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2022年 07月の記事 (1)

bkyu 2022/07/22 12:10

万事屋~神楽~1


Cienでは、Fanboxで描いたイラストに
ショートストーリーを付けたものを公開しております。
イラストのみで良い方は
Fanboxの方で支援お願いいたします。


銀魂の最後の映画がベースになったお話です。
映画もアマプラで視聴可能かと思います。


1.銀時のいない5年後

銀時は突然、万事屋から姿を消した。

神楽「銀ちゃんがいないアル」

異変に気付いたのは一緒に万事屋に住んでいた神楽だった。

朝起きたら、銀時がいないのだ。

しばらくして、万事屋に新八がやってきた。

新八「さ、探しに行こう!」

神楽「う、うん!!」

新八と神楽は街中を探した。


しかし、銀時はいなかった。

もぬけの殻となった万事屋に、その時の神楽や新八はわけもわからずに立ち尽くしていた。

それでも、いつか銀時が帰ってくるであろうと、新八は毎日万事屋に足を運んだ。

新八「銀さんがいつ帰ってもいいように、僕たちで万事屋をやっていこう!」

神楽「うん!」

二人は、銀時の帰ってくる場所が無くならないように、万事屋での仕事をつづけた。

新八「万事屋を続けていれば、きっと銀さんが帰ってきてくれる・・・」

そう思っていた。

1年、2年・・・銀時が帰らぬまま、二人は万事屋を潰さないために協力していた。


しかし、銀時は帰らなかった。


神楽「銀ちゃんは、もう帰らないんじゃないアルカ?」

神楽はついにその言葉を新八に発した。

新八「・・・っ」

新八もうすうすそう思っていた。


そんな時、江戸には『白詛』という謎のウイルスが蔓延した。

そのウイルスに感染した人間は、髪が白くなり、四肢の筋肉が弱まっていき
やがて死に至るというウイルスだった。

空気感染で広がるそのウイルスは瞬く間に江戸中に広がった。

人々は江戸から離れ、江戸に巣くっていた天人でさえ、江戸を離れたのだった。



銀時がいなくなり4年目


白詛の広がった江戸は、荒廃した。

管理者のいなくなった街が、崩壊するのにさして時間はかからなかった。

上流階級の人間は、そこからいなくなり、どこにも移動する事も出来ない下流の人間は白詛の広がる江戸で細々と暮らしていた。

何も持たない下流の人間たちは、世界を悲観し他人の物を奪ったり、女をレ○プするような事は当たり前になっていた。


そんな江戸中で起こる暴力に、新八と神楽は、万事屋として対処し続けていた。

それは、自分たちが万事屋を放棄すれば、銀時の帰る場所が無くなってしまうと思っていたからだ。


しかし、そんな中、新八の姉『お妙』も白詛病に侵されたのだ。

いままでなら、銀時に相談できたのだが、荒廃した街で一人で解決しなければならない。

お妙を病院に入れ、今までやっていた慈善事業のような万事屋の仕事は出来なくなった。

新八「病院へ入れるためには、お金がいる。」

荒廃した江戸の病院での入院は、驚くほど高額になっていた。

新八は、一人で万事屋としての仕事を請け負い始めた。

姉のために危険な依頼を率先してこなし、高額な報酬を得なければならなかった。


そんな危険な仕事に神楽を巻き込むことは出来なかった。

新八の足は、万事屋から遠のき、そして、神楽は独りになった。


何日待っても新八も万事屋には来なくなった。


神楽「寂しいアル・・・」

その抜け殻の万事屋には依頼すらも来なくなっていた。


そんな時だった。


ガチャガチャ・・・

万事屋の扉が音を立てた。


神楽「銀ちゃんアルか?」

神楽は扉から聞こえたその音に、すぐに反応した。

しかし

その玄関にいたのは、見知らぬ男の2人組だった。

神楽「だ、誰アル?」

男A「金目の物を出せ。大人しくしてれば乱暴はしねぇぜ」

男の手には、ナイフが持たれていた。

神楽「金目のものなんて、ここにはないアル!」


一人の男は、ナイフで神楽を脅し、もう一人の男は家探しをしている。

男B「本当に大したもんねぇぜ」

男A「チッ、無駄足かよ。・・・ん?」

男は、改めて神楽を見た。

顔が童顔で気づかなかったが、体は年相応に育ち、胸は大きく膨らんでいた。

男A「へへへ・・・」

ナイフを持つ男はゲスな笑いを浮かべる。

男B「ほう・・・」

家探ししていたもう一人の男も、気付いたようだった。

男Aに呼応するかのように、男Bは神楽を羽交い絞めにした。

神楽「な、何をするアル!?」

男A「暴れるなよ?暴れればこの可愛い顔に消えない傷がつくぜ?」

男はナイフで神楽の顔をペタペタを叩いた。

神楽「・・・・・・クッ」

男B「この街の女はみんな男に犯されるんだ。嫌なら出て行くんだな!」

男は、神楽を羽交い絞めにしながら、神楽の耳元でそういった。

カチャカチャ

男Aは、片手でナイフを突きつけながら、もう片方の手で器用にズボンを下ろした。

男のイチモツはすでに勃起していた。

神楽「い、嫌アル!!」

男A「大人しくしろ!!」

ビリリリリィィ!!!

男は、手に持っていたナイフで神楽の服を裂いた。

神楽の大きな胸が服の裂け目からこぼれた。

男B「へへへ、こいつはあたりだぜ」

後ろから羽交い絞めにしていた男は、その胸に手を伸ばし、やわらかな胸を揉みしだいた。

神楽「だめアル!!」

男A「へへへ!!こっちも」

ビリビリビリ・・・

男は、さらに神楽の下着もナイフで裂いた。

神楽「いやああああああ!!」


いつもの神楽なら、本気を出せばその男達に勝てたかもしれない。

相手がナイフを持っていた事・・・

銀時と新八がいなくなり、自暴自棄になっていた事・・・

色々な要素が重なり、その状況を受け入れてしまったのだった。


その日神楽は、男達の暴力で処女を失った。

2.万事屋~神楽~

それから、さらに1年が経った。
神楽は19歳となり、大人の女性に姿を変えていた。

豊満な体となった神楽には、今までの服では収まり切れなかった。
そこで、神楽は銀時が残した服を縫いなおし、それを着て万事屋の仕事をしていた。

その仕事の内容は、処女を失った日から、少しずつ変わっていった。

「女性を守るための活動」
そう言えば、聞こえがいいが、それは要するに、風俗であった。

この荒廃した江戸でもっとも多いのが、「女性への性的な暴力」だった。

歌舞伎町も崩壊し、性風俗は秩序を失っていた。
性欲の行き場を失った男達は、女性に暴力を振るい始めたのだ。

その暴力で処女を失った神楽が、その抑制のために活動するという事は、自然な事だったのかもしれない。

神楽は、この1年間、その成長した体を活かし、男達の性衝動を抑制するための活動を始めていた。

神楽は、万事屋として江戸の隅に長屋を借り、そこで客を取っている。

プレイ内容は、お金次第。

万事屋~神楽~は、美人の夜兎(やと)族とセックスできると、すぐに評判となった。


ガラガラ・・・

客「へへへ、神楽ちゃん、良かったぜ」

その長屋の扉が開き、男と神楽が出てきた。

神楽「私は、まあまあだったわ」

神楽は冷めた表情でそのように受け答えをする。

客「まあまあか・・・また来るぜ」

さっきまでよがり狂っていた神楽を想像し、それは強がりからくる言葉というのが分かっていた。

神楽「ふう・・・」

街に消えていく男を見ながら、神楽はため息をついた。

もはやセックスに抵抗は無い。

むしろ、その肉欲からくる快楽を気持ちいいとさえ思っていた。

神楽「銀ちゃんが今帰ってきたら、こんな私をどう思うかしら・・・」

そんな思いが、常に脳裏をよぎった。

神楽「だ、ダメよ!こんなことを考えちゃ!」

神楽「こんなふうになったのは、全部銀ちゃんのせいなんだから!」

神楽は、先ほどまで使用して、汗臭い部屋の空気を入れ替え、掃除をしながら、そう考えていた。

3.風俗

しばらくすると、その長屋に客がやってきた。

客「あ、あの」

長屋の外で、男がモジモジとしていた。

神楽「お客さんかしら?」

客「は、はい・・・」

その客は、中肉中背だが、ナヨナヨとしていた。

神楽『気の弱そうな子ね・・・上客だわ』

荒廃した江戸に残っている男達は、ほとんどが屈強な肉体をしており、セックスも激しかった。

神楽がいくら強いとはいえ、セックス中は男に身を任せるしかないため、激しいと疲れるのである。

その意味で、気の弱そうな男は、上客なのである。

客「あ、あの、今日は持ち合わせがあまりなくて・・・そのパンティを見ながら、オナニーをさせてもらうだけで良いんですが・・・」

男はモジモジとそういった。

神楽「え?オナニーだけ?」

それは、神楽にとって誤算だった。もちろんそれは楽なのだが、パンティ見せの価格はたったの1000円だった。

神楽「ふうん、じゃあ、どうぞ。」

神楽は、その服の裾を掴むと上にあげた。

神楽のイメージカラーである赤のパンティが路上で晒される。

客「あっ!!わわ・・・」

男は、突然始まったプレイに焦りながらも、そのパンティにくぎ付けとなった。

神楽「でも、本当に良いこれだけで良いのかしら?みんなおまんこに満足して帰っていくけど?」

神楽は、膝を地面について、必死にパンティを見ながらオナニーをしている男に対し、そう言いながら、パンティ越しに割れ目をなぞり、その割れ目を左右に広げた。

客「はあ・・・はあ・・・・」

シコシコシコ

そこは、路地裏とはいえ路上だった。

男は、そこが路上という事も忘れて、自分のイチモツを必死でこすっていた。

客「ぬ、濡れてますよ?もしかして、路上で興奮していますか?」

男は、パンティに広がる染みを見て、神楽にそういった。

神楽「か、勘違いしないでよね!これはさっきまで他のお客さんに中出しされたのがでてきちゃってるだけ!」

神楽はそういっていたが、路上で男の眼前に自分の性器を晒しているという状況に、少し興奮しているのは事実だった。

神楽『主導権を取られるわけにはいかない・・・』

少し焦りながらも、神楽はそう考えていた。

神楽「あらあら、必死でチンポしごいちゃって・・・いいわ、サービスでおまんこ見せてあげる。」

神楽は、パンティの紐を片方ほどき、本来2000円の追加料金を取る「まんこ見せ」をその客の前で行った。

客「え!?」

客は、不意を突かれ一瞬固まった。
しかし、状況を把握できたのか、再び手で自分のものをしごき始めた。

神楽「今日は、あなたの前に3人も相手にしたから、おまんこドロドロになってるわ」

神楽のおまんこには、黒々とした陰毛がみっちに生え、その陰毛には、男達が出したであろう精液がこびりついている。

そして、性器の部分からは男達の精液が零れ落ち、パンティと性器が精液で繋がっていた。

客「な、何回出されたんですか?」

男は、そこからこぼれ落ちる精液の量の多さに、たまらずにそう言った。

神楽「そうねぇ・・・たしか一人3回ぐらいかしら?」

神楽はそういうと、自分のおまんこを広げ、そこから精液をヒリ出した。

ゴポッ!

精子の塊が、がに股の神楽の股からドロっと排出された。

客「す、すごい・・・」

一人3回。つまりこれが9回分の精液だった。
男は、その量を見て、その後ろの長屋の中で、男達に種付けされる様子を想像していた。

神楽「あら?どうしたの?手が止まってるじゃない?」

客「はあ・・・はあ・・・」

すでに男は、目の前のその神楽の『穴』に魅了されていた。

神楽「ゴム有なら、少し安くしてあげるけど、どうする?」


次の瞬間、男の理性の糸は切れた。

神楽に有り金を渡すと、そのまま神楽を連れて小屋に入った。

神楽「あっ!あっ!あっ!いいわぁ!」

ギシギシギシ!!ギシギシギシ!!

その小屋から、すぐに神楽の喘ぐ声と、建物のきしむ音が聞こえてきた。

そして、その行為が始まると、その小屋の周りは男達が取り囲み、小屋ののぞき穴から中を覗き始める。

神楽「おっ!おっ!おっ!イグ!イグ!!!」

事前に金を払っていた覗き専門の男達は、その行為が始まるのを待ち望んでいたのだ。

実際のプレイ相手からも金をとり、そのプレイを見たい人からも金をとる。
神楽が新万事屋で始めた商売がこれだった。

神楽のセックス小屋には、その後もひっきりなしに男がやってきた。

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