ついでに応援コメントでNTRだけは出さないでください! と2回ほど言われたのだが安心してほしい。僕はNTRはわからないんだ。
だいたいヒロインがあんなである。よって他の男に見向きもされない
そういうことなんですわ。

結局の所、レビューにもある通り、エロに対して不必要な成分が尺の1/3を占める。
音に関して言うとファイルサイズで600倍程度エロではない音が入っている。
最低でも5年以上前からエロ音声や癒やしに求められるものは変わっておらず、よくもわるくも非常に会計を済ませて封を切ってすぐ食べられる即物的な作りになっており、そのセールスにはバンドワゴン効果が支配的である。

悟りらしきものを得て、他にも気づきがあったが、それでも即物的に気持ちの良い音を単にタイムラインに投げ込んでおわりではなく、よろしくない、なんでもない音を組み合わせて構築した世界で気持ち良い感じにするという設計思想が揺らぐことはなかった。
今後もそういう点を踏まえてやりたい放題やる。

あと、こういう論調を反省してないといいます。

さて、携帯電話という割と誰でも持ってる機械は音を8kHzとかダウンサンプルしているとか、mp3やAACのように圧縮して送っているわけではなく、音の分布を素材に置き換えるための配列データを送信して、受信した端末上に組み込まれた素材を組み合わせて声として再生していたりする。
どのタイミングでどの音をどんくらい鳴らすかみたいな規格と言えばmidiだが、先日、YouTubeを見ていたら喋るピアノというものがあり、

https://youtu.be/muCPjK4nGY4

これを自分でできないかなあと色々やってたら結構簡単に出来た。
必要なものはpython3.xとMingusとその依存関係パッケージとscipyやらの普段遣い。

正弦波成分のピッチとパワー全部とってMIDIで出力して終わり。
以外と単純なものであった。窓はBlackmanでサイズはピッチ変動のあんまりない箇所の平均値の半分が収まりゃいいやみたいに思う。

あとは適当なDAWに投げ込んで各々好きな音源を鳴らせばいいのだが、もとのセリフの再現に一番良いのは案の定、正弦波で、倍音成分が増えたり過渡特性が楽器楽器しているとやっぱり再現性的にちょっとアレだ。
そして人間の手で弾くには3,4人いなければならず生楽器で再現するにはそういう点がちょっと厳しい。正弦波に近いフルートやパンパイプとかの場合は比較的得られはするのだが。

思うにオルゴールやバレルオルガンのようなシーケンシャルなものでないと生身の人間由来の"揺れ"で聞こえないんじゃないかとか、タモリ倶楽部の空耳アワーで字幕の方が少し早く表示されるのと一緒で、予めもとのセリフを脳に焼き付けておかないと聞こえにくかったりするのだが、そんなふうな微妙に再現性を得るには非常に限定的な条件が必要な音、しかも決して自然界には存在せず人為的に発生させなければならない音、どうやって台本に組み込めばいいいんだろうね?

そーいうことができるまではいいんだが本当に必要かね?

ああ…。


そんなわけで制作に戻るからまた今度。
台本は近いうちに少しお目見えすると思います。

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