ボイスチェンジすると歌を練習したくなる問題
恋声とか色々使ってると、ボイスチェンジすると歌の練習がしたくなる。
なぜだかわからんけど。
ディープラーニングを使って結月ゆかりの声で歌ってみた【音程改善】
(それについて昨日書いた記事)
この動画を見てると、そういうのはおれだけの話じゃなさそうに見える。
実際問題として歌って色んな要素があって、何が悪いのか? どこを練習したらいいのか? その結果の自分のMAXはどれぐらいか? そもそも声が悪いのでは? とか。
原因に心当たりが多すぎてよくわからない。
これが、歌手の人が音を外した時とかはわかるんだけど、自分の声だとそれがよくわからなくなる。
それでなんでかなあ……って考えてたんだけど、絵を左右逆にしないとバランスの崩れがわからないっていう話と同じなんじゃないかなあと。
たしか、これは顔からこうだとか、脳が補正しちゃってズレがわからないから、左右や上下を逆にすることで、そういう補正を強○的にOFFにできる……みたいな理屈だったと思うけど。
カラーの絵をグレースケールに変換して色のバランスを見るとか、白黒にしてシルエットだけにして見るというのも、たぶん何かそういう。
で、歌の場合も絵と同じ理屈で、こういうつもりで歌ってるとか、そういう不要な補正が効いちゃってるんじゃないかと。ボイスチェンジした声は耳慣れないし、自分の声じゃないから、客観的に聞ける気がする。
あとこの子にちゃんと歌わせたいという、歌じゃなくて、歌わせるゲームを上手くプレイしたいというか。自分そのものと少し分離して考えることができる。
もう1つ、男の場合は声変わりという問題があって、自分がどのオクターブの声を出してるかとか、実はよくわかってなかった。よくわかってない場合があるという話を何かで見て初めて気付いた。
でもボイスチェンジャーを使うと、音程の幅はともかく、高さはわりとどうにかなる。出した音と出すつもりの音のズレが消えて、あとは出したい音程と、それが出せてないズレだけに専念できる。
とはいえ、それがおれが歌上手くなったとか、そういう話じゃないんだけど、そもそも歌いたくなるってだけで既にかなり強力な効果が発生してる。
色々やっても上手く歌えてないと駄目だってのはそうだけど、そもそも上手くなろうって気持ちが出てくるとこが重要な気がする。