すいかのつぶて 2021/12/16 21:00

今年を振り返る 前編

フォロー&いいねをくださった方々、ありがとうございます。まだあまり情報も出せていない状態で沢山の方々に見て頂いてもらえて、とても励みになっております。
またコメントの方も記事更新と合わせて返信させていただきました。

現在シナリオとスクリプト作業が中心のため、進捗報告等ネタがないため、今回、次回で今年一年をラフに振りかえってみようかなと思います。

創作について

今年一年は例年に比べるとそれなりに活動できたと個人的には思っております。

去年は何作かシナリオのお手伝いなどをちょくちょくさせてもらっていたのですが、今年は二月あたりにちょっとした転機があり、創作をもっと生きる手段にできないものかと考え始め、その上でネックになってきたのが外注費でした。

採算がとれるかもわからないのにお高い外注費用をポンと出すわけにもいかず、それなら自分で全部やるしかないか…と、液タブを購入しイラスト練習を始めたのが6月の頭。

9月あたりまで絵の練習を中心に創作活動を行い、そこからちょっとごたごたしながらゲームの企画開発へ…そして現在に至ります。

本音を言えばすーっと絵だけ描いて練習してそれで生活できれば理想なんですけど、絵の道は険しいですね。

成長の過程などはTwitterのメディア欄からどうぞ。
ちなみに現在はこんな感じの実力です。

サブカル関連の話題

今回の記事の本題。今年触れた色んな作品について話したい!
ってかんじで、ラノベ、漫画、アニメ、ゲーム、音楽、動画/配信コンテンツあたりについて語っていければなぁと思っております。
今回は触りという事でラノベと音楽あたりに触れていきます。

今年読んでよかったライトノベル

私はもともとラノベ畑のオタクなんですが、最近あまり食指が動いていなかったなかでこれは…!という作品に出合えたので、話したいなぁと。

片倉なぎさ名義で某所の記事でも紹介させていただいたのですが「声優ラジオのウラオモテ」がもう本当によくてですね。

タイトル通り声優を題材としたお仕事モノで、かつ百合であり青春スポコンでその上家族とのお話!って感じでもうこれでもかってくらい要素てんこ盛りなのですが、主人公二人の関係性が何よりもいいんですよ。


「……何その眩しさ。本当びっくりするぐらい普段とキャラ違うな『夕暮夕陽』、いつもの根暗はどうしたよ?」 
「……あなたこそ、その頭わるそうな見た目で『歌種やすみ』の可愛い声を出すのはやめてほしいわ」

このやり取りに二人の関係性がギュギュっと詰まっててですね、四六時中いがみ合う二人なんですけど、お互いに声優としては認め合い、意識しあうライバルで、時折漏れ出る相手へのリスペクトがたまんないんですね。

実生活と声優業、本音と建て前、また人間関係にも映し出されるウラとオモテの二面性。

気になった方は二巻のラストまでとりあえず読んでみて欲しいですね。


で、もう一冊、「楽園ノイズ」。

音楽については私全然知らなくて曲きいて好みかどうかくらいしか言えることないんですが、そんな私でも非常に楽しめた一冊で、やや古めかしいタイプの鈍感系青年が主人公なんですが、この主人公がいいんですよ。

読者からしたらヒロインたちの好意はもうわかりやすすぎるくらいにわかりやすいのに、主人公は気づかないし、当人達はギリギリのラインを責めてからかってるみたいなノリというか…そういうライン際の攻防じみたいじらしさってすごくよくないですかね?読んでるだけで口角が天井に突き刺さりそうです。

ただ本作の魅力ってそういうやり取りだけじゃなくて、この主人公の本気といいますか、音楽に対する真摯な所がとってもよくてですね。
とにかく熱くて必死で、我武者羅に音楽とむきあってて。
登場するヒロイン達もみんな音楽に関わってるんですけど、その上で様々な問題を抱えていて、そんな彼女たちに主人公が音楽をもって応える様がかっこいいんですよね。

そりゃ惚れるのも無理ないよという説得力がある故に主人公に対するヒロインの態度も納得というもので。

同年代のヒロイン達以外にも主人公と接する女性の教師もいるんですが、主人公が無自覚にこの教師に真っすぐに向かってるのがまたね…恋愛感情とは違うんですけど、他のヒロイン達ではけっして敵わない繋がりがあってそれを意識させられるシーンではもう、戦慄くように感情を揺さぶられる感じがして、ぐっと引き込まれるんですよね。

0年代のラノベアニメのテンプレートにだいぶ近いものがあるとおもうので、そういうの好きな人にはお勧めできると思います! めっちゃいいです!

音楽について

先の楽園ノイズの話でも触れましたが私は音楽とか全然わかんない人間なのでめっちゃふわっとしてたりしますが。
基本的には耳障りがいい曲というか、歌声も音として聞ける曲がけっこうこのみな感じで、歌詞を気にしないことも多かったりとか。全く重視しないわけでも全然ないんですが。

そんなかんじで最近よく聞くのはVの緑仙さんの「イツライ」
歌声もあいまって耳障りがすごくよくて、ついつい口ずさみたくなるフレーズの心地良さとか、すごく聞きやすくて、気づくとループしちゃってたりします。

今年という括りで見るとこれは触れておかないとなぁと思うのはウマ娘から「GIRLS' LEGEND U」でしょうか。
ウマ娘に関しては多分ゲームの所でも触れると思うんですけど、この曲だけはどうしても語りたい魅力があったので。

ゲームOPを最初見て、曲を聴いて、それだけで感動して、ゲームシナリオに触れてから歌詞を見直すともう、もう…ってなりながらフルの最後のサビでまたノックアウトされるという…。

ジェットコースターみたいな転調もさることながら、曲と歌声と歌詞の熱量が凄いんですよね。
私色んな感覚が鈍感なのでこういう分かりやすい真っすぐなくらいの熱量がちょうどよくて、音楽に限らずサブカルの好みもわかりやすいものに惹かれがちです。

・閑話休題
創作するうえで自分の好きなものを理解しておくことは重要なことで、自分が何を好きで、なぜ好きなのか、それを言語化できれば自分の作品に反映することができるので、こういう好き語りみたいなのはおりを見てどんどんやっていきたいですね。
考えるという行為がとても苦手なので浅い所に留まりがちですし、何故?の部分をもっと深く掘る癖をつける意味でも継続していきたい所です。

次回記事は月末頃、引き続き今年触れたサブカルコンテンツについて好き語りしていこうと思います。
一月もまだシナリオとスクリプトしてる予定なので今から書くことなさそうなのがとても怖いです!

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索