レモネードオアシス 2023/11/22 14:44

TS俺が女の子のレッスン!?28

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

さて、今日も元気に小説を更新です。
楽しんでもらえたら嬉しいです!


目次

TS俺が女の子のレッスン!?

この小説を最初から読む!



♠♥スクール水着で溶けあって


「ん……。なんか柔らかくて、あったかくて気持ちいい……。それにいい匂いがする……」

 司が目を覚ましたのは、翌朝になってからのことだった。
 身体に密着してきている、しっとりとした柔らかい感触。それに甘いミルキーな香りに、ゆっくりと意識が覚醒していく。
 ……が。

「なっ!?」

 直後にはカッと目を見開いていた。
 なにしろ、目と鼻の先にあったのは、安らかに寝息を立てている晶の寝顔。
 その息づかいが感じられるほど、間近に。

「うおお!」

 司はベッドにバネが仕掛けられているかのように飛び起きると、その勢いのまま転がり落ちていた。
 どっしーん!
 と、朝から漫画のような効果音とともに、司は尻餅をついている。
 その衝撃で目を覚ましたのか、

「ん。もう朝……?」

 寝ぼけ眼を擦りながら、晶はゆっくりと身体を起こす。
 ぱさり、身体にかかっていたタオルケットが落ちた。

「お、おいい! なんで晶が俺のベッドに!?」
「それは、あなたの隣が心地よかったから。子供のころ、よく一緒に寝てたし」
「たしかにそうだが……!」

 無表情で淡々と答える幼なじみに、嫌でも動悸が早まってしまう。
 二人とも年頃なのだから、もうちょっと考えてほしいものだ。

「心配は無用。ゆうべのうちにお母さんにはケータイで連絡を入れておいたから」
「お、おう」

 さすが幼なじみ。
 ぬかりはないらしい。

「やれやれ、すっかり目が覚めたぜ……」

 呟きながら、立ち上がろうとし――、
 だが、そのときだった。

「うっ」

 じとぉ……。

 おまたに感じられるのは、ヌルリとした感触。
 それにおまたどころか、お尻のほうまでしっとりと濡れていて、ショーツとスパッツがぺったりとお尻に貼り付いてきている。
 この感触は、もしや。

「まさか、いや、まさか……」

 嫌な予感を抑えつつ、スパッツに覆われているお尻に触れてみる。
 するとお尻はしっとりと冷たく濡れていた。
 更には、司が転げ落ちたベッド……そのお尻があった部分には、大きな世界地図が、ジットリと染みこんでいた。
 完全無欠のおねしょだった。

「お、おねしょ……だと? 俺が……? うそ、だろ……!?」

 認めたくない。
 いくらそう思っても、お尻にペッタリと貼り付いてきているショーツと、シーツにできた大きな染み、そしてツーンとしたアンモニア臭は司がおねしょをしてしまったことを表している。
 まさか、この年になっておねしょをしてしまうだなんて。
 しかも幼なじみにこの痴態を見られてしまった。

「ガーン……。おねしょ……。俺が、おねしょ……」

 あまりのショックに、シーツの染みを見つめて放心していると、しかし晶は再びベッドに身体を横たえてみせるのだった。
 それも、司が寝ていた場所……おねしょの染みのところに、お尻を乗せて。

「なんか、急に眠くなってきちゃった。二度寝」

 仰向けになって、大の字に身体を横たえて、晶は呟く。
 だけどちっとも眠くなさそうなのはツッコミを入れるべきところなのだろうか。
 迷っていると、

 ヒクンッ、ヒククンッ。

 スパッツが食い込んでいる晶の股間が、切なげに痙攣している。
 その痙攣は、男を無垢に誘っているかのようにも見えて、司はかすかな目眩を感じてしまった。
 だが、その直後だった。

 じゅわわっ。

 痙攣している晶の秘筋に、じんわりとした染みが浮き上がってきたのだ。
 その染みはあっという間に股間に広がっていくと、会陰を伝って流れ落ち、晶のお尻を中心として大きな染みとなって広がっていく。

「ぁ、ぁ、ぁ」

 しゅいいいいいいいいいい……。

 晶の股間から、くぐもった水音が止まらない。
 縦筋が食い込んでいるスパッツはおしっこに濡れそぼり、ツーンとした鋭いアンモニア臭を放っていた。
 それに朝一番のおしっこは、濃密な黄色をしていた。
 司の色に染め上げられていたシーツは、晶の色に染まっていく。

「あぁ……司のぱんつを汚してしまっている……。シーツも、汚してしまっている……」

 しゅわわわわわわわわわわわわ……。
 もわっ、もわわ……。

 爽やかな朝日に、濃密なアンモニアの湯気が立ち上る。
 スパッツが食い込んだ縦筋から溢れ出してきたおしっこは、会陰をせせらぎのように流れ落ちていき、その感触にヒクンッ、ヒクンッ、晶の縦筋はくすぐったそうに痙攣していた。

「はぁぁ……」

 しょおおおおおぉぉぉぉぉ……。
 ブルルッ。
 ――ぷっしゅぅぅ……!

 大きな痙攣とともに、最後の一飛沫を噴き出すと、晶のおもらしは唐突に終わった。
 あとに残ったのは、シーツに広がる二人分のおしっこの染みだった。
 晶は、何事もなかったかのようにベッドから身体を起こすと、呟く。

「これでふたりともおねしょをしたことになる。司にだけ恥ずかしい思いはさせない」
「お、おう」
「それじゃ、お布団干しちゃいましょ。あなたはそっち側を持って」

 晶は手際よくシーツを外すと、布団を持ち上げる。
 一人ではしんどいので、司も一緒になって布団をベランダにまで持っていって干す。
 シーツは洗濯機に入れて、乾燥までかけておく。
 これで学校から帰ってくるころにはふかふかになってくれていることだろう。


TS俺が女の子のレッスン!?29につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
楽しんでもらえている人がいたら嬉しいです。

この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになります。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索