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新作ゲームの発売予定とサークル立ち上げにつきまして

皆様! 大変長らくお待たせ致しました!
やっと、開発をしていたゲームを発売できる状態となりました!

そうです! ずっと開発を続けていた、
「はずかしーしー/// ~大ピンチ! 保育士の先生なのに、○ども達の前でしーしーしたいっ!~」
の発売ですよ!

……………………………………………………。

いや、ちょっと待って! 落ち着いて! 話せば分かる……っ!


最初に言っておくと、決してトイレットウォーズの開発を止めた訳ではないです。
なんなら直近でも、Xにトイレットウォーズの新しいスクショ上げてますし。。。

ただ、開発に時間がめちゃくちゃ掛かっているので、何も供給できていない状態が続いているじゃないですか。
なので、超短編でも良いから何か作って待っている人達に、何か供給してあげたら?
という話が身内の間でありましてね。

そのために好きなおしっこCGを描いて貰えるという話をされてしまったら、それはもう超短編を作るしかないじゃないですか。
だからこれは不可抗力です。私は悪くありません。


それで作品を出すにあたり、サークルが要るのですが、
実は今まで自分、同人作品は何個も作ってきましたが、
何処かのサークルさんに参加させてもらったり、合同誌に参加させてもらったりで、
ビアード個人として同人作品を販売した経験が無かったんですね。
なので、個人のサークルも持ってませんでした。

でも今回、個人の作品として出すことになったので、新たに個人サークルを立ち上げることになりました!
サークル名は「尿限界社カタルシステム」です!
とりあえず、おしっ娘系のゲーム作ってるサークルだよってことで、こんな名前になりました。

なので今後、トイレットウォーズも「尿限界社カタルシステム」として制作していく予定です。
まあ、サークル名が付いたってだけで特に今までと何も変わらないのですが……。


というわけで、そろそろ新作についての紹介をしていきますね!

ぶっちゃけ、内容はほとんどタイトルの通りなんですが。。。

尿意をもよおした保育士の先生が、大人用のトイレが使えないというピンチに陥り、
園内で大人用のトイレ以外でおしっこする場所を探すという、ただそれだけの内容なのですが、
先生は○ども達にとても人気なので、おしっこする場所を探している間も、○ども達は先生についてきます。

当然、おしっこをするときも○ども達に、その姿を見られてしまいます。
そのため、とっても恥ずかしい思いをしながらおしっこをしなければならない訳ですね。

そんな保育士の先生の恥ずかしいしーしー姿を眺めるというシンプルなゲームです。

謎解きや戦闘といったゲーム性は、ほぼありません。
ゲーム性はトイレットウォーズに全フリしてますからね。

シチュエーションは、定番の「おむつ」や「おまる」はもちろん、
「○ども用トイレ」でしーしーもありますよ!(○ども用の小便器もあります)
他にも「砂場」や「象さんジョウロ」などのちょっと変わったシチュエーションも……。


もっと詳しいゲーム内容なんかは、以下の予告サイトでご確認頂けます!
(まだ、色々と制作途中なので、今後また予告サイトの内容は少し弄っていく予定です)


https://www.dlsite.com/maniax/announce/=/product_id/RJ01190153.html

FANZA版はこちら
https://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_380154/

今後も、こういった感じで超短編のゲームを制作したりするかもです。

これからもトイレットウォーズ含め、おしっ娘関連の作品を作っていく所存ですのでよろしくお願い致します!

トイレットウォーズの世界観ができるまで

今回はまた、開発の裏話的なものでも、と。

開発に至った経緯はお話したので、今回は世界観とか物語のお話ができればなと思います。


最初は、尿意転送というシステムを取り入れたゲームを作ろう
というのが発端だというお話はしましたが、
じゃあ具体的にどういう世界観で、どんな物語にするかというのが次の課題です。

一応、世界観に関するコンセプト自体は初めの方からありました。
そのコンセプトとはズバリ、
「王様から最初に貰ったお金で、武器とか防具ではなく生理用品を買いに走るようなRPG」
でした。

普通、RPGと言ったら、武器や防具を装備し、敵を倒してレベルを上げ、
色々な試練を乗り越えていくものじゃないですか。

でも主人公が女の子であれば、そういった華々しい冒険譚の裏で、
トイレの問題や生理の悩みだったり、
そういった人には言えない恥ずかしいことも、ひっそりと乗り越えているはずですよね。
そういう、恥ずかしい部分にも焦点を当てたRPG、というのがコンセプトの意味合いです。

まあ、こういう系のRPGなら至って普通の話ですけどね?


次にどんな主人公で、どんな物語にするかという部分です。
最初に決まっていたのは、尿意転送というシステムがある、という点だけです。
そうなると必然的に、主人公は尿意転送という能力を持っている、という設定が必要になります。

そこで気になるのは、じゃあ主人公はどうしてそんな能力を手に入れたのか?という点です。
ハッキリ言って、自分の膀胱に溜まっているおしっこを相手の膀胱に転送する能力なわけですから、
まかり間違っても、神より授かりし天性の力とか、そんな神々しい理由じゃないでしょう。

となると、主人公が自ら作り上げた魔法、という設定がしっくりきます。
でも、こんな嫌がらせでしかない魔法を、なんでわざわざ作る必要があるのか?
それはもうズバリ、嫌がらせしたいから、しかないだろうな、と。

つまり主人公は、苛められていたり、虐げられたり、何かしら酷い仕打ちを受けていたはず。
だから、その仕返しとして尿意転送という魔法を作り上げた、ならしっくりくる。
となると、主人公は何かしら差別されるような境遇に居るということになるだろう。

ここまで来れば、ある程度主人公の像はできました。
後は、何故虐げられているのか?の理由さえできれば、ある程度物語の道筋もおぼろげにできてくるでしょう。


ここから出来上がった物語は、こうです。

この世界には、人間と獣人という二つの種族があり、それぞれは対立していた。
主人公は獣人の少女で、人間の街に迷い込んでしまったところ、
悪い貴族の人間に囚われ、酷い扱いを受け続けてきた。

基本的に獣人は人間よりも知能が劣るとされ、人間からバカにされ続けていた。
そのため主人公は、高度な知識を必要とする魔法を覚えることで、人間を見返そうと考えた。

夜な夜な書斎へ忍び込み、魔法の知識をつけていった。
そんな中、主人公は人間達へ嫌がらせをするために、尿意を転送する魔法を考えた。

そしてある日、主人公は遂に完成した尿意転送の魔法を使って、自分を捕らえた人間達を見返そうとした。
しかし、失禁させられた人間はそれに激怒し、厳重な地下牢に主人公を閉じ込め、
より酷い扱いを受けるようになった。

この世界に希望を見いだすことが出来なかった主人公は、その地下牢の中で自ら命を絶とうとした。
その瞬間、突如外が騒がしくなる。

外では、魔王と名乗る謎の少女が現れ、沢山の魔物を引き連れて人間の街を襲っていた。
やがて魔物は、主人公の囚われている地下牢へ現れ、その入り口を破壊し侵入してきた。
だが、魔物達は主人公の命を奪うことはせず、何故かそのまま姿を消した。

不思議に思うも、主人公はこれにより自由を得られた。

地下牢から出た主人公は、自分の本来の居場所である獣人の住処へ向かった。
しかし、実は主人公は獣人と人間の間に産まれた混血であることが分かり、
人間の血が混じる主人公は獣人達からも卑下され、ここにも主人公の居場所はなかった。

この世界の何処にも居場所がなく、途方に暮れた主人公。
そんな彼女へ唯一手を差し伸べた存在が居た。
それが、この世界を破壊しようと暴れ回っていた魔王だった。


やがて、魔王の正体が、別の時間軸で産まれた主人公の怨念であることが発覚。

別の時間軸にて、主人公は地下牢で自ら命を絶った。
だが、虐げられていた恨みが消えず、彼女の魂は怨念としてこの世に残ってしまった。

そのため過去の世界へ戻り、命を失う前の自分を解放し、
肉体を持つ過去の自分と共に、この世界を破壊することを目論んでいた。

主人公は魔王と共にこの世界を破壊し尽くすのか?
それとも、自分自身の怨念を振り払い、世界を救うために戦うのか?


……と、ざっとこんな感じになりました。

まあ、見ての通り今のトイレットウォーズとは全然話が違いますね。
つまり、この話はボツになったわけです。

何でかって? だってこれ、つまらなくないですか?
世界観よりストーリーが先行しちゃっているっていうか……
物語上で関わりのある部分しか、世界ができあがらなくて、それ以上に世界観が広がらなかったんですよね。

そもそもですよ。読んでて気付きません?
この物語、冒頭に尿意転送魔法が出てくる以外、おしっこもトイレも全然関係無いじゃないですか。
じゃあ、そもそも意味ないよね、っていう。

ってわけで、ここで一回頓挫したんですよね。
まあ、この話を考えた当時は、まだRPGを作れる環境に無かったので、
正直、夢物語として考えてた部分もあるので、そこまで本気じゃなかったっていうのもあるんですが。


余談ですが、この時考えてたプロットの主人公である獣人の少女は、
のちにクロリアの原型になったので、若干ですがこの頃の面影が今も残ってはいます。


話を戻して、その後RPGを作れる環境が整ってきたので、本腰入れようかってなったのですが、
ひとまず、前に作ったプロットは完全破棄して、新しい物を作ろうとなりました。
とはいえ、真っさらな状態に戻っちゃったので、どんな世界観、物語にしようか悩みあぐねました。

ちょっとネタバレになっちゃうので詳しくは書けないのですが、
その時、とある有名な作品を人生で初めて見たんですね。
その作品を見て、ものすごく感銘を受けると同時に、悪魔的な発想に至ったんです。

で、その悪魔的な発想からアイディアを繋げていくと、最終的に魔王にトイレを奪われるという発想に至りました。
こうして、今の世界観の原型が出来たんですよね。

そして、この魔王にトイレを奪われるという案が出たところから、
爆発的に世界観が広がっていきました。

何故、魔王はトイレを奪う必要があったのか?
という部分からこの世界の歴史が繋がり、
トイレを奪い返すためにどのような戦いが行なわれるだろうか?
という観点からトイレをダンジョンにするという、物語の主目的が産まれ、
気が付くと、この世界の全ては「トイレ」を中心に広がっていったわけです。

なので、このゲームのタイトルをどうするかと考えた時、
絶対に「トイレ」という名前は外せないと思いました。

なので、尿意転送という発想から始まった企画ですが、
おしっこやおもらしを想起させる名前じゃなくて、
トイレの方をタイトルに持ってきたのはこういう理由な訳です。

とはいえ「トイレ」だけでは、ネーミングとしては当然弱いですから、
何か、トイレともう一つ、この世界や物語を象徴する単語が欲しいと思った訳ですね。


その時考えたのは、普通RPGといえば、主人公達がすべきことは「冒険」じゃないですか。
でも自分はこの作品の中で、「冒険」を描くつもりは無かった。
冒険って言ってしまうと、主人公一行の物語に終始してしまうイメージがあるんですよね。

こんなこと言うと、お前めっちゃひねくれてんなって話ですけど……
この作品は、主人公達の活動を追うというよりも、この世界で起こっているどうしようも無い出来事に対し、
人間という無数で無力な存在が、ひたすらに足掻いていく過程を描きたいっていう思いがあってですね。
だから「冒険」じゃないんですよ。

じゃあ、冒険じゃなきゃ何?って話なんですが……
その時、ふと頭をよぎったのはファイアーエムブレム(FE)シリーズでした。

FEも一般的なRPGと同じようにファンタジーの世界観ですけど、
でもそこで繰り広げられているのは「冒険」ではなく「戦争」なんですよね。

だから、戦争がもたらす悲惨さとかっていうのも、結構描写されるんですよ。
そう言うところもしっかり描写するというのが、FEの世界観に引き込まれる大きな要因だと思っているんですね。
それで今回作るRPGも、「戦争」っていうのを大きなテーマの一つにしようと思いました。

それで、結果的に「トイレットウォーズ」という名前に落ち着きました。

因みに、一般的なRPGのようなレベルアップで魔法を習得する形式ではなく、
魔導書という形で使用できる魔法を切り替えるのも、FEの影響ですね。


で、ここまでが世界観の話だったんですが、ここから具体的な物語を組んでいくことになります。
それでさっき、FEの話をしたのですが、
丁度、物語のプロットを考えているとき、FEifが発売された頃だったんですよね。

それで何をとち狂ったか、2バージョンでゲームを作ろう!とか考え始めたんですね。

魔王軍の手に落ちた王国軍と、それに対抗するレジスタンス。
それぞれの視点の物語を作ろうって考えたんです。

トイレットウォーズの主要キャラって8人居るじゃないですか。
アリス、ティアラ、ソフィ、フローラのレジスタンス側と、
リリア、エレン、クロリア、セーラの王国軍側。

これ実は、最初それぞれ別バージョンの主人公にするつもりだったから、
それぞれで4人ずつの主要キャラを用意したんですよね。
(因みに、ジェニーはもっと後の方で考えたキャラだったので、当初は存在してませんでした)

でもやっぱり途中で、いきなり2バージョンもゲーム作るの無理だろって悟って(遅いよ・・・
それぞれのバージョン毎に用意していた物語を1本にまとめたんですよね。

なので、起承転結が揃っている2本の筋書きを、無理矢理一つの筋書きにまとめたので、
今のトイレットウォーズの物語って、2つの起承転結が入り交じった、かなり複雑な構造になってしまったんですよね。


後は、当初から主要キャラも入れ替わりがあって、
最初ティアラは存在しなくて、代わりにエレンの妹がレジスタンスのキャラだったんですよね。

エレンも権力欲に溺れていて、魔王に忠誠を誓って王国軍を動かしてるとかって設定で、
そんな姉に嫌気が差した妹が城を抜け出して、姉や魔王を止められる存在を探しに行った所、
アリスと出会って……って感じでした。

ソフィもアリスと同じ学園に通ういじめっ子で、
最初は嫌なキャラだったけど、途中で仲間になって良い奴になって……とかでした。

後、フローラは存在はしていたけど、当初は仲間になる想定じゃなくて、
とにかく悲惨な死を遂げる薄幸の少女って感じでした。
ただ、あまりにも可哀想過ぎたんで、いっそ仲間にしてあげたら?って思って、仲間になるようにしたんだったな。


因みに、エレンの妹が消滅した理由は、
エレンの妹もメイドなんですけど、主要キャラにメイド二人も要らなくない?
って思ったっていう、ただそれだけの理由です。

属性被せるぐらいなら、他の属性のキャラ入れようよ。
シスターとかシスターとかシスターとか……。
って感じで、ティアラが仲間になるようになりました。

余談ですが、作中では既に故人になっているので出てこないのですが、
エレンに妹が居たという設定自体は残っています。
そもそも妹の存在が、エレンの性格にも大きな影響を与えているので、そこそこ重要なキャラだったりします。
いずれ、エレンの過去に何があったのかは、作中で明らかになる……予定です。


それで、話を作る上でかなり大事なポイントって、やっぱり出だしじゃないですか。
だから、どういう場面から物語を開始させるかっていうのは、そこそこ悩んだかな。

自分、666先生のウェッターズ物語が好きで、
最初同じように、学園から物語を始める形で考えてたんです。
アリスがいじめられっ子で、ソフィっていういじめっ子が居て……
っていうのも、正直に白状するとウェッターズ物語を参考にさせてもらってたんですよね……。
(結局、ソフィはいじめっ子のポジションではなくなりましたが。。。)

でもどうせだったら、もうちょっと誰も真似しなさそうな始まり方にしないか?
って思って色々考えた結果、一番最初のプロットを思い出して、
主人公が囚われてる所から始めたらどうか?ってなったんです。

トイレットウォーズの4章って、最初にアリスの夢から始まりますけど、夢から覚めたら牢獄じゃないですか。
本当に最初は、この4章が1章の想定で作ってたんですよね。

でも、捕まってるってことは、捕まるに至った経緯があるはずじゃないですか。
最初は、後からその経緯を追うような感じで物語を考えてたんですけど、
考えれば考えるほど、いやそれを先に話せよ、って思うようになって……
それで、先にアリスの裁判の話をすることにして、今の形になりました。

だけどおかげさまで、ゲーム開始早々、RPGなのに弁護士を操作して、
メイン主人公を裁判で弁護するっていう、
まあまず誰も真似しないだろうなっていう出だしにはなったので、結果的には良かったかなと。


余談ですが、トイレットウォーズはあくまでも性癖ゲーなのに、
なんでそんなゴテゴテのストーリーを作ってるのかっていうと、
もちろん一番は、自分がそういうのを「書きたいから」なんですが、
もう二つほど、思うところがあってですね。
(まあ言うて、本当にそんな効果があるのかは検証のしようも無いので、あくまでも自分の考えでしかないですが……)

一つ目は、賢者タイムとの兼ね合いですね。
当然こういう系のゲームってオカズとして使うためにあるものじゃないですか。
でもやっぱり人って賢者タイムがあるから、そうずっと昂ぶってられる訳でもないですし、
いわゆるクールタイムは必要になりますよね。

そう言うときに、物語をじっくり読んでそっちの方に集中してもらって、
また気分がノってきたら、おしっこの方に集中してもらって、
みたいな感じで、適度に使い分けができれば、それなりに長く遊べるんじゃないかな、と。


二つ目も、それとちょっと近いんですけど、
おしっこをメインとした作品に出てくるおしっこシーンよりも、
全く関係の無い一般の作品で唐突に出てくるおしっこシーンの方が、
ドキッとするって経験ないですか?
(いや、そんなことないよって人はごめんなさい……)

自分は結構そういうのを感じることがあって、
でも、そのためだけにおしっことは関係の無い作品を一生懸命作るっていうのも、
やっぱり違うじゃないですか……。

そこでこの現象に対して仮説を考えたのですが、
恐らく、「おしっこシーンが来る」っていう心構えがあるかないか、
要は「不意打ち」だからこそ、まさかこの子のおしっこが見られるの!?
みたいな、興奮が生まれるのかな、と。

だから、おしっこメインの作品であっても、
不意打ちを喰らわせられれば、アレに近い現象が発生するんじゃないか、
という予想を立てたわけです。

そこで、ストーリーを作り込んで、
これが「おしっこゲー」だということを一時でも忘れられるぐらい、
物語や世界観に熱中してもらうことができれば、
あの不意打ちに近い感情が再現できないかな、と思った訳ですね。


とはいえ、さっきも書いたとおりこれらはあくまでも、
自分の仮説や考えに基づいての話なので、
実際、本当にそんな効果があるのかとかは、検証のしようが無いので、
あくまでも、ただの理想論として見てもらえればなと。


あぁ……とか言ってるうちに、またこんな長々と語ってしまった。
ウチの会社の部長、いっつも話長いって言われてるけど、自分も部長のこと言えないですねぇ、これは……。

これ以上語ると、まだまだ長くなる上に、ネタバレも抑えきれなくなりそうなので、
もうここまでにしましょう!


開発経緯、世界観・物語の話をしたから、後できることと言えば、キャラの話ぐらいか……。
キャラは、もうそんなに語ることも無い気がするけど……
機会があれば、キャラの話もしたいですね。

後は、既に何個か書いちゃったけど、影響を受けた作品の話とかも面白そうですねぇ。
(666先生が東方のお話されてるのを見て、自分も東方語りしたいなぁ、とか思ったり……。
 なんで主人公がアリスなのか、とかね)

というわけで、今回も長々とお付き合い頂いて、本当にありがとうございました!

あっ……生きてますよっ!

や、やあ! みんなお久しぶり!

そ、そんなに睨まないでくださいよ……!
今日まで色々あって、発言する元気が無かっただけなんですって……!

そんなことより! 自分、今日誕生日なんですよねぇ。
だから何って顔しないで!
誕生日って言う特別な日に、今日までの色々が綺麗に片付いたんだから、最高の誕生日プレゼントだったのよ、今年?


じゃあ、その色々って何って話なんですけど、
Xでもちらっと言ったんですけど、こう見えて商業ゲームの開発にもちょっと関わってて、
まあ、つまりそれが大変だったわけですよ。

本当か?って疑われちゃいそうだから、ちゃんと開発してたゲームの情報載せますね。

https://www.irodori-soft.com/8kenden/

え? ホームページのどこにも「ビアード」の名前が無いって?
し、仕方ないじゃないですかぁ! スクリプト担当は名前載らないんだもの!
う、嘘じゃないって! ほんと! ほんとに開発したんだから!


まあ、残念ながらおしっことかそっち系の要素は一切無いので、
自分のフォロワーさんにオススメしてもしょうがないのですが、折角関わったので一応、ね。

一応書いておくと、ヒロイン全員、緊縛シチュがあるのでね、
もしそっちに興味のある方が居たら、見てくれると嬉しいなって!


さぁて、誕生日アピールと宣伝も終わったし、本題に入りますか。

とりあえず商業の開発が終わったので、今後何していこうかってことなんですが、
前の記事でも触れたのですが、「逆転東方」っていう二次創作ゲームを
まず世に出すことをやっていきたいなと。

https://ci-en.dlsite.com/creator/10086/article/677372


ただ、もちろんそれとは別に、トイレットウォーズの開発をメインに進めていきたいと思ってます。
(もしかしたら、また諸事情でCG増えそうな気がするのやが……)

とはいえ、作り込みたい部分がまだ多いので開発には時間が掛かりそうですが、
しかし、いつまでも何も出せないのはやっぱり寂しいなって思いもあるんですよね。


なので、ちょっとゲーム以外で、トイレットウォーズに関連する作品を近いうちに出せたらなって画策してます。

いつになるかは分からないし、初めての試みなので上手くいくかも未だ分からないですが、
少し前からやってみたいなって思っていた……というか、憧れって言うのかな?
そういうのがあって、
今回、それをやらせていただけるというお話を頂けた次第なんです。

まあ、詳しいことはちゃんと決まってから、またご報告します。
(もし、ぽしゃったらぽしゃったって、しょんぼりしながら言います。。。)


というわけで、別件の開発に追われていたので、トイレットウォーズとしては、
新たに公開できる情報が今は無くて……申し訳無い……。

ただ、今後もちゃんと細々と続けていくつもりなので、よろしくお願いします!

本日は以上です!

トイレットウォーズの新情報まとめ

どうもご無沙汰しています!
色々と紹介したいことはあるのですが、腰を据えてこうして記事を書く時間も
なかなか取りづらい現状、情報をお伝えすることがあまりできずに申し訳ない。

Xという名のツイッターでは、ちょこちょこ情報を載せてはいましたが、
情報も散漫になってきたので、ここいらで少し記事として情報をまとめておこうかなと。

なので、既出の情報がほとんどではありますが、
トイレットウォーズで実装していった新しい機能なんかを紹介できればなと思います。


おトイレ記録の実装

多分これが一番大きい部分なんじゃないかな、と。
ツイッター的なXでも画像を載せたりしていましたが、
アリス達が何処で何回おしっこやうんちをしたか、
あるいは何回おもらししちゃったか、
などを記録するようにしました。

頻度が多い物に合わせて表示されるグラや下のメモが変化するようになっています。

なので、アリスはおむつおもらしが多いとか、フローラはおねしょが多いとか、
キャラごとに、お好みのおしっ娘になるように、おしっこをさせてあげてもらえればなと。


ただ、おねしょとか、そもそも発生する機会が少ない物は、
どうしても他の内容よりも回数は少なくなりがちなので、
その辺は何かしら考慮はしようと思っています。

また、あくまでもプレイヤーが取らせた行動の記録というのが趣旨のため、
プレイヤーが介入できない、イベントシーンでの放尿やおもらしなんかは、
この記録にはカウントしないようにする予定です。
(イベントシーンで、いちいちカウンター操作をいれるのも面倒だしな)


戦闘中のグラフィック表示

こちらも、ツイッターのようなXで紹介した内容ですが、
戦闘中にも、アリス達の姿が表示されるようにしています。


具体的には、顔グラと一枚絵ですね。

顔グラは、コマンド選択時に表示されます。
また、アリス達以外のキャラも表示されるようになっており、
おしっこや下痢を我慢していたり、
おもらしをしてしまったりで、表情が変化します。

一枚絵の方は、コマンド選択時や攻撃時、防御時に表示されます。
また、アリス達四人と王国軍の主要キャラ(残念ながらジェニーは除く)のみ、表示されるようになっています。

戦闘中に、放尿したり、おもらししたり、おまるしたりで、一枚絵は変化します。


色々なトイレ

これも、ツイッターじゃなくてXにちょっとだけ載せたのですが、
色々な種類のトイレを作成したので、
実際にそれらのトイレを配置したマップを作成しました。




子供用トイレだったり、駅の汚トイレだったり、切り株のトイレだったり……。
また、いつも使っている洋式のトイレも、
地方によって少し種類を変えたりしています。

今回、本当に色々な種類のトイレを作りました。
中には、それはトイレなのか?っていうのもあるかもしれませんが、
トイレットウォーズの世界において、現実の常識は通用しません。

この世界においては、「排泄できる場所」はすべからくトイレです。
例えば、おむつを床に敷いて、その上でおしっこしたとすれば、
そのおむつはおしっこをするために用意された場所となるため、
この場合のおむつは、トイレという扱いになります。


言っている意味がよく分からないですか……?
大丈夫です。自分が理解出来なくても、世界は勝手に回ってますから。
世界ってそういうもんです。


なので是非、完成版トイレットウォーズをプレイすることがありましたら、
世界の隅々まで回って、一つでも多くの様々なトイレで用を足してもらえたらな、と。

よく見る普通のトイレ、
鼻をつまみたくなるような汚いトイレ、
なんか分からないけど高そうなトイレ、
悲惨さを感じる朽ちたトイレ、
現実ではあり得ないようなファンタジーなトイレ、
なんでそれをトイレにしようとしたと思わず問い詰めたくなるような変なトイレ。

色々なトイレを見つけ、是非皆さんのお気に入りのトイレを見つけて頂けたらと思います。

因みに、新たなトイレで排泄をすると、
「全国おトイレ図鑑」という図鑑に記録されていく……予定です。
なので、全ての種類のトイレでおしっこすることを目指しましょう!

余談ですが、この世界におけるトイレは
「洋式」「和式」「小便器」の3種類に分類されています。
まあ、だから何?って話なんですが、まあ豆知識というやつですね。


後、地味ですがトイレには当然、トイレットペーパーってありますよね?
トイレットペーパー自体は別に違いはないのですが、
ペーパーをストックするためのホルダーも、
トイレに合わせて少し変えたりしています。

この辺りも、ちょっと注目してみて貰えると、
沢山ペーパーホルダーを作った身としては嬉しいですかね。

因みにこのペーパー、色々な人が使う物なので、
運が悪いと、トイレに入った時点で残り少なかったり、
完全に使い切られていることもあります。

そう言う時は、後ろにあるストックからペーパーを補充すれば良いのですが、
あまり管理が行き届いてない場所だと、
このストックすら無くて酷い目に遭うかもしれません。
トイレに入るとき……というか、用を足すときは紙のことも充分気をつけましょう。


効果音強化やバルーン表示の追加

なんだかんだ、これも英字一文字のSNSに載せたものですが、
排泄描写に対してもうちょっとこだわりを入れたいということで、
排泄時の効果音を入れたいと思いました。

排尿、排便、放屁、これらの効果音を取り入れたいと思ったのですが、
なるべく本物の音を使用したいところ。
となると、録音するしかないのかなぁ、とか思っていたのですが、
調べてみると、素材として結構売られているんですよね。

なので、社会人の力を使って、効果音の強化作戦にでました。
色々なサークルさんが出品しておられるので、
目に付いた物をほぼ片っ端から買っていったんですが、
なんか最後の注文ページで合計金額みたら、1万ぐらいになってましたw

おかげで、色々なバリエーションのおしっこやうんちやおならの音が手に入ったわけです!
そこから、音量や長さの調整、他の音と少し組み合わせたりなどして、
おしっこの音だけでも、かなりの種類になりました。

何処でおしっこしたかによっても、当然おしっこの音って変わりますからね。
できる限り、その辺は拘ったつもりです。

ただ、「本物の音」なので、人によっては
やはり受け付けられない物もあると思います。

なので、オプション設定で、
これらのリアルサウンドをオンオフできるようにしました。

おしっこ、おなら、うんち、下痢、腹痛、嘔吐
と言ったようにカテゴリ別にオンオフが切り替えられます。

なので、おしっこは良いけど下痢はちょっと……
みたいな場合は、おしっこをオンにして下痢はオフ、
みたいな設定も可能です。

これらの設定はゲームプレイ中でも、オプション画面で変更できます。
(オフにした場合、代替SEが流れるものとそうでないものがあります。
 代替SEが無い場合も、本来のSEが流れる時間分、
 イベント処理が止まるので、ゲームが数秒止まっているように見える場合がありますので、ご了承ください)


また、効果音の他にもバルーン表示、
いわゆる吹き出しについても強化しました。
恥ずかしがる様子や排尿、失禁、おチビり等を
吹き出しで表現されるようにしました。

これにより、今まで音でしか表現できなかった、
イベントシーンやモブとの会話での放尿や失禁などが、
もうちょっと視覚的に伝わるようになりました。

実際の画面イメージはこんな感じ。


特におむつおもらしは、セリフなどでしか表現できず、
なかなか視覚的に分かりづらかったので、
これによって、おむつにしちゃってる感じが存分に伝われば良いなぁ、とw


効果音や吹き出しの演出を強化したことで、
モブのおしがま、排泄表現が格段に上がったので、
モブのトイレに関するセリフを増やしたり、
そもそも、トイレ関連の話をするモブを増やしたり、
町中で、その辺のNPCに話しかけるだけでも、排泄がらみのイベントを楽しんでいただけるよう、色々と強化させていただきましたので、
是非、物語を進める合間に、こういった寄り道も楽しんで貰えたらな、と思います。

多くは書けないのですが、物語の本筋と関係無い場所や、
再度訪れた場所なんかで、トイレに関するサブイベントが発生することもあるので、
そういった点でも、色々寄り道をして多くの発見をしていただければな、と思います。

上記以外にも、トイレットウォーズの世界観にまつわる話(歴史や現象についての解説)
なんかもちりばめているので、世界観を深掘りする意味でも寄り道を楽しんでいただけたらと思います。


おねしょイベント

上記の効果音や吹き出しの追加に伴い、おねしょイベントも強化。
夢を見ながら気持ち良く放尿しちゃうところまで、全部見えるように。

もちろん、起きてからが大変!


また、おむつに「おねしょ用紙おむつ」を追加。

その名の通り、おねしょ対策のためのおむつであり、いわゆる夜用おむつです。
なので昼間に穿くと、あまり恩恵を得られません。
そもそも、おねしょ用おむつは能力も低く高価なので、
昼間に穿くメリットが無いのです。

しかし、おねしょ用おむつが本領を発揮するのは夜、寝ている時!
おねしょに対しては、バツグンの効果を発揮します!

昼用のおむつでは、おねしょをした時横漏れしてしまい、
そのままベッドを汚してしまう場合があります。
(たまに、昼用のおむつでも横漏れしない時もありますが、たまにです)
しかし、おねしょ用おむつであれば、
必ずおねしょを全部吸収するので、ベッドを汚しません。

なので、夜中のおねしょが不安な時は、
必ずおねしょ用おむつをして寝ましょう。


因みに、おねしょした時に、
穿いていたおむつが夜用だったか否かで、キャラのセリフが変わります。



アイコンも強化?

実は、アイテムなんかで使用するアイコンも少し増やしました。
排泄したビニール袋や携帯トイレ、
それに立ちションする時に使うアレとか、
何だか色々ありますね。

これらのアイテムはどのように入手するのでしょうか?

それは、実際にプレイしてみてからのお楽しみ。


今後やりたいこと

まずはなんと言っても、おまるの機能ですね。
CGまで描いて頂いたわけですから、これは絶対に入れるべき機能です。


後、今考えていることとして、敵のおむつ対策への対策ですかね。
物語がある程度進むと、敵はおむつを穿いて、
尿意転送によるおもらしに対抗してきますよね。
そのため、おむつを穿いている相手は、
二回おもらしさせないとおもらし状態になりません。

なので、おむつを穿いている相手であっても、
一発でおもらしをさせる方法というのを確立させていきたいと思います。

因みに、おもらしをしないためのおむつであって、
そのおむつという防御壁を突破して一気におもらしさせるため、
このおむつの能力を超えておもらしをさせる技を
「おむつブレイク」と名付けます。
いずれ、このおむつブレイクの方法について、お話できればなと思います。

ただ敵もやられっぱなしだとは思えないので、
そのうち、おむつの中におむつライナーを敷いて、
二重におむつを穿くみたいなこともしてきそうだし……
「おむつブレイク」の為には、
こちらも何か合わせ技みたいなのを考えないといけなくなりそうだなぁ……。


それと、先ほどおトイレ図鑑の話をしましたが、
それ以外にも、おもらしさせた敵を記録していく
「おもらしっ娘図鑑」なるものも作成予定です。
他にも、世界観が随分と広がってしまったので、
用語集的なものや、物語のあらすじを振り返れるようなものなど、
色々な辞典も用意しておこうかと思います。


最後に

相変わらず長くなってしまったので、最後はサクッと締めたいけど……どうなるかなw


色々とお付き合いがある関係で、
どうしても他にやらなければならないことが増えたりで、
開発作業もそうなのですが、
こういう情報発信もなかなか時間が取れないという感じで……。
ツイッター?X?の更新も、自分は遅い方だと思います。

忙しくてつぶやけないってのもありますが、
精神的につぶやいてる場合じゃねぇ、みたいな時もあり(苦笑)

特に、4月から3ヶ月ほどは、仕事が酷かったなぁw
過去、最悪の出来事を思い出したり、
他人から聞いた酷い労働環境の話を思い出したりして、
自分はマシ、自分はマシ、って暗示を掛けるのに精一杯w

でも、それが良くなかった……。
自分はマシ=この程度で潰れたら自分は社会でやっていけない、
って自分を追い詰めちゃうんだから……いやぁ、アレはほんとに失敗だったw


最後は結局、精神的にダメになってしまいーので、
その仕事からは抜けさせて貰いました。

でも、身の回りに居る人が良い人ばかりで、
おかげで今は大分立ち直りました。
本当に、何でこんな良い人達ばかりなのだろうって思える程で、
今回の一件では、支えてくれた皆さんには感謝しかないです、本当。

まあ、それでも今は今で結局、
トイレットウォーズの開発があまり進められないほど、忙しいんですが(苦笑)


あの悪夢の3ヶ月と、現在進行形で忙しい日々……、
しかも一回精神やられると、立ち直ってもふと不安になったり、
なかなか、心が安定しないんですよね、厄介なことに……。

それでも、なんとか前を向いて生きようって思えてるのは、
ひとえにトイレットウォーズの完成を
待ってくださっている皆さんのおかげだと思います。

前も言った気がするんですが、トイレットウォーズっていうゲームは自分にとってとても特別なものなのです。

自分の人生の集大成っていうのかな……
絶対大げさなんですけど、これを作る為に自分の人生があったんじゃないかなって思えるぐらい。
いや、やっぱりそれは流石に言いすぎかな……?

まあでも、それだけ自分にとって特別な意味を持っているこのゲームに、
多くの人が期待を寄せてくれているっていうのが、本当に嬉しいんですよね。


直接的に支えてくれたのは、
あくまでも前述の身の回りの人達ですけど、
でも、人って支えて貰っても、
結局その先で何をなし得たいかっていう目標が無いと、
結局自力で立っていられないんですよ。

身の回りの人達は、自分一人では立ち上がれなかったから
手を差し伸べてくれて、立たせてくれました。
でも、その手を離されたら、また自分は倒れちゃうんですよ。

じゃあ、どうしたら手を離されても、自力で立てるのか?
それは、自分の足で立って、歩いて、向かうべき目標が
自分の中に見えていないとできないんです。

その向かうべき目標って言うのが、
自分にとってはトイレットウォーズの完成なんです。
そして、何故それが目標なのかというと、
それを待ってくれている人達が居るからです。

だから今もこうして、なんとか前を向いて生きていけているのは、
このゲームを待ってくださっている皆さんが居るからだと、自分は思っています。
もちろん、それ以外にも色々な目標はありますが、
その目標の一つにトイレットウォーズの完成があるのは間違い無いです。

なので、この場を借りてこのゲームを待っていてくださる皆さんには、
改めてお礼を申し上げたいと思います。

本当に、ありがとうございます。


……さて、サクッとって言ったけど、結局ガツッとって感じに長くなっちゃったな……。
次の更新がいつになるかわかりませんが、まあ多分年内は無理かな?

こんな感じでゆるく進む感じにはなってしまいますが、
また次の記事でお会いできればと思います。

本日はここまで!

トイレットウォーズの開発経緯みたいなもの

お久しぶりです!

いや、その……仕事がなかなか忙しくてですね……更新の時間とかが全然取れなくてですね……。
本当に、本番リリースは地獄だぜ!

トイレットウォーズの体験版公開当初も、連日問い合わせの嵐だったですが、
もうアレの比じゃないですからねぇ……。
障害対応に求められる迅速さも、アレと比べものにならないし……。

まあでも、本番リリース対応はSEや、(趣味とはいえ)クリエイターの宿命だから、仕方ない。


とまあ、愚痴はこれぐらいにして……。
そろそろ、Ci-enも何か更新しておきたいところだと思っているのですが、
紹介したい内容が、まだとっちらかっていて、記事としてまとめるにはもう少しちゃんと考えたいなというところで、
今回は、トイレットウォーズの開発経緯でお茶を濁そうかと……。

というわけで、そんな内容ですがご興味があれば、最後まで見ていって頂けると幸いです!


このゲームの企画の始まりですが……
まあ、何を始まりと定義するかにもよるんですが……
構想以前の妄想も含めるのであれば、20年以上前のことになりますかね。

アレはまだ、自分が小学生の頃でした。
自分は「MOTHER2」をプレイしていたのです。

プレイしたことのある人なら分かると思うのですが、
MOTHERシリーズって、所々にトイレに関するネタがあるんですよね。

トイレそのものも出てくるし、トイレを使っているキャラも居れば、トイレに行きたがっているキャラも居る。
挙げ句、「おしっこしたい!」って叫ぶNPCまで居る。(しかも女性キャラ)
(トイレに行きたいって言ってる女性NPCも居る)

プレイしたことがないと、そんなまさかって思うかもしれないんですが、全部本当のことなんです。
超余談ですが、MOTHERシリーズの作中に出てくる全てのセリフが書かれた、
「MOTHERのことば」って本があるんですが、これにもそれらのセリフが全部バッチリ書いてあります。


って、MOTHERの宣伝してもしょうがないんで、話を進めますが……

自分、この性癖に目覚めたのが幼稚園の頃だったんですよ。
なので、MOTHER2をプレイしていた小学生時代は、とっくに覚醒した後なわけです。
そんな状態でこんなゲームプレイしたら、何を考えるかなんて想像付きますよね?

MOTHERでは、トイレネタはあるものの、当然ながら自分達がそのトイレを使うということはできません。
だからこそ、主人公達に尿意があって、おもらしをしないように時折トイレによっておしっこを済ませつつ、
ストーリーを進めるっていう内容だったら、すごく良いのになって、
その時からずっと妄想していたんです。

でも、その当時は小学生ですよ?
ゲーム制作なんて自分でできるわけもなく、そういうゲームがあったらな、
なんて妄想することしかできませんでした。


そして時は流れて、高校時代。
義務教育も終わって、自分は将来何になりたいか、をぼちぼち考える時期……かな?
まあ、あんまり自分はまじめに考えてなかったですが……。

ただ何て言うか……なんか気が付くと、その頃の自分はゲームというものにとても強い憧れを持っていました。
正直、漫画とかアニメは自分あんまり見ないんですよね。
子供の頃は見ていた気がするけど、いつからかあんまり見なくなった気がします。
気が付くと、とにかくゲームばかりしていた気がするんですよね。

別に漫画やアニメが嫌いって言うわけじゃなく、ただ単にゲームが一番自分に合っていたんです。

あくまで、これは自分の考え方でしかありませんが……
ゲームは他の媒体と違って、自分がその世界に干渉できる唯一の表現方法だと思っています。
自分が物語を進めなければ、自分が敵を倒さなければ、ゲームは進みません。
そして、場合によっては自分の選択によって、物語が変化します。
だから、その世界に一番入り込める媒体は、ゲームなのだと自分は思っていて、だからゲームが好きなんです。
(最も、自分が動かさないと話が進まないのが面倒臭いという理由で、逆にゲームが嫌いという人も居ますが……
 まあ、合う合わないはやっぱり人それぞれですね)

というわけで超安直に、将来はゲーム制作をしたいと考えたわけですね。
なので、情報系の学校に行きました。

まあ、情報系の学校に来るのって、みんな大抵ゲームを作りたいからであって、
その内9割ぐらいがプログラミングを勉強していく中で、思っていたのと違うっていって諦めるんですが……。
残りの1割は、学校の勉強だけ聞いててもゲームは作れないと悟って独学でゲームの作り方を学び、
卒業する頃には、これで食ってくのは無理だと悟り、別の職に就きます。

なので、ほとんどゲーム会社へ直行する人は居なかったですね。
まあ、上記のはあくまでも自分の身の回りはそうでしたって話なので、
みんながみんなそうではないかもしれませんが……。


で、自分はゲームの魅力に取り憑かれてしまっていたので、一応独学で色々調べていました。
ただ、ゲームを作りたいだけなら、プログラムの全てをマスターする必要は無くて、
単にゲーム制作エンジンを使いこなせれば良いんじゃないか?
ってことで、プログラムというよりエンジンの使い方を調べていたって感じですが……。

専門用語っぽいものばかりで、よく分からないですかね……?
ざっくり言うと、プログラム勉強するより、RPGツクール買ってツクールの説明書読んでりゃよくね?
ってことです。
もちろん、ツクールを使うにしても、プログラムの基礎知識はあった方が有利なのは事実ですが……。


なんか話が逸れてる気がする?
大丈夫。ここから、おしっこRPGの方へ寄せていきます。

というわけで高校時代になってから、それとなくゲームを作るための技術が少し身についたのです。
それで、色々なゲームを作って楽しんでいたわけです。

その中で、ふと小学生の頃の妄想を思い出したのです。
尿意があって、いちいちトイレに寄らないといけないRPG。
ゲームが作れる様になったのなら、自分でそういうRPGを作れないかって。

でもRPG作るなら、やっぱりRPGツクールを使うのが一番良いと思うんですよ。
ただ、当時自分には金が無くて……でもツクールって高いんですよね。
だから、全く手が出なかった。

結局、他にも作りたいゲームが色々あって、そっちにシフトしていっちゃったから、
おしっこRPGの構想は、またそこで終わってしまったのです。
(余談ですが、この頃は吉里吉里を使ってノベルゲーの制作をしていたので、RPGは全く作っていませんでした)


それから、大学生になってからだったかな?
どうやって見つけたのかは思い出せないのですが……でも見つけたんですよ。
色々な方が作成されたおしっこRPGの数々を。

実際にいくつかプレイさせて頂いて、何て言うかもう、言葉に出来ないほどの感動だったのです。
だって、小学生の頃からずっと有ったら良いなって妄想していたものが、遂に現実にできていたんですもの。
この時点でもう10年以上前からの悲願が叶えられていたわけですからね。
感動しないわけがないのです。


ですが、その一方で少し寂しい気持ちもありました。
いつか自分の手で作ってみたいと思っていたものが、もう既にできている。
しかもこれだけの完成度、これだけの数のゲームが世に出ている。

もはや、今更自分がおしっこRPGなんて作る必要は無いんだな、と思ってしまったのですね。
少なくとも、自分がやりたかったアイディアは全て実現されていたし、
自分がおしっこRPGを作っても、既に他の方々が作成されたものと同じものにしかならない。

そもそも、自分には絵を描く技術も無いので、
内容は同じなのに絵が無いだけのゲームにしかならない……。
など、色々あって夢が潰えたような気分になってしまったのですね。

それからは暫く、長年の夢を失って、放心状態みたいな感じが続きました。


そんなある日のことでした。

おしっこRPGを制作されているある方が、おしっこRPGを作る上でのとある悩みを告白されているのを見ました。

曰く、この界隈で多くの人が望んでいるシチュエーションは「おもらし」である。
まあ、確かに比率で言うと「放尿」より「おもらし」が見たい、という人が多いのは事実だと思います。

ただ、おしっこRPGにおいて「おもらし」とはデバフであり、それを避けるように行動しなければならない。
なので、みんなはおもらしが一番見たいのに、そのおもらしを回避するようなゲームデザインにどうしてもなってしまう、と。

というお話を見て、自分もなるほどと思ったわけです。


おもらしを積極的にするゲームデザインにしたいのなら、単純におもらしをバフにすればゲームとしては解決しますが……
ただこれはあくまで自分の考えですが、「おもらし」の良さは、
恥ずかしいこと、いわゆる羞恥心を女の子が感じることにあると思うのです。
なので、おもらしはあくまでも良くないこと、つまりRPG上はバッドステータスであることが重要だと思うのです。

ただ、デバフって別に使い道が全く無いわけじゃなく、
自分に掛かると厄介だけど、敵が掛かれば有利になるのがデバフです。
なら、敵をおもらしさせることを目的とさせるようなゲームデザインにすれば、この問題は解決するのではないか?
という考えが浮かびました。


そうすると次に問題になるのは、じゃあどうやって敵をおもらしさせるのか?ということでした。
単純に、おもらしをさせる魔法でも使えば良いのか?
でも、RPGである以上は、そこに何らかの戦略性とか駆け引きは欲しい。
とはいえ、おもらしに戦略性ってなんじゃい。

と悶々と考えているうちに、閃いたのですよ!
自分達が我慢したおしっこを敵に送りつけて、おもらしさせればいいじゃないか! と。

まず前提として、敵をおもらしさせるには、主人公達がぎりぎりまでおしっこを我慢しないといけない。
つまり、もし失敗したら自分達がおもらしをして不利になってしまう。
自分達がおもらししないギリギリまでおしっこを我慢して、一気に敵の膀胱へおしっこを転送する。
転送したおしっこが、敵の膀胱の限界を超えたらそこで敵がおもらしして、敵が不利になる。


でも、これだけだとギリギリまで我慢しないで、ちまちま尿意を送っても良いことになってしまうな……。
ならいっそ、おしっこを我慢している時は、アホみたいなバフが掛かるようにしよう。
そうすれば、敵をおもらしさせきれなかった場合、逆にこっちが不利になる。
なので、敵が尿意を我慢できなければ有利になるし、敵が尿意を我慢しきったら不利になる。
これで、少しは戦略性もできるんじゃないだろうか?

後、尿意がある程度溜まっていると強力なバフ状態になるのであれば、
主人公達は常にある程度おしっこを我慢している状態の方が強いことになるし、
気が付くとおしっこを我慢しながらフィールドをうろつく少女達、という光景にもなって、
ある意味ゲームコンセプトとしても良いかもしれない。


ですが、次に問題になるのは、尿意の溜め方でした。
ギリギリまで我慢して一気に転送するということは、
ある程度任意に尿意を溜められる仕組みが無いと戦略的に尿意の転送ができない。

とはいえ、じゃあ戦闘中に水をがぶ飲みして尿意を溜めて転送とかするのか?
となると、戦闘のテンポは悪くなりそうだ……。


その時、ふと目に付いたのがRPGにおけるMPの概念でした。
そもそも、主人公達のパラメータとして、HPがあって、MPがあるのに、更に尿意まである。

最初の構想としては、
HPが減ったら魔法を使って回復→MPが減る
MPが減ったらアイテム(飲み物系)を使って回復→尿意が上がる
みたいな感じで考えていました。

でも、なんかこれが煩わしい気がしてきたのですよね……。
結局、HPを回復させていったら最終的に尿意が上がるのであれば、
最初から、HPを回復→尿意が上昇、にしちゃえばシンプルじゃないのか?
という感じで……。

それで、いっそMPという概念を無くして、MPを尿意としてしまおうと。
そうすることで、MPをわざわざ介する必要が無くなるのと、
魔法を使うことで尿意が上がるので、任意に尿意を上げる方法がこれで確立される。

更に魔法は、RPGにおいて戦闘で頻繁に且つ、必要に応じて使用されるもの。
その魔法と尿意を直結させることで、尿意のコントロールがダイレクトに戦略へ影響を与える形になるはず……。

おまけに、MPが減るものであるのに対し、尿意は上がるものという違いがあります。
これにより、おもらしを覚悟すれば最強の魔法も序盤から使えてしまう。
逆にこれが、また新しい戦略に繋がらないか?
という期待もありました。


これで、尿意が戦略に大きな影響を与えるRPGとして、ある程度成り立ったんじゃないかな?
でも、敵もおもらしさせ続けられたら、何かしら対策って考えてくるよな……。

じゃあ、ある程度物語が進んだら、敵がみんなおむつをするようになったらどうだろう?
おむつおもらしの要素を入れつつ、おもらしのデバフを回避されるので、
戦略要素とフェチ要素がここでも繋がってくるんじゃないか?
などなど……。

「おもらし」というデバフを、どうやって積極的に行なわせるようなゲームデザインにできるか?
という課題から、気が付くとここまで一気に妄想が広がっていったのです。
もうここまで来たら、流石に実際に作ってみたくなりますよね。


ただ、この当時はまだ、他にやることが色々あったのと、
結局の所、絵を用意できないという課題が残ったままだったので、
ここまで思いついたものの、その後しばらくはこの案はしまわれることになりました。


それから暫くして、ようやくやることが色々と片付いていったのと、
前の記事でお話ししたように、色々お手伝いをしたおかげで、
絵を描いていただけることになったのとで、
ようやく、今までの妄想がやっと実現できることになったのです。

小学生の頃の妄想から、実に約20年……遂に夢が叶ったわけですね。


後は、敵キャラをおもらしさせるという性質上、敵キャラの絵とそれのおもらし差分を大量に作る必要があり、
流石にそれを全てお願いするのは無理でしたが、この辺はお金の力で色々な素材を購入しまくって、解決できました。
本番リリース対応とか、社会人は色々大変だけど、こういう時にこの大変さが報われた気がしますね。

他にも、生理の概念や、おもらし等をした時のパンツやおむつの状態遷移の構造とか、
自分の思い描いたフェチ要素をRPGのシステムに落とし込むために
色々なことを考えたのですが、全てを語っていたら、何万字あっても足りないので、流石にこれ以上は書かないですが……
とにかく、表現したいことが沢山あって、とてつもないことになってしまったんですね(苦笑)


とまあ、これが大まかな開発に至った経緯といった感じです。
尿意転送の発想が出てからは、もう本当にアイディアが次々と湧き上がってきて、楽しかったですね。
逆に言えば、このトイレットウォーズという企画は、
「尿意転送」というキーワードから全てが始まったとも言えます。


もし、次にまた機会があれば、今度は世界観やキャラの変遷なんかをお話できればな、と思います。


さて、また随分と長々書いてしまいましたが、
ここまでお付き合い頂いた方、本当にありがとうございました!

次こそは、新しい情報をお届けしたいな……と思っていますので、ご期待頂ければ幸いです!

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