マビノギを懐かしいと思いつつ
マビノギというMMOゲームがあるのだが、マビノギは2009~2012年までやっていた。
ファンアートに投降した日付を見ると、2009年だったから実際はもう少し前からしていたと思う。
これは当時のイラストだが…今よりもずっといい。線が生きている気がする。12年前だぞ…まるで成長していないどころか、うつ病になったのだからしかたなしといえど…退化している。
いや、実際退化したのは、絵を描く気持ちなんだろうけれど…。人と比べたからなのは明白なんだ。けど、これでもいいと思えてるし、今でもこれでいいと思える。
当時からファンアートに投稿されたのは比べるまでもなくうまい人が多かった。
やっぱり比べだした時から、何かが崩れたんだろうと思う。
ひぐらしの竜騎士さんだってそうだし、これからリメイクされる月姫もそうだし、イラストだけで売れたわけではない、当時を思うと懐かしくて死にそうになるけれど!!どっちも20年くらい前だぞ。
あっという間に20年がたったわけだ
自分にできることは、描き続けてゲームなりなんなりをつくるか
自分のハードルに見合った絵を描ける様に血を吐く努力をするか
それしかない。
あとは、筆を折るか…それだけはしたくない。
それをしたら何も残らなくなる。
となるとこの二者択一になるわけだ。
今更遅いかもしれないが…生きる目的がそれしかないんだ。
もっと軽く考えたいけれど、といっても、絵を上手くなるために練習するのは嫌なんだ
となるともう…いろんな本を買って読んだりしてみたけれど、もう本を読むのさえできなくなってる、できたとしても書いてある事をやろうとは思えない。
どうだい?もう選択肢は一つしかない。
良いか悪いかではなく、やりたいかやりたくないかで判断するとどうだ?
簡単なノベル制作だって楽じゃない
わかってる、喜びがないんだ。
だから手間取ってる、うまくいくかもという希望よね。
それがない…それでも同じように作ってる人もいるはずだ。
仲間意識じゃないけれど…
うまいのに売れてない人だっている。
それは世間に見られてないから宣伝が悪いからだとわかっていて、ジェラシーを感じるわけだけれども、そんな人もいる。
人生の半分すぎたぞ。どうする?もう決まってるはずなのに、納得いかないジレンマですり減ってるわけだ…けれど、余計な事は置いて置いて、描いて作るのがいいと思うぞ。
と、懐かしい気分に浸りながら、ノスタルジーをまたも感じながら考えた。
MMO全盛期にはもどれない。もどりたくてもね。
進むしかない…描く楽しさを忘れたのが全ての敗因…とりもどさねばいばらの道を進むしかない。
ああーーーー!!もう、この頃は絵を描いていても今よりはまだ楽しかったのにな!!!あ~~~~ももぉおおおおおお!!
と叫んでも戻れないわけだが…あの頃のネットゲーが楽しかったのは、リアルと仮想世界の隔たりがあったからだと思う。ネカマと化して楽しんだり、その登場人物になれた。
演技の世界を体験できるし、なによりも、今と違いVCと呼ばれるディスコードとかスカイプもほぼない時代だったので実生活のことを聞かれることもあまりなかった。
思い返すと、仕事とゲームに吸い込まれていた時代だった…。いまは、時間だけはあるのに、気力がない。
やっと好きな事をして暮らせるようにはなったのにな…。
絵を描かないのにうまくなりたいと同じで、気力だけあの頃に戻りたいというのも変な話なのかな…。
少しずつ、作っていこう、それでいい。それでいい。