ふと思った事
日本は潔癖症すぎるんじゃないかと。
いきなりだけどそう思った。
80年代90年代はなんだかんだいって、バブルの余波ものこっていたのかどうかわからないが、余裕というか、遊びというか…そんなのが残っていたように思う。
たしかに、そのあたりに犬の糞だとかゴミが落ちてないのは素晴らしい事だと思うが、変わりに少しのズレをも許せない風潮になっていってしまっているのかもしれない…コイツ大丈夫か?という人もあまり街中では見ないし、ホームレスもほとんど見なくなった。
どこかに隠しているだけだと思うが…汚い部分がまるでないかのようだ。
汚い部分がないなどと、そんなはずはないんだけれど、それを敏感に感じ取ってしまって、いないこにされる恐怖というか疎外感を増長する恐怖感を煽っていて図太い人以外は何らかの変調をきたしてしまうのだと思う。
タバコに関してもそうだ。ルールをまもっているのに、まるで犯罪者扱いである。
麻衣の虫ぐらしなどを読んでも考えたが、やはり綺麗すぎるというのは問題なのかもしれない。
免疫もなくなるし…とはいっても体は綺麗に慣れて行くわけであるからして、みんなで汚い部分んを追い払い、潔癖症になって住みずらい世の中を生み出してしまうのだろうと考えてやまない
酸いも甘いも生きられて、住みやすい世界が出来上がるのだろうか?自分もきれいな世界に慣れてしまっているので、もはやいかんともしがたいが…そう思わずにはいられない。