近況2/6 踏み出す足はいつだって始めの一歩

 最近ちょっと、執筆が惰性っぽくなりつつあるなー、ということを自覚し始めました。
 ありがたいことに、当アカウントでの活動は非常に順調であり、今後の展望も広がって、やりたいことはいくつもある状態。そういう意味で、やる気には満ち溢れているわけですが……ただね、個人サークルの難しいところは、執筆、ディレクション、プロデュース、広報宣伝、経理、スケジュール管理などなど、全部自分でやらねばならないこと。
 ディレクター、およびプロデューサーとしての私は意気軒高、ますます勢いづいてるわけですが、一方で具体的に作品を執筆する自分のテンションが最近低めだな、と。

 もともと、この活動を始めた最初期、もっともテンション高く楽しんでいたのは、作品を執筆するクリエイター側面の自分だったんですよね。
 小説を書くようになってからずっと、全年齢向け作品を書き続けてて、書き上がった時は嬉しいけど、書いている間は苦行みたいな感じの方が強かった。プロットは大昔に決めてしまったものから動かせないし、予定していた内容をただ出力しているだけ。自分のクリエイティビティを込められる瞬間はプロット構想の時点で8割がた終わってる、みたいな感じで、実際に脳内にある作品を出力する工程に刺激が無さ過ぎた。
 それが、エロ小説では違ったんでにわかに生き返ったんですよね。エロシーンのプレイ内容でいくらアドリブを利かせても物語の本筋にはほとんど影響しないから、その場でパッと思いついたアイディアを書きながらどんどん入れられる、それでも破綻する心配がない。
 ゴリッゴリに凝った描写を連ねるのが好きなんだけど、風景描写が延々数千文字も続く作品なんて誰にも読まれないよね……ってなってたのが、エロ描写なら1万文字以上続いても読んでもらえるw
 そんな感じで、実際に作品を出力する執筆の工程でアドリブと自由裁量を利かせまくって、「書くことそのものが楽しい!」、っていう、私の創作人生で初めての充実感に興奮しまくったのが、この活動がここまで長く続いた理由の一つだったのは間違いありません。

 ところが最近、今後の活動のロードマップを脳内で組み立てる過程で、そういう「作品を書く楽しみ」が疎かになって、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、っていう中で具体的な執筆自体は作業になりつつあったな、っていうことにふと気づいた感じ。

 Back to the Basic。こういう時に、初心に帰るべきなんでしょうね。
 具体的に活動のスケジュールや方針を変えるわけではありません。ただ、ちょっと原稿に向き合う時の感覚を修正しようかな、と、ふと思い立ったので備忘録的にここに書いておこうかと急に思い立ったのでした。
 何かのために書くのではなく、どうやったらこの原稿を楽しめるかな? と思いながら、執筆に向かっていきたい。そんなことを、改めて。


 原稿進捗ですが、DL版ルリルナ第二話の書き下ろし部分は捗らず、80%くらい。ここから時間を見つけて残りを進めておこうかなという感じです。
 で、現在はそちらを一時中断して、支援者さん向け執筆の方に移行しております。こちらは月半ば公開という締め切りを設定しているので、優先度高いからね。

 ルナの戦闘中感覚共有クリ責めが最多得票だったので、こちらのシチュでやっていきます。
 作者的に、肥大化クリに票数ほとんど入らなかったの意外でした。軽めとはいえ人体改造ネタだから、うちのフォロワーさんだと苦手な人も多いということかしら。
 個人的にはクリ肥大化くらいは全然いけるんですけどね。男性器くらい大きくしちゃうんじゃなくて、ベビーコーンとか、赤ちゃんの指くらいの大きさまで肥大化させられちゃうの結構好き。
 まぁこの辺、人によって好みが違うところなんでアレですが。
 今回のアンケート結果を参考に、まぁルリルナで肥大化クリをやるのは(よほどのプロット的な事情がないかぎり)やらない感じになりそうですが、とはいえ当アカウントは私が見たいものを作ってお出しするのがメインコンセプトであるため、長々やっていればいずれ肥大化クリが弱点な新ヒロインとか、出て来ちゃうこともあると思います……w その時は「しょうがねぇ奴だな」と苦笑いして見守っていただければ。

 そんな感じです。
 さぁ、気持ちを切り替えていきますよ。せっかく同人でやってんだ、楽しみながら続けられなくちゃ損だよね!!


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