招誤解の表現実験室 2023/12/22 20:45

師走のナメクジと死の大地!?

師走(十二月)にも入ればアサガオも枯れて、西日を遮るために配置してあるプランターも役割を終えるのが「緑のカーテン」を採用し実行している家庭の一般的姿と思われます。
あくまでも暑さ対策ですし、冬は役割が無い事例の方が多いでしょう。

我が家の場合、プランターに何も生えていないとスズメが穴を掘って土をプランターの外へ出してしまいます。ゆえに冬はナズナや豆苗など秋蒔き春採りな越冬草を生やすようにしています。
それを囲むようにフチにはニラ(市販品比3分の1スケール)が並んで生えていますが、ニラは通年栽培している常緑性多年草なので、アサガオやカボチャ等のツル性植物の邪魔をしない配置にしてあるわけです。

病気や害虫に強く手間がかからず薬剤も肥料もいらず、日光と水だけで幾ばくかの収穫は見込める種類の草を採用しています。
しかし、意外と強敵なのがナメクジ!
削り取るように齧り取るらしく、その断面がズタズタになるゆえ傷の治りが悪く、そこから病原体が侵入して感染症にかかりやすくなります。
しかも現れるのは誰も見ていない時間帯!十二月でも時々襲来する!
厳寒期以外は年間を通じて散発的に被害が出ます。

何年か前の事になりますが、夜に帰宅したらプランターの土の上に体長5cm程のナメクジを発見し、塩をまぶしてやったことがあります。
塩を指でつまんでパラパラと、5回くらい。
合計分量にしてティースプーン1杯ほど……5g相当だと思います。
「全粒とも的中!浸透圧効果により脱水開始、水分流失!」
5分たらずで……
「目標、完全に沈黙!一粒たりとも無駄にせず完全勝利!」
と内心で喜び勇んだこの後、直方体のプランターの4分の1ほどの範囲が草木も生えない不毛の区画となってしまいました。
大失敗!orz
「塩害」というやつです。塩は一粒たりともこぼすことなく全てナメクジに的中させました。雨などが当たる前に屍を除去しています。それでも悪影響が出てしまったのです。
おそらくナメクジから流失した水分に塩分が混じっていたのでしょう。

原状回復に一年ほどかかりましたが、プランターという隔離された土壌ではなく大地で塩を使った攻撃を行うと復元できないかもしれません。

例えばイスラエル共和国軍がパレスチナ自治区ガザ地区の地下トンネルへ海水を注入する行いが、これに相当するでしょう。
現在のパレスチナは乾燥が進み、農業生産力は低いと思われますが、少し栽培できるのと何も生えないのとでは全く違います。
住宅密集地が多いのだから住宅地として使えば良さげ……と一瞬思ったのですが、乾燥地では最終的には塩分が地表面に噴き出して強風で舞い上がって健康を害するらしいので、住宅地にも向かなくなると思われます。
このような作戦からは「誰もが損をする不毛の地に変えてでもパレスチナ住民を皆殺しにしたい」という本音が誤解なく伝わって来ます。
私「招誤解」のようなポンコツでもない限りは、実行した愚策に隠しておきたい本音が宿るのでしょう。

「ナメクジを根絶したい」は隠す気もない私の本音ではありますが、現時点では連敗しているような気も……


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