5頭身以上のキャラも描けそうな気がしてきた話
最近Udemyにハマってて、今月は主にGodotのゲーム制作と、あとデッサン系のお絵かき動画を並行して見てたんですが、お絵かきの方で目から鱗がポロンポロン落ちてる箇所があって。
Complete Beginner's Guide to Anatomy and Figure Drawing pt1 | Udemy
プレビューで見れる分でもわかるんですが、キャラを書く時に、まず直線を描いて、それを2等分するっていうやり方をしてるんですね。さらにそれぞれを等分すると4等分、それをさらに等分すると8等分。で、その8つ区切った部分に頭を描けば8頭身になる。
これがとにかく衝撃的で……
今まで描いてた方法というというのは、まず頭を1つ描いて、それをどんとん足していくというやり方でした。
図にすると、左が従来のやり方で、右が動画で教わった方法。
従来のやり方の何がまずかったかというと、頭を描いてる時点では足先の位置が正確にわからず、しょっちゅう足が紙からはみ出してました。足から描くと頭がはみ出す。腰から描くと頭と足がはみ出す感じで。
イラストの本とか見ると、はみ出さないようにあたりを取ろうって書いてあるけど、あたりを取る段階でもうはみ出す。
実際に描く前に目分量で位置関係がわかるのが、だいたい4頭身、せいぜい5頭身ぐらいまでが限界で、それが描ける絵の限界になってて。これは慣れの問題と思ってて、それもあるかもしれないけど、アタリの取り方も大きかったんじゃないかと。
もちろんデジタルなので、はみ出しそうになったら縮小するとか、キャンバスを拡大するとか、そういうことは可能なんだけど、それもなんかしっくりこなくて。最初のイメージと違うから、なんかとってつけたようになるというか。
でもこの線を分割する方法だと、最初に全長が決まってるから。はみ出しようがない。よっぽど長い角でも生やさなければ。その後で丸とかなんとかのアタリを書けば、その分割した線をガイドにすればいいわけで。
線を等分すること自体も結構難しいことで、動画でも繰り返し練習すべき最重要項目になってたけど、これはわりと出来てるっぽい。
今までのやり方だと8頭身とか描ける気がしなかったけど、これならできそうな気がする。それがわかっただけでも見たかいがありました。買った時はセール中だったから1200円ぐらいだったし。激安。
ひょっとしたら今まで読んだ本とかにも、そういうこと書いてあったのかもしれないけど、自分にそのあたりの問題意識が出てきたのって去年ぐらいからなので、見ても重要な話だとは感じてなかったのかもしれない。でもとにかく気付いたのでよかった。
まあ6頭身とか7頭身とかにしたい時はどうするんだっていう問題とか、パースとか動きとかつくとそのままでは描けないわけだけど、これはまだコースの最初の方なんで。そのへんはもう少し動画を見ながら練習すれば教えてくれるでしょう。ひょっとしたらパート2の動画の方かもしれないけど。
今年は新年早々体調を崩したりしてあれだったんですが、なんかすごくテンションが上がってきました。