幻術エルフ 2024/06/12 08:47

ゲームを作る上で一番好きな作業は?

ゲーム制作は、様々な作業の積み重ねによってできています。

ミルフィーユのように、アイデア出し、プロット作り、ストーリー制作、イラスト制作、音楽、スクリプト組んだりする、などなどさまざまな作業が積み重なり、一つの完成されたゲームへと行きつくような感じです。

その中で、私がノベルゲームを作る時の作業と、その時にどこの作業が好きか、などを交えて振り返っていきたいと思います。
楽しい時は(楽しい!!!!!)と書きます。

*注意(これは幻術エルフ式なので、参考にしないようにお願いします)*

人格を分ける。

何を言っているのかと思うかもしれませんが、幻術エルフ(私)は、ストーリー制作エルフ、イラストエルフ、組み立てエルフ、監督エルフというように、最初に人格を分け、責任を分散しています。
何を言ってるんだと思うかもしれませんが、そうすることによって私一人の負担を減らし、一人一人の仕事を分担することができるのです👌何を言ってるんだと思ってますよね。

プロット作り

(楽しい!!!!!)
アイデアは山ほどあるので、とりあえずゲームノート(ゲームのアイデアを沢山書いてるノート)に、どういうゲームを作りたいか、キャラデザ、構想、世界観、キャラクターの魅力など山ほど書きまくり、ストーリー制作の時に参考にできるよう貯めておきます。
夢を描いているようでとても楽しい。
ここでどんなジャンルのゲームを作るかもわかります。

立ち絵ラフを描く

(楽しい!!!!!)
ストーリーを書く前に立ち絵ラフを描きます。
どんなキャラクターが動くのかまず書いて見せてみろということで、ストーリーを書く際に参考になります。キャラデザをこねくり回すことができるこのラフは最高に楽しいのです。

ストーリー制作

早速ストーリー制作です。
ここは、ワードで行います。
楽しいどころではありません。最高の時間です。自分の書いたストーリーを後の幻術エルフたち(?)が形にしてくれるのですから安心して好きなようにストーリーを描きます。
そもそもノベルゲームなので、ストーリーが面白くないといけません。そこに関しては自信があるのと、物語を書くのは大好きなのと、ゲームのストーリーを書くのも大好きなのでとにかく楽しいです。
選択肢がありのストーリーの場合は、ストーリー内で選んだ選択肢によって分岐したストーリーもかけるので最高ですよね?はい、最高です。

ストーリーを読んでどんな素材が必要か知る

(楽しい!!!!!)
監督エルフの出番です。立ち絵がどれだけ必要か、衣装差分は?背景は?どんなUIにするか?ゲームデザインにするか、様々な必要なものを、スマホのリストにポンポン書いていきます。
ここで、UI、背景などを購入しています。UIを買って導入したり、背景を導入するのは快感以外のなにものでもありません。
ゲーム作ってることを実感できるし、背景は有料のものを買ってますが本当に素晴らしく、見てるだけで楽しいです。


前作のUI シンプル


今作のUIはホラー!素晴らしいUIです。

立ち絵を描く

(楽しい!!!!!!)
立ち絵を完成させます。何度か直しますが、キャラクターに命を吹き込む作業は楽しいです。イラストエルフは、沢山のイラストの本を見て勉強し、前作より良い絵を、を意識して立ち絵を描いてるつもりです。

立ち絵の表情を追加していく

(楽しい!!!!!!)
いろんな表情を描きます。私は2年前くらいまで本当に全く笑わないので顎が開かなくなり病院に行ってほっぺの筋肉を動かさないとこのまま口が開かなくなって流動食生活になるよ。と言われたくらい笑わないため、いろんな表情を描くのがとても苦手です。
まぁ、去年くらいから大学生になりバイトを始め、楽しい毎日を過ごし、オードリーにハマったりして、笑顔を思い出してきましたが、表情を描くとなると少し難しいのです。


2年前くらいに描いた元気な女の子の笑顔。


去年描いた元気な女の子の笑顔。

なので、表情の描き方という本から、欲しい顔の絵を見て、こんな感じか...という風で書いてます。特に笑顔が本当に苦手で何度も書き直してます。
2年くらい前から漫画を描き始めたことで、怖い笑顔から、少しずつ笑ってるように見える表情は描けるようになりましたが、まだまだパッと描きたい顔が描けるかと言われたら修行が足りません。

立ち絵を導入しつつ、修正

(楽しい!)
立ち絵の導入はテンションが上がります。色が上手く塗れていなかったりするのを修正しつつ、ゲームに導入します。
UI、背景、立ち絵、少しシナリオを打ち込んだりすると、パズルのピースが合わさったような快感に襲われます。

シナリオ打ち込み

(楽しい!!!!!)
スチルの絵を描く前に先にシナリオ打ち込みをして、シーンごとにどれだけのスチルが必要になるかを考えるべく全て打ち込みます。
自分のシナリオを導入していくと、ここはどういう絵を入れようとかシーンごとで考えながら作っていくのでとても楽しい作業です。
また、描いたシナリオの修正や、もっと面白くできれば加筆したりもここでします。

シーンごとに必要なスチルを書き出していく

(楽しい!!!!)
ここは描きたいとか、このシーンは一枚絵を入れて演出したいとかを、リストに書き出していきます。バッドエンドとかに力を入れてます。

スチルを描く

(楽しい......)
イラストエルフの出番です。
絵が苦手なので、とにかく膨大な監督エルフからのこのスチルを描いてを、なんとか少なくしようと考えます。
しかし、差分とかにして乗り切ろうとしますが、大概沢山描くことになるので大人しく描きます。
絵を描くという作業はとても頭を使うので、(特に表情を描く時)とても疲れます。
よって、ジャムを食べながら行います。
前作は、とにかく完成!を目標に、速さ重視で書いてたので1時間に1イラストは描けてました。しかし今回は、2作品目。1作品目よりはクオリティを上げないといけません。


1作品目のイラスト (光源や、影などがあまり見られない。ほぼリテイクなしで1時間程で描いた)


今描いてるイラスト 不気味さのために、顔に影を追加したり、表情も何度も書き直している。2時間弱かかった。

よって、1枚の絵に割く時間を増やしたことで絵のクオリティは上がった気がしますが、描くスピードは落ち、疲労は増えた気がします。これを沢山繰り返すことたまに、描くスピードが上がり、疲労が落ちることになると信じているので、これからも絵を描き続け精進しようと思います。

ゲームに導入

(楽しい!!!!)
素材を集めたら、今度は導入しつつ、シナリオの誤字を見ていきます。
1シーンに立ち絵と、シナリオ、スチルを導入したら、次に進みます。テストプレイのスクショが捗る。ゲーム作ってるって感じする。頑張って描いたスチルが導入され、シナリオが入ってると、かなりこれだけでゲームっぽい。

音楽、演出追加

(楽しい!!!!!!!)
映画監督になったみたいでとても楽しい!!
前作は演出プラグインを入れてないのですが、今作は演出プラグインを入れたので、真っ暗な画面から、ゆっくり目を覚ますような演出を入れたりとかできて異常に楽しい。
音楽は、フリー音源を使わせていただいてますが、良すぎてフリー音源を聴いてしまってるくらい良いし、ゲームの背景で流れる音楽ですが、フリーゲームやる時は必ず音を大きく聞けるようにしてるくらい、どんな音楽を使ってるのか、ゲームにあった音源だなとか意識して聴くので、何度もいろんな音を聴いてからだと思ったものを導入します。楽しいがすぎる。

導入しつつ、選択肢や、組み立てなどを行なっていきます。

(たの...し...い)
ここでよくバグが起きるので、顔が真っ青になり世界が真っ黒になりますが、治ると顔に血の気が戻り、世界が虹色になります。
もうすぐ完成も近づいてくる頃です。

最終チェック

(楽し...い)
ここで何か起きると果てしない絶望に苛まれますが、それを少しずつ修正して完成へと近づけていきます。
どれだけここで確認しても誤字があるので、今作は本当に気をつけてここを見たいと思ってます。ちゃんと最後まで遊べるかなどをチェックしつつ、ちゃんとタイトル画面まで戻るか、画像が次のシーンに変わった時に消えているか、音楽はちゃんと適したところで流れて止まるか、立ち絵はちゃんと適した表情になってるか、など様々なチェックを行います。

タイトル画面を制作

(楽しい!!!!!!!!)
この辺りでは流石にタイトルが決まってくるので、タイトル画面を作成します。
タイトル画面は、ダルマに目を入れるかの如くゲームの一番最初の画面なので気合入れて描きます。タイトルも決まってるのでタイトルも入れます。


前作のタイトル画面。

前作のタイトル画面は、ヒロインのはるちゃんが、悲願を達成して嬉しそうにしてるところを描きました。
よかったね、はるちゃん。家族が増えるね。

タイトル画面を作ったら、一度くらい通しでやって、ファイルにまとめて投稿します。

投稿

(楽しい)
ノベコレ、plicy、ふりーむさんと色々ありますが、これから自分の作った作品が世に出るというのは、たまらなく快感です。
漫画、同人、小説、ゲーム制作、色々やっていて、自分が作った作品を世に出し、感想をいただくためにやっている節があるので、この作業は緊張に加えてとても楽しい作業であります。
一生懸命作ったものが受け入れられないんじゃないか、面白いと言ってもらえないんじゃないか、誹謗中傷されるのではないか、そういうことを一瞬でも思ってしまう人がいるかもしれません。
でも、自分が面白いと思って作ったものが世に出て他の人の手に取られて、もしかしたら心を動かされ、感想をもらえるかもしれないと思ったらすごくワクワクするんじゃないかと思います。

逆に反応をもらえないんじゃないかと不安になる人もいると思います。
それは外に出してみないと分からないのでとりあえず出してみるといいと思います。

投稿したら、もうその作品にはバグがない限り特に手を入れることはないので、すぐ次の作品を作り始めます。

ゲーム制作は全部楽しい。

一貫して何かを作ることは楽しいのですが、ゲーム制作は、ゲームが好きなのもあって全作業一貫して楽しいですね。
今はノベルゲームしか使ったことないですが、これからいろんなゲームを作れたらもっと楽しいなと思います。

皆さんも是非ゲーム制作してみてください。

次は、創作(料理)について話します。

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