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2023年 02月の記事 (4)

レモネードオアシス 2023/02/27 17:08

妹は甘えんぼ8

いつも温かいご支援ありがとうございます。


さて、月曜日なので既刊の同人誌の更新です。
楽しんで貰えたら嬉しいです!


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妹は甘えんぼ(カテゴリー)

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 グルルッ!
 グルルルルル!

 獣のような低い唸り声を上げて、腹痛が小柄な身体へと牙を剥く。
 じわじわと身体の深いところに食い込んでいき、絵馬の心を折ろうとしてくるかのように。

(うっ、うう! 急にくるなんて……!)

 絵馬の額には脂のような冷や汗が浮かんでいる。
 額に浮かんでいると言うことは、胸にも、背中にも、お尻にも冷や汗を掻いていると言うことだ。

(どうしよ。おトイレ、行ったほうがいいかも? ああ、でも!)

 ぐゅるる!
 ゴポッ、ぐ、ぐぅ……。

 お腹から発せられる、腸が捻れるかのような痛みに堪えながら、絵馬はトイレに行くことを躊躇ってしまう。
 以前、絵馬には誰にも言えない大失敗をしたことがあったのだ。
 あれは成長期を迎えて、酷い便秘とのお付き合いが始まって間もないころだった。

(おトイレ、詰まられちゃうなんて……だめっ)

 何週間分かは忘れたけど、便秘のうんちを学校のトイレに出した絵馬は、なんとトイレを詰まらせてしまったのだ。

 あのときは男女共用トイレだったこともあり、男子たちは絵馬が出したうんちを見て大いにはやし立てた。
 ……絵馬が出したものとは知らずに。

 それからというもの、絵馬は学校でうんちをすることに抵抗があった。
 できれば、家まで我慢したい――。
 この体育の授業を乗り越えることができれば、あとはもう下校するだけだ。
 あともうちょっとだけ我慢すれば……。

「えっ」

 絵馬が短い声を漏らしてしまったのは、下を向いていた視界がフッと開けたからだった。
 気がつけば、跳び箱の順番が回ってきている――。
 その事実に、フッと意識が遠のきかかる。

「えっ、あっ、ううっ」
 戸惑っていると、
『絵馬キチ、どうしたー? 早く跳んじゃいなよ』
 すぐ後ろにいるクラスメートが首をかしげながらも急かしてくる。
 こうなってしまうと、お腹が痛くなったからパスしたいとも言い出せない。

(一回くらいなら……! 我慢できるもん!)

 ギュルルッ、
  グポポッ、ぐるるるっ。

 低い唸り声を上げ続けているお腹を抱えながら、絵馬は跳び箱に向かって走り出す。
 走る振動がお腹に伝わって、ミッチリと詰まったものが重力に引かれて下に落ちていく。
 それでも絵馬は足を止めるわけには行かなかった。

(この跳び箱を乗り切れば……! あとは体育館の隅でジッとしていよう……!)

 ただ、そのことを考えて走り、踏切板に両脚をついて、
 ……ジャンプ!

 その瞬間、フワッと身体が浮かんで、跳び箱に両手をしっかりとついて――トンッ。

「おっ、おごぉっ」

 絵馬は誰にも聞こえないくぐもった声で、品のない呻き声を漏らしてしまう。
 それも無理はない。
 当然のように絵馬は跳び箱を跳ぶことができず……、絵馬は、跳び箱に前のめりに突っ込んでしまったのだ。

「おぉっ、おおぉ……!」

 絵馬は跳び箱の上で脚を開いたまま、舌を突き出して呻く。
 その体勢は、うつ伏せで車に轢かれたカエルのようだ。
 早く脚を閉じないと。
 早く降りないと。
 出る。
 出てしまう。
 お尻の奥の……、すぐそこにあるカチカチに固まっている棒状のうんちが。

(あっ、いっ、だ、だめ……!)

 ミチ、ミチミチミチ……!

 ゆっくりと、だが確実に直腸を進んでいく、固い感触。
 お尻を引き締めようとしても、2週間ものあいだ水分を吸われ切ってカチカチになっているうんちは千切れてくれない。
 プリッとしたお尻の括約筋は、あまりにも貧弱だった。

(お願い……っ、止まってぇ……!)

 ミチミチミチ……ッ。

 絵馬の願いも虚しく、ついに肛門からカチカチの硬質便が顔を出し、湿ったショーツの裏側にコツンと当たる、あまりにも絶望的な感触。
 だが本当の絶望はこれからだ。
 うんちがショーツに当たると、ブルマがモリモリと盛り上がってくる。
 普通の量だったら、ショーツとブルマに阻まれてうんちも止まってくれるはずだが……。
 しかし、2週間分のうんちは、小さな身体では押さえきれないほどの圧力でじわじわと這い出してくる。


「ぁっ、ぉぉぉっ、おぉぉっ、だ、めぇ……っ」

 ミチミチミチ。
  メキメキメキメキ。

 小さなお尻を包み込むブルマが、歪に盛り上がっていく。
 肛門を這い出してきたうんちはショーツの中で潰れ、その猛威をじわじわと拡張していく。

(だけど、まだ……!)

 ここで立ち上がってそのままトイレに行けば、もしかしたらうんちを漏らしたことがバレないかも知れない。
 そう思って両手を跳び箱について立ち上がろうとするも。

 しゃああああああああああ……。

「あっ、ああっ、あっ」

 跳び箱から降りようと、ちょっとだけ身体に力を入れただけ。
 それなのに、おしっこが勝手に漏れ出してしまう。
 カチカチうんちに肛門が拡張されているぶんだけおしっこ穴も開いてしまっているとでも言うのだろうか?
 
「あっ、やっ、勝手に……はううっ」

 しゅいいいいいいいいい……。

 どんなにおまたに力を入れてもおしっこを止めることはできなかった。
 ブルマからおしっこが滲み出してくると、跳び箱のクッションの白い部分へと染みこんでいく。
 おしっこの染みが、取り返しのつかない大きさになっていく。


妹は甘えんぼ9につづく!

この小説は、同人誌『妹は甘えんぼ』として発表しています。
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レモネードオアシス 2023/02/17 15:18

未知の快楽7

今日は金曜日ですので、シエンのオリジナルの小説を更新したいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです。


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登場人物

・椎名瞳(しいな ひとみ)
 小学五年生。
 黒髪をおさげにしている大人しい女の子。
 いつも教室の隅っこの席で読書をしている。
 読めない漢字や、少しでも意味がわからない言葉があると、辞書を引きながら読み進めていく。

・服装
 白と紺色のセーラー服のような私服がお気に入り。
 お母さんに買ってもらった。

・ぱんつ
 女児ショーツ。
 飾り気のない純白の木綿のショーツ。
 ふんわりとした柔らかい肌触りが気に入っている。

・初めての便秘
 一週間うんちが出ていない。
 膀胱が圧迫されておしっこがあまり我慢できず、クロッチの裏側が黄ばんでしまっている。


 それに――。
 瞳には、大きな悩み事があった。
 それは。

「お腹、苦しいぃ……。」

 瞳の悩み事は、二週間ものあいだ、この小さなお腹に溜め込まれていた。
 それも、石のようにカチカチになって。

「ううっ、おしっこしたのに、お腹はパンパンだよ……」

 それは瞳が初めて経験することだった。
 便秘……と、言っていいのだと思う。
 瞳のお腹は、おしっこをした直後だというのにパンパンに張っていた。
 最後に出てきてくれたのは二週間前のこと。
 だからこのお腹には、二週間ものあいだ食べてきたものが詰まっていることになる。

「うんち……したい」

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レモネードオアシス 2023/02/13 15:56

妹は甘えんぼ7

いつも温かいご支援ありがとうございます。


さて、月曜日なので既刊の同人誌の更新です。
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妹は甘えんぼ(カテゴリー)

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♯ 4章目 跳び箱で大決壊!

 今日の最後の授業であるところの体育。
 体育は女子と男子が分かれて行われる。
 1クラスの女子だけでは少ないので、隣のクラスの女子との合同授業だ。
 絵馬が穿いてるショーツはヌルヌルになって力尽きようとしていたけど、この1時間さえ乗り越えてしまえばあとはもう帰るだけ。
 なんとか隠し通せそうだ。

『体育館、蒸し暑いねー……』
「うん」

 絵馬はクラスメートの女子と他愛のない世間話に相づちを打つ。
 体育館は蒸し暑くて、他の女子たちも汗をたくさんかいている。
 だからちょっとくらいブルマが湿っていても、もう誰も気にしなくなっているに違いなかった。

「跳び箱、かぁ……」

 絵馬は憂鬱げに呟いてしまう。
 絵馬たちの前には、三つの跳び箱が並んでいた。
 一番高い跳び箱、
 中ぐらいの跳び箱、
 そして一番低い跳び箱。
 それぞれの運動神経に合わせて、女子が好きな高さの跳び箱に並んでいる。
 絵馬が並んでいるのは、一番低い跳び箱だ。

 それでも絵馬の両脚がつかないくらい高いし、今までだって一度も上手く飛べたことがない。

「あーあ、跳びたくないなぁ……」

 そんなことを呟きながらも、ついに順番が回ってきてしまう。
 体育館の板張りの床を、しっかりと上履きのゴムで踏みしめながら駆け出し、跳び箱の手前にある踏切板に両脚をついて――、

(ジャンプ!)

 心の中で強く念じながら跳ぶけど、しかし絵馬のブルマに包まれているお尻はストンと跳び箱の半ばほどに落ちていた。
 硬めのクッションがお尻に痛い。

(はぁ。やっぱり簡単に跳べるわけないよね……)

 脚を開いたままでため息をつくと、跳び箱から降りる。
 そして再び順番待ちの最後尾に並ぶ。……できることなら並びたくないけど。

(あと何回跳べばいいんだろ)

 まだ授業が始まってから10分も経っていない。
 それなのに春先の体育館は蒸し風呂のように熱くて、立っているだけでも体力が削られていくようだった。

(早く帰りたいなぁ……。それでお兄ちゃんのぱんつの匂い嗅ぎながら……えへ、えへへ……)

 昨日の洗濯物はまだカゴの中に入ってる。
 だから今日はこのあと帰ったら、兄のぱんつの匂いを嗅ぎながら、兄のベッドでおまたを――。

 じゅわわっ。

(ああ、ダメ……)

 エッチな妄想をしてしまって、おまたから勝手に愛液が溢れ出してきてしまう。
 すでに水分を吸いきっているショーツとブルマでは抑えきることができずに、真っ白な内股を透明な筋が撫で回していった。

(帰ったらひとりエッチ……)

 そんなことを考えていた、そのときだった。

 ギュルッ、
  ギュルル……。

「えっ」

 唐突な、そして忘れかけていた感覚に、絵馬は短い声を漏らしてしまった。
 お腹が軋むような、この感覚は間違いない。
 久しぶりに来た、お通じの前兆。

(最後に出たのは……えーっと、……2週間くらい前、かな?)

 絵馬は極度の便秘だった。
 おしっこはすぐに漏らしてしまうのに、うんちのほうはほとんど出てきてくれない。
 いつもお腹でカチカチに固まっていて、パンパンに張ってるし、どんなに息んでも出てきてくれないのが悩みだった。

(ヨーグルト、効いたのかな?)

 ギュルルッ、
  きゅるるるっ。

 2週間ほど沈黙を破っていた大腸の蠢動に、顔をしかめながらも我慢する。
 毎朝ヨーグルトを食べているのは兄の精液を美味しくするためでもあるけど、絵馬の便秘を解消するためでもあるのだ。
 ようやく効果が出てきてくれたのかと、内心で喜びながらも――
 しかし直後に襲ってきたのは、焦りだった。

(今日は短縮日課じゃないから、授業が終わるまで……あと四十分……。う、うそ……っ)

 ぎゅるるるる!
  ギュルッ、グルルッ!

 パンパンに膨らんだ腸が不吉に蠢動する。
 絵馬は堪らずに、体操シャツに覆われているお腹に手をあてる。
 だけど不思議なもので、お腹の具合というのは焦れば焦るほど悪くなっていくものだ。

(ちょっ、ダメ……、間に合わない、かも……?)


妹は甘えんぼ8につづく!

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レモネードオアシス 2023/02/03 04:59

未知の快楽6

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
おかげさまで小説を書き続けることができています。

さて、今日は金曜日ですので、シエンのオリジナルの小説を更新したいと思います。
楽しんでもらえたら嬉しいです。


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この小説を最初から読む!


登場人物

・椎名瞳(しいな ひとみ)
 小学五年生。
 黒髪をおさげにしている大人しい女の子。
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 読めない漢字や、少しでも意味がわからない言葉があると、辞書を引きながら読み進めていく。

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 白と紺色のセーラー服のような私服がお気に入り。
 お母さんに買ってもらった。

・ぱんつ
 女児ショーツ。
 飾り気のない純白の木綿のショーツ。
 ふんわりとした柔らかい肌触りが気に入っている。

・初めての便秘
 一週間うんちが出ていない。
 膀胱が圧迫されておしっこがあまり我慢できず、クロッチの裏側が黄ばんでしまっている。


(今日もおもらしして帰ろう)

 一週間が経った六時限目の算数の時間。
 瞳はそんなことを考えながら問題を解いていた。
 もう、おもらしをすることが当たり前のことになりつつあった。

 授業が終わるまであと五分。
 そうしたら帰りのショートホームルームが始まって、すぐに放課後になってくれる。
 そうすれば、我慢していたおしっこを思いっきり噴射することができる。
 もちろん、ぱんつは穿いたままで、だ。

(今日は……、学校でおもらしして帰ろっと)

 じゅわわぁ……ッ。

 おしっこが漏れ出してきてしまう。
 今日も昼休みからずっとおしっこを我慢してきたから、もう膀胱はパンパンに膨らんでいた。
 膨らみすぎた水風船のように爆発寸前だ。

「あっぅぅっ」

 じゅもも……ッ。

 あと少しでおしっこができる。
 そのことを想像しただけで、おまたが勝手に緩んでしまう。
 もうぱんつは少しずつ漏らし続けてきたおしっこでジトジトに湿っていた。
 この算数の授業が終わったら、担任の先生がそのまま帰りのショートホームルームをはじめる。
 だからあともうちょっとの我慢だ。

(おしっこ……。早くおしっこしたい……っ)

 じゅももっ。
 じゅわわわわっ。

 かすかな息づかいでさえも膀胱が刺激されて、おしっこが少しずつ漏れ出してきている。
 生温かくなったショーツに気まずくなって、内股を擦り合わせる。
 瞳の頭のなかは、もうおしっこのことでいっぱいになっていた。
 少しでも気を抜けば、いま座っている席におしっこでナイアガラの滝を作り上げてしまいそうだった。

        ☆

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