荒神大助 2024/05/28 00:49

近況の報告【作業が遅れています】

えー、その・・・近況の報告続きで
新作の話題を全然出せなくてすいません、荒神です。

てんで新規のイラストが上がってこないので、
「流石に新作を全然出してない荒神大助でも、これはおかしいな」、
と思っていた人もいるんじゃないでしょうか。

聖剣伝説が出ない理由・・・(違

冗談はさておきまして、
理由があってまたしても作業が遅れています。

今回はその件についてと、
𝕏で話題にした、取り留めのない話について
書いていこうかと思います。

生成AIについて

なんかこう、デリケートな話題になりますが、
書いておいた方がいいかなと思ったので。

2ヵ月くらい前にちょこちょこ𝕏の方で
生成AIについて肯定的っぽいけど、自分では全然使わないよね
っていう感じの話をしていたことがありまして。

実をいうと3年前は使うつもりでいたんですよ。

こちらが当時出力した画像から抜粋したものです。
ゲームの背景に使用する予定でした。

今後展開する予定の物語に関わる部分ですので、
今回の話を覚えておくと
あの画像ってここに使う予定だったのかなぁ
とか、より楽しく物語を読み込めるかもしれないですね。

前にも少し書いたんですが、4年ぐらい前からしばらく使っていた
このバナー画像の背景もAI生成です。

・・・で、何で使わないって気持ちになったかですが。

この理由を書くとなると長文になってしまうんで、
ロックじゃないから」ぐらいで済ませていたんですけど、
今回はその辺のことを書いていきます。

そこから!?ってなると思うんですが、
理由のはじまりは私が小学生の頃、美術の授業から来ています。

私のクラスにはどうしても私が勝てない、
絵が上手くてイケメンでムキムキの、更には学校の事務員の息子で
実家が代々大工の家系で超金持ちっていう同級生がいたんですけど、
私が特定の場所に目線が行くような独特な画風を生み出したら、
担任の先生がめちゃくちゃ褒めてくれたんですよ。

そのときは嬉しかったんですよね、
いやあ長年勝てなかった相手に一度でも勝てたぞって。

そうしたらしばらくして担任の先生が、
私の描き方を授業中に共有し始めたんですよね。

当たり前なんですけど、私の独自性は失われて、
その同級生が更に力をつけてしまって。

そのあと、私が俳句のコンクールで入賞したことがあったんですけど、
私は物書き志望なので別ですが、
感想文とかって、みんなやる気ないじゃないですか。

そんでもってまあ、絵柄をコピーされても動じなかった、
我慢強い、そういう流れを踏まえて、
やる気ないクラス全員のぶんをお前が代筆で出せ
っていう話になりまして。

流石に腹が立ったので自分以外の俳句を全部幼稚にしてやったんですけど、
私だけ「子供らしさが感じられない」って落選させられたんですよね。

踏んだり蹴ったりというか、なんというか。

そこからはもう、定期テスト中に教え合いが横行したり、
教師は見てみぬ振りをして教室から出て行ったり、散々でした。

平成初期の因習村にあるTHE田舎の小学校って感じですね。

そんなこんなで少し離れた中学に入学してから、
また独自路線を突き進んで絵を仕上げて、
美術部でもなんでもないのに地域のコンクールで入賞したときは、
こういう長年の憑き物がとれた気がして嬉しかったですね。

もうその同級生はそういう絵に関心がなくなっていて、
漫画のキャラをコマそのままに模写することにハマっていたので、
私だけが執着していたのかもしれませんけど。

桜の木を描くっていう共通テーマだったんですが、
絵はよく描けているが、こんな桜の木はない
という寸評がすごく記憶に残っています。

その子供の頃の流れが、AI画像生成をしていた3年前
明らかにGoogleのストリートビューのロゴが混じっていたり
写真の日付の断片らしきものが写り込んでいるのを見て、
色々気になって調べていくうちにフラッシュバックしてしまって。

そんなわけなんで、真似るとか、良いところを取り込む、
みたいなのは自己研鑽に繋がるので良いですが、
他人任せにしたり、そのまんま使うっていうのは
全く良い結果にならないんだよな、
全体の悪しき風習を生むんだよなっていう考えがありまして。

あと、絵を描きたくて描いてるんであって、
出来上がりが欲しいわけじゃないってところも大きいですね。

作品を作るにあたって、作り手が総合芸術として満足して、
楽しいなと思いながら作れるものであってほしいというか。

めんどくさいから早く済ませたい工程を
頑張ってやることに楽しみとか、楽しめる一工夫をして
作品を最終的に楽しい、すっきりした、って完成させてほしいんです。

そして、私が描いたものだ、っていうのを
パッと見てわかってほしい、っていう、
今でいうところの承認欲求モンスター的な部分ですとか、
そういうのももちろんあります。

他には最初に挙げたんですが、ロックじゃないって気持ちがありまして。

法律で許されてるからオッケーじゃないか、
素晴らしい技術なんだ、みんなで赤信号渡ろうぜ、
みたいな論調を見掛けるたびに私だけかもしれませんが、そう思います。

・・・ということなんで、否定はしないですし、
そういう技術自体は良いもんだなぁとは思ってますが、
あんまり自分が使う気にはなれないって気持ちですね。

左肩を痛めた件について

さて、ここからは昔話から現在に時計の針を戻しまして

あんまりよくない話題なのですが、
このたび左肩を痛めまして、現在治療中です・・・

力仕事からデスクワークになったので、
仕事的には特に問題ないんですけど、
自動車のサイドブレーキを引くみたいな、
瞬間的にちょっとした力をかける動作とか、
長時間ぶっ続けで左腕を同じ位置に置き続ける作業とか、
特に絵を描くのが結構しんどくてですね。

たぶん原因は・・・𝕏がTwitterだった頃から
私を追って下さってる方には伝わるかもしれないですが、
10年ぐらい前にコンビニ夜勤のワンオペをしているとき、
崩れてきそうになった割れ物の荷物を
奇跡的に左腕で全部押さえることができたことがありまして。

後日、その影響で頸椎を痛めて1ヵ月くらい
満足に首を動かせない状態になって、
そのときは完治したんですが、
それが今になってじわじわ効いてきてる気がするんですよね。

こんなときに意地張ってないでAIでも使って
パッと作品を完成させて実績を作っておくべきなんでしょうけど、
なかなか小難しい性格なんで割り切れないものですね。

そして、少し前の記事にも書きましたが、
ここ数ヵ月、就職が決まるまでいろんなバイトで
働きづめだったのも影響してる気がします。

適度な休息は大事というか何というか・・・
デスクワークに戻ったのもあって反動が来たんですかね。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイに
身構えている時には、死神は来ないものだ
というセリフがありますが、まさにそんな感じでしょうか。

可愛い美少女の死神とかなら来ても良いんですが、
生憎作品を出せないまま死ぬのはカッコ悪すぎるので
もう少し待ってくれないかな、というところ。

皆さんも身体は大事にしてくださいね。

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