何度目かの創作活動開始記念日
去年の11月11日は創作活動開始15周年でした。
ただ、毎年コンスタントに作品を届けられていた以前とは違い、
年々ちょっとしたイラストを描いてアップする時間も
取れなくなってきてしまっている体たらく。
15周年イヤーとはなんだったのか。
そうなってくると次第に
「この1年何をやっていたんだ・・・?」
という気持ちも起こるというもので。
そんなわけで今年からしばらくは、周年は周年で祝いますが、
○○周年というのは数えないことにします。
逃げるなって?
はい、16周年です。
過去の自分への謝罪
今年も記念イラストの一枚もアップできなくて
申し訳ありませんでした。
もうこれ何に対して謝ってるんだって感じになってきてますが、
皆さんに対してはもとより、
未来に期待していた過去の自分への謝罪の意味もあるかもしれません。
去年はちょうど今頃コロナと工場の事故のダブルパンチで職を失って、
もうコリゴリだよ~って気分になっていたのですが。
今年も今年で就職先の薄給に耐えかねて転職活動を始めて、
職場の先輩の紹介で転職できると思いきや退職1ヵ月前にポシャり、
無職のまま退職することになって2週間ぐらい部屋で泡噴いてました。
周りのイラストレーターさんとかがコネで仕事を取ってきているのを見て、
自分ももしかしたら出来るかもしれないと思ったのが間違いでしたね。
やっぱり私は孤独なランナー。
ちなみにそんな私ですが、一昨日転職が決まりまして、
無事に社会人復帰を果たしました。
なお記念イラストの作業を始めた翌日に連絡がきたもよう。
今までが長いこと貧乏だったので、生活に余裕ができるまでといったら
相応に時間がかかることだと思いますが、
ひとまずは安定して作品作りができる生活基盤を作れるように
頑張っていきたいと思っています。
そんなわけなので、また作品が世に出るのが遅れるかもしれません。
でもきっとそういう経験が作品の栄養になって
より良い作品を皆さんにお届けできるはずだと私は信じています。
というか、自分をそうやって信じていかないとやっていけませんね。
それでも未来の自分を信じて
さて、16年と言えば赤ちゃんも高校生。
何もかもみな懐かしいなんてレベルじゃないですね。
以前も話題に挙げましたが、
シリーズ作でも10年振りの新作みたいな作品が多くなってきて、
刺激を受けると同時に、興味のないシリーズだと
それ最近でてなかったっけ、となってしまうことがあるのも事実。
どこぞの漫画のエルフみたいな感覚になってきています。
ゲームのような過去のサブカルチャーがメインストリームになり、
大作が多くなってくることに関しては嬉しくもあり、
制作期間が長大化して、シリーズものとなると
完結まで自分が果たして生きていられるのか心配にもなり。
最近は学生ながら創作活動で仕事を獲る人間も増えてきましたが、
そんな二次元が大通りを肩で風切って歩ける時代において
私のようなおじさんだから出来る創作とは一体何なのか。
そういうものに対する答えを出せるよう、
頑張って創作を続けていこうと考えています。
今後とも荒神大助をよろしくお願い致します。