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team-h 2023/06/16 18:30

候補ネタ一部公開します

フォロワー以上限定無料

次回作案のショートストーリー。音声台本に近いR18作品です。

無料

team-h 2023/06/13 23:35

成仏案件 南無阿弥陀仏 いわゆる没ネタです

「次出るのは 先生淫紋マゾ落ちセックス」にしたい方針

当ネタは全くの別物です。
全くエロくなかったし、何の話やねん案件なのでボツ。
どうでもいい所に力を入れてしまって時間が足りなかった。

ローカルでは削除するので、綺麗に成仏して下さいませ。
誤字脱字はご容赦下さいませ。

当内容はヒロイン視点。ヒロインは現時点で中学生です。
女のイジメにあいます。

ネタなので途中で終わっています。
エロくもないし面白くもないです。
読むだけ時間の無駄です。
気に入ったら好きに使ってください。

「インキュバスの淫紋が貴女を守る」

本編前あらすじ:

――この世界には亜人がいる。
亜人と言うのは、いわゆる人間の純血種ではなく、何らかの他の生物の遺伝子が混じった”理性に欠ける”人達の事である。それは人間界の義務教育で最初に学ぶ事であった。

そして私は、その理性的なはずの人間界で、あまりにも動物的な脅威――、女の嫉妬に晒される事になったのだ。

きっかけは単純であった。
とある男子が彼女といる時に私の事を見ていたらしいのだ。
見ていた、と言うよりも、そこに私がいただけだとは思うし、そう思いたいのだが、
彼女はそう捉えてはくれなかった。

彼女はスクールカーストの最上位のギャルであった。
他の学校ともコネクションがあり、夜になれば大人たちと遊んでいるという噂も絶えない子であった。

かくいう私は、とくに冴えも見栄えもしない地味で静かな生徒であり、人と群れるより物語に閉じこもる方が好きなタイプの人間であった。

夜になると、早々にベッドに入りお気に入りの小説を開く事が日課であり、それが人生で最大の楽しみであった。

しかし、その幸せを現実に引き起されたフィクションが全て壊してしまう日が来たのだった。

学校の昼休み、そっと教室を離れトイレの個室に入る。
しばらくすると、声が聞こえてきた。

複数人の女子たちの声であった。
その中には例の彼女の声もした。

「出て来いよ!」

嫌だな。また揉めてる。
そう思った私は、彼女たちが出ていくのを待つ事にした。

(今でていって、絡まれるのも嫌だし……)

しかし、一向に出ていく気配は見受けられない。
するとまた声がしたのだ。

「聞こえないのかよ!」

あまりの声の大きさに一瞬ビクッとなると、次の瞬間にドアを強く蹴る音が聞こえた。

ガツン。と強く音を立てたのは、紛れもなく目の前のドアで、それを認識したとたんに、全身の血が一気に体中のお腹の下のあたりに下がっていった。同時に内臓も縮まる。

「ねぇ、コイツ。逃げてる」
「性格もブス」

それは私に向けて言われている言葉であった。
だがそれに返答する言葉を上げることができなかった。
意味が分からなかったからだ。

シクシクと泣く声が聞こえてくる。
例の彼女の声だった。
彼女の周囲の女子たちが、口々に彼女を心配している。
本当に意味が分からない。
これはとんでもないフィクションであった。

「何やってんだよ」

男子生徒の声がする。
女子トイレにズカズカと入ってきては、涙を流す彼女を慰める。

だって……、と彼女が口にする。
どうやら彼女は、彼を私の脅威から守ろうとしているらしかった。
それを聞き、フッと笑いを漏らした彼は

「心配するな」

と、彼女に優しく囁いた。
そして、今度は私の個室に向かって、

「死ねよ。ブス。俺の女に手を出すな」

とだけを言って、ホッとした彼女の肩を抱いて帰っていったのだった。
見えはしなかったが多分そうである。

私はそのまま人の気配がなくなったトイレに、昼休みの終了のチャイムが鳴るまで籠り続けた。
出たら、人生が終わってしまうような気がしていたからだ。

そして、廊下が静かになったのを見計らって、振るえる脚を引き家に帰った。
家に帰って、そこで初めて泣いたのだ。

それ以来、大好きな小説も読めなくなった。
それなのに、私には永久に続くような暇が与えられた。
それをただ、何もしない行動に消費した。

数日後、ポストに私宛の手紙が入っていた。

書いてある文章はとても汚くて読めたものでは無かったので、確認だけしてすぐに捨てた。

「この前はごめん。ああ言わないと、あの女、収まんないから。ごめん。今はもう別れてる。本当はずっと好きだった。お前にまた会いたい。学校の外でも構わない」

その手紙は、ほとんど見ずにビリビリに破いて捨てたはずなのに。目を瞑ると、鮮明に、何度も脳裏に蘇る。

家から外に出なくなった私を、両親はとても恥ずかしく思っていた。
と、同時に毎晩の様に悲しんでいた。

自分たちの何がいけなかったのか。
それを何度も話し合い、反省を繰り返す。
全て私の為に。

その姿を見ると、本当に申し訳なくて。
いっそ、私さえ生まれてこなければ良かったのに。
と何度も神様を恨んだ。

「もう誰とも関わりたくない。関わるのが怖い。年の離れた両親は大好きなのに。同世代は怖くて敵わない」

事件の事は恥ずかしくて言えなかった。
ただ、自分を守る為に。それだけは両親に伝えた。

「自分を守れるのは自分だけ。大丈夫。ここは安全。私だけは、いつまでも私の味方でいてあげる」

そうして、布団にくるまり目を瞑る。
私の唯一の味方である彼女が、ルールとして強く定めていたのは、女子の派閥や喧嘩事には決して関わらないことであった。私はその彼女を信じた。

そうして夢の中に落ちてゆく。
夢の中のにはいつも私の味方で溢れていた。
あの女たちも、あの男も存分に苦しめて、私の為にみんなが戦ってくれる。

「な、わけないだろ」

とっさの声に目を覚ます。

周りを見ても誰もいない。

「こっちだよ」

と、顎を引かれ、初めて彼と向き合った。
この人は、人間とは違っていた。

――。

と、こんなところで、彼に半ば強引に淫紋を刻まれるヒロイン。

彼がヒロインに目を付けたのは、ヒロインが強い感情を抱えていたから。な展開で――。

義務教育を終えた彼女は、新たな出発をしたのであった。
もう二度と怖い思いをしない様に。

元々派手であった顔を生かして、強めなギャルに変貌を遂げたのだった。

気の合っていたはずの友達もヒロインの元を去っていきました。
代わりにできたのは、頭の軽い女の子たち。
彼女たちはいつも男の目を気にしていました。
心を通わせる事も難しそうです。

高校に入学すると、
とある男子学生がヒロインの側に寄ってきました。

その”人”は、人間界で読者モデルもしている程の美男子でした。
そして彼は口を開いた。

「よぉ。久しぶりだな。例の淫紋はまだ残っているよな。また、あの味を堪能させてくれ」

な感じでエロ展開にしようとは思っていたものの……。

ダメでボツになった話なのでした。

本編前が長すぎーーーーー!

team-h 2023/05/17 00:00

お誕生日おめでとう涼介!!

二人の付き合いの長短は関係ありません。
ただ純粋な程の”絶対的な信頼”と”二人で一つ”が同時に成立している心の完成形。











































「今日は涼介”くん”のお誕生日」
































夕食の席は特別にうなチラシを用意したアナタ。
涼介はそれを喜んで平らげ、今はめいいっぱい膨らんだお腹に満足しつつテレビを見ています。

「ぶっちゃけ言うと誕生日だって仕事だし、歳ばっかくって、あんま嬉しくないよなぁ~」


なんて言いつつも、
突然アナタに部屋を暗くされ、テレビまでもを消されてビックリ仰天の涼介くん!


ちょっぴり不器用かつ不気味なアナタの「はっぴば~すで~♪」と共に


薄っすらと明かりの灯ったサプライズの手作りケーキが登場するや否や

「え……」

と、あからさまに表情を変えてしまいます。


トン……、とケーキが彼の目の前に置かれます。


「ねぇ~えぇ!マジでぇ~~~~~~~(照照照照照照照照!)!!!!!!」

と、嬉しすぎてどうしていいのか分からなくなった涼介くんは身体をよじりによじって
どうしていいのか分からな過ぎてもうヤバいです。




久しぶりに歌う事が恥ずしすぎて途中で濁してしまったアナタが


「お願い事して、フーッてして?」
なんて恥じらいつつ言ってみると


「なんだよ、やめてくれよ~(笑)」

と、涼介くんがお道化始めます。
お道化てはいますが、
ちょっと涙が滲んでいるような気がしました。

































目の前の席に座り、ソワソワと落ち着かない涼介くんを照れてしまってよく見られないアナタ。






































その時のアナタの口元に
涼介くんはただただ見惚れてしまいます































そして
















「じゃあ、お願い事、言うね」




そう言って、身をかがめる涼介くんは
男らしく、そして”彼らしく”意を決したみたいです

















































「死ぬまでずっと……」















































「今日みたいな日が過ごせますように……」






















































そう言ってろうそくの火を吐息で全て消した涼介くん








































彼の起こした爽やかな風がアナタの髪を撫でています













































それを感じたアナタ。
自分でセッティングしたクセに
アナタの方が泣き出しそうで
それを見つめる涼介くんがだんだんとゆがんでいきます













































「なによそれ……、欲しいものとか言ってくれると思ってたのに……(照笑)」














































なんて照れ隠しで言ってみたアナタ
なんでしょうか。アナタは突然に古典的な女の子の口調に様変わりしました




だって普段の涼介は自分の欲望をアナタの前ではあまり話しません




――だから、それが知りたかったのに。












ガッカリしたわけでは無かったアナタです。
でもたまには、涼介くんのワガママを聞いてあげたくて……
その為なら何でもしたくて





















――でも何をしてあげたらいいのか私には分からなくて





































こんな何もできない馬鹿な私を
愛してくれているのが







ホントに不思議で堪らなくて……















































フツフツとこみあげてくる
大きすぎる幸せと少しの不安――







そんなあなたの表情を見て、涼介くんは何かを感じたみたいなんです。
だけど、彼は心が満たされました。






だからアナタの頬に手を添えて――















































「だから好きなんじゃん」



















































______________________________





この後は言うまでもなく、
アナタと涼介は一つになりました










だけど、その空間にはなぜだか不思議と一つのいやらしさも感じられません


そこにはただ




現世で割かっていた身体が

元の一つに戻っただけ。

ただそれだけの空間なのでした
















































________________________________



作者あとがき



なんだこれ。何なんだよこれ……!!!!クソッ……!!!!
胸が苦しい!!!
























そんな時の特効薬は大和君です

team-h 2023/04/19 00:18

ちょっぴり大人になったマモルくん(ほんの少しだけR18)

ちょっぴり大人になったマモルくん

※R18です。


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キャラクター
◆マモル(源氏名) : 21歳
21歳。学生。身長約176センチ(聞くとはぐらかす)。
salone estatico歴3年。今では立派なベテランセラピストに成長し、女性の事、特に気持ちの面でも理解が進んできた。


◆あなた:花
受付時に名前を聞かれた際にとっさに「花」と偽名を名乗る。
salone estaticoには割り切った思いで何度か通っている。
ランキング上位常連の「リョウ」や「ヒロキ」も気にはなるが、
そろそろかな。と思うといつもタイミングよくマモルから連絡が入る。

__________________



そして今日もマモルから連絡が入った。

と言っても、個人的な要件は何もない。
いわゆる”営業電話”というものである。


__________________















ちょっぴり大人になったマモルくん



















__________________


「マモルくん。なんだか顔つき変わった?」

そう言いながら、パンプスを脱いでホテルのスリッパへと履き替える。

「そんなことないですよ~」

と言いながらドアを閉めるマモルくんは、やはり少し大人になったようだった。

会うのは半年ぶりぐらいだが、この年の子はたったの半年でも結構変わるものだ、と感心する。




お客さんであるはずなのに、まるでお姉さんの様な気持ちで彼を見てしまうのは
きっとハナが年上であるからなのだろう。


うんうん。と自分の中で納得していると、マモルが甘えた口調で抱き着いてくる。

「ハナさん、シャワー浴びた?」

そう可愛く甘え、縋り付いてくるマモルの背は、ハナよりもずっと高い。
器用に背中を丸め、ハナの首筋にスリスリと顔をうずめる。

いい匂いがする。
香水ではなく、アロマオイルの落ち着く香り。

「浴びてきたよ」

と短く答えると、そうみたいだね。と言われて、そのまま首筋をひと舐めされた。






「そんなこと出来るようになったの?」

そう笑い交じりに反応すると、マモルはうふふ。とニマニマ笑った。










――今日のマモルくんは何かが違う。











__________________



服を脱ぎ、ベッドにうつ伏せ。
腰から下にはシーツが被せられ、傍から見れば、ただのアロママッサージを受けるような体制になる。

側で準備をするマモルも今はバスローブを巻いている。


カチャ、と音がする方に目を向けると、オイルのビンが複数置かれていた。

「ハナさん、何にする?ラベンダー、カモミール、サンダルウッド、ゼラニウムにクラリセージ」

「クラリセージ?」

「そう、新しく買ってきたの」

「嗅がせて?」

「分かった」

マモルはクルクルと小瓶のフタを回し、コットンにそれを垂らして渡してくれた。

ハナは、そのワンクッションにとても驚いた。
いつもなら「はい、どうぞ!」と言って、ビンの入口を私の鼻にいきなりつけてくるのに
本当に今日はどうしたのだろうか。


そう思いつつも、コットンから漂う香りに一瞬でスッと癒された。
香りというのは不思議なものである。

「今日はこれにする」

そう言ってコットンを返す。
分かりました。とコットンを受け取るマモル。

それを仕舞うと、今度は小瓶からオイルを自分の手に数滴垂らした。

スリスリと手を合わせる音をハナは目を瞑って楽しんだ。



コトン――。



小瓶がテーブルに置かれる。


カタッ――。



今度はアロマオイルを伸ばすためのボディオイル。きっと持ち上げたのだろう。


クルクルクルクル――。



フタとビンの擦れる音。


ピトッ、ピトッ……、ピトピトピトピト……――。





焦れたのか、マモルは一気にオイルを出している。




そして、少しして、





スリスリ、スリスリ――。








「それじゃあ、始めますね」







そして背中に手が載せられた。




冷たくはない。
冷たくない様に気を付けてくれていたのだ。

大人になったなぁ……。と、ハナは思う。
これならプライベートでもさぞ人気な事だろう。





__________________


気が付けば粗方のマッサージは終わっていた。

ただのアロママッサージではあるが、
ハナの緊張をほぐすには最高の手段である。


普段のハナは”こういう事”とは無縁で生きている。

パートナーがいないワケではない。





噛み合わないのだ。








ただそれだけのことが、とても辛かった。










マモルに出会う前までは。




「ハナさん、触ってもいい?」


それはマモルの合図であった。
いつもと同じ。


「うん」

と短く答えると、背中をさすっていた彼の手が


ハナの体の下へと入れられた。


ベッドと体の間にマモルの手がヌルっと滑り込む。




下腹の当たり。
そこから徐々に


這い上がり
胸下から

ゆっくりとハナの胸を持ち上げていく。


ハァ……。


マモルの吐息が耳元に聴こえる。



ハナに覆いかぶさりながらも
肘をついて上手く体重を乗せないでいてくれる。


それなのに、

マモルの両手は
上手にハナの両房を掴み上げた。


「ハナさんのおっぱい、柔らかい……」

ああ……。と声を漏らしながら
マモルがハナの胸を揉みしだく。


体に快楽を感じるわけではないが、
その行為がいやらしかった。



しばらくすると
マモルの指が先端に触れた。

「んっ……」


マモルのフッと笑う様な鼻息が聴こえる。


「気持ちいの?」













その言葉には答えられない。









それでもマモルは続けていく。


ハナの乳房の先端を


伸ばされたアロマオイルで
クリクリと、なぞっていく。


「ぅんっ……、んっ……」














ぴったりと背に沿うマモルの体が、腰を擦るようにウネウネと揺れ出す。























きっとマモルも気持ちいのだ。












ハナの――。









アナタの感じる声が――。














__________________







しばらく乳首を撫で上げ、満足したマモルが言う。















「ハナさん、今日はいつもと違う事、してもいい?」



「いつもと違う事?」



「そう。ちょっと、Sっぽい事……、あ、僕がSだからね」


そう意地悪く笑みを浮かべるマモル。


「きっと楽しいよ」

と、可愛く笑うマモルにアナタは、うん、いいよ。と言ってみる。




するとマモルはフェイルタオルを持ち出して、




アナタの両手を縛って見せた。



「すぐ解けるから、嫌だったら、解いてね」










分かった。と言ったアナタ。
縛られた手首を少しだけ動かして見る。




――大丈夫だ。すぐに解けそう。



そう思ったのも束の間。

「んっ」

とアナタの腰を持ち上げたマモル。


伏せつつも腰だけ上がった状態に
アナタは少し驚き、マモルを見た。


「大丈夫、気持ちい事しかしないから」

そう言って、腰の方へと下がっていくマモル。
着ているバスローブからは

彼の男である証明が


しっかりと見えていた。






__________________
















































正直に言えば、




とても恥ずかしかった。





露わになったアソコを





――マモルに見られている。





見られている、程度では無かった。






これは見つめられている。












マモルの息遣いが荒くなる。







「ハナさん……、すごい濡れてる……」






そんな事、自分でも分かっている。




こんな姿に











それでも興奮してしまう私は









変態なのだろうか……。











ジュルッ……。






「ひっ……!」






































ヌルっとした。

紛れもないマモルの舌の感触がアナタの陰部に触れる。












陰核ではない。







膣の入り口の方だ。





ジュルルルルッ……!









「あぁっ……」



声が漏れた。

吸われている。

アナタは、愛液を吸われている。


ん……、ゴクン……、ハァ……


この音がひたすら繰り返された。


正直に言えば



ここは体が感じる場所では無い。
表面の粘液だけを吸い取られているだけに過ぎない。


それなのに


なぜか






とても興奮する。





__________________


しばらくすると、

マモルは満足したのか
愛液溢れ出る膣の入り口から陰核のあたりに舌を這わせ

それを何往復もしだした。



陰核――、つまりは


クリトリスのあたりにマモルの舌が来るたびに



「あっ……、あぁっ……」

と声が出る。











フフフッ。と楽しそうにマモルが笑う。



「クリちゃん、気持ちい?」









何度も焦らされた後。
だから、アナタは何度も頷いた。




「じゃあ、もっと舐めてって言って?もっと舐めてくださいって」




「も……、も……」



恥ずかしくて焦れていると


ジュルルルルッ!


「ああんっ……!いやっ!」


その日のマモルは容赦が無かった。




アナタに卑猥な言葉を要求しながらも

イく事が出来ない性感帯を執拗に責め立てる。


ジュルルルルッ!ジュルルルルッ!ジュルルルルッ!



焦らされ続けたアナタは


「お願いっ!舐めてッ……!」


と、懇願する。

縛られた手首は、解こうと思えば
スルりと解けるのに

どうやら体が言う事を聞かないみたいだった。









__________________






嬉しそうに「いい子」とだけ言ったマモル。


マモルにそんなことを言われるのには
違和感があったが


そんな事を忘れてしまう程の
旋律が体を走った。




背後から迫るマモルの舌が


クリトリスに当てられている。




愛液を塗りたくり、
温かくもヌルヌルとした彼の舌

その舌が、

ぴったりと当てられている。




「あ……、あ……、ダメ……」




口を突いて出た言葉だった。



マモルはアナタの尻を鷲掴みにして
広げている


そして――。



ぴちゃ……、くちゅ……、ちゅる……





「あぁ……、イヤ……」




そう言いながらも、縛りを解かないアナタにマモルは続ける。





くちゅくちゅ……。




クリトリスを口の中に含み吸い上げ

その中で



そのヌルりとした舌で

舐め上げている



「ぅんんんん……!」






もうドンな体制でも構わない

恥ずかしくても
そんな事、どうでもいいぐらいに



気持ちがよかった




「クリフェラ……、気持ちい……?」





含んだまま、マモルがコミュニケーションをとろうとする。




しかし、それに答える間は与えてくれなかった。







「ぁあああんっ……!!」





中に旋律が走った。






マモルが、指を中にいれている。











気持ちよくて堪らない。









クリトリスは
吸われ、その中で何度も舐めまわされ続け











中では指が
それも数本の指が何度も突き刺さる。





__________________



プシャァァァァ……。





ハナは潮を吹いた。











そして








それと同時に果てた――。





















―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――







自身の残した



















あられもない後を確認する。































「こんなに汚しちゃってるよ」





















嬉しそうにするマモル。


























その手には







































まさかのコンドーム


































「ごめんね。ハナさん……。ずっと我慢してたんだけど、俺の事、分かってくれるのって、ハナさんだけだったから」





































そう言って、自身の男の証明に

コンドームを被せるマモルくん。






















「結婚してても、俺は好き」






















――――――――――――――――――――――――――――おしまい。


































おや……、salone estaticoに

何やら問題を抱えている男の子が
入店を希望しているそうです。
依存されたら大変そうな彼。
彼と出会うのはどの女性なのでしょうか……??



売れっ子だったのに急な退店をした”リョウ”や
現役No.1を抑える”ヒロキ”を超えることが出来るのでしょうか!






そして――、マモルくんは先輩に成り上がれるのか……?!





そんな予定です。

team-h 2023/04/10 01:46

土屋涼介の分かりやすいヤキモチ

※”何があっても守ってあげる”のその後のお話です。以前、その後のお話はしないといったのですが、やはり涼介が嫉妬するのはアナタの元カレだけだったので……🙇🙇

※大和が登場するので、大丈夫、な方のみお読みください。
シチュエーション感は無いです。恐らく壁目線になるかと思います。
壁目線中の読み心地は悪いかもしれません。

※大和の彼女は良妻賢母。

※涼介は良くない気持ちを飲み込んでしまうので、この様な形なりました……🙇なんでも来い!という方のみお進み下さい。

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涼介のプロポーズを受けてから少しを経たある日。



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今日、あなたと涼介は温泉デートに来ています。
(高級な旅館なのですが、アナタの会社の提携施設でもあり、実はお得に泊まることが出来ました。)

到着した旅館のエントランスには外へ続くテラスデッキがあり、そこにはどこまでも続くような青空とそれを満喫できるような寝椅子が数台置かれていました。



















今まで何度も星空デートへと連れて行ってもらったアナタの脳内には
(きっと夜には素敵な星空が広がっているんだろうな)と楽しい想像が広がります。





















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そしてしばらく――。

お部屋で寛いだ後に大浴場へと向かった二人。

大浴場の階。
エレベーターのドアが開いた時、
涼介は「しまった!浴衣の帯を忘れた!」
と言ってお部屋に急いで戻って行きました。

先に入ってて!とは言われたものの、
タイミングが合わずにすれ違っても困るので
アナタは涼介が戻るのを待つことにしました。

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大浴場前の待ち合わせ用ソファにゆっくりと腰掛けるアナタ。

反対側には、髪をゆるくまとめ上げた浴衣の女性が静かに座っていました。

彼女の手には冷えたフルーツ牛乳が2本。

上気した頬は、お風呂上りからなのでしょうが、
アナタの目には、彼氏を待っている”少し照れた女の子”の様に見えたのでした。

その人との穏やかで静かな時間を過ごすアナタ。

しばらくすると、エレベーターがチン!と音を立てて止まりました。

(涼介!)と思うアナタですが、出てきたのは老齢の男性でした。

男湯の暖簾をくぐっていくおじいさんを見送るアナタと女性。

女性の方は、アナタよりも長く、男湯の暖簾を見つめています。

エレベーターに向き直るアナタ。
そのエレベーターは、急いで下の階に降りているようです。

大浴場は展望露天風呂があるので最上階に鎮座しています。
そして、アナタと涼介のお部屋は6階です。

6階で一度止まり、最上階へと上がってくるエレベーター。

(今度こそは……!)再びチン!と音を立て開くエレベーター。

しかし、開く扉を見守るアナタの目にはとんでもない光景が――!

__________________________________





















「いや~!びっくりだよ!こんなところでまた会うなんて!」
「ホントですね」

楽しそうに笑い合いながら出てくる男性二人。

うち一人は紛れもなくアナタの婚約者である土屋涼介、なのですが……
その隣には……。


「あれ?真幸?もう帰ってたの?」

そういって立ち上がる反対側の女性。
彼女は、涼介と楽しそうに笑う”大和真幸”の側へ駆け寄っていきました。

二度目のびっくりに言葉も出ないアナタに涼介が近づきます。

「ごめんごめん!帯取りに行ってたら、知り合いに会っちゃって~」と、彼はのんきに後ろ髪を掻いています。







「あの人、知り合い……なの?!」と驚くアナタ。
「そう……、だけど?」

と、きょとんとしながらも、何かを察する涼介。
同じようなきょとん顔の女性も、”げっ”とあからさまに嫌そうにする大和の隣で
アナタの顔を見つめて来ます。

思いもしなかった鉢合わせに固まるアナタ。
しかし、大和真幸は一枚上手でした。

不可思議な空気が流れたこの場を「同じ会社なんです!」の一言であっという間に片付けた大和真幸。

まさかの鉢合わせの元カレの一言に
何とか、その場をしのぐことが出来たアナタなのでした。



























___________________________________

夕食を終え、涼介が、もう少しだけ、と誘って来たのは、足湯に浸かりながら、スイーツやカクテルが楽しめるお洒落なバーでした。
もちろん、ノンアルコールカクテルも豊富です。

バーに入ったアナタは、聴こえてきた声に絶句します。











「そんな……、私、ずっと待ってたんだよ。先に帰っちゃうなんて」
「のんきにフルーツ牛乳なんて買ってる方が悪いんだろ!っていうか、俺、嫌いだし!アレ飲むと気持ち悪くなるんだよね~」














見えてきたのは、ニヤつきながら彼女に嫌みを言う大和と、
とても悲しそうな彼女さんの姿。









無言になってしまった彼女に、
さすがの大和も、
見ていただけのバーテンダーさんも、バツ悪そうに固まってしまいました。










同じく店の入り口で唖然と固まるアナタと涼介。
しかし、涼介はアナタに何やら合図を送ってきます。

(何とかしてあげよう)と、目線で伝えてくる涼介。


正直に言うと、全力で首を振りたいアナタでしたが、微笑みながら手を握ってくる涼介に
アナタの胸も”誰かに分けてあげないと”
と、溢れ出してしまうくらいに幸せでいっぱいになってしまうのでした。







___________________________________












バーテンダーさんの喜び伝わる”いらっしゃいませ!!(助かった!)”の後――。

カウンターに横並びに座る二組のカップル。
大和と涼介は隣り合い、とても楽しそうにお話しています。

アナタが頼んだスイーツは、
作るのに時間がかかるそうなのですが、それも気にしなくて良さそうでした。

時に彼女さんに意地悪をする大和ですが、ニヤつきながら嫌みを言った後、彼女の顔に穴を開けてしまう程に反応を確認しているのが、今のアナタにはハッキリと分かりました。

ただ、その不可解な行動の”理由”が理解できないアナタ。
そんなアナタを涼介は笑って見つめています。

「すっごい皺寄ってるよ」と、アナタの眉間を撫でる涼介は珍しくほろ酔い気味です。
人前にも関わらずに顔を近づけて笑う涼介に、アナタは彼の顔を直視できません。

羽織を着た浴衣姿も様になっていて、何度見ても、どこから見ても
アナタの彼氏は、単純にとてもカッコ良くて、いつまでたっても”大好きな人”のままなのでした。

___________________________________

しばらく4人で笑いあった後、
お酒が入った大和は、涼介にずっと秘密にしていたことを打ち明けました。

それは、かつて”アナタと大和が付き合っていた”という、過去。

恐らく大和は、彼女の反応が見たくて言った言葉だと思うのですが、
その言葉を聞いたとたん、グラスを傾ける涼介の手が止まってしまいました。

言葉を聞いた彼女さんも、先ほどまでの笑顔のまま表情が固まってしまいました。

グラスを置いた涼介は黙ったままです。

とっさに涼介を見るアナタですが、涼介はアナタを見返してはくれませんでした。

心配したアナタ。
昔の話で、とグラスを持つ涼介の手を握ろうと手を伸ばしますが、
涼介はその手をスッと引いてしまいました。

初めての経験にどうしていいか分からないアナタ。

口元は微笑んだままの涼介ですが、その目は全く笑っていませんでした。

気づかない大和が独壇場を続けますが、涼介は黙って立ち上がりました。
「どうしたんですか?」という大和に、涼介は「ごめん。酔っぱらっちゃって」とだけ答えます。

休みたいので先に部屋に戻る、といった涼介。
彼はアナタに「ゆっくりスイーツを食べてからおいで」と優しく言って去っていきました。
しかし、彼のその青い瞳はアナタを捉えてはいません。

___________________________________










しばらくして、豪華なパフェに対面したアナタ。
しかし、手を付ける気が起こりませんでした。

「ごめんなさい。これ、二人で食べてください!」

そう言って、店を後にしたアナタ。
残された大和とその彼女にも
スイーツを楽しむ話題は何一つありませんでした。












____________________________________

身重の体にも関わらず、小走りで部屋まで急ぐアナタ。

部屋の前につき、ドアノブを回しますが、鍵がかかっている様です。

スペアのカギで扉を開けるアナタ。

部屋に入り、暗い部屋に明かりをつけて、
涼介の姿を探し回りますが、その姿は一向に見当たりません。

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もしかしたら、と大浴場へと向かったアナタ。

待合のソファに座り、アナタは一人、男湯の暖簾を見つめて涼介の姿を待ち続けます。

ですが、
夜も更けた時間帯には、涼介どころか、誰一人、通りかかる人もいませんでした。

一人、静かな時間を過ごすアナタは少しだけ涙ぐんでしまいます。

そんなアナタの目の前でエレベーターがチン!と言いました。

出てきたのは、大和真幸――。の彼女さん。

アナタの姿を見つけて、彼女も驚いている様でした。
バツ悪そうにするアナタ。

しかし、彼女はアナタに優しく微笑みました。

彼女の両手には、空になった牛乳瓶が二つ。

気まずそうにするアナタに対し、彼女は「これを返しに来たんです」と微笑みました。

自動販売機の横にある、返却棚に牛乳瓶を入れる彼女さん。

戻し終えると、彼女はアナタの隣に座ってきます。

ご主人はお部屋ですか?
と聞く彼女に対し、アナタは「それが……」とワケを話しました。
そして最後に「すみません」と付け加えるアナタ。
それは恐らく”大和の元カノでごめんなさい”という意味だと思います。

元カレの今カノに対し、こんな気持ちを抱けたヒロインちゃんは
きっと涼介に



幸せを抱えきれないぐらいに与えられているからなのだと思います。





ただ、その言葉を聞いた大和の彼女はキョトンとしています。
「あの……」と、彼女の機嫌を伺うアナタに大和の彼女さんは、



「それは私に言う事ではないですね」と微笑みました。



その言葉の意味を察したアナタ。





アナタは、気が付けばソファから立ち上がっていました。























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そして、何かにつられる様に

旅館の廊下を駆け出すアナタ。



















































思い出すのは、嬉しそうにアナタの手を引く涼介の姿。
スラっと整った出で立ちには似合わない程のガサガサとした手。
その手に乗せられているのは、アナタの指先です。





































その思いでの日には、いつも満点の星空が輝いているのでした。












































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静かになった温泉旅館。
そのエントランスには、
外へ続くテラスデッキがあり、
そこにはどこまでも続くような星空と
それを満喫できるような寝椅子が数台置かれていました。
























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夜はまだ肌寒い季節です。
テラスデッキに出たアナタは満点の星空に包まれました。

しかし、アナタが心を振るわせられたのは、星空ではありませんでした。






































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寝椅子に転がり、星空をじっと見つめている土屋涼介――。
































その彼の影に、小さく膨らんだお腹の女の子の影が近づいていきました。
































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アナタに気が付いた涼介。
寝転がっていた彼は、アナタに気が付いて、ハッと身を起こしました。

「駄目じゃないか!そんな薄着で!」

酔いも醒め、冷静になった涼介は、浴衣のままのアナタに、急いで自分が着ていた羽織を被せます。


いつまでも変わらない優しさに、
































降り注ぐ彼の愛情が、
心から溢れ出してしまったアナタはなぜが涙が溢れて止まりませんでした。























そして彼に――

黙っていてごめんなさい。と何度も謝罪します。




































あなたよりも前に付き合っていた人がいてごめんなさい。
あなた以外に好きな人がいたことがごめんなさい。
大好きな人を傷つけてごめんなさい。
私を大事にしてくれる人を傷つけてごめんなさい。





































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目の前に








子供の様にむせび泣くアナタの姿に涼介は戸惑ってしまいます。

彼女にこんな顔をさせてしまった自分が、
どこまでも不甲斐なく、大人げなかった、と。
謝りたいのは自分の方で……、と感じる涼介。

どうしていいのか分からない彼でしたが、
ただ一つだけ分かっているのは























































「人間って、抱き締めてもらうと、落ち着くんだって」























































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ただ一言。
それだけを言って、アナタを抱き締める土屋涼介。






















































その力強さに少しだけ苦しさを感じるアナタなのですが。





















































_____________それはそれで心地がいいと感じるアナタなのでした。
























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言葉もなく抱き合う二人。



きっと月に帰ってしまったかぐや姫も
微笑ましい二人の行方を、かつての地球に思いを
馳せながら
笑顔で眺めている事でしょう。















































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(翌朝の朝食の時間はさすがに別々に取った大和と涼介カップル。
大和カップルの方はまた揉め事を起こしている様で、それを唖然と眺めるアナタと涼介なのでした)



※こんなトコロで終わってごめんね
































なのでした🙇

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