フルすす 2022/01/09 10:51

ゾーンマップ/CGモード

 今は追い込みの時期と覚悟して、制作はバリバリ行っているのですが、それでも予定の1月下旬に間に合うかどうかは予断を許さない状況でもあります。
 とはいえ、作業ペース自体は悪くないことと、このまま頑張れば予定に間に合いそうな目もあること、今の時点で発売日を延期してもそのぶん遊ぶだけになりそうでもあり、ここが頑張りどころかなぁと思っています。



・ゾーンマップ

「ズボラ飯」はゾーンセレクトの構成になっています。
 最初はゾーンAからはじまり、そのシナリオが終わったあとにBかCを選択、Bを選んだならその後はDかEかを選択…と文章説明よりも、ゾーンマップの図説を見てもらうほうがわかりやすいかなと思います。

 こういう構成にしているのには、いろいろな理由があります。
 いちばん大きな理由は、ゾーン全体数で言えば10ゾーンですが、これを連続10章のひと続きとするよりも、4つくらいでエンディングに到達するほうが達成感も得やすいし、遊びやすく感じるのではないか…と考えました。
 ゾーンG・H・I・Jのあとには各エンディングがあり、Gのあとにエンディング1、Hのあとにエンディング2…といった構成で、4つのエンディングがあります。

 4つのエンディングは、それぞれが等価です。
 内容的には、あれよあれよと上手くいって大金持ちになる…とか、今までどおりの日常が続きます…とかはありますが、エンディングの違いで成功失敗という差は基本的に無く、実質ゲームオーバーめいたエンディングや、逆にトゥルーエンディングに相当するものなどもありません。

 各マルチエンディングが等価であることは、エンディング1と2の内容で違う未来…エンディング同士では矛盾を生んでしまうようなシナリオを書くこともできる、というのはゲームという媒体が得意とする強みだと思います。
「ズボラ飯」はシナリオ内で、選択肢によって以後の展開が変化したりする要素は入れてませんが、ゾーンマップ全体を見て、
「今回はこっちに行こう」
「次はそっちに行ってみるか」
 と大きな区切りで判断してもらうことになります。
 ギリギリまで余分な要素をそぎ落とし、最後に残ったゲーム要素、ではあります。
 ゲームはあくまで遊びなんで、余分な要素をとにかく削ぎ落とすのが良いとは必ずしも言えないとも思いますが、余分な要素を削ぎ落とすことで「製作者である自分としては、完成させやすくなる」のは間違いないので。

 ゾーンマップは公園のシーンで表示され、ゾーン選択のときに参照できるようになってます
(選択肢ウィンドウ表示のときに暗くなってしまいますが、いろいろ試した結果この仕様にしました。選択肢をキャンセルすれば明るい状態に戻ります)


・CGモード

 漠然と実装はしたいよなぁ、とだけ思っていたCGモードも完成しました。
 これは主人公のアパートで、元々はゾーン間のセーブロードを行うために制作したマップだったものです。
 ただ、どうも外に出ることが不可能なアパートというのも、なんだか独房めいていて陰気かなぁと思い、公園にすることを決めた以降はこのマップはお蔵入りの予定でしたが、CGモードの部屋としてなら殺風景なのが普通だしいいかなと、ここで使用することにしました。
 読んだえっちシナリオはフラグ管理により、CGモード内で対応するアルファベットに接触する(マウス操作ならアルファベットを直接クリックする)と、そのゾーンのえっちCGを順番に表示していきます。

(それにしてもなんというか、壁に話しかけて回想の幻影を見るというのは…どうして自分でも意識してないのに、どこか病的な雰囲気になってしまうのか…)

 E1、E4はエンディング1、エンディング4です。
 エンディング2と3にはえっちCG自体がありません。

 あと、CGモード全開放の機能も用意しています。
 これはまぁ、何度も言うようですが、軽い気持ちで楽しんでほしいので、とにかくえっちCGが見たいひとは、それはそれでいいよって思ってます。
 ただまぁ自分では、とくに日常シナリオのほうではヒロインを「この女、おもしれーヤツwww」みたいな感じが結構出せてるんじゃないかと思うんで、シナリオも読んでもらえると…嬉しいかなぁ。



(↑クリックすると予告ページが別ウィンドウで開きます。もしよかったらお気に入りに入れていただけると嬉しいです)

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索