レモネードオアシス 2022/05/02 12:45

田舎の元気娘と!3

おもらししたぱんつを洗ってあげよう。



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田舎の元気娘と!(カテゴリー)

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「……た、立てそうか……?」

 なんとか声をかけると、

「うう……、無理……だよぉ……。脚に力、入らない……」

 一生懸命立とうとしているのだろうけど、濡れそぼった黒タイツに覆われた細脚は、プルプルと震えるばかりで立ち上がれそうにはない。
 これでは手を引いて無理やりにでも立ち上がらせて引きずっていく……ということもできそうにはなかった。
 こうなったら――。

「よし、それじゃあ俺がおんぶしてってやる。一緒に学校に行くか」
「でも、それじゃあお兄ちゃんのこと、汚しちゃうよ」
「そんな細かいこと気にするなって」
「うん……。ごめんなさい、お兄ちゃん」

 桜子に背中を向けておんぶするように言うと、恥ずかしがりながらも、

「お兄ちゃんの背中、とっても広いね。おじいちゃんの背中みたいに広い。それに身体も固くて大人の人みたい」
「大人なんだっての……」

 桜子が負ぶさってきたことを確かめると立ち上がる。
 すると桜子の身体は思っていたよりも軽くて、簡単に立ち上がることができた。
 背中に押しつけられている生温かい感触は……、桜子の股間なのだろ。ジットリと生温かいものがYシャツに染みこんでくる。
 これは今日は登校初日から換えのTシャツで過ごすことになりそうだ。それでも教師に理由を言えば分かってくれる……ことを祈るばかりだ。
 神社の脇に置いてあるカバンや桜子の水筒などを回収して歩き出そうとすると、

「境内の裏から、細い道があるから……、そこから学校まで行けるの」
「分かった。それじゃあしっかり捕まってろよ」
「うん!」
「……うおお!?」

 ギュッと背中に抱きついてきた桜子の感触に、真太郎は思わず呻き声を漏らしてしまった。
 てっきりまだまだ子供だと思っていたのに――、
 胸のところにはポッチリとした確かな感触が感じられたのだ。レーズンのような、グミのような、柔らかくも張りがある二つの感触。
 それは桜子の成長中の乳首に違いないのだろう。そして恐らくはノーブラ。
 ハッキリとした感触が、なんの躊躇いもなくむぎゅっと背中に押しつけられてくる。
 それだけじゃない。

「……んっ、ふう……っ」

 桜子の妙に熱っぽい吐息が、首筋に吹きかけられた。
 桜子には自覚はまったくないのだろうが……、それは充分に色っぽくて、男を戸惑わせるのに十分な破壊力を持っていた。
 そんな桜子は言うのだった。

「なんか最近おっぱいが痛痒いの……。でも、なんかお兄ちゃんの背中に押しつけてると、安心できる……。なんでだろ」
「さ、さあ、なんでだろうな」

 桜子の吐息から意識を切りながら、真太郎は先を急ぐことにした。
 案内されたとおりに境内の裏側に回ると、獣道のような草木を踏み固めただけの道が続いている。
 足元を気にしながら歩いていると、不安になった桜子が、ギュッと脚を身体に巻き付けてくる。
 温かくもふっくらとしたおまたが、なんの躊躇いもなく背中に押しつけられてきた。

(ヤバい……って、俺はなんでこんな小さな女の子に戸惑ってるんだよ……! 俺は断じてロリコンではない……!)

 なんども『俺はロリコンではない』と心の中で呟きながらも獣道を進んでいくと、やがて視界を遮る木々がまばらになってきて、やがて木造の二階建ての建物が見えてきた。

「あれが学校だよ。裏の校門にから入れるから」
「なるほど。学校の裏に出るのか。これはいいショートカットを見つけたな」
「桜子とお兄ちゃんだけの秘密だねっ」
「俺だけ……えっ?」

 桜子の言葉に引っかかりを覚えるけど、学校はもうすぐそこだ。
 真太郎は歩を早めると、周りに誰もいないことを確認してから裏門をくぐった。
 もしもおもらしした桜子を見つかりでもしたら、桜子が怒られてしまうかも知れない。それに更にはあらぬ誤解を受けて真太郎までも転校初日から社会的に抹殺……と言うことも。

「さて、まずは漏らしたぱんつをどうにかしないと、だな」
「うん……このままだとおばあちゃんに怒られちゃうよ……」
「おばあちゃん……?」
「うん。あたしのお父さんとお母さんは都会に働きに行ってるの。だから、あたしはおばあちゃんの家で暮らしてるんだよ」
「そうなのか……」

 さっきから時々おばあちゃんと口走っていたのはそう言うことだったのか。
 この年で両親と離れて暮らすのは寂しいことだろう。
 ……と言っても、俺自身がその大きな穴を埋めてやることなどできるはずもないのだろうけど。

「おっ、いいところに水道あるな。ここでパパッとぱんつとタイツ、洗っちゃうか」
「うん……」

 学校の裏門からちょっと進んだところに、いい感じの洗い場があった。
 水を飲んだり足を洗ったりするために作られたのだろう。
 洗い場の前でおんぶしていた桜子を降ろしてやると、ちょっとだけよろめくもののなんとか立っていられる。
 どうやら抜けてしまった腰は復活してくれたようだ。
 桜子は赤い靴を脱ぐと、よたよたと黒タイツとショーツを降ろして行く。
 おしっこで濡れた黒タイツは、見るからに脱げにくそうだ。

「なぁ、なんで夏なのに黒タイツなんて穿いてるんだよ。暑くないのか?」
「これはぁ、虫に刺されないために穿いてるの。ちょっとくらい暑くても我慢してるんだから」
「そ、そうなのか……」

 確かにさっきみたいに神社で遊んでいれば虫に刺されてしまうこともあるだろう。
 妙な感じで納得していると、

「って、おわわ!? おまっ、なんで裸!?」
「え? だって全部脱ぎ脱ぎしないと。服もちょっとだけ濡れちゃったから、洗っておきたいし」
「お、おう」

 桜子は、なんの躊躇いもなくタイツとショーツ、更にはワンピースを脱ぐと一糸まとわぬ裸体になってみせたのだ。
 やはりというか、ブラはまだなようだ。
 ポッチリとした赤い乳首は、虫刺されのように歪に膨らんでいた。
 視線を下にずらしていくとそこには、
 つるん、
 とした産毛さえも生えていない縦筋が、シュッと刻まれていた。
 正真正銘な、まだ性的なことを知らない『おまた』というにふさわしい割れ目。
 そこはツーンとしたおしっこの香りを漂わせている。

「は、早いところ綺麗にしてやらないとなっ」
「えっ、大丈夫だよっ。自分で洗うからっ」
「子供なんだから遠慮しないのっ」

 半ば奪い取るようにしてショーツとタイツを洗い始める。
 そうしていないと、この無垢なおまたに視線を吸い寄せられるがまま、なにか間違いを起こしてしまいそうな気がしそうだったからだ。

「女の子のぱんつって、柔らかいんだなー」

 ゴムでくしゅくしゅになってるショーツは男物とは違って手触りがなめらかだし、それによく伸びる。……戻らなくなったら大変だからやらないけど。
 桜子が穿いていたショーツは、おしっこで鮮やかなレモン色に染め上げられていた。
 幸いなことに、水道の蛇口にはレモンの香りがする石けんがぶら下がっていたから、そいつで泡立てて洗っていく。黒タイツも同じように洗ってやって、これで天日で乾かしておけばおもらしした証拠は綺麗さっぱりおもらしショーツとともに消えてくれるはずだ。

「よし、これでギュギュッと絞って……あとは乾かしておけば一時間くらいで穿けるようになるはずだ」
「ありがと、お兄ちゃん。これでなんとか先生に怒られなくて済んだよ」

 スッポンポンで嬉しそうに言う桜子。
 どうやら裸を見られたら恥ずかしいという感情は、まだ芽生えてはいないらしい。
 当然のようにツルツルのおまたを遺憾なく白日の下に晒している。
 このままでは目のやり場に困ってしまうので、おしっこがついてしまったワンピースの裾も洗うことにする。
 ここはおしっこがちょっとだけついただけだったので、石けんの泡で軽く洗ってやれば綺麗になってくれた。

「ほい、ワンピース、綺麗になったぞ。とりあえずはノーパンだけどこれだけは着ててくれよ」
「えー、涼しくて良かったのにー。そうだ、お兄ちゃんも一緒に裸になろうよ。そうすればお揃い! ぺあるっく!」
「それは随分レベルが高いペアルックだなですね」

 思わず敬語になってしまった真太郎だけど、ここはしっかりとワンピースを渡して、しっかりと着てもらうことにする。

「うーん、おまたがスースーして落ち着かない……」
「一時間くらいで乾くと思うけど、どこか適当なところに干すところは……」
「それならあそこの樫の木がいいと思う!」
「……ちょっと枝の位置が高くないか?」
「こんなの簡単に登れるよ! よいしょー」

 樫の木に駆けていった桜子は、小さな木のうろに手をかけ足をかけ、楽々と登っていく。
 あっという間に自分の身長の三倍くらいは登ってみせた。 
 かなりの野生児……なのはいいのだけど。
 ノーパンで構わずに登っていくものだから、プリッとしたお尻とおまたが丸見えになっていた。
 桜子が気にしていないのだから、ここは鋼の意思でスルーしたいところだが……。

「お兄ちゃん、パンツとタイツ、ちょーだい」
「お、おう」

 木の上で手を伸ばしている桜子へと濡れた下着を渡すと、木の枝に引っかけていく。
 風通しも日当たりも申し分ない一等地に、真っ白なショーツがはためいている。
 これならカラッカラに乾いてくれることだろう。

「よいしょー、とんっ!」

 桜子はかけ声とともにジャンプ!
 たーんと地面が軽く揺れると、上手く着地を決めてみせる。

「えへへー、大ジャンプ成功~!」

 誇らしげに胸を張る桜子。
 あー、確かに高いところからジャンプが上手くいくといい気分だよなー、なんてことを思いだす。
 それはもうずっと子供のころに忘れていた幼心。
 久しぶりに味わう感情に思いを馳せていると――、

「およよ?」

 しかしなぜか桜子は不思議そうに首をかしげてみせる。
 一体なぜ?
 桜子はどんぐり眼な黒瞳を寄り目にして、実に興味津々といった感じで一点を見つめていて……、
 具体的に言うと、それは俺の股間――。

「って、ちょっ」

 真太郎は慌てて自らの股間を押さえる。だけどそれは両手では隠せないくらいに大きく膨らんでいた。
 そう……、
 真太郎の股間は、ズボンをテントのように膨らませて勃起していたのだ。
 子供とはいえツーンとしたアンモニア臭を感じておもらしショーツを洗って、しかもツルツルのパンパンを見せられたのだ。
 ロリコンでなくても立ってしまうのは仕方がないこと……だと思いたかった。

「ねえねえ、お兄ちゃんのおちんちん、なんでこんなに大きくなってるの!?」
「そ、それは……っ」

 どうする!?
 ここでうそを教えることは簡単だ。
 だけどきっと桜子は、その嘘をなんの躊躇いもなく信じることだろう。
 ここは遠回しにでも嘘はつかずに……、

「あー、そうだ、男の人は、ドキドキするとおちんちんが大きくなるんだぞぉ!」
「へー、そうなんだ! でもなんでドキドキしてるの!?」
「そ、それは……っ、桜子が可愛いからだよ」
「んもうっ、お兄ちゃんったら、急になに言ってるのかなぁ! 恥ずかしいじゃん!」

 バシバシバシ!
 よほど恥ずかしいのか、桜子は勢いよく背中を叩いてくる。
 小さな手のひらから繰り出される打撃は、野生児特有のたくましさがあった。
 だけどこれで俺の股間から意識を引き離すことができたはず。
 ……と、思ったのも束の間。

「おちんちん見せてよ!」
「えっ、コラッ、ダメだって!」
「えー、なんで? あたしのおまたもいっぱい見ていいからさー」
「そういう問題じゃないのっ。ほら、もう服も綺麗になったし、早くしないと遅刻するぞ!」

 このままここにいると、桜子にズボンを下ろされて露出プレイをさせられてしまうに違いない。
 真太郎は近くに置いてあったカバンを持つと、さっさと靴を脱いで校舎へと逃げ込んでいた。
 上履きがないからどこか適当なところで来客用のスリッパを手に入れたほうがいいだろう。そうなると職員用の玄関か。
 真太郎は見当をつけるとさっさと木造の廊下を進んでいく。
 だけど上履きに履きかえないといけない……と思い込んでいる桜子はご丁寧なことに昇降口があるだろう方へとダッシュしていて、それはどうやら表側にあるから結構な遠回りになるらしい。

「よし、撒けたな」

 もうすぐ登校時間だ。
 そうすればたくさんの生徒たちでこの学校もごった返すに違いない。
 その中でまさか『チンチンを見せて!』だなんて言われるはずがないのだ。
 とりあえず当面の安全は確保できたわけだ。

 ………………。
 …………。
 ……。

『そう思っていた時代が、僕にもありました……』


田舎の元気娘と4につづく!

この小説は同人誌として配信しているものです。
製品版はフルカラーのイラストがいっぱいありますので、気になったら購入してもらえると嬉しいです。
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