TS俺が女の子のレッスン!?29
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
今週も木曜日になりました。
ようやく週末が見えてきたところで、ラストスパートを決めたいところです。
さて、今日も元気に小説を更新です。
楽しんでもらえたら嬉しいです!
「さて、と。これでお布団は大丈夫。制服に着替えちゃいましょうか。ブラウス、貸してもらうから」
「あ、ああ……」
おもらしをしたというのに、晶はテキパキとおねしょの処理をこなしていく。
男前で頼りになる幼なじみだ。
(それに比べて、俺は――)
この年になっておねしょをして、更には幼なじみにまで恥ずかしい思いをさせてしまった。
しかもおねしょの後始末まで手伝ってもらうだなんて。
「俺なんて……。俺なんて……」
急に涙が溢れ出してきたのは、おねしょシーツを洗濯機に放り込んで部屋に戻ってきたときのことだった。
晶は何事もなかったかのようにTシャツを脱ぎ、ブラウスを着ようとしていた。
当然のように司のブラウスを着ている。サイズはぴったりだから、なにも問題はない。
そんな晶が、涙で滲んで見えなくなる。
「司、どうしたの」
「俺なんて……ううっ、おねしょしちまうだなんて……情けなさすぎて……ぅぅっ」
悔しすぎて涙が止まらなくなっていた。
あと何回、ショーツを汚せばいいのだろうか?
情けなくなって、ポツポツとフローリングの床に涙が落ちていく。
「泣かないの。女の子はぱんつを汚しながら成長していくものだから」
「でも……この年になっておねしょだなんて……。それに晶にまでおもらしさせちまうなんて……っ」
「私は……、司のぱんつが汚いだなんて思ってない」
「そんな……、無理して慰めないでくれ。余計惨めに思えてきちまう……」
「うそじゃない。証拠、見せてあげる」
「ああっ」
司が叫び声を上げてしまったのも無理はない。
なにしろ、晶の手によってショーツごとスパッツを降ろされていたのだ。
もわわ~ん……。
ツーンとしたアンモニアの湯気とともに露わになったのは、鮮やかな黄色に染め上げられたしましまショーツ。
産毛さえも生えていないおまたも、ヒクヒクと痙攣していて、おしっこに濡れていた。
「ちょっ、だめっ」
「いいから脱ぎなさい」
有無を言わさずに、晶の手によってショーツを脱がされていく。
おねしょを受け止めた司のショーツは、白いところを見つけるのが難しいほどに黄色く染め上げられていた。
その恥ずかしすぎるショーツを、ついに脱がされてしまう。
「ふふ。これが司の脱ぎたてショーツ」
もわわ……。
晶はそのショーツをなんの躊躇いもなく広げてみせる。
ショーツの内側からは濃密なアンモニア臭が立ち昇ってきているようだった。
「あんまり見るなって。恥ずかしすぎるだろ……っ」
「私は司がおねしょをしても、笑ったりなんかしない。それに、汚いとも思ってないから」
呟きながら、晶は自らのショーツとスパッツを降ろしていく。
露わになったのは、おしっこ臭い、つるんとした赤ちゃんのようなおまた。
司のために、わざとおねしょをしてくれたおまたは、かすかに赤らんでいた。
「……ンッ」
「ちょっと待った!」
司が止める暇さえもなかった。
なにしろ、晶はなんの躊躇いもなく、司のおねしょショーツを穿いてみせたのだ。
きゅんっ!
クロッチが縦筋に食い込み、晶の切なげな痙攣を浮き上がらせている。
ついさっきまで司の大切なところに触れていたクロッチが、晶の縦筋に食い込んでいる――。
「司のおねしょ、汚いだなんて全然思ってないから。これが証拠。信じてもらえた?」
「お、おう」
「そう。それは良かった。さあ、早く制服に着替えちゃいましょ」
「お、おう」
晶は呟くと、何事もなかったかのように制服に着替えていく。
司のブラウスを着て、スカート、ブレザー、胸元のリボン。
それからタンスから黒タイツも出して穿く。
晶は日焼けするのが嫌いだから、昔から夏であってもタイツを愛用していた。
「って、おい。俺のぱんつ穿いたままで平気なのかよ!?」
「大丈夫。なにも問題はない。ちゃんとスカートに隠れてる」
いつものように無表情で答える晶。
だけどそんな平然としている晶が、まさか司のおねしょぱんつを穿いているだなんて、誰も想像さえもしないことだろう。
(あ。やば……)
そんな晶を身近に感じて、司は不意にドキリとしてしまっていた。
無口な幼なじみは、想像以上に肝が据わっていて、男前に見えてきたのだ。
たらり――、
赤ちゃんのようにつるんとしたおまたが熱くなってきて、内股を一筋の愛液が流れ落ちていく。
その内股も、ほんのりとした桃色に染まり、熱く火照っていた。
(俺も……穿きたい)
そう思ってしまうのは、おかしいことだろうか?
晶の足元には、ついさっきまで晶が穿いていた脱ぎたてのショーツがあった。
そのショーツは、晶のわざとしたおねしょを受け止めて鮮やかなレモン色に塗れている。
「お、俺も……。晶のぱんつ、穿いても……いい、か?」
「えっ」
その一言は、よほど晶にとって意外なものだったらしい。
晶はほんの少しだけ驚いたような表情をしてみせた。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
楽しんでもらえている人がいたら嬉しいです。
この作品は同人誌『TS俺が女の子のレッスン!?』に掲載されているものです。
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