「PALETTE」リリースのお知らせ
この手の話題ではご無沙汰です。
ライブラリ制作について
結論から言いますと、今後(転職等しない限りとりあえず半年くらいは…!)DSKB/VGM Collectionに代わり、新体制のもと個人/小規模サークル向け(※)のライブラリ制作を行う方針でいってみようと思います。朝令暮改がちですみません。
あと「素材」とか「フリー」といった言葉を廃して単に「ライブラリ」、あるいは「音ネタ」と呼ぶようにします。自称する活動スタイルもこれからは「デベロッパー」で。これはほとんど好みの問題なんですけどね。趣味100%の制作とはどうしても性質が違うため、ここはそれとなくお堅い言葉を使った方がいいなと思いました。デザイン事務所や放送局に置いてある「ストック写真」「ストックフッテージ」みたいなニュアンスです。
※法人化しているサークルさん/企業さんによる利用は価格面/サポート面から想定しないものとしています。ごめんなさい。アカデミック版ソフトみたいに審査ができるわけでもないのでそこは皆さんの良心に委ねます。
ラインアップについて
まず、個別売り(500円統一)と大型パック(4,000~7,000円程度)の2種類体制にします。2,000円程度の中型パックって本当に中途半端で…。どうあがいても薄利になってしまうのに多売にはなりにくい微妙なところでしたね。
個別売りはBGMで1曲(+簡素なバリエーション程度)、効果音で1~10本(環境音や高コストネタは少なめ、エロネタなどは幾分まとめての収録)になるかと思います。場所はBandcampとかBOOTHも考えましたが、他の音楽リリースと紛らわしいのでDLsite/FANZAでいこうかなと。
大型パックは「PALETTE」シリーズとして直前のPALETTEリリース以降で出した個別売りをまとめて出します。その年の初めのリリースは音楽系と効果音系を両方収録し(だってたくさん使ってほしいから)、それ以降は名前に「.1」「.2」を付けて音楽系/効果音系を分けてリリースします。バージョン番号はAdobeのソフトみたいな感じです。
ただし後述の2018と2018.1はリリース時期と分量の観点から2018を効果音オンリー、2018.1を音楽オンリーとしてリリースします。
コストダウンについて
サムネを派手にしようとするの全部やめます。体験版zip作らずにChobitに全音源載せます。とにかく音作ってパッと載せる、それだけにとどめます。
セールについて
販売サイト側が差額を補填してくれるキャンペーンと、発売記念28日3割引セール以外では一ッッッッッッ切セールしません。
PALETTE限定特典とかそういうのもなしです。作った方が喜ばれるかなとか安い方が手に取りやすいかなとか、当然考えはするのですが、ただでさえ安売りしがちなのにそれでスベったらしんどいので。
継続的な開発のために
サークルさんに卸す立場とエンドユーザーさんに売る立場では見える数字がかなり変わります。とりわけ効果音制作にはスタジオ代や遠征費、機材費も多くかかるため、購入者層の薄さも相まって本当に潤いません。立て直し後の価格もいわゆる同人価格である旨、何卒ご理解ください。つきましては「クレジット表記の徹底」と「使用報告(こちらは任意ですが)」にご協力いただきますよう、お願い申し上げます。
年間の売上がn万円を超える…とか書くのはエレガントではないんですが、まあその、そこそこお小遣いになっているくらいのサークルさんにはぜひともオーダーメイドもお試しいただきたく思っております。よしなに。
今後
2017年から2018年にかけて作った音ネタを収録した「PALETTE 2018」「PALETTE 2018.1」をリリースします。これらについては査定が難しいので、個別売りは一部のBGM音源/環境音音源に絞ります。
あとは環境音音源の素材(レコーディングしたままのやつ)が溜まっているので、それを整頓して並べたり。作曲はもうちょっとお休みします。