【第26回】『ハーレム島へようこそ!』デバッグ珍事件裁判
||Φ|(・|・|)|Φ|| ガシャン!
た「お、長ッ!
これは一体どういう事なんだッ!?」
サ「そうだそうだ!!」
メ「とっとと罪を認めな!!」
た「お、俺が一体……
何したってんですかッ!!( ;∀;)」
た「で、デバッグ珍事件裁判ッ!?」
長「そうじゃ、ここ最近行ってきたデバッグ作業中に
そなたがやらかした罪を測る裁判じゃ」
チ「先輩……権力を振りかざしてたなんて……」
た「振りかざしてねぇ!!」
イ「職権乱用……社会の敵……」
た「うぅ……確かに社会不適合者だけど……」
フ「どこにでもいるわね~そういう大人って……」
た「Oh no……最推しのフワリさんにまで……」
勝ち取るしかない……
ここで《 無罪 》を勝ち取るしかないッ!!
た「その裁判……受けて立つぜッ!!」
罪状その1『施設建設用資材踏み倒しの疑い』
た「……はい?」
長「そなた、ワシのかわいいナツミを《 たぶらかして 》……
あろうことか施設に使う資材を《 踏み倒し 》ておったらしいな?」
た「いやいやいやッ!!
第23回で納品したって!!」
サ「ナツミさんを手玉にして……最低……ッ!!」
た「違うんだよぉ……( ;∀;)
冤罪なんだぉ……( ;∀;)」
長「ほぉ、ならば《 証拠品 》を出してもらおうかのぉ?」
(証拠品……《 証拠品ファイル 》を見て見よう……)
《証拠品ファイル》
・猫ちゃんのバッチ
これがないと、誰もぼくを猫好きとみとめてくれない。
・資材搬入記録の控え
ナツミさんに引き渡した資材の控え、長封筒に入っている。
・ディレクターのメモ帳
ぼくのメモ帳、ゲームを作る上で考えるべきことが記されている。
(この中で使えそうな証拠品は……これかッ!!)
くらえ!
長「この封筒は……?」
た「それは先日ナツミさんに資材を引き渡した時に書いた
《 資材搬入記録の控え 》です
その封筒の中に入っているはずなので確認を」
長「ふむふむ、確かに資材は搬入しておるようじゃな……
そなたとナツミのサインもある……」
異議あり!
メ「どうせナツミさんを《 言いくるめた 》んでしょ!!」
た「そ、そんなッ!!」
(いや……少しゆさぶってみるか……)
待った!
た「《言いくるめた 》とは具体的に?」
メ「そ、それはその……」
異議あり!
長「な、ナツミ……?
なぜお主がここに……」
ナ「なぜではありませんッ!!
たぁさ.さんが可哀そうでしょう!!」
た「な、ナツミしゃぁん……( ;∀;)」
ナ「あれはその……《 サービス 》だったのよ……」
フ「サー……ビス……?」
ナ「そう、いつもお世話になっているから、
せめてその辺はサービスしようとしただけなのよ……」
長「ほ、ほぉ……ではなぜワシの耳には
《 たぶらかして 》《 踏み倒した 》などと報告が来たのかのぉ……」
た「ちなみに……それだれから聞きました?」
長「それはたしか……」
チ「ぼ、ボクおなかが痛いのでちょっと……」
た「待ちたまえ、乳久保くん?(#^ω^)ピキピキ」
チ「ひ、ひぃぃぃぃ!!(+o+)」
長「この件については別に問いただすべき者がいるようじゃな
では判決を言い渡す」
無罪(∩´∀`)∩
罪状その2『サイコパス・レベルデザインの疑い』
た「……は?」
長「報告によると、そなたは《 無茶苦茶なレベルデザイン 》を施し、
それで苦しむデバッカー達を見て
《 ゲラゲラと笑っていた 》ようじゃな?」
た「そ、それは事実だけど……」
《証拠品ファイル》
・猫ちゃんのバッチ
これがないと、誰もぼくを猫好きとみとめてくれない。
・ディレクターのメモ帳
ぼくのメモ帳、ゲームを作る上で考えるべきことが記されている。
くらえ!
長「これは、メモ帳か?」
た「そこにはゲームを作る上で
考えなきゃいけないこととかが
たくさん書き込まれています」
イ「《 プログラム仕様書 》、《 背景早見表 》、
《 アイテム/クラフト仕様書 》……難しそうだぞ……」
長「ふむふむ……たった一本のゲームを作るのにも
こんなに決めることがあるのじゃな……」
た「そうなんすよ……
んで、レベルデザインって実際にやってみないと
なんとも机上の空論で……」
フ「それで難しくなっちゃってたのね~」
サ「でも《 ゲラゲラと笑っていた 》んでしょ?」
メ「マジ性格悪すぎだし!!」
た「ぐうの音も出ません……」
長「ふむふむ、その件はさておき、このメモによると
レベルデザインを適切な物に修正しておるようじゃな
《 資材獲得数を増やす 》だけでなく、
《 報酬も変更 》してバランスを取っておるのか」
た「寝る間も惜しんでやっておりました!!」
長「ふむ、どうやらこの件も誇張してワシの耳に届いておったようじゃな……
では判決を言い渡す」
無罪(∩´∀`)∩
長「あとこの《 メモ帳 》、
ちょっとおもしろいから貸してくれんかのぅ?」
た「ど、どうぞどうぞ~」
あとがき
た「まったくよ! このクソ忙しい時にッ!!ヽ(`Д´)ノプンプン」
長「侘びと言ってはなんじゃが、
これをそなたに譲ろう」
た「箱……?」
長「それは《 意味深な箱 》
如何にもな雰囲気を醸し出す意味深な箱じゃ」
た「ほぅほぅ……」
長「もしも使わなければいけない時がやってきたのなら……
気を付けるのじゃぞ……!
して、チヨよ」
チ「ひ、ひぃぃぃぃ!!
ボクにも無罪をぉぉぉぉ!!」
今後の最新情報を見逃さないよう
Ci-en『Resta!』アカウントのフォローの方、
よろしくお願いいたします(人>ω・*)オネガイ
それでは次回の記事でお会いしましょう!!!
★☆★ お気に入り登録よろしくお願いします ★☆★