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さてん 2021/10/06 22:18

おっぱいの揺らし方を解説します vol.5 アニメーション

 こんにちは、さてんです。
 Live2Dでおっぱいを動かす方法、今回が最後になります。
 今回は、物理演算画面からアニメーションを作成する方法を解説したいと思います。

カーソル追従設定

 簡単にいうと、パラメータを直接操作せず、マウスでぐりぐり動かすだけで、パラメータを連動させる機能を設定します。

 まずは物理演算の画面から「プレビュー」「カーソル追従の設定」を選択しましょう。


 

 設定画面が出たら、「上下移動」の識別を「X」に設定し「OK」します。


 

 表示画面を「左右(X)方向」にドラッグしてみて下さい。
 「上下移動」が連動していると思います。


 

録画を始めよう

 赤い丸印の「録画開始」ボタンを押します。


 

 押した時点で録画が開始されてますので、あとはカーソル追従機能を利用して、10秒くらい好きなように動かしてみて下さい。

 終了するには赤い四角印に変わってる「録画終了」ボタンを押します。
 そのまま右上の「クローズボックス(×)」を押して一旦終了します。


 
 
 自動で、「ランダムポーズ」とついたアニメーションが出来上がってるはずです。

アニメーションを調整しよう

 「再生」ボタンを押してアニメーションを確認しましょう。


 
 
 「Live2Dパラメータ」の「▼」ボタンを押すとパラメータが表示されます。

 

 録画してからドラッグ操作を始めるまでタイムラグがありますので、オレンジの「ワークエリア」をドラッグして、開始したい場所まで移動します。
 ワークエリアの終了位置も同様に移動しておきましょう。


 
 
 人にもよるんですけど、僕はこのワークエリアの移動を頻繁に使うタイプなので、ワークエリアの開始と終了はそれぞれ「キーボードショートカット」に割り当ててますね。

 どの作業でもキーボードショートカットは作業効率アップにとても重要なので、自分なりに工夫してみるといいと思います。

gifアニメに出力してみよう

 それでは「ファイル」「画像/動画書き出し」「GIFアニメ」を選択します。


 

 「ワークエリアを出力」にチェックして下さい。
 今回は「450×450」の画面サイズ、fpsを「8」に変更しました。

 
 しばらく待つとgifアニメが出力されます。


 
 
 今回はWeb用にgifアニメに出力しましたが、クオリティをチェックしたいならmp4などの動画出力がオススメです。

最後に

 お疲れ様でした。

 実際にはかなり強引な展開だったんですけど、僕自身最初は「揺れ動き用デフォーマは……」「物理演算って……」などなど壁にぶつかる度に色々なサイトを調べ、頭を悩ましてここまで来ました。

 なので「しのごの言わずにおっぱいを動かさせて!」という記事が欲しかったんで、今回記事にしてみました。

 これから「髪揺れが~」「瞬きが~」など、壁にぶつかると思いますが、たいていは検索ですぐコツが見つかりますんで、どんどん調べて、満足のいく作品を作って頂ければ幸いです。

 それでは、今日も無理せず楽しく作業を進めましょう!

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さてん 2021/10/06 04:07

おっぱいの揺らし方を解説します vol.4 物理演算

 こんにちは、さてんです。
 前回に引き続き、おっぱいの揺らし方を解説していきたいと思います。
 今回が一番難しく、この作業が出来ないと動画で稼ぐのはめちゃめちゃハードル上がります。
 がんばって最後までやっていきましょう。

物理演算とは?(説明すると長くなるので止めておきます)

 毎度ですが、細かな説明は省いていきます。
 結果を見れば速攻理解出来ると思いますんで、よく分からなくてイライラするかもしれませんが、手順通り進めてみて下さい。

 まずは。「モデリング」「物理演算・シーンブレンドを開く」を選択します。


 
 
 はい、訳が分からない画面が出て来たと思います。

グループ設定

 先に「物理演算を有効にする」がチェックされてることを確認して下さい。
 確認後はグループの「追加」をボタンを押します。


 

 名前を「上下移動」、入力のプリセットは空欄のままで、物理モデルのプリセット「胸(大きい)」にし設定しましょう。


 

入力設定 

 続いて「入力設定」タブが選択されてるのを確認して、「追加」ボタンを押します。


 

 入力パラメータ内の「上下移動」の「レ点」を選択します。


 

 影響度を「100」にします。これを忘れがちなので注意しましょう。


 

出力設定と調整

 そして「出力設定」タブを選択した後「追加」ボタンを押します。


 

 出力パラメータが出てきたら、「左右揺れ」「上下揺れ」にチェックを入れます。


 

 いよいよ動作の確認です。
 上下移動のパラメータを適当に動かした後「出力調整(アップ)」ボタンを押します。
 それを繰り返して100%くらいになるとそれらしい動きになって来るはずです。
 ここまで来て、物理演算ってこういう流れなのか、とようやく分かると思います。


 

 今回は上下の移動なので、左右の揺れが不自然に大きい気がしますよね?
 なので、左右揺れの「影響度」を下げて調整します。

 また、上下の揺れ動きがもう少し強く欲しい場合は「倍率」を調整するといいと思います。


 
  
 お疲れさまでした。
 物理演算は特にVtuberモデルなどを作る時に難しくなる部分ではあるんですが、例外なく作品のクオリティが上がりますんで、しっかり勉強と実践をして着実に身に着けていきましょう。
 
 今回は以上となります。
 次回がおっぱいの揺らし方を解説しますシリーズ、最後の記事になります。

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さてん 2021/10/03 12:43

おっぱいの揺らし方を解説します vol.3 ワープデフォーマ

 こんにちは、さてんです。
 前回に引き続き、乳揺れ動画を作っていきたいと思います。

 先に謝っておきたいんですが、僕の中で動画制作が優先第一なんで、ブログはとにかく光速の勢いで書いてます。

 なので間違いは絶対あると思うんですよ。
 もしおかしな点とか、つまづいた点を見つけたら即メッセージ下さい。
 秒で直します。

ワープデフォーマの設定 パラメータ作成

 前回と流れは同じですのでざっくり進行します。
 「曲線R」と「曲線L」を選択して、「パラメータ作成」、今度は名前を「左右揺れ」とつけて「OK」します。


 

 
 
 出来上がったパラメータに「キーの3点追加」を実行します。

パラメータに左右揺れの動作をつけよう(ここからが重要です)

 「左右揺れ」パラメータを「30」に移動します。
 そして、下図のように「両方の曲面デフォーマの、中央横2列をドラッグして選択」します。


 
 
 キーボードの「Shiftキーを押しながら右方向へ移動」します。
 パーツの絵は変な形をしてるんですけど、気にしないでOKです。
 「Shiftキー」を忘れると戻り作業が発生し易いんで、注意しましょう。

 
 今度は、下の画像のように「2か所をShiftキーを押しながらドラッグして、選択」します。


 
 
 ここが超重要で、「帆船の帆のような形」を意識して右方向へ移動します。
 繰り返しになるんですが、「Shift」キーを忘れないように注意して下さい。

 
 終わりましたら、前回やったように「動きの反転」を実行して「水平方向に反転」を選択し「OK」します。


 
 

 
 「-30」に移動して、動きが反転してることを確認して下さい。


 
 

パラメータに上下揺れの動きを付けよう

 続いて上下の揺れ動作も作りましょう。
 パラメータ作成の手順は左右と一緒です。

パラメータ作成」で「上下揺れ」の名前でパラメータを作成。
 そして「キーの3点追加」をクリックします。

 
 

 
 なんとなく次やることが分かって来たと思うんですが、パラメータ「30」に移動してから、「曲面Rの中央縦2列」「曲面Lの中央縦2列」を正確に選択して、「上方向にShiftキーを押しながら移動」しましょう。

 選択する時ちょっと見づらいので難しい作業なんですが、面倒なので片側ずつやってしまうと、戻りが発生しやすくなります。


 

 
 今度は曲面Rと曲面Lの縦4列を選択して、左右の揺れに動きを付けたように「帆の形を意識して」移動します。(縦だとカマボコ型ですね)


 
 
垂直方向」で「動きの反転」を実行します。

 

 

4隅の形状の自動生成

 パラメータ「左右揺れ」「上下揺れ」を選択してパレットメニューから「4隅の形状を自動生成」を選びます。


 
 
 下の図通りになっていることを確認して「OK」して下さい。

 
 
 最後に動作を確認します。
 パラメータの下の図の位置にある「結合」をクリックして、結合状態になってることを確認します。

 
 
 パラメータをぐりぐり動かして動作確認してください。
 思わず「おおっ」となると思います。

 
 
 今回はワープデフォーマの揺れるような動作を付けるところまで解説しました。
 ここまで出来れば、おめでとうございます、です。
 新しい機能をどんどん吸収して、作業が進められるようになるでしょう。
 
 それでは、次回に続きます。
 お疲れさまでした。

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さてん 2021/10/01 19:32

おっぱいの揺らし方を解説します vol.2

 こんにちは、さてんです。
 前回に引き続き、胸揺れLive2D動画の解説をやっていきたいと思います。

 前回は画像のパーツ分けとpsdファイルの保存までやりました。
 今回はモデリングを解説します。

 この辺りは基本なんで、何だそんなこと知ってるよ!と思った方はスルーして全然大丈夫だと思います。
 それでは、やっていきましょう!

胸揺れ用モデリング作業をはじめよう

 Live2Dを立ち上げましたら、前回保存したpsdファイルを開きます。
 今回はファイルを開いた後、作業し易いようにデフォルトのパラメータを一旦削除してます。
 なんだかよく分からない方は削除しなくても問題ないので、一旦スルーでOKです。

ワープデフォーマーを作成しよう

 右胸左胸どっちからでもいいんですが、まずは右胸(R)のパーツを選択して「ワープデフォーマーの作成」をクリックしましょう。


 デフォーマーに分かりやすい名前(今回は曲面R)を付けて、作業し易い分割設定にします。

 分割設定がよく分からない方は取り合えず、画像のように「ベジェの分割数を2×2」、「変形の分割数を5×5」にするのをオススメします。

 設定を確認しましたら「連続作成」を選択して下さい。

 今度は左胸(L)のパーツを選択します。
 その後で、「曲面L」と名前を付け、「作成」を選択して終了です。

回転デフォーマーを作成しよう

 ワープデフォーマーの「曲面R」と「曲面L」を選択します。
 パーツのR、Lではないので注意しましょう。

 その後で「回転デフォーマーの作成」をクリックします。


 たいてい下の画像の設定になると思いますんで、「回転全体」と名前を付けて「作成」を選択します。簡単ですね。

回転デフォーマーにパラメータを設定しよう

 回転デフォーマーを選択したまま、そのまま「パラメータの作成」をクリックします。
 今回はテスト作業なのでIDなどはそのままにして「OK」を選択しましょう。


 余談ですが、Live2DでVtuberなどを作るときはIDの管理が必須なので、IDの名前を付けて管理する時は適当に付けないように気を付けて下さい。

パラメータに動作を付けよう

まずは「キーの3点追加」をクリックします。

キーが追加されたら、パラメータの右いっぱい「30」を選択します。
 とりあえず今回は全体を上下に動かすだけなので、回転デフォーマーの矢印が白くなったら、ドラッグして上方向へ適当に移動させます。


 移動が終わったら、パラメーターの中にある3本線の「パレットメニュー」をクリック、そしてその中から「動きの反転」を選択します。

 「垂直方向に反転」を選択し、「OK」。


 動きの反転まで勉強してない方は何やってるのかちんぷんかんぷんだと思うんですが、機能解説を読んで理解するより、実際やってしまう方が「あ、そういうこと」と思えるはずです。
 
 それではパラメータをぐりぐり動かしてみましょう。

 成功していれば-30で下方向、30で上方向に移動してるはずです。



 お疲れさまでした。
 僕もLive2Dに関してはヘタレレベルですが、Live2Dを触ったばかりの方はこれだけでもかなり大変だったと思います。

 それでは、今回は以上で終わりにしたいと思います。
 次回は重要なワープデフォーマーのパラメータ設定を行っていきます。次回もがんばっていきましょう!

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さてん 2021/09/30 18:50

おっぱいの揺らし方を解説します! vol.1

 こんにちは、さてんです。
 今回は怪しいタイトル通り、Live2Dで乳揺れ動画を作ろう、ということで情報配信します。
 少し長い記事になりそうなんで、何回かに分けて解説しようと思います。

 先に言っておきますと、この記事はすでにLiv2Dのチュートリアルを一通り終えてあることが前提としてますんで、まだLive2Dを触ってない方はまずはチュートリアルから始めて下さい。

 今回はエロストック様から素材を使わせて頂いてます。
 適当なおっぱいがない方はこちらからダウンロードするとスムーズです。

パーツ分けをしましょう

 今回は右胸と左胸とで分けた動きをさせますんで、最初はクリスタなどでパーツ分けをしていきます。
 ちなみに僕はsai2をメインで使ってます。
 作業環境については別な機会に紹介しようと思います。

 まずは左胸の画像を切り取って、新しいレイヤーに貼り付けしましょう。

 それだけで終了だと楽なんですが、そのままLive2D上で動かしてしまうと胸同士の間に隙間が出来て失敗する可能性(ちょっと分かりにくくてすみません)があります。

 なので、左胸が動いた時用に、右胸側に追加の色を描き加えておきましょう。

 作業が終わりましたら、右胸を「R」と左胸を「L」とレイヤーに名前を付けてpsdファイルで保存しましょう。

 以上までがパーツ分けの作業となります。

 パーツの数が多いと結構面倒なんで、外注するケースが結構ありますね。

 ココナラなどの外注サービスサイトで「パーツ分け」で検索するとたくさんの人が依頼を請け負ってますんで、複数案件を抱えて作業時間を短縮したいようでしたら、外注依頼を考えてもいいかなと思います。


 それでは、今回は以上で終わりにしたいと思います。
 次回に続きます。

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