投稿記事

2022年 05月の記事 (37)

レモネードオアシス 2022/05/05 14:15

田舎の元気娘と!12

下校中にお腹が痛くなってきてしまった桜子ちゃん。
はたして桜子ちゃんは無事にトイレに行くことができるのか。
それともお背伸び黒タイツを穿いたまま大決壊してしまうのか。

桜子ちゃんの運命や如何に!


目次

田舎の元気娘と!(カテゴリー)

この小説を最初から読む!



 給食の時間。
 ……と言っても、小さな学校なので近所のお弁当屋さんが教師と生徒たちの合計三食分を配達してくれるものなのだが。
 だからいつもできたてホカホカで、味噌汁と牛乳までついてくる。それに素材も地産地消で新鮮なものばかりだ。

「東京の学校に通ってたころは、給食は確かに温かかったけど、できたてってわけじゃなかったしなぁ」
「お兄ちゃんっていつも給食の時間は楽しそうにしてるよね」
「そりゃそうだろ。こんなに美味しいものが食べられるんだから」
「そんなに美味しそうに食べてくれてるんだもん。向かいのお弁当屋さんのおばさんも喜ぶと思う!」

 と言いながらも桜子はおかずのニンジンを素早くこちらの弁当箱へと移動させているのを真太郎は見逃さなかった。

「こらこら、好き嫌いしてると大きくなれないぞ」
「……ニンジンなんて食べてたらウサギさんみたいに目が赤くなっちゃうよ」

 イヤイヤながらも桜子はニンジンをちびちびと食べ始める。
 この調子で好き嫌いなく食べていれば、きっと美人さんになれるはずだ。
 ……って、俺はなにを考えているんだ!
 真太郎が首をぶんぶんと横に振っていると、桜子は給食を全部食べたらしい。
 今日は特別にデザートがイチゴのアイスクリームだから桜子のテンションも最高潮に達していた。

「今日はアイス! しかもイチゴ味だよ! やっぱり今日はいいことあったね!」
「ああ、良かったな」
「うん! 美味しー!」

 桜子はそれはそれは美味しそうにスプーンでアイスをすくっては食べていく。見ているだけでこっちまで笑顔になれそうなくらい幸せそうな顔をしていた。
 口が冷えすぎたらごくごく牛乳を飲んで、そしてアイスをすくっては食べ……、
 桜子はあっという間にアイスを食べ終えていた。

「そんなに一気に冷たいもの食べたら腹壊すぞ」
「へーきだもん!」

 そのときは元気いっぱいだった桜子だが……。
 しかし悲劇は下校中に訪れることになる。

        ☆

「今日はちょっと寄り道していこうよ!」
「寄り道って、どこか寄ってくところなんかあったか?」
「さっきお弁当屋さんのおばさんに教えてもらったんだけど、スイカの落合さんがスイカお裾分けしてくれるって!」
「そうか。それじゃ落合さんところに行くか。俺、道分からないから任せたぞ」
「うん! 任せてよ!」

 こうして桜子を先頭にして下校することになったのだが……。
 しかしスイカ畑のあいだの道を歩いている桜子の様子がどこかおかしい。
 いつもだったら元気よくその辺に落ちている棒を振り回しながら歩いてる桜子だけど、

「ううう~」

 低く呻くと立ち止まってしまったのだ。

「どうした、アリの行列でも見つけたか?」
「ち、違うの……。そ、その……ううっ」

 桜子はついにしゃがみこんでしまう。
 アリの行列は……当然ながらいない。
 となると……?

「お腹、痛いよぉ……」
「ちょっ、大丈夫か?」
「うう……、冷たいの、食べ過ぎちゃったのかなぁ……あうう!」
「と、とにかくゆっくり行こう。慌てずに、な」
「うん……」

 ここから一番近いトイレは……、
 真太郎は頭の中に地図を広げる。
 スイカをお裾分けしてもらうために通学路を遠回りしているのが災いし、学校を出て三十分ほどが経っていた。
 今から引き返しても、お腹が痛くなった桜子のペースに合わせたら三十分以上の時間がかかることだろう。

 となるとスイカの落合さんの家が頼みの綱になるが、それも残念ながらまだまだ道のりは遠い。
 桜子に聞いた話だと、ここからだとやはり歩いて三十分はかかってしまう。
 正に前門の虎、後門の狼というやつだ。
 いや、この場合は肛門の……、というくだらないことを考えそうになって首を横に振る。

「はぁ……、はぁ……、はぁ……。お腹、落ち着いた……。大丈夫、歩けそう……」
「ゆっくり、ゆっくり行こうな」

 よろめきながら立ち上がる桜子の小さな手を取ってやると、ビックリするくらい熱くなって汗でビショビショだった。
 一刻も早くトイレに連れて行ってあげなければ、大変なことになってしまうに違いなかった。
 だが……。

 ぎゅるるる~~。

 桜子のお腹から、それはそれはとても痛そうな音が鳴り響いた。
 握りしめている桜子の手が、一瞬にして冷たくなっていく。

「うっ、ううう! お腹……痛い、よぉ……!」
「まだだ、まだ慌てるような時間じゃないぞ……!」

 桜子は顔を真っ青にさせて歩き出す。
 だけどその歩みもすぐに止まってしまった。

 ぐるるるるる~~。
  プリュリュッ!

「あああ!」

 桜子の小さなお尻からやや水っぽい音が鳴り響くと、急にへっぴり腰になったではないか。
 今のは、もしや……!

「ちょっ、桜子、諦めたらそこで試合終了だぞっ」
「そんなこと言っても……、も、もう……! あああああ!」

 ぎゅるるるる~~~!
 ごぽっ、ごぽぽ!

 小さなお腹から、腸が雑巾絞りされているかのような音が聞こえてくる。
 どうやら残された時間は少ないようだ。
 と言うよりも、もう桜子のショーツには漏れはじめてしまっているはず……。

「お、おんぶしてやるからっ」
「む、無理ぃ……っ、おんぶしてもらったら、お尻、開いちゃう……うう! うー!」

 桜子はへっぴり腰になりながらも、スカートの上から両手でお尻を押さえる。
 その指先はお尻に食い込んでいて、もはや余裕さえも残されてはいないようだ。

「が、がんばれ がんばれ
「が、がんばるぅ……っ」
「がんばれ がんばれ

 ギュルルルル……ッ!
  ごぽぽっ、ぐるるっ!
 ブボボッ!

「あっ! だめ!」

 スカートの中からくぐもった破裂音。
 その瞬間に桜子はしゃがみこんでしまう。
 それは和式便器に跨がるときのように。

「諦めるなっ、立て、立つんだジョ―!」
「ジョ―って誰!? ああッ、ダメッ、ジョ―なんて聞いたらおしっこが……ああ!」

 ジョボボッ!
  ぷしゅっ、しゅわわわわわ!
  じょおおおおおおおお!

 黒タイツとショーツに覆われたおまたからくぐもった水音が聞こえてくると、おしっこが噴き出してくる。
 どうやらおしっこも我慢していたらしい。
 給食のときに牛乳とアイスをたくさん食べたのだ。
 膀胱も限界を迎えてしまったのだろう。
 
「ああっ! も、もう……! あうう!」

 こうなってしまうともはや為す術はない。
 女の子のおまたというのは、おしっこを我慢するにはあまりにも不便な形をしている。
 そして、尿道の決壊は、肛門の決壊を意味する。

「あっ、ぐううぅぅ! ダメッ! 出ちゃ、ううう!」

 にゅるるるるるるるる!
 ブリュリュリュ!

 小さなお尻を覆う黒タイツが、うっすらと盛り上がっていく。
 どうやら牛乳とアイスでドロドロに溶けていたらしい。
 お尻が一瞬で大きくなると、割れ目が埋め尽くされた。
 正にジェットコースターのような腹具合。
 身体が小さいぶんだけ、アイスでお腹を冷やしてしまうと一気に影響を受けてしまうのだろう。

「ああああ! おしりっ、あっついよぉ……!」

 にゅるるるるるるるる!
 しょわわわわわわわわ!

 正に大決壊――。
 桜子の小さな身体は、排泄欲という人間に植え付けられた原始的な欲求を満たそうと二つの穴を開放してしまう。
 身体がそういう風にできているのだ。
 どんなに我慢しようとしても、ただヒクヒクと痙攣するばかりだった。

 ブリュリュッ!
 ブボボボボッ! ブポポッ!

「ひっ、ひっぐ! おしりぃ……ああっ、だめぇ……、おまたの方まで広がってきて……あうう!」

 空気混じりの下痢は一気にタイツを押し広げ、会陰を伝っておまたの方にまで広がっていく。
 
 もりもりもり!
  むりゅりゅりゅりゅ!

 一瞬にしておまたの方にまで柔らかいものが広がっていき、もりもりとショーツが盛り上がっていった。
 黒タイツを穿いているからそのすべてを受け止めなければならない。

「い、嫌だよぉ……っ。あううっ、見ないでぇ……っ、」

 むにゅう~~~~~!
  もりもりもり、もこっ、もこもこっ!

 桜子の意思とは裏腹に、小さな身体は毒素を排出しようと大腸を蠢動させている。
 小さな身体のどこにこんなにたくさんの量が……目を疑ってしまうほどのチョコレートソフトクリームが黒タイツを盛り上がらせていった。

「あっ! あっ! ああぁ……」

 しょぉぉぉぉぉぉぉぉ……。
  ブポッブポポ…………モワァ……。

 最後におしっこと恥ずかしすぎる空砲がショーツの中に弾け、桜子の大決壊は終わったようだった。
 あとに残ったもの……、それは。

「ごめんなさい、ごめんなさい……っ」

 背筋を丸めてしゃがみこんで泣きじゃくる桜子。
 あまりにも小さな桜子を中心として、地面には大きな水たまり。
 そして隠しようもない腐敗臭が漂っていた。
 黒タイツを穿いていたおかげでうんちが地面に落ちるということはなかったけど……、それは失敗のすべてを桜子の小さな身体で受け止めなくてはならないということだ。

「お尻、熱いよぉ……っ。おまたも……ううっ、グチョグチョだよぉ……! ううっ、ぐすっ」
「大丈夫か……? もうお腹痛くないか?」
「うん……。全部出ちゃった、よぉ……。お腹、もうスッキリ、しちゃったよぉ……っ」
「そっか。それじゃあ早いところキレイキレイしちゃうか。ちょうどそこに川もあるし」
「えっ?」

 桜子はなにを言われているのか分からないらしい。
 涙目でキョトンとこちらのことを見上げてきている。
 だから真太郎はそんな小さな少女へと手を差し伸べるのだった。

「このままだとおばあちゃんに怒られちゃうだろ?」
「う、うん……」
「だから俺がぱんつを洗ってやるよ」
「で、でも……。汚いよぉ……」
「桜子のなら気にしないし。それとも桜子は、これから赤ちゃんが産まれてきて、そのおしめを洗うとき、汚いって思うのか?」
「う、ううんっ。全然思わない! たくさんうんちできたねって褒めてあげる!」
「そうそう。だから気にするなって」

 なんとか納得してもらって、手を引いて桜子を立ち上がらせる。
 すっかり元気を取り戻した桜子だけど、さすがにお尻が気になるようだ。
 へっぴり腰になっているし、短いスカートの裾からはうんちで膨らんだぱんつがはみ出してしまっている。
 それでも桜子は元気を取り戻すと、

「分かった! 将来お兄ちゃんと赤ちゃんができたら、いっぱいおしめ洗ってあげる! 約束だよ、お兄ちゃん!」
「お、おう……」

 どうやら俺の赤ちゃんを産むというのはもう決定事項のようだ。
 だけど、どうやったら赤ちゃんが産まれてくるのか知っているのだろうか……?
 ふと疑問に思っていると、

「赤ちゃんって、どこからくるの!?」
「ぶふぉ!」

 ド直球な質問に噴き出してしまう。
 だけどさすがにこのくらいの年頃の女の子に教えるのはちょっと早すぎるような気が……。
 ここは適当にはぐらかしておくのがいいだろう。

「そ、それはだな。とっても仲がいい男の人と、女の人が一緒に暮らしていると、コウノトリさんが赤ちゃんを運んできてくれるんだぞ」
「そうなんだ! それじゃあ、あたしとお兄ちゃんの赤ちゃん、いつかコウノトリさんが運んできてくれるよね!」
「お、おう。そうだな!」

 なんだか納得してくれたようなのでそれで良しとする。
 こういうことは、自然と分かっていくのが一番だと思うから。


田舎の元気娘と13につづく!

この小説は同人誌として配信しているものです。
製品版はフルカラーのイラストがいっぱいありますので、気になったら購入してもらえると嬉しいです。
創作活動の励みになります。

同人誌、同人ゲーム、同人ソフトのダウンロードショップ - DLsite

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

レモネードオアシス 2022/05/04 16:57

田舎の元気娘と!11

今回は桜子ちゃんがおむつを充ててお兄ちゃんと一緒に寝るシーン。
果たして桜子はおねしょをせずに朝を迎えることができるのか!?



目次

田舎の元気娘と!(カテゴリー)

この小説を最初から読む!




 その日の深夜――。

「んん……。まだ夜か……」

 ゴソゴソと目を覚ましたのは真太郎だった。
 耳元で飛んでいる羽虫に目が覚めてしまったのだ。
 眠るときは抱きしめ合って寝た桜子だけど、今では身体は離れている。それでも手は握ったままになっていた。

「……蚊取り線香、つけなおすか」

 布団からもぞもぞと出ると、縁側に置いてある陶器の豚さんの中にある蚊取り線香を確認。
 夕方あたりにつけた蚊取り線香はすっかり真っ白な灰になって燃え尽きていた。
 その灰を庭先に捨てて、新しい蚊取り線香に火を灯す。
 豚さんがいい感じに煙を吐き出したから、布団に戻って寝直そうとするも――、

「んっ、にゅう……っ」

 ぐっすりと眠っている桜子が、不意に寝返りを打った。
 きっと夢の中でも元気いっぱいに駆け回っているのだろう。
 お腹に掛けてあったタオルケットも、思いっきり蹴っ飛ばしてしまっている。このままだとお腹を冷やして壊してしまうことだろう。

「やれやれ、風邪引くぞー」

 桜子のお腹にタオルケットをかけ直してやろうとし……、だが、そのときだった。

「ぉ…………しっこ」

 桜子のまさかの一言。
 目を覚ましたのかと思ったけど、桜子はまだ夢の中のようだ。
 と、言うことは……?
 真太郎の嫌な予感は直後には的中することになる。
 桜子はカエルのように脚を開くと、

「しっこ……、でりゅう……」

 しょおおおおおおおお……。

 闇夜に響く、くぐもった水音。
 小さなダムは決壊してしまったようだ。
 だけど心配することはなにもない。桜子のおまたは、紙おむつに包まれているのだから。

「ああぁ……。おしっこぉ……いっぱい出てりゅ……」

 しゅいいいいいいいい……。

 桜子は和式トイレに跨がるかのように脚を開き、なんの躊躇いもなくおしっこを噴射している。
 きっとおむつの中では勢いよくおしっこが噴き出しているのだろう。

 しゅわわわわわわわわわ!

 闇夜に元気のいいおしっこが弾ける音が響き渡る。
 それでも一滴もおしっこが溢れ出してくることはなかった。

「きもちいーのぉー。えへへー」

 しゅおおおおおおお……。

 やがて白かった紙おむつは鮮やかなレモン色に染まり、モコモコと膨らんできたではないか。
 どうやら紙おむつに埋め込まれている吸水ポリマーがおしっこを吸って膨らんでいるらしい。
 おむつのおまたのところが膨らみきると、今度はお尻の方までモコモコに膨らんでいく。
 カエルのように脚を開いておしっこをしているから、膨らんでいく様子がよーく分かった。

「はぁぁ~~、おまた、あったかぁい……」

 じょぼぼぼぼぼぼぼぼ……。
 むわぁ……。

 おむつから濃密な尿臭が湯気を上げているようでもある。
 ツーンとしたアンモニア臭が漂ってくる。
 紙おむつとはいえど、匂いまでは封じ込めておくことはできないらしい。

 しょわわわわわわわわ……。

 開脚されている桜子の内股はほんのりとした官能的な桃色に染まり、うっすらと汗が浮いている。
 よく見れば、乳首もポッチリと勃起しているようだった。
 桜子はおねしょの生温かい奔流に愛撫され、性的に感じてしまっているのだ。

「お尻……あったかい……よぉ……」

 しゅいいいいいいいいい……。

 自らのおしっこ放ったおしっこでおまたを……クリトリスを、そしてお尻までも愛撫され、知らぬあいだに大人への一歩を踏み出しているのかも知れなかった。
 だけどそのおもらしもいつかは終わり――、

「んんっ」

 ぶるるっ、
 プッシュウ――ッ!

 最後の一飛沫をおむつの内側に弾けさせ、桜子のおねしょは唐突に終わりを告げた。
 おしっこの音が消えると、庭先で鳴いている夏虫の声が急に大きさを増してくるように思える。
 すべては何事もなかったかのように……。

「凄いな。あんなにいっぱいおしっこしたはずなのに、全然漏れてきてないぞ」

 おむつはモコモコに膨らんではいるけど、シーツには一滴のおしっこも漏れ出してきてはいなかった。
 これならば明日の朝まで安心だろう。説明書には一晩分のおしっこも安心って書いてあったし。

「いっぱいおしっこできて偉いぞ」
「ん、にゃあ……」

 桜子の手を繋いで同じ布団に入る。
 すると桜子はギュッと抱きついてきて……、真太郎の太ももにゴシゴシとおまたを擦りつけてきたではないか。
 オナニーという言葉も行為も知らなくとも、本能にはエッチな記憶が刻み込まれているらしい。

        ☆

「ん……あぁぁ……。もう朝、なんだ……」

 瞳を開くと、すぐ近くに兄の寝顔があった。
 なんで朝がきてしまうのだろう?
 ずっと夜だったら、ずっとお兄ちゃんと一緒に寝ていられるのに。

「もっとお兄ちゃんと一緒にいたいのにぃ……」

 このままもう一度寝てしまおうと目を瞑ろうとして――、
 そのときに桜子は自らのお尻を覆う違和感に気がついた。
 冷たくてブヨブヨするこの感触は、

 も・し・か・し・て!?

 嫌な予感がして、お尻を撫で回してみると……カサリ、
 慣れない感触にちょっとだけビックリするけど、そういえばゆうべはおむつを充てて寝たんだと思いだす。
 と、言うことは……?

「おむつ……、冷たくなっちゃってるけど……!?」

 ゆっくりと身体を起こして、布団を確認。
 桜子のお尻があったところは、どうやら一滴もおしっこは漏れ出してきてはいないらしい。
 真っ白なシーツは綺麗なままだった。
 隣では兄が何事もなかったかのように眠っている。

「良かったぁ……。お兄ちゃんにおしっこかけてない……」

 そのことにホッと胸を撫で下ろす。
 だけどその代わり、おむつはちょっと気持ち悪くなっていた。それでも濡れたショーツよりはずっとサラサラしているけど。
 冷たくなってブヨブヨになっている。

「おむつ、モコモコだよぉ……」

 白地にピンクの花柄模様だった紙おむつは、鮮やかなレモン色に染め上げられていた。
 しかも薄かったのに、おしっこを吸収したせいか入道雲のようにモコモコに膨らんでいる。

「お兄ちゃんに見られる前に交換しておかないと……っ」

 こんなおむつを見られるのは恥ずかしすぎる。
 おまたを見られてもなんともない桜子だけど、赤ちゃんみたいに汚してしまったおむつを見られるのはさすがに恥ずかしいのだ。
 布団を出て新しいショーツを取ろうとする……、だけど、そのときだった。

「んん、あれ、桜子……もう起きてたのか」
「ちょっ、お兄ちゃんっ、まだ寝てていいからっ」

 慌てて寝かしつけようとするけど、どうやら兄にはすべてお見通しらしい。
 せめて布団から出ようとするけど、抱き寄せられていた。

「桜子、さてはなにか隠そうとしてるだろ」
「な、なんにも秘密なんてないもーん。おねしょなんてしてないんだから」
「俺は素直な子が好きだな」
「うう……。おねしょ、しちゃいました……」
「素直でよろしい。それじゃあ、おむつを交換してやるからな」
「ええっ、ちょっ、一人でできるもんっ」
「遠慮するなって」
「あううっ」

 布団の上で仰向けにさせられて、ガバッと開脚させられる。
 ゆうべお兄ちゃんにおむつを充ててもらうときにも同じポーズをしたけど、汚れたおむつを見られるのはやっぱり恥ずかしすぎる。
 だけど脚を閉じようとしても、兄の力の前では閉じることもできなかった。

「たくさん出たな。まだおしっこ残ってないか?」
「そ、そう言われるとちょっとだけしたいかも……」
「それじゃあ全部出しちゃえ。俺がしっかり見ててやるから」
「うぅ……、恥ずかしいよぉ……」
「恥ずかしがってる桜子、とっても可愛いぞ」
「そ、そんなぁ……あっ、ああぁ……だめぇ……っ」

 しょおおおおおおぉぉぉ。

 可愛い。
 たったその一言でおまたが緩んでしまったとでもいうのだろうか?
 おむつの中が生温かくなると、お尻の方にまでおしっこが伝い落ちていく。
 だけどどんなに恥ずかしくても、桜子は脚を閉じることができなかった。
 恥ずかしいところを見られていると、なぜか胸のドキドキが収まらなくなっていたのだ。

 しゅわわわわわわ……。

「あっ! あっ! あっ! あっ!」

 ツーンとしたアンモニア臭がおむつから立ち昇ってくると、おまたも、お尻もおしっこにイタズラっぽくくすぐられていく。
 ヒクヒクとおまたが痙攣して、そのたびにおしっこが恥ずかしい音を立てて漏れ出してきてしまう。
 だけど寝ているあいだにたくさんおねしょをしたせいだと思う。

 しょぉぉぉぉぉ……。
 ――プシャッ!

 最後の一飛沫を上げると、おしっこはすぐに終わってしまった。
 お兄ちゃんに見られながらおしっこをするのはドキドキして、なんだか気持ちよかったのに……。

(こんな感覚、初めて)

 桜子は新たな性癖に目覚めようとしていることを自覚さえもしていない。
 おむつの中では、切なげにおまたが痙攣している。
 だけど兄がそんなことを知るはずもなくて。

「よし、全部出たな。すっきりしたか?」
「う、うん……」
「おむつにたくさんできて偉いぞ。それじゃあおむつを外してやるからなー」
「えっ、ああっ、ちょっ、ダメッ」

 なぜか今おむつを外されておまたを見られるのはとても恥ずかしいことのように思えた。
 それでも兄は容赦無くバリバリと紙おむつのテープを剥がしていく。

 むわぁ……。

 朝日にツーンとしたアンモニア臭が立ち昇る。
 おむつの裏側は恥ずかしすぎる真っ黄色に染め上げられていた。それは一晩をかけておむつの中に溜まっていた、恥ずかしすぎる桜子の失敗。

「うう……あんまり見ないで……恥ずかしいよぉ……」
「おむつにできて偉いぞ。ここはトイレと一緒なんだ。だからおしっこをしてもなにも恥ずかしがることはないんだぞ」
「でも……あっ、あひ!」

 桜子は引き攣った声を上げてしまった。
 兄の指先がいきなりおまたに食い込んできたのだ。

「おにいちゃっ、らめっ、おまた触られると……っ」
「しっかり拭いてやるからジッとしてるんだぞ」
「ひっ、ひああ! らめッ、おまたむじゅむじゅしてっ」

 兄の指先はティッシュをまとっていたけど、それでもクニクニとおまたの奥にまで食い込んでくると感じてきてしまう。
 だんだんとエッチな気持ちになってきて、ダメだ、この感覚は……このままだとエッチなお汁が溢れ出してきてしまう。

「あ、ああんっ! お汁……出ちゃう……よぉぉ!」
「おやおや、桜子のおまたからおしっこが溢れ出してきてるぞ」
「それ違うっ、おしっこじゃなくて……ああん! エッチなお汁、だよぉ……! おまたむずむずして……アヒィ!」

 くちゅくちゅ、くちゅくちゅ。
 くちゅちゅちゅちゅちゅちゅちゅ。

 兄の指先はおまたの深いところにまで食い込んできて、ジンジンジンジンおまたが痺れてきて――、

「ふっ、ふっ、ふうう!」

 プッシャアアアアアアア!!

 おまたが痙攣すると、思いっきりおしっこを噴き出してしまった。

「あああっ、ごめんなさいっ、ひっ! ひうう! おまた、止まらない……ふっ、ふぅ!」

 ぷしゃっ、ぷしゃっ!
 ぷっしゃああああああ!

 おまたが痙攣し、お腹が波打つたびにおしっこが噴き出す。
 朝日にキラキラと反射して、兄の顔へと噴きかけられていった。
 それでも兄は避けずに、それに嫌な顔一つしなかった。

「ごめんなさい……っ、またお兄ちゃんにおしっこかけちゃうなんて……っ」
「謝ることなんてないぞ。桜子におしっこかけられても全然気にしないし。それにこれはおしっこじゃないぞ、多分」
「えっ、おしっこ……じゃないの?」
「ああ、これは桜子が気持ちよくなった証……。たぶん潮吹きだと思うから」
「潮……吹き……? なんかクジラさんみたい」
「はは、そうだな。桜子のおまたは元気がいいクジラさんみたいだったぞ」

 兄は言いながらもおまたをクニクニと拭いてくれる。
 だけどその指先はどこかエッチで、心地いいくすぐったさに桜子は身をよじってしまう。

「んもうっ、お兄ちゃんのいじわるっ、えっちぃ!」
「そんなこと言っても、桜子のおまた、拭いても拭いても愛液が溢れ出してきてるぞ」
「お兄ちゃんがくすぐってきてるからだもん……あっ、ああん!」

 クチュクチュクチュ!

 止めどなく溢れ出してくる愛液を兄に拭き取られていくと、なんとか愛液の大洪水は収まってくれた。
 だけどおまたはまだ熱くて赤らんでいるけど。

「さて、と。ぱんつ穿かせてやるぞー」
「うん!」

 カエルのように広げていた脚を閉じてショーツを通してもらって、キュッとおまたに食い込むくらいにまで上げてもらう。
「お兄ちゃんにぱんつ穿かせてもらっちゃった! なんかおまたがぽかぽかして気持ちいいの!」
「そいつは良かった。今日もいいことありそうだな」
「うん!」


田舎の元気娘と12につづく!

この小説は同人誌として配信しているものです。
製品版はフルカラーのイラストがいっぱいありますので、気になったら購入してもらえると嬉しいです。
創作活動の励みになります。

同人誌、同人ゲーム、同人ソフトのダウンロードショップ - DLsite

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

レモネードオアシス 2022/05/03 17:11

田舎の元気娘と!10

お兄ちゃんからの初めてのプレゼントは、紙おむつ。

恥ずかしがる桜子だけど、お兄ちゃんと一緒に寝るためにはおむつを充てなければいけないぞ!


目次

田舎の元気娘と!(カテゴリー)

この小説を最初から読む!




「わ、わー……い。って、お兄ちゃん、本当にあたしのためにこれを買ってくれるの……?」
「ああ、今夜一緒に寝たいんだろ? それならしっかりおねしょ対策もしておかないとな!」
「でも、赤ちゃんじゃないのに……恥ずかしいよぉ……」

 桜子が真っ赤になって恥ずかしがるのも無理はない。
 学校が終わって駅前まで足を伸ばしてやってきたのはこの川(かわ)神(かみ)村で一番大きなお店であるドラッグストア。
 ただし道の駅も兼ねているので、地産地消の農作物とかもおいてある地域密着型のお店だ。
 そしてそんなお店の一角――。
 真太郎と桜子がやってきたのはおむつコーナーだった。

「おむつなんて……。そんなぁ……」
「恥ずかしがることないって。ほら、桜子くらいの年頃の女の子用の紙おむつも売ってるだろう?」
「うん、そうだけど……」
「それにほら、大人用の紙おむつも売ってるし。大人になっても紙おむつを充てることは、なんにも恥ずかしがることじゃないんだ」
「ほ、ほんとだ……。大人用の紙おむつも売ってるんだ……。大人になってもおむつ充てても、全然恥ずかしいことじゃないんだ。でも、お兄ちゃん、この漢字、なんて読むの?」
「そ、それは……大人用っていう意味が書かれているんだぞ」

 ……本当は介護用って書かれているんだけど。
 だけど嘘はついてないし。
 なによりも桜子に納得してもらうことが大切なのだ。

「でも、桜子のお小遣いじゃ足りないよ……」
「良いよ、俺が買っておいてやるから」
「でもでも、桜子が使うのに……」
「気にするなって。俺が桜子と一緒に寝たいと思ってるんだから」
「それじゃあ……、お兄ちゃんがプレゼントしてくれるの……?」
「ああ、そのためにここに来たんだからな」
「やった! ありがとう! それじゃあ……どのおむつがいいかな!?」
「うーん、悩ましいところだが……」

 と、ここまで考えて、ふと思う。
 これってデートとかで定番のどの水着がいい? とか、どの服が似合うと思う?
 というイベントなのでは、と。
 まさか、彼女いない歴=年齢の俺が、お子様相手に紙おむつを選ぶことになろうとは……。
 真太郎はしみじみと心の中で呟く。

(断じて俺はロリコンでは……!)

 とは思うけど、コロコロと表情が変わる桜子を見ていると、なんだかこっちまで元気をもらってるような気がするし。
 それに田舎に転校してきたときはどうなることかと思ったけど、なんだかんだ退屈せずにいられるのは桜子が隣にいてくれるからなんだと思う。
 もっと言えば、桜子だってあと五年もすればきっと可愛く成長していることだろう。

(だから俺は決してロリコンというわけでは……っ)

 必死に心の中で言い訳をしながらも、紙おむつを見繕っていく。
 桜子くらいの年頃の女の子用の紙おむつは、吸収できるおしっこの量が多いというのが特徴らしい。
 赤ちゃんよりも膀胱が大きく成長しているから、それは当然のことなのだろう。
 そのなかでも良さそうなのは……。

「このおむつなんかピンクの花柄模様で可愛いじゃないか?」
「うん! とっても可愛いと思う!」
「よーし、それじゃあこれにするか」

 桜子は紙おむつが詰まったピンクのビニール袋を抱えると、嬉しそうにその場でくるりと一回転。
 だけど抱えている荷物が大きすぎてその場でよろめいてしまったところを支えてやる。

「あ、ありがとう……。転んじゃうところだったよ」
「元気がいい桜子は好きだぞ。それじゃあ、一緒にレジに行くか」
「うん!」

        ☆

「お兄ちゃんに紙おむつ買ってもらっちゃった! 初めてのプレゼントだ! わーい!」

 帰り道の田んぼのあぜ道。
 桜子は、それはそれは嬉しそうにはしゃいでいた。
 おむつは俺が持つよと言っても、桜子はよほど嬉しいのか左手でおむつの入ったビニール袋を持って、腕を振り回さんばかりだ。
 ちなみに右手はしっかりと兄の手に繋がれている。
 桜子の子供特有の熱い手が、いつもよりも熱く感じられるのはきっと気のせいではないのだろう。

        ☆

 こうして今夜も一緒に寝ることになった桜子は真太郎の両親ともすっかり打ち解けて、夕飯も一緒に食べてお風呂も一緒に入った。
 さすがに桜子が一緒にお風呂に入りたいと言いだしたときには真太郎は冷や汗ものだったけど、そのへんはまだまだ桜子が子供だから両親も気にしていないらしい。
 それにこの前だって一緒にお風呂に入ったわけだし。
 ただ、母は意味深な『うちの真太郎を末永くよろしくね』という一言を残して台所へと消えていった。

「ともあれ、特に止められることもなく一緒に寝られることになったのは良かったな」
「うん。今夜もお兄ちゃんと一緒に寝られるの、嬉しいな!」

 風呂から上がった真太郎と桜子は、当然のようにぱんつ一丁だ。
 縁側から吹き込んでくる夜風が火照った身体に心地いい。
 あとは布団に横になるだけでバタンキューと眠れることだろう。今日は色々なことがあったし。
 思い返してみれば、桜子のおねしょを浴びてショーツを洗ってあげて、それからシーツを洗濯機に入れて布団を干したりと、慌ただしい朝だった。
 それに学校が終わったら駅前まで田舎道を歩いて(片道一時間!)おむつを買ったりなんかした。
 と、言うわけでそろそろ眠る時間なのだが――、

「恥ずかしいけど……、お兄ちゃんと一緒に寝るためだもんね。おむつ、充てて欲しいの」
「えっ」

 桜子のまさかの一言に、真太郎はフリーズしてしまう。
 いや、おむつを充てたら一緒に寝ようという約束だったけど、まさかおむつを充てて欲しいだなんて。
 自分で充てられないか……?
 聞こうと思っていると、

「はい、お兄ちゃん! おむつ、充てて欲しいな!」

 ガバァッ!
 桜子はショーツを脱ぎ払って布団に仰向けになると、なんの躊躇いもなく脚を開いてみせたではないか。

 ヒクッ、ヒククンッ!
 無毛の縦筋からはみ出しているピンクの肉ヒダが、蠱惑的に痙攣している。

「ちょっ、桜子、尻の穴まで丸見えじゃないかっ」
「お兄ちゃんにおむつ充ててもらうためだもん。早く、早く~」

 シュッと刻まれたクレヴァスは会陰につながり、やがてお尻の割れ目になっている。
 プリッとした子供っぽいお尻の中心には、小さなお尻の穴がヒクヒクと痙攣していた。

(やばい、なんか凄い匂いする……。おしっこでも汗でもない……なんの匂いなんだ……?)

 むわぁ……、
 風呂上がりのおまたはまだかすかに火照っていて、石けんの匂いに混じってほのかな汗、そして汗とは違うすっぱい香りが漂ってくる。
 それは年端がいかない少女のおまたであっても、男を狂わせる色香を放っているようにも思われた。

(いやいやいや、俺はお子様のおまたを見つめてなにを考えているんだよっ。早いところおむつを充ててやらなければっ)

 なんの躊躇いもなくおまたを割って開いている桜子から目を逸らすと、近くにある紙おむつのパッケージから一つ取り出す。
 ピンクの花柄模様の可愛らしいデザインで、ふかふかだけど思っているよりも薄い。
 これならおむつを充ててるっていう抵抗感も薄れてくれるに違いなかった。

「よーし、おむつ充ててあげるからジッとしてるんだぞー」
「うん! お、お願いします……」

 おまたを広げて見られているのは平気でも、おむつを充てられるとなるとちょっと恥ずかしいらしい。
 赤らんでいたおまたが、お尻の方まで綺麗なピンク色に染まっていった。
 むわっとした匂いも、心なしか強くなったように思える。

(うう、マズい……。俺は断じてロリコンではないが……! 理性が溶ける前におむつでこのおまたを包み込んでしまわなければ!)

 真太郎は意を決すると、紙おむつを広げて桜子に充ててあげることにする。

「えーっと、まずは……。おむつをお尻に敷いて……」
「うん」

 桜子はおむつを充てやすいようにと、仰向けになったままお尻を浮かしてくれる。そこにおむつを滑り込ませると、おまたを包み込むようにして充ててあげる。
「あぁ……おむつ、ふかふかしてて、おまたもお尻も包み込まれちゃってるみたい……」
「変な感じするか?」
「んん……。ちょっとだけするけど、お尻包まれてると、なんか安心してきちゃう、かも……」
「そうか、それは良かった」

 ぽんぽん、
 しっかりとテープで留めてやって、おむつのうえからおまたを軽くはたいてあげると、「はふぅ……」安心しきった吐息を漏らしてくれる。
 どうやらおむつを充てられて嫌がっているということはないらしい。

「あはっ、お兄ちゃんにおむつ充ててもらっちゃった。おまたあったかくて、なんだかとっても幸せ!」
「そうか、そいつは良かった。それじゃあ一緒に寝るか」
「うん!」

 電気を消すと、布団一つに枕二つ。
 同じ布団に桜子と一緒に寝る。
 お互いにぱんつ一丁……、いや桜子はおむつを充てているからおむつ一丁で、ギュッと抱きしめ合って、身体を密着させて体温を感じ合う。
 桜子のうなじから、ふんわりとした石けんの温かい香りが漂ってくる。

「えへへ、お兄ちゃんと一緒。嬉しいな♪」
「俺も桜子と一緒で嬉しいぞ」

 ごく自然と、思わず言ってしまってから、心の中で『俺は断じてロリコンでは……っ』と呟くけど、こんなに可愛い桜子を腕のなかに抱えていれば誰だって素直な気持ちになってしまうはずだ。
 真太郎は桜子を抱き寄せると、腕のなかの桜子は早くも安らかな寝息を立て始めるのだった。


田舎の元気娘と11につづく!

この小説は同人誌として配信しているものです。
製品版はフルカラーのイラストがいっぱいありますので、気になったら購入してもらえると嬉しいです。
創作活動の励みになります。

同人誌、同人ゲーム、同人ソフトのダウンロードショップ - DLsite

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

レモネードオアシス 2022/05/03 13:49

田舎の元気娘と!9

一緒の布団で寝ている桜子がおねしょ!
逃げ場なし!!



目次

田舎の元気娘と!(カテゴリー)

この小説を最初から読む!



 布団を敷いたのは真太郎の部屋である和室。
 十二畳の部屋の真ん中に布団一つに枕が二つ並んでいる。
 どうやら本気で一緒に寝るらしい。
 しかもお互いにぱんつ一丁で。

「さて、そろそろ寝るとするか」
「うん……。お兄ちゃんと一緒の布団……。なんか新婚さんみたいでドキドキしちゃうね!」

 聞き捨てならないことを桜子が言ったような気がするけど気のせいだということにしておく。
 きっと新婚さんが一緒の布団で寝たときにやることを知らないからこんなにも純粋でいられるのだろうから。
 桜子は布団の上でぺたんとお尻をついて座ると、タオルケットを捲って誘惑してくる。
 あくまでも、一緒に寝られるのが嬉しいようだ。

「おにーちゃん、早く寝よ!」
「ああ、そうだな。それじゃ、電気消すぞ」
「うん!」

 電気を消して部屋が真っ暗になる。
 だけど障子を開け放っているから星明かりにすぐ目が慣れてきた。
 縁側から涼しい風が入ってくるからエアコンをつける必要はなさそうだ。網戸はしっかり閉めとかないと虫が入ってくるから大変だけど。

「お兄ちゃんと一緒……ぎゅ~っ」
「こら、あんまりくっつくなよ。暑いじゃないか」
「ちょっとだけ、……ね?」
「しょうがないな」
「えへへー。お兄ちゃんパワー、じゅーでんちゅー。タオルケットもお兄ちゃんの匂いして幸せなの」

 ぱんつ一丁でも容赦無く抱きついてくる桜子。
 だけどここはお子様の本領発揮らしい。
 三分も経たずに、

「すぴー、すぴー……」

 安らかな寝息が聞こえてきた。
 どうやら寝付きはかなり良いみたいだ。

「さて、俺も寝るかな……」

 抱きついたままで寝てしまった桜子を引き離す……のはちょっと可愛そうだったので、手を繋いで眠りにつくことにする。
 熱く小さな手を握ると、きっといい夢でも見ているのだろう。
 桜子の頬がかすかに緩み、きゅっと手を握り返してきてくれた。

        ☆

「んー……。なんか柔らかくて……マシュマロに溺れる……。
 …………はっ!?」

 真太郎が目を覚ましたのは、夢の中でマシュマロに押し潰されそうになったからだった。
 寝ぼけ眼を擦って、ゆっくりと焦点が合って見えてきたのは、未だ慣れない年季の入った木目の天井。
 障子が開け放たれている縁側からは、朝日が射している。

(そういえば田舎に引っ越してきたんだよなー。まだ実感湧かないけど)

 全寮制の学校に空き室ができれば、こうして古ぼけた天井を拝みながら目を覚ますこともなくなるのだろう。それまでの我慢だ。
 とりあえずは身体を起こして縁側に朝日でも浴びに行こうか。
 そう思って身体を起こそうとするも。

(んっ、おかしい、身体が動かない、ぞ……?)

 身体を起こそうと思っても、身動きを取ることができない。
 一瞬金縛りなのかと思ったけど、それはすぐに違うと分かった。
 なぜならぱんつ一丁で寝ている真太郎の身体に密着してきているのは、同じようにぱんつ一丁で寝ている桜子。
 ギュッと真太郎のことを離すものかと抱きついてきている。

「うぉぉ、桜子……、そんなに抱きついてきたら苦しいだろ」
「んにゅう……」

 引き離そうとしても、桜子はぐっすりと熟睡して全然目を覚ましてくれる気配はない。
 むしろ更に身体を密着させてきて、

「んっ、んんぅ……」

 苦しげな呻き声を漏らしはじめたではないか。
 更には小刻みに身体が震えはじめて、おまたをギュッと真太郎の身体へと押しつけてきて――、
 もしや、この気配は……!
 真太郎が危険を察知したときには、既に手遅れだった。

「おしっこぉ……でりゅう……」
「ちょっ」

 桜子を引き離そうとするも、小さな身体のどこにこんな力があるのかと不思議なくらいにしがみついてきている。
 こうしているうちに桜子のおまたが押しつけられてきている太ももに、ジンワリとしたぬくもりが広がっていき――、

 じゅわわ……。
 しょわわわわわわわ……。

 太ももに押しつけられてきている桜子のおまたから生温かいせせらぎが生まれ、イタズラっぽくくすぐっていく。

「ああっ、桜子、起きろ、起きるんだっ」
「はにゃ~、気持ちいーの。立ちションだー」

 どうやら桜子は現在進行形でいい夢を見ているようだ。
 きっと夢の中では男子のように立ちションをしているのだろう。女子がその開放感に憧れるのも分からなくはないけど……!

 しゅいいいいいいいい……。

 桜子は、なんの躊躇いもなくおしっこを放っていく。むしろお腹に力が籠められて、おしっこの勢いは更に増していった。

「あっ! あああ! 桜子っ、桜子……!」
「あはは~、おしっこ、いっぱいでてりゅぅ……」

 ジョボボボボボボボボボ……、
 もわっ。

 朝一番の桜子のおしっこは、体温よりも熱く感じられる。
 それは桜子の膀胱の温度……深体温だからなのだろう。
 出したてのおしっこは、体温よりもあたたかいのだ。

「はにゃあああ~~」

 ブルルッ!
 プシュ――ッッ!

 桜子は大きく身震いをすると、おねしょは唐突に終わった。
 だけどそれで桜子が目を覚ましてくれるわけではない。

「すっきりしたのぉ……んっ、んんっ!」

 まだおまたがムズムズするのだろう?
 それとも本能のままに、なのだろうか?
 桜子はおまたと乳首を真太郎の身体に押しつけるように抱きついてきて――、
 しかも乳首はポッチリと固く勃起していて――。

「桜子、起きろ、起きるんだぁぁぁ!!」

        ☆

「ううぅ、ごめんなさい、お兄ちゃん……」
「いいって、気にするな。俺は気にしてないからさ」
「うん……でも」

 桜子が落ち込んでいるのは朝の通学路。
 神社へと続く石段を昇っている桜子はしょんぼりとしていて元気がなかった。
 さすがの元気印の桜子でも、おねしょしているところを見られたばかりか、一緒に寝ている兄におしっこをかけてしまったことが恥ずかしくて堪らないらしい。

「ぱんつなら乾かしたし、シーツだって洗濯した。それに布団も干してきたから、なにも証拠なんて残ってない。桜子が心配することなんて一つもないぞ」
「うう~、でも、お兄ちゃんにおしっこかけちゃうなんて……恥ずかしすぎるよ」
「気にするなって、二人だけの秘密にしとけばいいだろう?」
「恥ずかしすぎる秘密だよ……」

 今まで何回もおもらしをしてきた桜子でも、おねしょはショックなようだ。
 しょんぼりと境内へと続く石段を昇っていき、

「あっ――」

 危うく桜子が転びそうになったところを咄嗟に手を掴んでやる。
 転ばずにすんだ桜子だけど、掴んだ手があっという間に熱くなっていき、更には桜子のほっぺたも真っ赤になっていった。

「あ、ありがとう……」
「おう」

 手を繋いだままでいるけど、桜子はどこかしょんぼりとしている。
 どうやらおねしょをしたショックを未だ引きずっているらしい。

「いつもはおねしょなんかしないのに……。お兄ちゃんのこと考えると、なんかね? おまたがむずむずして、変な感じがするの……。あたし、おかしいのかなぁ……」
「べ、別にそれはおかしいことなんかじゃないぞ。大人になるっていうのはそういうことだからな」
「そうなんだ……。でも、おねしょしちゃうなんて……」
「俺は別にそんなこと気にしてないけどなぁ。そうだ、今夜も一緒に寝てみるか?」

 桜子を慰めるためのさりげない一言。
 だけど桜子にとっては、想像していた以上に嬉しいらしい。

「ホント!? それじゃあ今夜もお兄ちゃんと寝る!」
「あー、でも、今夜は俺の親がいるからなぁ……おねしょしちゃったら隠しきれないかも」
「ううっ、それじゃあ……どうしようっ。お兄ちゃんと一緒に寝れないよっ。う~~~ん!」

 さっきまでしょんぼりしていたと思ったら喜ぶし、その直後には一生懸命になって首を捻っているし、本当に見ていて飽きない子だ。

「よし、桜子のために俺が一肌脱いでやるぞ!」
「えっ!? ホントに!? 今夜もお兄ちゃんと一緒に寝れるの!?」
「ああ、俺に任せてくれ!」
「わーい!」


田舎の元気娘と10につづく!

この小説は同人誌として配信しているものです。
製品版はフルカラーのイラストがいっぱいありますので、気になったら購入してもらえると嬉しいです。
創作活動の励みになります。

同人誌、同人ゲーム、同人ソフトのダウンロードショップ - DLsite

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

レモネードオアシス 2022/05/02 14:43

田舎の元気娘と!8

一緒に寝たいと言い出す桜子。
寝る前にはしっかりトイレに行っておこう!



目次

田舎の元気娘と!(カテゴリー)

この小説を最初から読む!



「さあ、夕飯作っちゃおうよ!」

 桜子はそれはそれは張り切ってソーメンを茹ではじめる。
 今夜は真太郎の両親が出張でいないから、一人でのんびりしているつもりだった。
 そのことを学校で桜子に話したら、それはそれは嬉しそうに言うのだった。

「それじゃあ、あたしがお兄ちゃんの夕飯を作ってあげる!」

 こうして桜子とソーメンを茹で、更には桜子が持ってきてくれた近所のおじさんからもらったスイカを切って今夜の夕食とすることになった。
 いつもは両親と囲んでいるちゃぶ台も、桜子と二人きりで向き合って座ると、なんだか新鮮な気分になってくる。

「なんだか新婚さんになったみたいだね!」
「ぶふぉ!? 桜子、意味分かって言ってるのかよ!」
「うん! お兄ちゃんのお嫁さんになるって言うことだよね!」
「お、おう」

 満面の笑みで言われて、真太郎の方が恥ずかしくなってきてしまう。
 会話が途切れると、部屋の隅でつけっぱなしになっていたテレビの音が妙に大きくなる。
 テレビの内容は、この夏の季節らしく心霊特番だった。
 様々な怪談や心霊写真、それになぜか夜にトンネルや廃墟などに赴いてタレントたちが悲鳴を上げてみせたりと、ツボを押さえた番組構成となっている。

「やっぱり心霊番組はこうでないとな。……って、どうした、桜子、さっきから妙に無口だが」
「えっ? ええ? そ、そそそ、そんなことないよ!?」
「ほうほう、それじゃあ今夜は一人でトイレにも行けるよな」
「も、もちろんだよ!」

 頬を引き攣らせたまま、桜子はデザートのスイカにかぶりつく。
 真太郎もシャクシャクとスイカを食べると、よく冷えていて美味しかった。
 まさか、この冷えたスイカが数時間後に悲劇を生み出すとも知らずに……。

        ☆

 それからお風呂に入る前に桜子はしっかりトイレに行き、一緒にお風呂に入った。
 以前一度だけ一緒に入ったことがあったから平気だと思っていたが……、それでも桜子がなんの躊躇いもなくスッポンポンになったときは目を逸らしてしまったものだ。
 だけど桜子は裸を見られても恥ずかしいという感情を持っていないのだろう。

「おっふろー、おっふろー♪」

 ちょっと窮屈な湯船に一緒に浸かって、それから背中を流しっこする。
 そのときは当然のように『前の方』も洗い合うことになって、

「おまたは指を入れてゴシゴシ~って洗うんだよ!」

 と、なんの躊躇いもなく言い放たれたときには危うく息子が元気になりそうだったけど鉄の意志で堪えることができた。
「えへへ~、お兄ちゃんにおまた洗ってもらっちゃった! なんでだろ、すっごく気持ちイーの!」
「な、なんでだろうなぁ……」

 これにはさすがに言葉尻を濁さざるを得ない。
 そんな真太郎をよそに桜子は元気いっぱいでちんちんまで洗ってくれた。

        ☆

 なんとか無事にお風呂というイベントを終えてバスタオルで身体を拭いていると、桜子も狭い脱衣所に入ってくる。
 新しいバスタオル準備するからちょっとだけ待っているように言うけど、桜子は、

「ううん、お兄ちゃんが使ったバスタオルがいいの!」

 と言い張って譲ってくれなかった。
 仕方がなく小さな身体を拭いてあげると、

「あはっ、お兄ちゃんの匂いに包まれて、とっても幸せだよ~」

 だなんて言う。
 沿面の笑みでこんなことを言われたら、たとえロリコンでなくてもクラッとくるに違いない。
 照れ隠しに、

「はやくぱんつ穿かないと風邪引くぞ」
「うん。着替えの準備はバッチリなの!」

 桜子はくしゅくしゅなこっとんショーツを一気に穿いてみせる。
 ……でも、それだけだった。

「あの、桜子さん? せめてシャツは?」
「えっ? あたしはいつも寝るときはぱんつだけで寝てるけど。だって暑いじゃん」
「お、おう。たしかにそうだな」
「お兄ちゃんもぱんつだけで寝ようよ! お布団とタオルケットの肌触りが気持ちいいんだよ!」
「お、おう……」
 これにはさすがの真太郎も引いてしまったけど、桜子はもうその気らしい。
「それじゃあ今夜はふたりでぱんつ一丁! お布団敷いてあげる! やったー、お兄ちゃんと一緒のお布団だー♪」

 なにか今、聞き捨てならないことを口走っていたような気がするけど、もうここまできたらなるようになれだ。
 ただ真太郎は心の中で何度も『俺は断じてロリコンでは……ッ』と、念じるのだった。

        ☆

「お兄ちゃん……。おトイレ、一緒に行こ?」

 桜子が切なげに呟いたのは、床につくその直前のことだった。
 田舎の家のトイレというのは、なぜか間取りの端っこの方にあるものだ。
 昔は汲み取り式だったから、食卓に臭いが届かないようにという意味もあるのだろう。
 だけどそれは子供にとってはちょっとした恐怖でもあるわけで。

「それじゃ、寝る前に一緒にトイレに行くか。俺もちょうど行きたいと思ってたところなんだ」
「うん! 一緒に行こう! お化けが出たら大変だし!」

 そんなことを言いながら、薄暗い縁側を歩いてトイレへ。もちろん、桜子と一緒に手を繋いで、だ。
 庭からは、スズムシの大合唱が聞こえてきている。

「先に入っていいぞ」
「うん。それじゃ、お先に失礼なの」

 桜子は先にトイレに入るとドアを閉め……なかった。怖くて閉められないのだろう。ちょっと空いたドアの隙間から、
「お兄ちゃん、そこにいるー?」
「ああ、いるぞ」

 短く返事をすると、桜子はようやく安心してくれたらしい。
 ぱんつを脱ぐ、かすかな衣擦れの音とともに、

「はぁ~~~」

 しょわわわわわわわ!

 勢いよくおしっこが便器に弾ける音が聞こえてくる。
 ちなみに我が家は水洗式とはいえ、和式である。
 だからおまたから勢いよく噴き出したおしっこは、便器に当たって元気な水音を立てていた。

 しゅおおおおおおおお!
  
……ぷしゅっ!

「はぁ~、すっきりした~」

 ガラガラとトイレットペーパーが巻き取られる音と、

「……ンッ!」

 柔らかいものを拭うかすかな音。
 そして桜子の悩ましい吐息。
 スズムシの大合唱に、本当に小さな物音が耳に届く。別に聞き耳を立てているわけじゃないけど、小さいとはいえ薄い扉の向こうにはおまたを剥き出しにしている女の子がいるのだ。どうしても気になってしまう。
 真太郎が鉄の意志で扉の前で待っていると水を流す音が聞こえてきて、

「おしっこ出た!」

 ぱんつ一丁の桜子が元気に飛び出してきた。

「ちゃんとトイレ出てきて偉いぞ」

 なでなで。
 頭を撫でてやると、

「やった♪ お兄ちゃんに褒めてもらっちゃった!」

 飛び上がって喜ぶほどだ。
 それから真太郎も桜子の残り香が残るトイレで用を足してトイレから出ると、桜子は心細そうに待っていてくれた。
 ここも頭を撫でてやると、

「えっへん! お化けが来ないように見ててあげたんだ!」

 だなんて胸を張ってみせる。
 これはロリコンでなくてもコロッと逝ってしまいそうだ。



田舎の元気娘と9につづく!

この小説は同人誌として配信しているものです。
製品版はフルカラーのイラストがいっぱいありますので、気になったら購入してもらえると嬉しいです。
創作活動の励みになります。

同人誌、同人ゲーム、同人ソフトのダウンロードショップ - DLsite

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

2 3 4 5 6 7 8

月別アーカイブ

記事を検索