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スカトロの記事 (120)

レモネードオアシス 2024/07/04 05:26

ビターチョコレート11

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

さて、木曜日です。
インボイス制度が始まってからDLsiteやFANZAでの印税率が下がり干からびていますが、誰かが見てくれていると信じてせめてブログの更新は続けていきたいところです。


目次

ビターチョコレート

この小説を最初から読む!


(青に……、青に……なっ……たぁ……っっ!)

 ぶりゅりゅりゅりゅ!

 信号が青になった瞬間、くぐもった炸裂音とともに大量の流動体を漏らしてしまう。
 だけど駅前の雑踏だったことがひなぎくに味方した。
 もしも静まりかえった授業中だったら、スカートのなかから響く炸裂音に、注目の的になっていたことだろう。

(あともうちょっと、もうちょっとぉ……!)

 ビチッ! ビチッ! ビチッ!

 一歩進むたびに熱い下痢が漏れ出してきてる。
 もうショーツのなかはうんちでヌルヌルになっている。
 まだなんとか臭いはスカートのなかに籠もってくれているけど、それも時間の問題だった。
 なんとか公園へと辿り着き公衆トイレへと駆け込み、

「大丈夫、故障中じゃない……!」

 この前はプールの授業中に大変な目に遭ったけど、今日は大丈夫なようだ。
 そしてたった1つしかない個室へと続くドアは、開け放たれている。つまり、無人だ。

「うんち、できるんだ……!」

 ぶりぶりぶりっ! 
  にゅるるるるるる!

 悦びのあまりにショーツがもっさりと重たくなる。
 だけどここまでくればもう安心だ。
 そう思ってトイレの個室に入ろうとした、そのときだった。

『うっ、ううー……っ』

 ひなぎくと同じようにトイレに駆け込んできたのは、お腹を押さえた小さな女の子だった。
 一目見ただけでお腹を壊しているのがわかるくらいに顔色が悪くて、そわそわしている。
 もしも、ここでひなぎくがトイレに入ったとしたら……、この女の子が大決壊してしまうに違いなかった。

(そんなことっ、できない!)

 ひなぎくは冷や汗を流しながらも、できるだけ柔和な笑みを浮かべて女の子に話しかける。
 小さい子に話しかけるときは、できるだけ安心させてあげなければならない。

「お腹、痛いのかな?」
『うん……』
「それじゃあ、お先どうぞ。お姉ちゃんはまだ我慢できるから」
『あ、ありがとう……! ございますっ』

 女の子はよほど切羽詰まっていたのか、すぐにトイレに駆け込むと、内側から鍵をかけ、そして。

『あっ、ああぁぁぁっ』

 ビチビチビチ!
  ブババッ! ブババババ!

 まだうんちの音に羞恥心を感じないのか、それともそのことを気にする余裕さえもなかったのか、思い切りのいい音が鳴り響いてくる。
 どうやら間に合ったようだ。

(よかった……。間に合ってくれて……)

 にゅるるるる!
  ぶりっ! ぶりりっ!

 閉ざされたトイレのドアの前に立ちつくし。
 ひなぎくのお尻から、くぐもった茶色い炸裂音が鳴り響く。
 スカートに包まれたお尻が、うっすらと一回りほど大きくなる。

(だめぇ……っ、お姉ちゃんなのに……、これくらい、我慢しないと駄目なのに……っ)

 この公園のトイレは、男女共用だから個室は1つしかない。
 そんななか、ひなぎくは公衆トイレからよろめきながらも出る。
 そして視界に入ったのは、雑居ビルの狭間にある暗がり。
 そうだ、あそこなら、誰にも気づかれずに――。

(せめて、人に見られないところで……っ)

 うんちを我慢する、という選択肢は、もうすでになかった。
 もうニュルニュルと流動体が肛門から溢れ出してきている。
 こうしている瞬間にもショーツは重たくなっている。
 迷っている時間はなかった。

(ビルの管理会社の人に迷惑かけちゃうけど……、ううっ、このままだと……、もっと大変なことに……なっちゃ、ううー!)

 ぶりゅりゅりゅりゅ!
  にゅるるるるるるるる!

 公園で?
 駅前で?
 どちらにしてもこのままだと下手をしたら地方新聞のベタ記事を飾ってしまうことになるかもしれない。
 それならば……!

(本当はおトイレでしたいけど……ううっ、ごめん、なさい……!)

 グチョ、グチョ、グチョ……ッ。

 一歩進むたびに、ショーツのなかのうんちがお尻に纏わり付いてくる。
 それでも心のなかで何回も謝りながらも、公園から路地裏へ。
 一歩路地裏に踏み込むと、そこは別世界のようにシンと静まりかえっていた。

 ここなら――。

 にゅるるるるるるるる!
  ぶぽっ! ブリュリュリュリュ!

「はぁう!」

 人の気配のない路地裏に踏み込んで気が抜けてしまったのか、大量のものをショーツに漏らしてしまう。

 ぼふっ!

 ショーツがパンパンに膨らみ、足口から下痢が溢れ出してくる。
 このままだと内股を滝のように下痢が流れ落ち――、

「ごめんっ、なさい……っ」

 何度目の謝罪かわからない。
 ひなぎくは路地裏の暗がりにしゃがみこんでいた。
 そのポーズは、和式トイレに跨がっているときのようでもあった。
 その瞬間、太ももとお腹が圧迫されて、

 にゅるるるるるるるるるる!

 勢いよく下痢を漏らしてしまう。
 ショーツを脱ぐことは……、できなかった。
 もしも脱いだらショーツのなかに詰まった失敗を目の当たりにしなければならないし、ベットリと下痢が張りついたお尻を、万が一にでも誰かに見られてしまうかもしれない。

「うっ、うううー! 熱い……ッ、お尻、熱い、よ……ッ」

 ブリブリブリ! ビチチ!

 ショーツのなかから、くぐもった爆音が響き渡る。
 ピンクと白のしましまショーツに、ぷつぷつと茶色い斑点が染み出してきた。

「ううっ、くぅぅっう! 痛い、痛い、お腹、痛い……!」

 ビチビチビチ!
 ぷぴゅっ!
 ブボッ! ブボッ! ブボッ!

 空砲が混じった下痢がショーツのなかに弾ける。
 路地裏に漂っている水が腐った臭いよりも醜悪な香りが、ポップなデザインのショーツから漂いだす。

「お願い……ッ、早く、早く……、終わって……!」

 ビチチチチ!
 ベチョッ! ベチョチョッ!

 ショーツの足口から下痢がはみ出してくるとコンクリートの床に穢らわしく積まれていく。
 ひなぎくは気が気ではなかった。
 いつこの路地裏に誰が踏み込んでくるかわからないのだ。

「お願い……、誰もこないで……!」

 ぶっふぉ! ミチミチミチ!
 ブリュッ! ブボボボボボボ!

 下痢はやがて軟便へと変化している。
 ショーツのなかに、ミッチリと排泄物が溢れかえり、ニュルニュルと足口から溢れ出し――、

 しゅいいいいいいいいい……。

「あっ! あっ! あっ!」

 排泄という甘美な欲求を満たした肛門は、尿道の括約筋までも弛緩させてしまう。
 クレヴァスから恥水が噴き出してくると、クロッチの裏側に弾けていった。

「ああっ、おしっこまで……ううっ」

 しゅいいいいいいいいい……。
 ぶりゅっ! ビチチ! ニュルルルル!

 正に、垂れ流し――。
 少しでも被害を少なくしようと、セーラー服のスカートを捲り上げて垂れ流し続ける。
 ショーツに包まれたお尻の輪郭は、見る影もなかった。
 プリッとした思春期の少女のお尻は茶色く膨らみ、醜悪な香りを放っている。

「お願い、お願いだから……、早く、終わって……っ」

 ブボボボボッ!
  ブリュッ! ブリュブリュブリュッ!

 いつしかひなぎくは、自らの意思でお腹に力を入れている。
 足口からは大量の軟便がはみ出してきて、茶色く染まったおしっこも足元に溜まっていく。

「はぁ……、はぁ……、はぁ……」

 この路地裏に駆け込んで、どれくらいの時間が経ったのかはわからない。
 ただ、振り返るとすぐそこにはいつも通りの夕日に染まった、日常的な駅前の風景が流れている。と、いうことはそれほど時間は経っていないのだろう。
 路地裏は暗がりになっているから見えないけど、こちらからはいつもと変わらぬ駅前の風景が見える、危ういバランス。

「ごめんなさい……、ううっ、こんなに漏らしちゃって……」

 ベチョッ、ベチョチョッ!

 立ち上がったときにショーツから大量の軟便が溢れ出してきて、地面に潰れる。
 ひなぎくがしゃがんでいた場所には……、ひなぎく自身が目を背けたくなる光景が……悪臭を放つヘドロが、うずたかく積まれていた。

(お掃除したいけど……、ごめんなさい……っ。今度ビルに入ってるお店で買い物します……。だから、いまは……っ)

 ひなぎくは心のなかで何度も謝罪すると、へっぴり腰で歩きはじめる。
 内股を伝い落ちているのは下痢が混じった茶色い筋。内股をイタズラっぽく撫で回していくと、白のニーソックスに染みこんでいった。

(どうか誰にも気づかれませんように)

 軟便にパンパンに膨らんだショーツはスカートが覆い隠してくれる。
 女の子がスカートを穿くのは、少しくらいショーツを汚してしまっても隠してくれるから……なのかもしれない。


つづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌「ビターチョコレート」に掲載されているものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになり、マニアックな小説を書き続けることができるようになります。

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レモネードオアシス 2024/07/03 07:16

ビターチョコレート10

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。
Visa、MasterCardがDLsiteで使えなってからというもの売り上げがもの凄い勢いで減り、更にはインボイス制度で印税率も下がり、このままでは廃業も視野に考えている今日この頃です。
なんとかしたいと思いますけど、こればかりは個人の力では歯が立たないですね。

さて、水曜日です。
調子が悪いときでも腐らずにこのブログを更新していきたいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

ビターチョコレート

この小説を最初から読む!


♥4章目 下校中に、我慢できなくて

「ふう」

 熱を帯びた吐息とともに、パタンと本を閉じたのはひなぎくだ。
 文庫サイズのファンタジー小説を読み終えて顔を上げると、視界に入ってきたのは黄金色に染まった図書室。
 どうやらずいぶんと長いあいだ読書に集中していたらしい。
 だけど心地いい読後感もすぐに『続編が気になる』という欲求へと変わっていく。

「つづき、気になる終わり方だったなー」

 呟きながら、読み終わった文庫本をカバンにしまうと席を立つ。
 ちなみにひなぎくはいつも図書館に入り浸っているので、司書の先生もひなぎくが私物の本を持ち込んで読んでいるのは知っているから、このへんは顔パスだ。
 ひなぎくは学校を出ると、ちょっと遠回りになるけど駅前の本屋へと寄り道していくことにするのだった。

        ☆

 ひなぎくが愛用している本屋は、一言で言い表すのならば『街の本屋さん』といった店構えの小さな本屋だった。
 大型書店のような品揃えはないけど、マニアックな品揃えが気に入っている。
 注文すればちょっと時間はかかるけど、だいたいの本は入荷するし。だけど雑誌だけは出版社にも在庫がなくなってしまうから、欲しいときに買っていって欲しい……だ、そうだ。
「ふう……涼しい」

 小さな書店のなかに入ると、エアコンが効いた爽やかな空気が心地いい。
 駅前の騒然とした雑踏が嘘のように、店内は静まりかえっていた。
 40坪ほどの書店内には本棚が整然と並び、壁も本棚になっている。
 お客さんは……、夕方のこの時間だというのにひなぎくの他には何人かが雑誌を立ち読みしているくらいだった。
 いつもお店はがらがらで空いているので、利用している立場としてはいつ潰れないかちょっと心配だ。

(まずは女性誌、それからせっかく夏だし、アウトドアとかどうかな? ゆるいキャンプとか流行ってるみたいだし)

 なんとなく本屋の巡回ルートを決めると、なにか興味が湧くものはないかと本を捲りながら物色していく。
 こんな感じで気になった本をお小遣いの範囲で積んでいき、最後にお目当ての小説を探そうとし――、
 その時だった。

 ぐるるるるるっ。

「えっ、ちょ……!?」

 突然込み上げてきた腹痛に、ひなぎくは戸惑ってしまう。
 最後に出したのは1週間前のことだから、あともう1週間は出てこないと思っていたのに。
 だけどその計算はどうやら誤りだったようだ。

(うそ……、お腹、痛くなってきてる……!)

 きゅるるるるっ、
 こぽっ、こぽぽっ。

 だが異変は、腹痛だけでは収まってはくれない。

 ぷっ、ぷぴゅ……っ。

「ぁっ、ぁぁ!」

 ――やだ、ちょっと出ちゃった。
 だけどそのことを顔に出すわけにも、ましてや口に出すことなどできるはずがない。
 しかもこの小さな本屋には客用のトイレがない。

(早く、早く本を買って、帰らないと……!)

 ぷりゅっ、ぷぴゅる……っ。

 最後の一冊。
 それは目的のファンタジー小説でもある。
 お目当ての本を棚刺しから見つけると、2,3冊の雑誌とともにレジに持っていく。
 レジでいつも暇そうに店番をしている店長に本を渡すと、見るも鮮やかな手つきでカバーを掛けてくれた。
 会計を済ませて、本をカバンの中に入れて、店を出――

 ぷぴゅるっ!

「ああっ!」

 お店から出ようとしたところで、再び肛門からネバッとしたものを漏らしてしまう。
 どうやらお腹の機嫌はかなり悪いらしい。
 本屋の効きすぎた冷房のせいだろうか?
 それとも本屋に漂っている、独特な雰囲気のせいだろうか?

 本屋に入ると、なぜかお腹が痛くなることがある――、それはひなぎくの困った体質の1つだった。
 痛くなるときと、ならないときがあるから余計にたちが悪い。
 だけど、ここまでお腹が痛くなることは初めてだった。
 平然とした顔で、書店を出る。

(えっ、と……ここから一番近いトイレは……、そこの、公園の……公衆トイレ!)

 脳内メモのから一番近いトイレを呼び出して、そこまでの道をシミュレート。
 ここから歩いて3分。
 大丈夫。
 それくらいだったらお腹の調子は保ってくれそうだ。

(臭い、バレませんように……!)

 ぬちゃ、ぬちゃ、ぬちゃ。

 一歩進むごとに、かすかにおもらししてしまった下痢がショーツのなかで暴れ回る。
 ショーツのお尻のところには、茶色い染みができあがっていることだろう。スカートのおかげで隠せてはいるけど。
 だけど臭いまではごまかしようがない。
 一刻も早く、公衆トイレに駆け込まなければ。
 いや、駆け込みたいけど、あんまり切羽詰まってるところは見られたくないから、できるだけゆっくりと……!

(はやく、はやく、はやく……!)

 ぶぴゅっ。ぴゅるるっ。

 信号の向こう側にはお目当ての公園。
 あとはこの信号が青になれば、公衆トイレに駆け込むことができる。

(ああッ、まだ、駄目……!)

 ぶりっ! ぶりぶりぶりっ!

 最初のころよりも、明らかに固形物が混じってきているものを漏らしてしまう。
 ショーツが、じわり、じわりと重たくなってくる。

(はやくっ、はやくっ、信号、青になって……!!)

 ブリブリブリッ!

 取り返しのつかない量が肛門から勝手に溢れ出してくる。
 背筋をピーンと伸ばして信号待ちをしているというのに、プリッとした脂が乗ったお尻では、もう止められなくなっている。


ビターチョコレート11につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌「ビターチョコレート」に掲載されているものです。
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レモネードオアシス 2024/06/28 06:51

【地下室】トリプルJK・無残4

ここは地下室。
管理人の気が向いたときに書いた鬼畜小説を展示していく場所。
インモラル・リョナ・ゴア表現ありの小説が置いてあります。

支援者向けのラーメンコースで公開していくので、好事家以外は決して扉を開かぬようによろしくお願いします。

三人のJKたちの木桶への排泄。


地下室入り口へ

トリプルJK・無残

この小説を最初から読む!


・登場人物

・西園寺焔(さいおんじ ほむら)
 JK2年生。
 身長:165センチ。
 胸:Eカップ。
 男勝りのポニーテール少女。
 剣道の道場に通っている。
 学校では読書同好会に所属している。
 青と白のしましまショーツを愛用している。

・小暮ノエル(こぐれ のえる)
 JK3年生。
 身長:170センチ。
 胸:Hカップ。
 金髪のサラサラヘア。
 おっとり巨乳お姉さん。
 大人っぽいセクシーな白の紐ショーツを愛用している。

・悠木萌(ゆうき もえ)
 JK1年生。
 身長:140センチ。
 胸:Aカップ。
 大人しいツインテールの妹系少女。
 小学生のような体型。
 猫のフロントプリントの女児ショーツを愛用している。


 翌日。
 焔が目を覚ましたのは、朝食を持ってきた兵士に起こされたからだった。
 兵士が持ってきてくれたのが本当に朝食なのか?
 もしかしたら昼食かもしれないし、夕食なのかもしれない。
 なにしろこの地下牢には窓一つさえもないのだから。

「食べるしかない、よな」
「ええ。食べないと保たないし……」
「ちゃんとご飯をくれるっていうことは、まだわたしたちが盗賊じゃないかもって思ってるからかもしれないし!」

 できるだけ悲観的にならず、ポジティブなことを考えるようにしている三人。
 だがこの調子で運ばれてくる食事を食べるだけの時間を過ごし、夕食を食べきったときのことだった。
 ついに、恐れていたことが起きてしまう。

「うう……っ、お腹、痛くなってきたぁ……っ」

 焔はついにきてしまったかと覚悟を決める。
 食べていれば、当然『出てくる』ことになる。

「トイレは……、ここしか……うっ、だけど、もう……我慢、できない……!」

 ギュルルルルルル!

 焔はお腹の調子が悪くなってくると、急降下してしまう体質だった。
 だけどここにトイレはない。
 あるのはたった一つだけけの木桶。
 しかも一度も掃除されることなく、三人のおしっこが溜まったままになっていた。
 だがこの状況で贅沢は言ってられない。

「なんでこんなことに……!」

 焔は忌々しげに呟くと、ついにショーツを下ろす。
 青と白のしましまショーツは、失禁して一日が経ったこともあり茶色く変色していた。
 それでも今はそのことを恥じている場合ではない。
 ショーツを下ろした焔はスカートを捲り上げると、木桶へと跨がる。
 そして覚悟を完了すると、

「ふっ、ふううううううう!」

 メキ、メキメキメキメキ!

 盛り上がった肛門から溢れ出してきたのは、健康的なバナナうんちだった。
 剣道で引き締まったまんまるなお尻から排泄される見事なバナナうんちは、ある意味で見事にもみえる。

「うっ、ううううっ! 見ないでくれ……! こんな俺を、見ないでくれ……!」

 ニュルルルルル!
 ちゅぽんっ!

 顔を真っ赤にしての、焔の哀願。
 だが肛門は黙ってはくれない。

 ちゅぽんっ! ちゅぽんっ!

 見事なバナナうんちを排泄し続けている。
 こうして息み続けること五分ほど。
 焔の排泄はやっとの事で終わってくれる。

「はぁ……、はぁ……、はぁ……。全部……出してしまった……」

 お尻を拭きたかったけど、トイレットペーパーなんて気の利いたものは地下牢にはない。
 焔は、お尻を拭くこともできずにショーツを穿くことになった。

(ぱんつ、濡れてて気持ち悪い……)

 おまたに濡れたショーツが食い込んできて、お尻にペッタリと貼り付いてきている。
 こんなショーツを穿きたくはない。
 だけどここでショーツを手放せば、大切な日常までも崩れ去ってしまうような気がしてならなかった。

「焔お姉ちゃん。わたしも我慢、できない……っ」

【 ラーメンコース 】プラン以上限定 支援額:500円

3人の木桶への排泄。

2024/09/30までプランに加入すると、この限定特典に加え、今月の限定特典も閲覧できます 有料プラン退会後、
閲覧できなくなる特典が
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月額:500円

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レモネードオアシス 2024/06/26 05:36

ビターチョコレート9

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

水曜日です。
先週の土曜日からお酒を飲まずにいるので、ここ最近は22時に寝て、朝4時に起きる生活になっています。
お酒の代わりに炭酸水を飲んでいるので、体調も良い感じです。

さて、今日は水曜日ということで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

ビターチョコレート

この小説を最初から読む!


「あ! あ! あ!」

 もりゅもりゅもりゅもりゅ!
  にゅるるるるるるるるるる!

 紺色のスクール水着に包まれたヒップラインが、一瞬にして膨張し、お尻の割れ目が一瞬にして茶色いマグマによって蹂躙されていく。

「だ、だめぇ……っ」

 にゅるるるるるるる!
  ビチッ! ビチビチビチ!

 お尻の割れ目から溢れ出してきたマグマは、会陰を伝って前のほうにまで押しよせてくる。
 少女のふっくらとしたクレヴァス……その深奥に眠る宝石……クリトリスが蹂躙され、ピクンッ! ひなぎくは腰を震わせてしまう。

「お、おまたのほうまで……あっ、ひぃっ!」

 もりもりもりもりもり!
  にゅる! にゅるるるるる!

 へっぴり腰になったお尻が、もりもりと膨張していく。
 大量のうんちは、やがて背中のほうにまで広がっていく。
 キュッとくびれたウエストラインが、茶色い汚泥によって陵○されていく。
 それでも2週間も溜まりに溜まっていたうんちは止まってはくれない。

「と、止まらな、いい……! うんちっ、ううっ!」

 にゅるるるるる!
  べちょっ! べちょべちょべちょ!

 スクール水着では受け止めることができなかった大量の土石流が、ついに足口から溢れ出してくると、下品な音を立ててタイル床へと潰れていく。

「ああっ、ううっ! 水着、パンパンだよぉ……っ」

 ビチビチビチ!
  ブボボッ! ベチョッ! ベチョチョッ!

 いつの間にか――、
 ひなぎくの肛門からは、力が抜けていた。
 もうこんなに漏らしてしまったのだから、ここで我慢しても無駄じゃないか。
 それなら、少しでも楽になって、そして水着を綺麗に洗う時間に割いたほうがいいに決まっている。
 
「ふっ、ふぅぅぅぅ……っ」

 むりゅりゅりゅりゅ!
  ぶぽっ! ビチチチチチチ!

 ひなぎくは、自らお腹に力を入れる。
 少しでも早く身体の毒素を吐き出したい。
 その一心でお腹に力を入れていく。
 着衣脱糞――。
 それは少女としての、完全敗北。

「ううっ、背中のほうまで盛り上がって……はううっ、こんなに溜まってたなんて……ッ」

 ブボボボッ!
  ぶりゅうううううううっ!

 スクール水着からは滝のように下痢が溢れ出し、内股を滝のように流れ落ちていく。
 ひなぎくの足元には、汚泥によって沼地のようになっていた。

「あ、脚がドロドロだよぉ……」

 ブリッ! ブリブリブリッ!
  ベチョッ、ベチョチョッ!!

 床タイルに広がっている下痢の泥沼は、ひなぎく自身を熱い感触のなかに沈めようとしていた。
 素足だからこそ、下痢のドロリとした感触がよく分かってしまう。

 気持ち悪いはずなのに……、
 それなのに、排泄欲という原始的欲求を満たした身体は、着衣脱糞という失態を犯しながらも快楽に沈もうとしていた。
 そしてひなぎくは口にしてはいけない一言を口にしてしまう。

「き、気持ちいい……」

 ぬるるるるるるるっ!
  ビチッ! ブボボボボ……ッ!

 パンパンに膨らみきったヒップラインからは穢らわしい爆音が炸裂し、足口から下痢が止めどなくはみ出してくる。
 そんなひなぎくの口からは、ヨダレが溢れ出してきていた。
 それはひなぎくが、痴態を晒しながらも快楽を感じているというなによりもの証だった。

「うっ、ふっふう!」

 ブポッ!
  ビチチッ! ブピピッ!

 空気が混じった炸裂。
 直後、女子トイレに響き渡っていた爆音がうそのように静まりかえる。
 聞こえるのは、ただ、

「はぁ……、はぁ……、はぁ……」

 獣のような低い吐息だった。
 着衣のままで排泄という行為に、心臓が破裂するくらい脈動し、呼吸が苦しい。

 まるで全力で走ってきたかのように。
 それに軽く目眩もするし、激しい耳鳴りもする。

(全部……出ちゃった……。ううっ、おまたのほうまで、パンパンだよぉ……)

 脚を閉じようと思っても叶わないくらい、水着の中は下痢で満たされていた。
 恐る恐るお尻に手を伸ばして撫でてみる。

「ひ、酷すぎる……」

 うんちに盛り上がっているヒップラインに触れてみると……、そこにはもう、ひなぎくが知っているお尻の輪郭はなかった。
 醜悪にもこもこと膨らみ、ヘドロよりも酷い臭いを放っている。

「水着、洗わないと……」

 とは言っても、女子トイレの個室はすべて故障中だから使うことができない。
 となると、隣にある男女共用トイレを使うしかない。
 男子たちにこの恥ずかしい状況を見られてしまうかもしれないけど、いまはそんなことを言ってられる状況じゃない。

「お願い、誰もいないで……」

 よたよたと歩きながら、汚泥に沈んでいた素足は、穢らわしい茶色い足跡を残していく。
 あとでホースを使って流しておかなくては。

 そんなことを考えながら、なんとか共用トイレの個室へと辿り着く。
 そこにあるのは、ちょこんとした和式トイレ。
 
「ううっ、もう少し……出る……っ」

 ぶりっ! ぶりぶりぶり!
  にゅるるるるるるるるるる!

 便座を見ると、律儀なことに便意が復活してしまい――、ひなぎくは慌てて和式トイレに跨がって、便意を放っていた。
 水着を降ろす暇も、勇気もなかった。

 ぼふっ!
  ブボボボボボッ!

 膨らみきったと思っていたヒップラインが、水着の内側から更に盛り上がっていくと、足口からチョコレートシェイクのようなドロドロの流動体が溢れ出してくる。
 だけどここまでくればもう安心だ。
 被害は、水着の中……、お尻とおまたが汚泥に塗れるだけで済む。済むと思えてしまう自分がいる。

「ふっ、ふぅぅっ」

 にゅるるるるるるるる!
  ブリュッ! ミチミチミチミチミチ!

 トイレの個室から、少女の息む声と、穢らわしい茶色い炸裂音が響き渡る。
 しかし少女としてあまりにも恥ずかしすぎる音は、セミの鳴き声が包み込んでくれて――、誰の耳に届くこともなかった。


ビターチョコレート10

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌「ビターチョコレート」に掲載されているものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになり、マニアックな小説を書き続けることができるようになります。

応援してくれるととても嬉しいです!

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レモネードオアシス 2024/06/05 17:19

ビターチョコレート8

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

週の半ばの水曜日です。
風邪を引いて寝込んでいたので、いざ小説を書き始めようと思ってもなかなか筆が進まないですね。
早く慣らしていきたいと思います。

さて、今日は水曜日と言うことで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

ビターチョコレート

この小説を最初から読む!


 ぎゅるるるっ、
  きゅるるっ、きゅる!

 プールから上がるとき、急に身体が重たく感じられる、その一瞬の隙。
 便意はほんの僅かな隙も執拗に責め立ててくる。

(も、漏れる……!)

 重力に身体を縛られているかのような、そんな錯覚に陥る。

 プピュ……、
  プリュリュッ。

 なんとかプールサイドに上がるも、しかしひなぎくの括約筋はいまにも力尽きようとしていた。
 腸内からお湯のような物質が漏れ出してくると、お尻のワレメへと広がっていく。

(ああっ、まだ、だめ!)

 ぶるり、
 プールから上がると、夏の涼風に身体が震えてしまう。
 せめて教師からトイレに行く許可をもらわなければ。
 そう思ってよたよたと歩こうとするけど、

 ぷりゅりゅっ、
  ぶぴゅるっ。

 たった数歩進んだだけで、お尻に熱いものを漏らしてしまう。
 だが完全なお湯状だったことが、不幸中の幸いだった。
 ひなぎくのお尻を包み込んでいるスクール水着は、ほんの少しだけうっすらと膨らんだだけで、一見しただけでは漏らしてしまったとは分からない段階だ。

(ま、まだ……セーフ、なんだから……っ)

 なんとかごまかしながらも、スタート台に立ってホイッスルを吹きながら指示を出している女教師への元に。

「先生、トイレに――」

 と言う前に、よほどひなぎくの顔色が悪かったのだろう。
 女教師は心配げにスタート台から降りてくると、

『おい、大丈夫か、保健室いくか?』
「い、いえ。平気です。ちょっと、トイレに行けば……治ると、と思いますから……」
『そ、そうか……。それじゃあ……、無理はするなよ』

 はい……、
 と応えたけど、それが教師に聞こえたのかはわからない。
 蚊の鳴くような声だったし、それほどまでにひなぎくは青ざめて、憔悴しきっていた。

(早くトイレ行かないと、行かないと、行かないと!)

 クラスメートの女子たちがぺったりとプールサイドに腰をおろしておしゃべりをしている後ろを、ひなぎくはお腹をさすりながらトイレを目指す。
 その足跡は、ふらふらと頼りなく、夏の日差しに焼かれてすぐに消えていく。

「うっ、ううー……!」

 ぷりゅりゅりゅ!

 プールサイドを歩きながら、お湯のような下痢は、なんの抵抗もなく直腸う漏れ出していく。
 気がついたときにはお尻の割れ目が熱くなっている。

 たらり――、

 内股を伝い落ちていくのは、透明な水なのか?
 それとも茶色いお湯なのか?
 それはひなぎくにもわからないことだったし、周りにみんながいるこの状況では確かめようもないことだった。

(せめて、せめて人がいないところまで我慢、しないと……っ)

 キュッとお尻に力を入れると、紺色のスクール水着がくっきりとお尻の割れ目に食い込んでしまうけど、恥ずかしいだなんて言ってられる余裕なんてない。
 よろめきながらもプールサイドから出ると、シャワーや使われなくなった腰洗い層をくぐり抜けて、なんとかプールの横にある建物へとやってくる。
 コンクリート打ちっぱなしの建物は冷たくて暗い感じがする。
 だけどここまでくればトイレはもう目の前だ。
 
「あと、もうちょっと……!」

 ぷりゅりゅ!
  びちちちちち!

 だけど女子トイレの表札を見た瞬間、気が抜けてしまったのか誤魔化しようのない量を漏らしてしまう。
 お尻の割れ目がうっすらと盛り上がり、

 もこり、もこもこっ。

 直腸が固いものに拡張されると、ヒップラインが歪に盛り上がっていく。

 ついに下痢ではない――、2週間ものあいだ眠りについていたカチカチうんちが溢れ出してきたのだ。

「あっ! あっ! あっ! まだ……っ、もうちょっ……と!」

 女子トイレへと続くドアを開け、

 もりもりもりもりもり!

 その瞬間、大量の『モノ』を漏らしてしまう。
 だけどここまでくればあともうちょっと。
 眼前に広がる光景は、無人の女子トイレ。その様子がひなぎくにはユートピアのように思え――、

「えっ!?」

 ひなぎくは無慈悲な光景に目を疑ってしまった。
 たしかに女子トイレは無人だった。
 だが、その扉には、

『故障中』

 と、貼り紙が貼られていたのだ。
 ご丁寧にも個室に続く1つ1つの、すべてのドアに。

「えっ、あっ、うっ、うそ……っ」

 もりもりもり!
  ブリュリュリュ! 

 あまりにも絶望的な光景に、フッと意識が遠のく。
 だけどここで意識を失うわけにはいかない。
 ――いや。
 気を失うことができたほうが、もしかしたら幸せだったかも知れなかった。


ビターチョコレート9につづく!

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