東方二次エロへのこだわり

二次創作としての建前は必要だ

二次創作というものは、「原作にもしかするとこういうシーンはあったかもね」というファンが想像して作るものです。
これを厳格に適応してしまうと、作れるものの幅はだいぶ狭まってしまいますが、近年の「東方二次創作」はキャラだけ借りて原作との関連性をあまりにも粗末に扱いすぎているのではないかな、と思います。
エロ同人誌を買ってみれば、どこの誰かもわからないモブ男が東方キャラを性的に蹂躙しているだけの内容のものが多く見受けられます。
東方キャラはAV女優ではないのです。

東方ジャンルが特殊性癖の拠り所になっている、という現状についても一定の配慮が必要ですが、プレイありきで原作のストーリーや世界観との自然な結びつきを軽視してはならないと思うのです。
獣○にせよアナルにせよ露出にせよスカトロにせよ、描きたいプレイがあっても「実は幻想郷にはこういう風習があって」…というような多少の強引なこじつけをしてでも、東方キャラが最初からAV女優であったかのような扱いは回避すべきです。

キャラの体型は多様であるほうがいい

幻想郷にはこれだけ女の子がいるので、体型も多様であるほうがいいと思います。
作者によってはどんなキャラであろうと乳をメガ盛りにしてしまう人もいますが、
霊夢や魔理沙や妖夢あたりはどちらかというとその作者の幻想郷において「小さいほうである」事が望ましいと思います。
小町や幽々子のようなボイン担当はいるので、そのあたりとの明確な差別化が必要だからです。
身も蓋もない事を言ってしまえば、これらは二次創作で勝手にキャラに付け加えた属性なわけですが、エロ目的で二次創作をするのであれば体型の多様性はなお重要であると思うのです。
レミリアと咲夜の体格差レズセックスや、筋肉モリモリの勇儀がパルスィ相手でネコになるなど、幻想郷でしか描けないエロが描いていければ、東方二次エロはもっと楽しいものになるのではないかな、と考えています。

レズやふたなりは手段である

東方二次エロでは、男性キャラクターが入る余地がなかなかありません。
近年は鈴奈庵によって男性キャラクターがわずかに新規加入してきましたが、どのキャラも竿役として起用できるほどキャラが立っているわけではなく、
古参男性キャラである森近霖之助を竿役として起用する場合は女役は霧雨魔理沙以外にありえないのです。
罪袋は広く認知された汎用性の高い竿役ですが、原作キャラではありません。

そういうわけで、東方エロ二次を原作キャラだけで完結するためにはレズやふたなりを用いることになるのですが、これに嫌悪感を催す人もいます。
しかしながら、東方二次エロを楽しむためにはこれらも許容していかなくてはならないと思うのです。
読者を騙して押し売りするようなやり方はいけませんが、あらかじめキャラにチ◯ポが生えてますとお断りした上で、モブ男なしの紅魔館乱交本です、というような正直で明確なやりとりが必要だと考えます。
これは北風と太陽のようなもので、押し付ければ相手は嫌がりますが、距離をおいて気が向いた時にいつでも手に取れるようにしておけば、プレイがふたなりだろうとスカトロだろうと気になったテーマにはいつか手が伸びてしまうものだと思います。

スカトロもまた手段です。
相手に対する無制限の忠誠または友情を示す手段としての食糞は個人的にアリだと思います。
東方鉄飛船BPではCG上では描写していませんが、ヒロイン同士の食糞をほのめかすシーンも入っています。
次回作からは紅魔館以外のキャラを起用していきますが、主従コンビが出る場合だいたいどこかで食糞があると思ってください。