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練習小説企画

皆様こんにちは、シャドウトリガーです。
今日の記事は現在制作中のエロゲーとは関係なく私のクリエイター的な話になります。

たった先程サークルの裏メンバー
(そろそろ裏メンバーでは通りが悪いので、彼のことはこれから彼発案ハンネである「リポビタン関数」君と呼びます。)
と私のクリエイター的な成長の話となり、何故か短編小説を書いてみることとなりました。

お題は「店に並ぶ大きなクマの人形が欲しい女の子(400字)」とのこと。

リポビタン関数君も書いてくれたので一緒に載せます。

まずはリポ関君から。

私はオモチャ屋の店先、ガラス向こうに居るクマのぬいぐるみに恋をしました。
母に欲しいとねだりましたが、買ってくれません。

見かねた母が買い与えてくれたのは陶器で出来たクマの貯金箱、これをいっぱいにして買いに行くのだと。
もちろん何もせずと腹は満ちません。母の手伝いやテストで満点を取ったご褒美、おばあちゃんの家で草むしりをしたお礼を食べさせていきました。

私に向けられたお礼を食べ、クマのお腹は少しずつ満たされいつの日か
「お腹いっぱい」
と、クマさんの口が止まりました。うれしかったのを覚えています。
私は貯金箱を抱えおもちゃ屋へ向かいます。
店主のおばちゃんにあれください!と元気に言うと、少しあっけにとられます。

「お嬢ちゃん、その貯金箱からお金を出してちょうだい」

クマさんのお腹の中に詰まったものは、それを割らなければ取り出せなかったのです。

今や私は大人、愛の詰まったクマさんはまだ私の隣にいます。





次に私シャドウトリガー。


雑踏の行き交う路地の一角、私は店頭のショーウィンドウに釘付けにされていた。店の前を通る度、もう毎日だ。

ガラス越しに私を覗くのは、古風で上品なリボンを首に巻いたフワフワの毛並みのテディベア。
彼はトパーズの瞳で、私に友達になろうと囁いてくる。

勿論、本当なら二つ返事で頷き彼を家に連れ帰りたいところだが、身寄りがなく、十になる前から住み込みで宿で働くその日暮らしの私に、到底そんな懐はない。

しかし、目を瞑って今日も誘いを断り彼に背を向けようとしたその時だった。

目の前で彼のガラスが砕け散る。その元凶は流れ弾。

銃声に、背後で雑踏が狼に追われる羊の群れのように霧散して、振り返ればその向こう、四方八方派手に乱射をする戦闘員達の姿と、たった一つそれに対する黒い影があった。

——この街ではよくあるカルテルの戦闘。

そして刹那に影は戦闘員達を一蹴し、静まり返った路地には血溜まりだけが残された。

影はきっと、何物をも恐ることなく、ただ依頼を受けて孤独に凡ゆる敵と対峙する荒事屋。この街の究極の法、暴力の化身と呼べる存在だ。

だから、これは私の元に訪れたちょっとした幸運だと思った。
私は砕けたガラスを払い除け、怯える彼を救い出す。

帰ったら思いっきり、ふわふわの彼を抱きしめよう。



いかがでしたでしょうか?
リポ関君のは398字で殆どピッタリだそうです。すごいですね。
私のはなんか500字くらいに膨れました。笑

本業は文字のつもりなんですがリポ関君曰く私の文章はいまいち感動がないそうです。
改善できるとしたらどーゆーとこなんすかね?
作風とかを変えるつもりゃないですがなにか一助になるもんはねーかなーなんて期待してあげてます。笑笑

今日は無礼講なんで!皆様気軽なコメントどしどしどうぞ!

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