去年、全日本フィギュアでMIYAVIの曲で滑ってる選手がいた。今年も気になったのでTverで観てました。
そういえば、演技が終わった後に花束とかぬいぐるみをリンクに投げ込む風習がなくなっていることに気づいた。やはりコロナ禍がきっかけでなくなったのかと思ったら、どうやらコロナ禍直前の2019年に禁止になっていたらしい。
Tverで視聴してたら、CMで【推しの子】のB小町がシャンプーだかコンディショナーだかの宣伝をしていた。「サインはB」という曲、中毒性があって良いな…と思って調べたら作詞作曲がオーイシだった。納得。
紅天感想(ネタバレあり)
というわけで約1カ月間にわたって牛歩のごとく進めてきた紅天をやっとプレイし終わった。
とにかくキャラクターの魅力度は今までプレイしたBLゲームの中でナンバーワンです。今まで商業BLゲームはすこししかやってないけど。咎狗、ラメント、スイプー、ドラマダ、大正メビウスラインだけです。一番好きなのはスイプーだが、もう8年くらい前なのでうっすらとしか記憶がない。
今年の年末年始はBLゲームをやります。積みBLゲーを解消するぜ。今日から紅天ファンディスク『藍丸捕物帳』をやって、あと『東京陰陽師』と『スロウ・ダメージ』がひかえています。もう何年も眠らせていたので起こしてあげるね。今年はBLドラマ(美しい彼)で始まったが、2024年はBLゲームで新年を迎えるぜ。
フルコンプまで20時間くらいです。ちなみに私はBLゲームをプレイするとき、わからない単語が出てきたらメモって電子辞書で調べています。こうして語彙力を増やしていくんよ。
あらすじは、江戸時代を舞台に半妖の藍丸は何でも屋をしており、妖刀事件を引き受けることに…みたいな。
舞台は江戸時代なのだが、OPのグラフィックと曲調が江戸っていうか平成前期を彷彿させます。DVDではなくビデオの時代を思い出し、非常にノスタルジーを感じます。紅天は2008年に発売、新装版が2011年に出ています。2008年ていうか2000年前後みたいな雰囲気を感じる。2000年前後のエロゲ―がどんな感じなのか知らないけれども。
このグラフィックが逆に紅天の世界観に合っていると思います。ツルツルテカテカしているのではなく、ざらついた質感が和風ファンタジーの世界観と合致しているように思うのです。
紅天の感想をネットで検索して読んでみたのですが、「ここがちょっと…うーん…」みたいな部分は他の人がもうすでに指摘しているので、ここでは書かないことにする。たしかに微妙なところはあるのだが、それを上回るキャラクターの魅力があったのだ。だから妖刀とか半妖とか和風ファンタジーに興味がある人はぜひプレイしてほしいのだ。藍丸かわいいよ藍丸。
以下、ルートごとの感想。ネタバレ注意。
七絡→弧白→雷王→今日丞→桜螺→緋王の順番でクリアしました。
何度繰り返しても緋王エンドに行けなくてギブアップして攻略の仕方をネットで検索しました。
緋王ルートは2周目から行けるようになるのです。私は1周目で緋王ルートに向かって進んでいったが、1周目なので七絡ENDになったというわけだった。
緋王ENDでも七絡が輝いていた。本領発揮して光り輝いていたよ、七絡ていう男は。
七絡ルートは、藍丸が親友のために躰を張り快楽に堕ちていく様が描かれており、非常にドスケベでしたね。BLゲームの華だよ。こういうのを見るとBLゲームやってんな~という気分になる。
弧白ルートは、ラストで「ファッ⁉」となりました。予想外の終わり方をしていておもしろいです。これからプレイする人も絶対ラストで「ファッ!?」てなるので紅天プレイしてくれ。年末年始だし。外は寒いから家でひきこもって紅天やろうぜ!
雷王ルートは、最初から藍丸と雷王との距離が近いので感情むき出しの藍丸が見れるのが良いです。最初は藍丸のオカンポジションだと思っていた雷王だけどだんだん兄弟に見えてきます。ちなみに雷王は桜螺ルートでオトンみたいになります。
今日丞ルートが私の最萌えです。今日丞×藍丸の組み合わせが一番好きです。今日丞のこと、最初は「壺売りつけてきそう…」とか疑心暗鬼になりました。ホストみたいな距離の詰め方、ただしイケメンに限る言動、手の上で転がされる藍丸、そしてお持ち帰りされる藍丸…。なんですかこれは少女漫画ですか? セコムしっかりして? 藍丸は「恋の暗がりへと」落ちていくのだった。
「君を想うだけで形を変える……」ってハンターハンターのヒソカが言いそうなセリフだなと思って何度でも反芻して笑える。
今日丞ルートで私は、めっちゃおもしれー小説を読んでいるときに作者の手のひらで転がされているときのあの感覚になりました。ショックで涙も出ない藍丸が、今日丞の暖かさにふれるあたりがね、これ以上はネタバレになるのであれなのですが、ここすごく良かったよ。そこからの「所有の証」がね。つらい…エロぉ…尊い…おいてめぇふざけんな・・・みたいに感情ぐちゃぐちゃにされて最高だった。萌えるッ!
桜螺ルートは、藍丸が桜螺を攻略していきます。ここからおせっせに入るんですか⁉いや、今までの展開からもう知っていたけどさ。そしてこのおせっせがつらい。「俺の修羅」のあとに(意味深)ってつけたくなる。「痛みよりもっと耐え難い仕打ち」にもうやめてくれぇ~ってなるものの私の中にいるもう一人の自分が「BLゲーム主人公のメンタルと肛門は強いから大丈夫だろ」と囁いてきてマウスをクリックする手が止まらないのだった。お前らが一番燃え盛ってるよ…!ていうルートだった。藍丸がいちばん主人公してたルートだった。
そういえば最初は嘉祥も攻略対象だと思っていたが、どうやらFDのほうで嘉祥ルートがあるらしい。
2023年最後の一週間は紅天FDやるぜ。あと、年末年始はゲ謎を観に行きたい。