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2022年 11月の記事 (8)

有坂総一郎 2022/11/30 19:00

資料購入 日本植民地鉄道史論

日本植民地鉄道史論―台湾、朝鮮、満州、華北、華中鉄道の経営史的研究 (鉄道史叢書)

大分迷っていたのだけれども手配することにした。9,000円オーバーの資料ってのも久々である。概ね5,000円くらいでなんとかならんかなと考えているのだけれどもね。

まぁ、でも、こういう手の資料ってのは金額=価値だから下手にケチることも出来ないのだよね。

古書というほど古いわけではないけれども、この手のは古い資料にこそ未発掘の重要な情報が眠っていたりする。

足りない情報は推測や傍証から考証するしかないけれども、それでも一定の信憑性を担保するにはこういった地道な情報収集が大事なんだよなぁ。

出費が笑えない数字になるんだがね。

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有坂総一郎 2022/11/25 19:30

やっぱりモノ創るっての楽しいな

未だコミケは参加したことはないのだけれども、だけれども、憧れるし、楽しいのだろうと思うし、戦場なのだろう。そして宝物が其処彼処に散らばるダンジョンなのだ。

生憎、絵を描ける能力はないからいわゆる薄い本は出せるわけではないのだけれども、いくつかの考察と考証をまとめた本くらいは出せる気がする。

まぁ、売れても売れなくてもそれはそれ。クリエイトすること自体が楽しいのだからそれを共有出来るそれに浸ってみたいモノだよ。

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有坂総一郎 2022/11/24 21:00

メディアミックスという効果的な使い方と基本的なやるべきこと

改めて思うのだけれど、小説だとその情景を表すために文章の技巧を駆使すれば表現することが出来る幅は広がると思う。けれど、本筋に関係ないことを事細かに表現していけば冗長になるし、話のテンポが悪くなる。

故に拘って書く必要がある部分を除けば表現に文字数を割くことをしない。

けれど、これが映像、つまりアニメ化、漫画化されるなどメディアミックスされた場合、その省かれているけれども登場人物の心理描写などに深みをつけることが出来る。

これって割と大きいメリットであるんだよね。けれど、逆にアニメ化、漫画化したものでは登場人物の内面を表現するには余り適当ではないというデメリットがある。無論、side viewとかanother viewとか使うことで同じ効果を出すことは出来るが、それは同時並行では示せず、違うシーンとして演出せざるを得ない。

これはそれぞれのメリットデメリットではあるが、どちらが優れているとかではない。技法によっての演出方法の違いであり、メディアによって選択の余地があると言うことを示しているに過ぎない。

小説というのは読み手が文章を映像として脳内再生することが出来るわけだが、そこは結局は文章から読み取れる情報に依存し、読み手の想像によって補完している。

しかし、アニメ化、漫画化による動画、静止画によって文章にすると冗長な部分を補うことが出来ると、小説を読み直した際にそのシーン毎の描写を脳内再生する際に大きく影響を及ぼす。

物書きとしては当たり前の論理なのだが、この辺を意識しないといけないなと改めて思う。結局、これってプロットや設定でどこまで踏み込んでいるか、そこを推し量るバロメーターなんじゃないだろうか。

一日辺り文字数5千字、1万字と書き上げること自体は難しいことじゃない。けれど、それを支えるのは結局はプロットや設定や意図が明確になっているからであって、本当に意味のある5千字、1万字をでっち上げるのはかなりの努力と準備が必要になる。

ガンガン書けていた時期の私でも3千字の文章を作り上げるのは資料を参照しつつ方向性と考証したそれを基にしてやるだけで平気で3時間とか4時間掛かっていた。事前の準備が出来ていればそれに沿って書くのでもう少し時間を短縮出来るけれども、結局準備と資料の精査の時間を考えれば4時間前後は必要とするだろう。

プロでもだいたい5千字~1万字を目途にしているというのだから、重要なのは文字数そのものでは無く、事前準備であるプロット作りやそれの下敷きとなる資料集めと考証なのだ。また、登場人物の設定も石田三成の三献茶と同じで最初から濃くて熱い茶を出すのでは無く、小出しでその特徴を表出させていくという手法も大事だろう。

そこがしっかり出来れば演出の仕方の幅が広がるし、そこを拘ることも出来る。けれども、それをする前に一度構想に従って一度書くだけ書いてそれから見直しをすることで問題点を見直す、そういうやり方が本質的に正しいのだろうと思う。

結局、書かないことには演出もクソも無いのだから。

とまぁ、「冴えない彼女の育て方」を読み直していて思うわけよね。

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有坂総一郎 2022/11/24 19:00

小説を書く時、頭の中で場面を映像として見るか静止画として見るか

小説を書く時、頭の中で場面を映像として見るか静止画として見るかという話をしてたら自分の文章の弱点が発覚した
https://togetter.com/li/1976393

「あぁ、なるほど」と思った。

恐らく私の場合は、動画として執筆する感じではなく静止画として執筆している感じに近いはずだ。

逆に読む側の場合、静止画的な執筆スタイルのものであっても頭の中で動画に自動変換されているからあんまり意識したこと無かったなぁと。

確かに意識して読んでみると静止画、いわゆる漫画のコマ割り的な執筆のモノって結構あるなぁと思う。まぁ、商業作家の場合は概ね動画的に「ぬるぬる動く」執筆出来ている人って多いのだよね。

まぁ、そこがプロとアマ(同人)の違いなのかも知れん。

なるほどな。これは合点がいったよ。

前に「冴えない彼女の育て方」の後書きかなんかで同作はメディアミックスを前提とした表現方法を用いているという趣旨のそれを読んだか見たか聞いた記憶がある。

文章で描写しきれないちょっとした仕草などを映像によって補完することでヒロインの心情を更に深く掘り下げることが出来るという趣旨があったのだが、確かにその話はアニメや劇場版を見てその通りではあった。

まぁ、著者がそもそもゲームのシナリオライターでもあったから、そういった視点と表現をより明確な形で示すことが出来たのだろうと私は考えているのだけれども、此度のtogetterの記事でそれを改めて示されたような気がする。

というのも、昨日、12時間掛けてアニメ2期+劇場版を観ていたので、よりそれを強く感じたのである。

実際ね、最近モノを書けない、書こうと思うものがまとまらないというそれが続いているから改めて原点回帰じゃあないんだが、何でしたいのか、何をしたいのか、どう書けば納得出来るのか、どう表現するべきなのか、それを見つめ直す良い切っ掛けになったと思う。

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有坂総一郎 2022/11/11 12:00

どうもしっくりこない

米帝を支那という泥沼に引き摺り込んだわけだけれども、お膳立ては十分に出来ているけれどもなんかイマイチそれを活かしてきれていない気がする。

もう少し決定的に深入りする理由が無いといかんなぁと。

華中の鉄道網を米資本を牛耳っていてそこを侵害されるとか、それくらいの米国世論が沸騰するような要素が無いからだろうか。

西部開拓史でも調べ直せば何かヒントがあるかも知れない。

何かオススメの書籍や文献資料がないかな?

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